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できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

本当にこのままでいいのか?

2007-02-28 10:42:25 | 新たな検討課題

昨夜無事、家族旅行からもどってきましたが、さすがに秋田県の山奥と関西圏だと気温差がおおきいので、風邪を引いてしまいました。その分、ちょっと休みながらこのブログの更新作業などを行っていきますので、更新が途切れることがあるかもしれません。その点、どうかご理解ください。

さて、我が家に戻ってきて、昨日の朝日新聞夕刊を見てびっくり。大阪市教委の「人権教育企画室」がこの春からなくなってしまうとか。一連の「施策見直し」の文脈で、今まで青少年会館条例の「廃止」や大阪市の青少年施策のあり方について、このブログで私は論じてきましたが、それはどちらかというと、いわゆる「社会教育・生涯学習」の領域でのこと。この「人権教育企画室」をなくすということは、いよいよ「施策見直し」の流れが「社会教育・生涯学習」の領域にとどまらず、「学校教育」の分野まで押し寄せてきた、ということのようにも読み取れます。

さて、私はあくまでも自分の立場からですが、この間の大阪市の「施策の見直し」と、これに対する「反対」や「異議」の声をあげる動きの両方を見てきました。そこでずっと思ってきたのは、今現在、例えば青少年会館や人権文化センター、高齢者施設などを利用している人々、地元住民、そしてNPO関係者、各施設の職員や地元の解放運動関係者などが声を挙げているわりには、今まで大阪市の人権施策などにかかわってきた研究者サイドからの声の挙げ方があまり目立たない、ということ。

実は正直にいうと、大阪市の「施策見直し」のあり方についても、このブログ上で私なりの意見をあれこれ述べてきましたが、同時に、今まで施策を含めた人権施策づくりに携わってきた研究者に対しても、「これで本当にいいのか?」と私は思っています。

なぜなら、自分が何か信念をもって施策づくりにかかわってきたのであれば、今回の大阪市の出している方針に「納得がいかない」とか、「おかしい」とか、いろいろ言いたいことって出てくると思うんですよね。

私がこの間、いろんなことを言ってきたのは、ある意味で自分が大阪市の青少年会館での「ほっとスペース事業」に、現場職員や市教委職員、NPOのみなさんなどと一生懸命かかわってきて、ここまでいっしょに創り上げてきたのを、今の施策のような流れでぐちゃぐちゃにされたくない、という思いが出発点にありました。と同時に、「子どもや保護者、地元住民にとって、こんなぐちゃぐちゃな施策の流れをつくるきっかけを生んだ、不祥事の張本人たちも、私はきっちりと責任をとってもらいたい」とも思ってますが。

余談が過ぎたのでもとにかえりますが、こういう自分の立場からすると、大阪市の施策づくりや人権教育の実践等にかかわってきた研究者の立場であれば、きっと、文句のひとつやふたつ、言いたいこともあるのではないか、と思ったりもするわけです。

もちろん、一生懸命ものを言ったとしても、結果的にはこちらの言い分が通らない事態もありえます。しかし、本当に現場で活動している職員やNPO、地元住民の人、施策づくりで関わった担当の市職員の人、そして、今までの施策で支えられてきた子どもたちのことなどを考えれば、いろんな思いがおのずから出てしまうのではないでしょうか。少なくとも、私はそうでした。

今までは青少年会館条例の「廃止」や青少年施策の見直しということで、大阪市の取組みがすすんできました。これは「社会教育・生涯学習の領域でのこと」と、学校での人権教育にかかわってきた人々は、今までだったら避けてとおることもできたかもしれません。しかし、昨日の新聞報道のように、大阪市教委が人権教育企画室をなくす方向にまで一歩踏み出してきたとなると、今後は学校での人権教育だって、どうなっていくのかわかりません。

そうなったときに、今まで大阪市の学校での人権教育にかかわってきた研究者は、どう動くつもりなのでしょうか? 私はあえて今のうちから、「本当にこのままでいいのか?」と、関係者、特に研究者たちに、このブログを通じて発信しておきたいと思います。


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最近、とてもうれしかったこと。

2007-02-24 19:11:38 | ネット上でのバッシング考

あしたからしばらくの間、「休養」を兼ねた旅行のために家を留守にするので、このブログの更新ができません。その前に、この数日間でいくつか、うれしいことがあったので、書いておきます。

まず、20日(火)の青館連の集会で、大阪府下(もちろん大阪市内含む)各地の青少年会館の職員の人、青少年会館で活動中のNPOの方や利用者・地域住民の人など、いろんな立場の人と、今回の大阪市立青少年会館の条例「廃止」問題について意見交換ができたこと。また、集まってくれた多くの方が、今の大阪市の現状に「このままではいけない」と感じたり、「他の地域でも起こりうる問題だ」という危機感を持ってくれたこと。そして、その思いをもって、今後、いろんな場面で情報発信をしたり、活動を展開してくれそうだという見通しが持てたこと。このことが、私にとってはとてもうれしかったです。

それから、詳しくはここでは書きませんが、例えば大阪市の職員の方で、私のこのブログを見て、いろんなことを感じて、ある雑誌にご自身の名前を出して意見を書いてくださったこと(もちろん、おふたりの方がいらっしゃるのですが、そのおふたりの書かれた内容は基本的に私も納得できるものです)。こんな風に、いろんなところから「この間の大阪市の青少年施策のあり方は、なんか、おかしいのではないか?」という声があがってきたことに、私はとても勇気付けられました。

他にも、20日の集会以後、いろんな方から「ごくろうさま」等々、電子メールなどで、あるいは、直接お会いして、心温まる言葉をかけていただいています。また、大阪府下のいくつかの地域の方から、この大阪市の青少年会館条例「廃止」をめぐる諸問題や、あるいは、今後の青少年施策のあり方について、講演の依頼なども入ってくるようになりました。

正直なところ、「地対財特法期限後の事業等の調査・監理委員会」が「まとめ」を出した去年8月以降、「とにかく、こんな物事の決め方はおかしいし、内容も問題だらけだから、言えるだけのことを言っておかないといけない」と思って、このブログで情報発信を続けてきました。そんななかで、この2週間くらいは、本業の仕事の忙しさもあって、「正直、ちょっと疲れたなぁ、休みたいなぁ」という思いもありました。

でも、この数日間のいろんな方からいただいたメールや、はげましやねぎらいの言葉、それから、「自分たちでも何かやってみよう」という動きなどを知って、「この間、とにかく、こんなやり方はおかしいと、くりかえしくりかえし言い続けてきて本当によかった」ということを実感しました。「やっぱり、この世の中には、信じるに値する人々がまだまだいる!」ということを、私自身がこの数日間で、あらためて学んだように思います。

そんなわけで、このブログにいろんなことを書き続けたことをきっかけに、もともとは大阪市の青少年会館条例「廃止」の問題が入り口になっていますが、今はそこからさらに幅を広げて、大阪市や大阪府、さらには近畿圏、いや日本全国のレベルで、青少年施策のことを一生懸命考えようと思う人が、少しずつ、私の目にもわかるようになってきました。これが、今、私にはなによりもうれしいことです。そして、今後も、こんな風に、青少年施策のことを一生懸命考えようと思う人とつながりをつくって、いっしょにいろんなことを論じ、考え、行動をしていきたいと思います。

だから、そんな各地の住民やNPO関係者、行政職員、研究者などがいる限り、私、このブログでメッセージを発するのをやめません。また、私は、こういう自分にとってこころから「大事だ」と思える人たちとともに、いっしょに「よりよい青少年施策をつくっていく」ということを、やめようという気はありません。

ただ、ここからは「長期戦」になると思うので、適度に「休養」をとってエネルギーを蓄えたり、「知恵」をつけるためにもいろんな本を読んで勉強もしたり、誰かの意見も聞いたり、「なかまをふやす」ためにあちこち出回って講演したり、宴会したりして、ゆっくり、じっくりと、じわじわと、実力を養っていきたいって思います。

というような次第で、あしたから数日間のようにしばらく「休養」をとる日がありますが、その間は、各地で地道な取り組みをすすめている人の動きを信じていますので、「休養」明けまで待っていてくださいね。また、何をやってほしいのかというお願いは、それぞれ、別ルートで流しているので、それもまた、よろしくお願いします(笑)


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しばらく更新が途切れるかも?

2007-02-18 12:59:11 | 悩み

前に更新をしてから、だいぶん日がたちましたね。この間、更新が途切れてごめんなさい。

ただこの間も、例えば「市民の会」のほかのメンバーとともに、大阪市議会や大阪市役所、マスコミの関係者に会ったり、メンバー間で市議会関係者などに会ったときに伝える内容をまとめたりとか、いろんな作業をやってました。また、あさって20日(火)には、青館連(大阪府下の青少年会館などの施設の連絡協議会)の研究集会で、私はこの間の大阪市の青少年施策に関する話をする予定です。さらに、もう店頭に並ぶ頃ですが、雑誌『解放』の2007年3月号に、この間の大阪市の青少年会館条例「廃止」や、今後の大阪市の青少年施策に関する私の意見をとりまとめた文章を書いてみました。

そんな感じで、この間、ブログの更新ができていないだけで、大阪市の青少年会館条例「廃止」や、大阪市の青少年施策に関する諸問題について、「何もやっていない」わけではありませんので、ご安心ください。むしろ、直接、市役所・市議会やマスコミの関係者に働きかけたり、集会に出て発言をしたり、雑誌などインターネット空間以外の別のメディアを使ったりなど、今は、大阪市の今後の青少年施策を考える上で、私が「動ける」他の方法を試している、と考えてくださったらけっこうかと思います。

ただ、やっぱり、本業の大学の仕事が年度末を迎え、学部の卒業とか大学院修士課程の修了、あるいは来年度の準備などにかかわるいろんな業務が立て続けに入っています。また、大学の後期の授業を終えたこの期間くらいしか、例えば休暇をとって家族旅行に出かけたりする時期がとれません。このあたりで、「春休みのようで休みではない」というところが、ちょっと悩ましいところですね。

そんなわけで、今後しばらくは、このブログの更新ペースが遅くなったり、途切れたりするかもしれません。その点は、どうかご理解ください。


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「バイタリティある市民」こそ大阪市の宝

2007-02-12 20:28:50 | 国際・政治

このところ思うのは、「本当に大阪市が創造都市戦略なるものを訴え、あらたな都市づくりに乗り出すのであれば、それの担い手となる市民層の役割や活躍の場所をきちっと位置づけ、そのための条件整備をするべきだろう」ということ。

実際、「市民の会」でこれからの大阪市の青少年施策について考えていても、例えばNPO関係者の間からいろんなアイデアが出てきたり、あるいは、NPO関係者を通じて、青少年会館の利用者や地元住民のアイデアなども次々に出てきます。これに、行政職員や研究者などの立場からの見解を組み合わせていけば、かなり実効性のある青少年施策ができあがっていくような気がします。

あるいは、実際に大阪市内には多様なNPO法人や、法人格をとっていない民間団体も、青少年に関する学習・文化活動などでさまざまな役割を担っています。あるいは、青少年が自主的につくっている学習・文化活動のサークルなども、多々あるはずです。こういった各種の団体・サークルなどから出てくる社会教育行政や文化行政に対する要望をきちっと受けとめ、その要望をできるだけ実現するような条件整備を行なえば、さらに市民層からさまざまな学習・文化活動が活性化し、「創造性」ある住民に満ちた都市ができてくるようにも思います。

こんな風に考えると、まさに自分から進んで文化活動や学習活動、あるいは地域社会に貢献する活動などに積極的に参加・参画しようという意欲、ノウハウを持った、「バイタリティある市民」層の育成こそが、今後の大阪市の施策づくりにとってきわめて重要な役割を担うと思うし、そういった「市民」層を「宝だ」と思うような行政施策の充実こそ、まず今の大阪市は最優先すべきではないかと思うのです。そして、このような施策には、そんなにお金はかからないはずなのですが。

しかしながら、青少年会館条例を「廃止」したり、児童館・トモノスを「廃止」したりしつつ、関東から有名私立大学のサテライトを誘致したり、はてまた他国からも高等教育機関のサテライトを呼んでこようというような、そんな都市づくりのプランばかりがマスコミを通じて聞こえてくると、正直「この大阪市の施策は、どっち向いているのか? ちゃんと市民の姿を見ているのか?」という気になってきます。

大阪市内には、すでにさまざまなノウハウと意欲をもった個人・民間団体(NPO法人かどうかは別として)が、たくさん存在しています。こういった人々の活力を青少年施策に積極的に活かしていけるような条件整備行政が、今、まさにもとめられているのではないでしょうか。


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今後も引き続き、意見を発信します。

2007-02-11 13:14:37 | ネット上でのバッシング考

本業の大学のほうでも、大きな仕事はひと段落着きました。また、前にも少し書きましたが、誰かが勝手にはったリンクによって(リンクしたサイトがさぐれないように細工をしてある)、一時期かなりの数のアクセスがありましたが、それもひと段落ついたようです。そこで、そろそろ、このブログでの書き込みを再開したいと思います。

で、まずは時期的に大阪市立青少年会館の条例「廃止」案がそろそろ市議会に出る頃ですし、その「廃止」案が前提となった予算案については、すでに新聞報道などで明らかになっていると思うので、その2つのことをふまえて、私の意見を書きます。

一応、大阪市議会で条例廃止が本決まりになるまでは、青少年会館は市教委の社会教育施設として存在しています。ですから、最後の最後まで、市議会などに対して、条例を廃止するなという働きかけをしていくことは、一方で「やるべき」作業だと思っています。

と同時に、すでに「子ども青少年局(仮称)」の設置など、別の形で動き始めた大阪市の青少年施策に対して、「今まで青少年会館などで担い続けてきた各種の青少年育成の機能を、今後は大阪市の行政のどこが、どのような形で担っていくのか?」ということを問う作業も必要かと思います。

と同時に、「まだ充分な青写真が子ども青少年局(仮称)内で描けていないのなら、少なくともこれまで、青少年会館での活動にかかわってきた利用者やNPO、その他の人々の立場からすると、今後の大阪市の青少年施策にはこういったことが必要だと思う」という、建設的な提案も行なっていく必要があると思います。

そういった意味で、私としては、今こそ、いろんな立場から「大阪市の青少年施策にはこういう役割を担う人が必要だ」「こういった施設があることが、青少年の育成にはおおいに役に立つ」「こういった事業・活動の展開があれば、こういう層の子どもたち・若者たちをしっかりと支えることができる」という声を挙げていくことが大事かな、と考えています。

特に、大阪市内で子どもや若者とかかわる活動をしているNPO関係者や、実際に日々の仕事を通して子どもや若者とかかわっている市職員、それから研究者など、多様な人々の意見をぜひ、大阪市役所・市教委に寄せていただきたいと思います。

ほんとうに大阪市を「将来性のある都市」や「長年にわたって活力のある都市」にするであれば、今、積極的に取り組んでいる借金だらけの財政の整理や不祥事を生み出した体質の改善だけでなく、「その先」を見越したプランづくりが重要です。その「先を見越したプランづくり」を行なうときに核になるのは、いま現在、大阪市に暮らす住民や、そこで活動しているNPOなどの視点であり、そこで成長する子ども・若者の育成、住民の積極的な社会参加・参画支援ということではないでしょうか。私としては、こうした視点から、今後も引き続き、このブログ上で意見を発信していきます。


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ブログの名称変更

2007-02-09 00:00:51 | 新たな検討課題

ここ数日、大学での業務が忙しかったので、ブログの更新をやめていましたが、そろそろ復活します。

ただ、この間、2007年度の大阪市の予算案が新聞等で公表され、青少年会館条例が「廃止」される前提で予算案が組まれていることがわかりました。

私は個人的には、今でも条例廃止提案には反対です。「こんなもん、めちゃくちゃや」と思い、このブログでも、自分の反対する理由をいろんな形で述べてきました。しかし、ことここに至っては、条例廃止反対を引き続き訴えつつ、もしも廃止されたらその後どうするのか、ということも考えていかねばならない状況に至ったと思います。

そこで、ブログの名称を思い切って変更し(ついでにレイアウトも刷新し)、今後の大阪市の青少年施策がどうあるべきか、今はどうなっているのかを、青少年会館の条例廃止問題も含め論じていくことに、このブログの運営の方向性を切り替えようと思います。

特に、先日、大阪市内の某青少年会館で活動中のNPOの方に出会いましたが、明らかに青少年会館がなくなるという話を知ってから、子どもたちの間に動揺がはしっているとのことでした。なかには、「このまま放っておくと、とりかえしのつかない状態になりそうだ」という子もでてきそうだ、というような話もありました。

そんな現状をふまえると、やはり、たとえ青少年会館がなくなったとしても、そこが従来担ってきた子どもの居場所づくり活動や、子どもの育成のための地域でのネットワーク活動、多様な体験学習活動、悩みを抱えた子どもたちの「駆け込み寺」的な活動、識字教室や人権学習の取組みなど、多様な青少年社会教育活動が、引き続き大阪市内において何らかの形で展開される必要があるわけです。それがなくなっては、大阪市の子どもたちにとって、さまざまな弊害が現れてくると思われます。

したがって、青少年会館が担ってきた機能をもう一度ふりかえりながら、それを発展的に全市展開し、さらに拡充していくような施策の構想がなければ、大阪市の青少年施策は当面の間、混乱に陥るとしかいいようがありません。そういうことに対して警鐘を鳴らす意味でも、私はこのブログ、名称やレイアウトを変更しても継続していきたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いします。


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アクセスありがとうございます(笑)

2007-02-04 23:37:28 | ネット上でのバッシング考

あ~、今日だけでどうやら、アクセスの述べ回数は100回を越えそうですね。みなさん、お忙しい中、どうもありがとうございます(笑) 

また、私のブログの存在を多くの方に知らせてくれた人、どうもありがとうございます(笑)きっとこの方、私のブログのファンなんでしょうね。ありがたいことです。しょっちゅうアクセスしてくれて、このブログのことをすご~く意識してくれているのでないと、私のブログの更新状況や本の紹介に出ているものなんて、ちっともわからないでしょうからね。

このブログにアクセスされたみなさんは、たぶん、私の青少年会館問題に関する主張や考えを読まれたと思いますので、これからはぜひいっしょに、大阪市の青少年施策について考えてくださいね。で、できれば、これを読んで感じられたことを、できるだけ仲間たちに積極的に伝えて、大阪市の青少年施策を考える活動をどんどん広げていってくださいね。

また、大阪市役所や市教委に対して、「このまま青少年会館つぶしていいのか?」とか、「存続の必要性を訴える」とか、いろんな声を挙げていってくれるといいですね。ぜひとも、よろしくお願いします。特に大阪市民でアクセスしてくれた方は、ぜひとも市役所・市教委に自分の意思を表明してください。

さぁ、これからもみんなで、仲間を増やしていきましょう。青少年会館の存続や、青少年施策の充実をめざして、いっしょにがんばりましょう。

<追記:2007年4月12日>

今度はこの記事に対して、次のように「ウェブ魚拓」なるページからのアクセスがあり、誰かがこの記事を記録に残したようです。何を目的にそうしたのかわかりませんが、悪質な嫌がらせ目的でのことであれば、迷惑なのでやめていただきたいと思います。

http://megalodon.jp/?url=http://tsuyokun.blog.ocn.ne.jp/seisyonenkaikan/&date=20070205204021

<追記:2007年4月13日>

この件に際して「ウェブ魚拓」(株式会社アフィリティー)のほうに削除依頼中です。


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今度はこのアドレスですか。

2007-02-04 09:39:51 | ネット上でのバッシング考

http://nun.nu/tsuyokun.blog.ocn.ne.jp/seisyonenkaikan/2006/11/index.html

はは~、今度はこのアドレスですか。考えましたね(笑) それにしても、だれなんですかねぇ? こんな感じで、昨夜からどこかの掲示板らしきところで、私のこのブログに、足跡がわからないようにリンクをはった人物がいるようですね。

おかげさまで、昨年9月のこのブログ開設以来、とうとう3千回アクセスを越えることができました。どういう目的によるアクセスかはわかりませんが、とりあえず、アクセスをしていただきありがとうございました。

さて、昨日のアドレスと、今日紹介するアドレスから新しく来た人にひとこと。

一時期、「これぞまさに公正の立場」と、大阪市政改革の問題点だけでなく、大阪の解放運動などを相当に批判的な内容(いや、見ようによっては誹謗・中傷ともとれるような内容)を中心に書いているサイトで、私の別のブログに書いている内容が紹介されました。ところが、その同じサイトの運営者は、私が今度、青少年会館の「廃止」等々の扱いを書くと、同じサイトで今度は私のことを批判してるんですよね(笑)。

一時期、そのサイトは活動を休止したようですが、「じゃあ、あのとき、これぞまさに公正の立場と持ち上げたのは、なんだったの?」と、逆に問い返したくなりますけどね、その人に(笑) この人の考える「公正」の中身こそ、実は問われるべきものだとも思うんですが。

今でこそいろんな人たちにボロクソに言われ、不祥事も明るみにでて、信頼感は地に落ちたような解放運動ですが、その関係者のなかに私はたくさん知り合いがいますし、その関係者のなかにも「まっとうな人物」がいることも知っています。同じように、私は一方で大阪市政改革の問題点も指摘するし、批判もしますが、その大阪市役所や大阪市教委で働く人々のなかにも知り合いがいますし、「まっとうな人物」がいることも知っています。むしろ、私が書く内容は、そういう「まっとうな人物」がいることを期待して、内部からも変革の動きが起こってほしいという思いから書いているもののほうが多いです。

というような次第ですので、私がこのブログを運営しているのとは別の意図でどこかのサイトか掲示板でこのブログが紹介されているとしたら、大変迷惑です。また、そういうところからアクセスされるのも、迷惑です。そして、別の場所での誹謗中傷などが目的でのアクセスであれば、絶対にやめてくれ、というしかありません。

というか、私が思う趣旨とは異なるアクセスであれば、「なぜわざわざ、ここまでアクセスしてくるの? ひまやねぇ~。で、せっかくこのブログを見たのであれば、あんたらも、青少年会館を存続させるために、どこかでいろんな意見をのべてほしいよね。そうでないなら、もうこのネタでネットサーフィンするの、やめたら?」といいたいです。

<追記>どうやら、前に私のブログを「公正」と持ち上げた人が、またどこかのネット上で私のブログのことを書いて、例のアドレスをそこに書いたみたいですね(笑) アクセス回数増やしてくれてありがとうね(笑) バイバイ!


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このアドレスからのアクセス急増

2007-02-03 21:06:44 | ネット上でのバッシング考

http://nun.nu/tsuyokun.blog.ocn.ne.jp/seisyonenkaikan/

このアドレスからのアクセスが今日の午後から急に増えています。おかげでもうすぐ、このブログも開設以来3千回アクセスを達成することになりそうです(笑)

しかし、このアドレスは、聞くところによると、いわゆる「掲示板」などで私のブログが紹介されたときにもつくらしいです。ということは、タチの悪い人々が、またどこかの掲示板で私がこのブログに書く内容に、何かケチをつけているのでしょうか。それとも、好意的に私のブログを紹介して、「みんなで見ろ」と勧めてくれているのでしょうか。

いずれにせよ、しばらくの間、アクセス解析を監視して、このアドレスからのアクセス状況を見守りつづけていきたいと思います。と同時に、前々からこのブログに書いているように、インターネット空間上で差別発言をまきちらしたり、人権関係の諸活動に取り組む人々への建設的な批判ではなく、暴言や誹謗中傷のようなことを書き込んだりしている人からのアクセスは、私としては引き続き、「お断り」いたします。


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昨年11月の常任委員会(財政総務)から

2007-02-03 14:40:40 | 国際・政治

大阪市役所のホームページから市議会のページに行き、そこにある「市会会議録検索」で「青少年会館」とキーワードを入れて検索をかけると、昨年11月28日の市議会常任委員会(財政総務)のページがでてきました。この検索システムだと、検索キーワードの部分が赤字になるので、当然「青少年会館」と入れたら、そこは赤字になって会議録が出て気ます。そのやりとりを見ていると、去年11月28日に、次のような議論があったことがわかります。ちなみに、「9回開催」とか、ここで回数などが話題になっているのは、「地対財特法期限後の事業等の調査・監理委員会(通称・プロジェクト委員会)」のことです。また、引用にあたっては、途中人名を削除したり、仮名に置き換えた部分があります。

<以下、市会会議録からの引用>

◎委員 9回開催したという記録があって、所管局からの詳細な説明を受けたということでしたので、その詳細な説明をだれから、どれだけの回数と時間をかけて行ったのかを具体的にお聞きしたはずなんです。
 ところが、今のお答えは、8月10日の第7回委員会で資料に基づき説明した、それから8月30日の第8回と31日の第9回で検討、審議したとのことだけで、これが9回も開催したという調査・監理委員会の具体的な開催実態なんだというふうにお答えになられたわけであります。
 しかも、最終の8月31日の委員会では、そこでも検討、審議され、いろいろと議論もあったはずなんですけれども、何と手回しよく、その日のうちにそのまとめが提出されておるわけです。まことに不自然きわまりないといいますか、どうも私、納得がいかない。
 本当にどこかの安物のシナリオそのものじゃないかというふうにも思うわけでありまして、さらに、まとめでは3施設の視察や調査についての記録は一切ないわけであります。検討、審議するに当たっては、委員会の委員、中でも民間の委員のどなたかが全く知らない立場のはずですから、人文センターなり青少年会館なり老人福祉センターなり、どこかの施設、現場に行かれて、やっぱり見聞されたのかどうか、行ったのであれば、どなたがどこの施設にいつ行かれたのか、どのような調査をされたのか、ぜひ聞かせていただきたいというふうに思います。

◎市民局市民部庶務課長 お答えいたします。
 プロジェクト委員会といたしましては、3施設の視察は行っておりません。以上でございます。

◎委員 まさに絶句であります。それでいいんかということですね。だれかの言葉にもありましたけども、人もいろいろ、やり方もいろいろやというふうにでも言わんとするんでしょうか。
 私は、こうして見ずして語ることの無責任という点を鋭く指摘しておきたいというふうに思うんですが、そこで、聞くところによりますと、關市長は10月12日の夕方に加島青少年会館に見学に行かれたということでありますけれども、10日に方針案がもう既に出されておる、その後に施設を見に行かれるということは、これまた私にはどういうことか理解ができないんですけれども、市長御自身、視察されたその意図というものについてお伺いしたいというふうに思います。

◎市長 先ほど来、課長が答弁しておりますように、プロジェクト委員会は、全局にわたっての総点検でありましたけども、各所属からの非常に詳細なヒアリングを行って、提言を行っております。
 それを受けて私どもは方針案を作成したわけでありますが、9月14日に文教経済委員会におきまして、K委員からの御指摘もありまして、私としても、ぜひ市の方針を具体化するに当たって、現場を見たいと思いまして、御指摘のように10月12日に加島の青少年会館の方へ参りました。当日は、非常にたくさんの元気な子供さん、これ夕方に近い時間帯でしたんですが、様子もよく見ることができましたし、またいわゆる相談や居場所づくり事業、その内容等について、これを運営しているNPOの方々とか当事者の方々からいろんな御意見を聞くこともできました。非常に、これは私も参考になりました。
 青少年会館につきまして、これは調査・監理委員会のまとめに沿って、条例施設としては廃止するという市の方針案をお示ししまして、市会での御議論もいただいてるところでありますけども、市民の皆さんあるいは地域の方々の自主的な力、まずそれをいただきながら、施設の活用を積極的に図っていただけるように、市の方針の具体化について、現在、鋭意検討を進めているところであります。

とまぁ、この委員(市会議員)の質問にもあるとおり、調査・監理委員会は結局、一度も青少年会館の施設等を見ることもなく、この委員いわく「シナリオどおり」の結論を出した、ということになりますね。

でも、このくらいのことは、実は私のブログでは、この間ずっと主張してきたことなんですけどね(笑)


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