できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

昨日(6月26日)のプリキュアの話です。

2017-06-26 07:50:49 | プリキュア話

おはようございます。

朝6時過ぎに起きて、部活の朝練に行く娘を学校に送り出したあと、いままで昨日のプリキュア見てました。

そんなわけで、まずはプリキュアの話です。

今回のプリキュアですが、いちご坂商店街にやってきた天才パティシエ・きら星シエルの正体を徐々に明かしていくというのが、基本的な流れですね。もちろん完全に正体を明かすのは次回以降になりますし、また、きら星シエルがおそらく来月中旬以降、新しいプリキュア・キュアパルフェになるであろうことも予想ができるのですが・・・(すでにキュアパルフェ登場は、ネット上では予告されています)。

それで、このきら星シエル、どうやらいちご山で暮らしていた妖精のようです。また、伝説のパティシエ・プリキュアにあこがれ、プリキュアになりたいと願う妖精のようです。そういうことが伺わせるようなエピソードが今回、随所に盛り込まれていました。たとえば・・・。いちご山の養蜂場に向かう途中、山のなかを走り回るスピードがとても速い。「昔、この山にいた。なつかしい・・・」なんてセリフが出てしまう、等々。

その一方で、スイーツがもっているキラキラルの力の引き出し方については、どうもいちか(キュアホイップ)とシエル、対照的なようです。シエルは山のなかにあるブルーベリーや新鮮なはちみつ等々、素材の持ち味を引き出す調理方法にこだわります。これに対していちかは、食べる人の気持ちを考えてスイーツをつくります。いちかはくまさんの顔のパンケーキを3枚焼くのですが、その味は、シエルが食べるとなんでもない、どこにでもあるもの。なのに、どうして「くまさんの絵本」が好きな男の子が食べるとあんなに喜び、キラキラルがでるのか・・・。今回の放送分の終わりの方で、シエルがふしぎそうにしているシーンが描かれます。

そして、シエルが多くの人のキラキラルをひきだすパンケーキをつくったところへ、最近の敵・ビブリーが登場。キラキラルを集めにかかります。ビブリーがシエルが対抗しようとしたときに、いちかたちがプリキュアに変身。シエルを助けます。そのときにシエルは「やっと、会えた・・・」というような表情をします。こういうところから、伝説のパティシエ・プリキュアへのシエルのあこがれが伺えます。

まあ、こんな感じで、どうやらシエルがプリキュアにあこがれているいちご山の妖精らしい・・・ということが、少しずつわかってきたのが今回ですね。ただ、どうしてシエルが海外でパティシエの修業をしていたのか、なぜプリキュアにあこがれるようになったのか。また、どうやってシエルとプリキュアたちが絡み、キュアパルフェになるのか、等々。今後3回分くらいのなかで一気にいろんな課題が解決されていくのではないか・・・と思われます。次回も楽しみです。


本当に「教職員の働き方改革」したければ、「これまでの教育改革の内実」を問うべき

2017-06-23 05:52:04 | 受験・学校

松野大臣「看過できない状況」 教師の働き方改革で
テレビ朝日系(ANN) 6/22(木) 11:51配信

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170622-00000023-ann-soci

あのさあ、文部科学大臣。

そもそも、その「看過できない」状況つくったの、あんたたちの教育改革だよ。

なにしろ・・・。

・そもそも教職員の数を減らして、なかなか人増やさなかったりするし・・・。

・アクティブラーニングだの、小学校英語だの、道徳の教科化だの、全国一斉学力テストと学力向上のPDCAサイクルだの、次々にいろんな教育改革をやって「あれもやれ、これもやれ」と仕事をおろし・・・。

・おまけに、上からおろされる教育改革の仕事については、必ずちゃんとやったかどうか、点検して報告しろとか言われて、記録を含む数々の書類が用意され・・・。

・学校にいろんな苦情がもちこまれたら「現場でうまく対処しろ」「どんな対応したか書類残せ」だし・・・。

・地方議会対策だの、マスコミからの問い合わせだので、次々にいろんな調査を行政からおろして、書類増やすばっかりだし・・・。

・「地域に開かれた学校」「学校の情報公開」でホームページつくれ、地域の人と交流しろだし・・・。

・おまけに中学校や高校だと進学実績上げろだの、特色ある学校つくれだの言うてくるわけだし・・・。

・学校現場から「予算が足らんから、人手が足らんから、ほしいねん」と言おうと思ったら、行政は「まずはそれを申請する書類出せ。その内容を精査して、予算つけるか、人をつけるか決める」とかいうわけだし・・・。

・そして、そういう書類をつくるのだって、情報管理を適正に行なうとかいって、学校のパソコン以外ではできないものもいっぱいあったりするわけだし・・・。

こういうことの累積だぜ、教職員の多忙化って。

その結果として、夜遅くまで残らなくちゃいけないとか、土日も出勤しなくちゃいけないだの、部活動まで面倒見られないだの、そういう現象が起きているわけ。

そして、こういう構造のなかで、それこそ、教職員たちから子どもや家庭に対する共感の力が失われ、子ども理解の深まりも、実際の子どもへの対応の柔軟性も損なわれ、多くの学校で子どもたちの「問題」行動、子どもに関する重大事故・事件が多発し、教職員が適切に対応できないような状況が起きているわけ。子どもに怒鳴りちらしたり、暴力行為を起こす教職員だって、こういう構造のなかで生まれてきているわけでしょ?

だからさ、文科省や政権与党等々は、その「看過できない」学校現場の教職員の勤務状況をつくった、おのれらをまずは問うべし。

あんたたち文科省や政権与党はある意味で、現場の教職員にものを考える力を奪うために、政権に歯向かう力を奪うために、意図的にこういう状況をつくったんではないのか。そういうことすら思ってしまうぞ、私は。

そして、この教職員の働き方改革を考える会議に出てる「有識者」とやら。

私は、上に書いたような構造に徹底してメスを入れ、文科省や政権与党とケンカするくらいの見識と覚悟を持った「有識者」でない限り、本当の「働き方改革」なぞできないって思う。なので、いまの段階から「お前ら、ボンクラじゃねぇの?」「文科省や政権与党の決められた筋書きどおりに「働き方改革」についての意見言ってるような有識者って、本物の有識者じゃねえぞ!」と、最初に言っておく。(だから「中教審なんてこの際、メンバー総入れ替えしたほうがいいんじゃないの?」とまで、あえて言っておく。)

<追記>

どう考えても、この時期に「働き方」改革もってきたのは、森友・加計問題や共謀罪法案審議で低下した内閣支持率を回復させるか、それとも少しの間だけでも内閣への攻撃をかわすために印象操作をしたいか、そのどっちかにしか思えないですねえ…。

あと、つい最近、「教職員の超過勤務時間に制限を」みたいなネット上のキャンペーンやっていたみなさん。あなたたちの言ってきたことは、一定、こんな形で文科省の動きをつくりました。それは一定の成果かとは思います。

でも、あなたたちにできたことは、そこまでですよね。

では、あなたたちはここから先、文科省に二の矢、三の矢、撃てますか? 

こういう形で「教職員の働き方改革」に動き出した文科省に、「いや、その方向性ではなくて、もっとこんな形で改革しなきゃだめでしょ?」とか、次々に批判の声を浴びせられますか? 

本気で「教職員の働き方改革」を求めたいなら、そこが今後、あなたたちの側にも問われてきますよ。


引き続き、拙著『新しい学校事故・事件学』のご購入よろしくお願いします。

2017-06-21 19:56:12 | 受験・学校

拙著『新しい学校事故・事件学』のご購入よろしくお願いします。

先月、上記のブログ記事にて、私の書いた『新しい学校事故・事件学』の書評が東北の新聞・河北新報に出たこと等々を紹介しました。

もう一度、その記事のリンクをここに貼っておきますと、以下のとおりです。

<東北の本棚> 事後対応に「対話」が必要 新しい学校事故・事件学 住友剛著

河北新報 2017年4月23日付け

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170423_75045.html

さて、何人かの方から教えていただいたのですが、6月18日(日)の「しんぶん赤旗」にも、小野田正利さん(大阪大学)の書かれた『新しい学校事故・事件学』の書評がでていたそうです。

「しんぶん赤旗」の記事はネット上で公開されていないので、河北新報のようにリンクをはることができないのが残念ですが・・・。でも、人づてに聞いたところでは、私の書いた本の趣旨を適確につかんで、いいかたちで書評を書いていただいたようです(私自身は、まだ本文を確認しておりません)。

また、先日は公教育計画学会の大会会場で、直接、自分が本を販売しました。そこで17冊、買っていただきました。今後もいろんなところで直接、自分から本を販売する機会を設けていきたいなあって思っています。

そして、ここのところ、学校事故・事件の被害者家族や遺族のみなさん、あるいは学校事故・事件の事後対応にかかわる研究者・専門職のみなさん、そして、志のある学校の教職員や教育行政の関係者のあいだで、この本のことを地道に紹介してくださる方もでてきています。ほんとうにありがたいことだなあって思っています。

このような次第で、少しずつ少しずつ、じわじわと、自分の書いた本のことがあちこちで評価されつつあります。とってもありがたいことです。

今後も引き続き、『新しい学校事故・事件学』のご購入、情報の拡散、よろしくお願いします。なお、上記太字部分をクリックしていただきますと、アマゾンのページにとんで、『新しい学校事故・事件学』を注文することができます。どうぞよろしくお願いします。

 


最近読んだ本をまとめて紹介(2483冊目~2495冊目)

2017-06-21 19:34:16 | 本と雑誌

またまた、最近読んだ本のタイトルや著者名、出版社だけをブログで紹介しておきます。

かなり昨今の政治情勢がらみの本が多いですね。「ミッション住友リターンズ」「空気読まずに本読もう」「人文学部は人の書いた文章を読む学部」というハッシュタグをつけて、ツイッターなどで紹介した本も、下記のなかには多々あります。

2483冊目:佐高信編『徹底解剖 安倍友学園のアッキード事件』七つ森書館、2017年

2484冊目:郭 洋春『国家戦略特区の正体』集英社新書、2016年

2485冊目:藤生 明『ドキュメント日本会議』ちくま新書、2017年

2486冊目:菅野 完『日本会議の研究』扶桑社新書、2016年

2487冊目:青木 理『日本会議の正体』平凡社新書、2016年

2488冊目:中澤俊輔『治安維持法 なぜ政党政治は「悪法」を生んだか』中公新書、2012年

2489冊目:島崎 敢『心配学 「本当の確率」となぜずれる?』光文社新書、2016年

2490冊目:山口 創『子育てに効くマインドフルネス』光文社新書、2017年

2491冊目:山下幸夫編『「共謀罪」なんていらない?!』合同出版、2016年

2492冊目:岩崎正芳『ひとあしひとあし前へ―この子たちと歩んだ37年』解放出版社、2017年

2493冊目:里見 実『学校でこそできることは、なんだろうか』太郎次郎社エディタス、2005年

2494冊目:安部芳絵『災害と子ども支援』学文社、2016年

2495冊目:平井美津子『教育勅語と道徳教育―なぜ、今なのか―』日本機関紙出版センター、2017年


おもしろおかしく、楽しく「共謀罪いらん」「安倍政権おかしい」と言いたい

2017-06-15 23:59:43 | 国際・政治

もう日付が変わってしまいましたが、おととい水曜日(6月14日)から昨日(6月15日)朝にかけての、いわゆる「共謀罪」法案に関する参院審議の様子、ほんとうにひどかったですね。

昨日、今日のテレビや新聞などの伝えるところとも重なりますが・・・。

もうすぐ東京都議選を前にした自民党・公明党の政権与党が、とにかく加計学園問題や森友学園問題等々での追及をかわして安倍政権を擁護することと、なんとしてでも会期中に「共謀罪」法案を成立させるために、参院の法務委員会審議を途中で打ち切って、強引に本会議で中間報告、そして可決・成立へともっていった感じです。

その横暴さにはあきれるし、こんなむちゃくちゃな国会運営を容認している与党議員も「おたくら、議会の人として、恥ずかしくないんですか?」と言いたくなります。

また、この間の衆参両院での法相答弁を見ていたら、とてもではないですが「担当大臣ですらまともな答弁のできない『共謀罪』法案を、よくもまあ、与党+維新等々の議員たち、賛成したなあ。恥ずかしくないんですか?」とも言いたくなります。

そして、そういう法相の参院での問責決議案を否決にまわった与党+維新等々の議員たち、「おたくら、今後、自分たちの出した法案の趣旨説明すらできないような、そんな資質の大臣でもまったくかまわないって認めたことになるけど、それでほんまにいいんですか? 恥ずかしくないんですか?」とも言いたくなります。

まあ、そんなわけで、ほんと、私から見たら恥ずかしいレベルの与党+維新等々の国会議員の動きなのですが、「共謀罪」法案は一応、国会を通ってしまいました。

でも、ここで政権与党や安倍政権自体を批判するのをあきらめたり、こういうむちゃくちゃな国会運営をして通した法案だってことを忘れたりなんかすると、まさに「思う壺」です。特に東京都議選を前にして、できるだけ「火種」になりそうなことを「隠しておきたい」というのが、安倍政権や政権与党の思惑のようですし・・・。

そうかんがえたら、ここから先、少なくとも7月末くらいまでは、どんどん政権与党+維新や安倍政権そのものの支持率を落とすべく、できるだけおもしろおかしく、楽しく、「今回の『共謀罪』法案のむちゃくちゃな成立のさせ方も、加計学園も森友学園も、こっちは忘れちゃいなんだよ~」と言い続けることが大事かな、と思ったりもします。

そんなわけで、「共謀罪」法案に賛成した政権与党+維新等々や、あるいは安倍政権がここから先、だんだん意気消沈していくこと。逆に、これに反対した野党4党やその支持者がだんだん、元気を増していくこと。これをどうやったら私なりにお手伝いできるのか、いろいろ、できることを考えてみたいところです。

なお、東京都議選では「都民ファースト」なる地域政党がでてくるという話ですが・・・。あれも大阪の様子を見てきた私からすると、「落ち目の自公から鞍替えしたい人々の受け皿づくり」感ありありで、「あんなもんに騙されちゃダメよ」と言いたくなります。なので、東京都議選を前にしたときは、政権与党+安倍政権+維新等々(=この等々に「都民ファースト」も入れる)のセットで「相手にしないように」と呼びかけたいところですね。




いわゆる「共謀罪」関連法案の参院審議への安倍政権及び与党の対応、とても容認しがたいです。

2017-06-14 18:02:21 | 国際・政治

今朝からずっと参院の動きが気になって、Twitterを繰り返し見ております。

そのTwitterから得た情報によりますと、今日、政権与党側はいわゆる「共謀罪」関連法案の参院委員会審議を途中で打ち切って、本会議で中間報告、そして採決強行へという流れを描いているとのこと。

これにたいして野党4党側は、昨日から法務大臣や地方創生担当大臣の問責決議案を出して対抗したり、あるいは、本会議での中間報告、採決強行の流れ自体を阻止すべく、いま、国会の内外でいろいろと動いているようです。

私としては、現時点では、野党4党側の動きを積極的に支持します。

いわゆる「共謀罪」関連法案については、警察による恣意的運用、それによる国民の諸権利侵害の危険性等、その問題点が数々指摘されています。

また、当初テロ対策等の「準備」を取り締まることを目的とするといわれていた立法趣旨も、法案それ自体にテロ対策に相当するものはなきに等しいという話も、私のほうでは伺っています。

つまりこの法案は、「ほんとうにつくる必要があるのか?」という疑問や、「つくることがかえって社会の混乱を招く」恐れもある法案であり、徹底的に批判的に議論すべきものであるわけです。

さらに、法務大臣の問責決議案などでも指摘されているとおり、肝心の法案提出者である法務大臣が、野党4党からの質問・批判等にさらされて国会審議で立ち往生し、法務省の官僚が代わって答えなければいけない場面が多々あるとか。担当大臣さえよく理解できないような法案が、はたしてほんとうにいい法案なのでしょうか。

そして会期末が迫り、この法案の審議については、衆院での時間よりも、参院ではさらに検討時間が短くなってきました。十分な審議時間の確保すらできていないような、そのような法案には、やはり問題が多々のこるでしょう。

これに加えて、いわゆる森友学園問題、加計学園問題での野党4党質問・意見にたいして、政府側答弁の不誠実さは、私が知る限りでも際立っております。また、昨日あたりからは、文科省から加計学園問題で情報流出等があった場合、「処分も検討する」と、まるで官僚への脅しともとれるような義家副大臣の発言も出ています。

このような状況を考えると、とてもではないですが、この政権与党の国会対応、また、安倍政権そのものの国会対応は、議論軽視、国会軽視の最たるものであり、容認できるものではありません。

私としては引き続き、この会期末までの一連の動きを見守っていきますが、「いまの安倍政権及び政権与党の対応をとても容認、支持することはできない」「野党4党の動きを強く支持する」と、いまの自分の意見を述べておきたいと思います。

最後に・・・。あの法務大臣の問責決議案を否決するということは、少なくともこれからの参院では、大臣は官僚のつくったペーパーを読み上げたり、裏からあやられたりする状態でも「問題なし」と考えている、法案説明が十分にできなくても大臣は務まるのだと考えている、ということになるわけです。それでほんとうにいいのでしょうか?

また、参院の委員会審議を途中で中断し、いきなり本会議で中間報告、そして採決強行という流れ。これも、参院での議論など省略していい、国会議員は政府・与党の提案に「起立、賛成」と意思表示するだけでいいと、政権与党自身が国会の重要性を否定することを創りだすわけですが、それでほんとうにいいのでしょうか?

いま、本気で怒らなければいけないのは、野党4党の国会議員もさることながら、政権与党の幹部以外の国会議員だと思います。ぜひ、国会議員としてのプライドをかけて、野党4党とともに、政権与党からも「こんな国会運営はおかしい」と、安倍政権や与党幹部への抗議の声をあげていただければと思います。

あと、「もういいじゃないですか」と、いわゆる「共謀罪」関連法案の衆院委員会審議のとき、審議自体を打ち切るようなことを言った「維新」の議員。そのあと委員会での採決が強行されましたが、あのような意見・発言は、国会議員としては最低かと思います。そのことも、付け加えておきます。


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次回7月8日(土)の公開講座へのご参加よろしくお願いします。

2017-06-11 19:24:06 | 受験・学校

おかげさまで昨日、6月10日(土)、「災害発生後の子どもと家庭への支援」をテーマにしての公開講座を90分×2(時々、参加者たちとのトークを交えながら)、無事にやりきりました。

参加していただいたみなさんに、あらためてこの場をおかりして、お礼申し上げます。

それにしても、今回はうちの学生&卒業生がかなり参加していましたが、彼ら・彼女らの意見、いいセンスしてましたねえ~。

それから私、めったに使わないパワーポイント(パワポ)も90分×2、なんとか使いこなしました。

やればできるじゃ~ん! これで今後、画像やグラフなどをいっぱい見せたい講演のときには、パワポ使おうって思いました。

あと、阪神淡路大震災発生後に出された写真集数冊を22年間、私は大事に持ってました。

それを今回、会場に持って行って、「この高速道路の倒れているところの近所に、私の実家あるんですよ~」という話をしました。

また、去年の秋に石巻に行ったり、大川小学校見てきたりしてきたときの画像ですとか、2012年の夏に福島県の南相馬市に行ったときの画像等々も、今回、参加者に見ていただきました。

次回は7月8日(土)14時~17時15分です。

今度は原発事故避難者の子どもと家庭に起きている諸課題、そして「いじめ」の問題を取り上げて、当事者のお話を伺いながら考える機会となっています。

ぜひぜひ、次回もご参加いただけると幸いです。

参加申込は引き続き受け付けておりますので、下記の本学公開講座の私の担当分のページから申し込んでください。

https://www.kyoto-seika.ac.jp/info/garden/2017/first/lecture_sumitomo2017_first/


今回(6月11日)のプリキュアの話です。

2017-06-11 09:21:47 | プリキュア話

おはようございます。

まずは忘れないうちに、今朝のプリキュアの話から。

まず、7月中旬に新しいプリキュア・キュアパルフェが登場で、どうやらそれは天才パティシェのきら星シエルだということ。また、2週前に倒されたジュリオに代わって、新しい敵・ビブリーが登場しているということ。この大枠で今週も物語が進んでいます。

その上で、今週はそのきら星シエルがいちか(キュアホイップ)たちプリキュアの暮らす街・苺坂にやってきて、臨時のパティスリーを開くというのが、今回の物語。その臨時のパティスリーにビブリーが攻めてくる・・・・という展開です。

さて、今回、いちかはシエルのつくるスイーツに魅せられて、弟子入りを志願するのですが・・・。シエルから「スイーツであなたを表現してみて」という課題を出されて、いちかは思うようなスイーツが作れず、まあ、見事にずっこけるという、そういう展開ですね。でも、あきらめずにまた弟子入りをというところで今回は終わるわけですが。それと、シエルがスイーツ作りにつかっているメモ帳に、「スイーツでみんなを幸せにする」みたいなことばが書かれていることを見て、いちかは感激していますね。

まあ、こんな調子で、しばらくの間、いちかとシエルをいろんな形でからませて、あと約1か月間、シエルがキュアパルフェになるまで物語をひっぱるのでしょう。

そうそう、冒頭でシエルが登場するときに、新しい妖精さんのシルエットも出ていました。また、途中、スイーツの課題をいちかがシエルのお店につくりに行ったときも、ペコリンによく似た妖精さんらしきものの姿を見ています。もしかしたらシエルは新しい妖精さんであり、また、キュアパルフェでもあるという関係なのかもしれません。

あと、来週18日は、どうやらプリキュアの放送、1回お休みのようです。私も泊りがけでの東京出張の日なので、まあ、助かりますわ~(笑)


茨城・取手の中3自殺の調査委「解散」の話に思うこと。

2017-06-04 21:47:46 | 受験・学校

この取手市のいじめの調査委員会解散に関する件、おとといの夜、ニュースで見てからずっと気になっているんですが・・・。

茨城・取手の中3自殺、第三者委の解散決定(TBSニュース、2017年6月2日22時32分)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3069725.html

あらためてTBSニュースのテキストを読んでみて、ますます気になっています。

まあ、そこを気にするのは私くらいなのかもしれませんが。

記事のなかで具体的に気になるのは、ここの部分。

「教育委員会は今後、両親の意向に沿う形で新たに第三者委員会を立ち上げることにしていて、これまでの調査結果は引き継がないとしています。」

気になる点は、次の3点。

(1)両親の意向に沿う形で新たな調査委員会を立ち上げるのはいいとしても、「さて、この件を引き受けられるような委員候補者、いるんかいな?」ということ。前の調査委員会がぐちゃぐちゃにひっかきまわしたあと、そのゴタゴタを一定整理しつつ、本来あるべき方向で調査・検証作業を進められるくらい力量ある人、関東圏で誰かいますか??

(2)しかもこの取手市の解散する側の調査委員会には、精神科医の高橋祥友氏が委員としていたそうな。高橋氏は文科省の子どもの自殺予防の有識者会議の委員(たしか座長でもあったかと)だし、彼が自殺の背景調査の指針づくりにも、文科省のすすめる自殺予防教育にもかかわっていたはず。なので、この再調査・検証の作業は、当然のことながら、高橋氏がかかわっていた解散する側の調査委員会に対しても一定、「なんでこんな調査のしかたになったのか?」を検証せざるをえない。そして、高橋氏が委員であった以上、その解散する側の調査委員会の作業を検証することは、論理的には、文科省の自殺予防のあり方まで検証することになってしまいますね。・・・実はこのこと自体、文科省も取手市教委も、あまりよくわかってないんじゃないかなあ? で、(1)にさらに(2)が加わることで、ますます「関東圏でそういう力量のある人、いますか?」と思うわけです。

(3)そして「これまでの調査結果は引き継がない」ということの意味ですね。これ、ひとつまちがうと、今まで解散する側の調査委員会が集めたデータ類全部「廃棄」される恐れがあります。で、新しい調査委員会が「一から、全部」調べ直すことにもなりかねない。ということは、この「調査結果は引き継がない」というプロセスで「事実隠し」つまり「隠蔽」も可能になるし、また、数々のデータ類を「廃棄」することで、再調査の委員会の取り組みを「妨害」することも可能になります。このあたりへの危機感をもって、早急に誰か「今までの調査に関するデータ・資料類、全部残せ!」と取手市教委に言わなきゃいけないのですが・・・。

ということで、「こんな話を、誰かがご遺族の支援にあたっている弁護団や取手市教委自体に伝える必要がある」って私は思うんですけど・・・。


今回(6月4日)のプリキュアの話です。

2017-06-04 09:19:11 | プリキュア話

おはようございます。先ほどまで今朝のプリキュア見てました。

まず、先週プリキュアたちに倒された敵・ジュリオに代わって、今週からはビブリーがプリキュアたちに挑みます。ジュリオの正体が転校生・黒樹リオだとわかったことから、ジュリオはしばらくの間、ビブリーによってある場所に閉じ込められてしまいます。

そのビブリーは、今回、自分とジュリオが共に「ノワールさま」のしもべだという話をしています。おそらく今後の物語のなかで、だんだんこの「ノワールさま」が何者なのか、明らかになっていくのでしょう。

また、今日は姿を見せただけですが、13歳のフランス人パティシエ・きら星シエルが登場しました。予告編では来週、さっそくプリキュアたちといっしょにスイーツをつくることになりそう。どうやらこのきら星シエルが、7月から登場の新しいプリキュア、キュアパルフェになりそうですねえ。でも、それまでの約1か月間、物語がどういう展開をするかなのですが・・・。

さて、今回のビブリーの攻撃なんですが、プリキュアたちの営むキラキラパティスリー(キラパティ)に悪いウワサを流すところから始めます。キラパティに行くと恋人は別れる、友達と仲が悪くなる、服のセンスが悪くなる、ギャグがすべる・・・等々。その悪いウワサを聴いた街の人は、みんな、キラパティから足が遠のき、店は開店休業状態に追い込まれます。そして、いちか(キュアホイップ)はお菓子作りもできないくらい、落ち込んでしまいます。

なんかこのあたりは、女子中学生のイジメみたいですね。ちなみにビブリーは、外見も「イケズな女の子」って感じのキャラクターですけどね。

でも、このままではいけないと思ったプリキュアたちは、ひとりひとり、自分にできることを始めます。あきら(キュアショコラ)は店のチラシ配り、ゆかり(キュアマカロン)は自分のファンの女子高生たちに頼んで、ウワサの発信源を突き止めようとする。ひまり(キュアホイップ)は新作スイーツをつくろうとする、あおい(キュアジェラート)は店の飾りつけを考える・・・。そういう様子を見て、いちかは再びスイーツをつくろうと思い始めます。

やがて、そういう努力をしているキラパティに、ひとりの男の子がやってきて、ひまり&いちかがつくった新作スイーツ(キリンの形をしたミルクレープ)をひとくち食べ、「おいしい」と言います。それでウワサはほんとうじゃないということがわかったところで、ビブリーが現れます。そのビブリーが悪い噂を流している主だということが、ゆかりによって明らかにされます。そして、ビブリーがジュリオの仲間だということも・・・。まあ、ここから先は変身して、いつものバトルになるわけですが。

ということで、今回のプリキュアは、これから7月、夏休みくらいまでの物語の展開を予想する上で、とても重要な回になりました。私の予想では、きっとビブリーの力がどんどん増してきて、5人のプリキュアだけでは対応しきれなくなってくる。そこで新しいプリキュア、キュアパルフェが登場。そのキュアパルフェは、13歳のフランス人パティシエ・きら星シエルだった・・・という展開かと思うのですが。ただ、その展開のなかで、今回ある場所に閉じ込められたジュリオと、ジュリオ・ビブリーが仕えている「ノワールさま」なるものがどのようにかかわるのか、そこに謎があるわけですが・・・。

※キュアパルフェが7月から登場することは、すでにネット上で予告がされています。下記のページを参照してください。

https://www.famitsu.com/news/201706/01134368.html