できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今週から当分の間「遠隔授業」対応です。

2021-04-26 19:39:06 | 学問

昨日もプリキュアの話の前に少しだけ書きましたが、今週から当分の間(=本学では今年度から4学期制(クォーター制)導入なので、第1クォーター終了の6月初旬まで)、私が担当する科目については対面授業から「遠隔授業」に切り替えることにしました。

これは京都府からの新型コロナウイルス感染症の「まん延等防止措置」に関する要請で、「大学などへの学生の入講を制限すること(50%以下に減らすのが目標)」という話があり…。それに本学として協力するために、先週中に準備をして、今週から「可能な限りの遠隔授業対応」がはじまることになったものです。

ただし、たとえば各学部の必修科目(実技や卒論ゼミとか)などについては、平日午後の時間帯に隔週で、学年を分けて(今週は1年・4年、来週は2年・3年という感じで)「対面授業」を継続します。だから、学生たちと教職員の一部は、引き続き大学に来ています。

まあ、私の担当する教職課程科目の場合、朝1限や夜6限といった変則的な時間帯に開講する科目が多く、特に夜6限開講の科目などは、終わったら19時半。20時からの飲食店の営業自粛措置などを考えると、「6限の授業に出たら晩ごはん食べられない」ような学生もでそうです。おまけに私も西宮~京都の遠距離通勤のリスク(自分も感染しそうだし、ウイルスを大学に運んでしまいそう…)を抱えています。

ということで、上記の要請に積極的に私は応じることにして、第1クォーター終了までの「遠隔授業への切り替え」を選びました。

なお、その「遠隔授業への切り替え」にあたって、先週木曜日(4月15日)に、フェイスブックやツイッターで、以下のような内容の文章を書きました。それをこちらにも転載しておきます。私がいま、考えている「遠隔授業」のあり方です。「少なくとも、この方法が今の自分にはベターかな?」と思う方法を書いてみました。

<以下、4月15日にフェイスブックに書いた内容の転載(もとはツイッターでのつぶやき)>

とりあえず感染拡大防止の観点から、私の担当科目の授業を「対面」で行うのは、あした金曜日まで。来週から第1クォーターの終わる頃(6月最初の週)までは、一応、自分の担当科目すべてで「遠隔授業」対応の予定です。ただ、私は資料・課題配信型オンリーだからな~。

「スマホのギガ食うだけのくだらない動画配信授業」よりも、「あらためて読んだらけっこう面白いPDF資料を送り、その資料に学生なりにコメント書いたら、ていねいなお返事が届く『文通』スタイル」で、私は今年も「遠隔授業」するつもりです。

ついでにいうと、その「文通」スタイルが成立するためにも…。今週までは「対面」できっちり授業して、私の顔と名前とキャラクターを受講生に理解していただく。私も受講生たちの姿、顔をできるだけ目に焼き付け、声も覚えておく。そういうことをいま、心がけています。

そうやって受講生たちの姿や顔、声などを思い浮かべながらPDFの配信資料をつくったり、学生からのコメントへの返信を書く。そうすることで、「文通」スタイルの「遠隔授業」にも、「対面」とはまたちがった「親しみやすさ」が生まれると思ってますので。

ついでにいうと私、本や論文、雑誌記事読んでいても、書いている人の顔や息遣いが思い浮かぶときってあるんですよね。特に自分の知り合いが書いている本や論文、雑誌記事だと、その傾向ありますね。それを思うと、きっとPDF資料と課題配信型の「遠隔授業」にも似たような傾向あるだろうな、と。

だから「やたらとスマホのギガ食うだけのくだらない動画配信授業」よりも、「資料を書いている私の気持ちや息遣いが伝わり、読んでいる学生とお互いの気持ちが通うような『文通』スタイル」の「資料課題配信型」の遠隔授業をやりたいわけで…。

たとえPDFでつくった資料を「読む」かたちでの遠隔授業でも、画面で見ている文字の向こうに、私の顔が思い浮かぶ。そんな感じで学生たちが配信資料を読み、課題に取り組み、思ったことを返信してくれたら…。そのほうが、くだらない動画をいやいや見ているよりも、よほど「双方向」ですよ。

※以上で転載終了。


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今日(4月25日)のプリキュアの話です。

2021-04-25 15:24:42 | プリキュア話

今日は4月25日(日)。またまた緊急事態宣言がでてしまいましたね。そのことに関連した話は後ほど(あしたになるかも?)、別のブログ記事にして書くことにして・・・。まずは今日も日曜日なので、朝からプリキュアと仮面ライダー見てました。そのうちのプリキュアの方の話を先に書いておくことにします。

さて、先週からプリキュアたち4人+人魚のローラたちの「トロピカる部」の活動を軸として、ひとりひとりのプリキュアや、あるいはプリキュアどうしの関係に焦点を当てる話がはじまりました。今週はサンゴ(キュアコーラル)に焦点が当たる話ですね。しかも、プリキュアたちの通う「あおぞら中学校」が、どうも近々、映画のロケ地になり、授業シーンなどのエキストラを募集中ということから物語がスタートします。

ちなみに、この「トロピカる部」という設定。なかなか面白いなぁって、今日は思いました。要するにまなつ(キュアサマー)の思いつきで、「自分たちがいま、めいっぱい取り組みたいことをやる部活」としてスタートしたわけですが…。先週は料理(弁当づくり)、今週は映画のエキストラの話+メイクと、その時々でプリキュアたちが「やりたいことをやる」わけですから、陸上部(前作のキュアフォンテーヌ)とか、ラクロス部(初代のキュアブラック)とか、ある特定の部活の取り組みだけを描く必要がないんです。何を描いても「部活だ」と言えるわけでして…。

さて、本題にもどります。その映画のエキストラになる話をまなつ(キュアサマー)が他の部員たちにすると、みのり(キュアパパイア)やあすか(キュアフラミンゴ)は嫌がるのですが、サンゴ(キュアコーラル)と人魚のローラ(出られないのに…)だけは妙にやる気です。どうやらサンゴはお母さんの影響からか、映画の裏方の仕事に関心があるようです。サンゴの母親は、映画のメイク担当の仕事もしているようです。今度、あおぞら中学校でロケをする映画も、サンゴの母親が主役のメイク担当のようです。

そんなとき、まなつは校門のところである女の子に出会います。その女の子は、いま売れっ子女優のゆなちゃん。新作のロケ地になるあおぞら中学校を、ゆなちゃんは変装してみ見に来たようですが…。どうも、何か様子が変です。そこでゆなちゃんを連れて、サンゴの母親が営むお店の2階にプリキュアたちが集まり、事情を聴くことになります。

そこで事情をゆなちゃんから聴くと…。どうやらゆなちゃんは、次の映画で、今までやったことがない「他の生徒をいじめる役」をやることになったとか。今までは「癒し系」と言われるような役ばかりで、今度の役は全然やったことのない悪役。普段のイメージとちがいすぎるので、うまくいくかどうか自信がない、スタッフや他の共演者に迷惑がかかりそうで心配だとのこと。

それを聴いたまなつは、トロピカる部の活動で、みんなでゆなちゃんを応援しようと考えます。特にまなつは、「こういうときこそ、メイクの力」と思ったようです。他のプリキュアたちも、厳しい目つきの練習(あすか)や、悪役の描かれた物語を読む(みのり)、高笑いの練習(サンゴ)と、いろんなことを思いつきます。また、まなつは「体力を鍛えよう」と、ゆなちゃんといっしょにランニングしたりします。

そんななか、サンゴの母親が新しい化粧品のキャンペーンのために、「メイクは王子さまのためにするんじゃない」というセリフで、着ぐるみを着て宣伝をすると言い始めます。母親がその着ぐるみを聴いたとき、サンゴは「私がそれを着て、宣伝、やっていい??」と言い、結局、サンゴと他のプリキュアたちで宣伝を始めてしまいます。

その様子を見ていたゆなちゃんは、サンゴに対して「積極的な子」という印象を抱きます。でもサンゴの母親はゆなちゃんに、「ちょっと前までは、あの子は受け身な子だった。最近になって変わった」と伝えます。まなつはサンゴのことを、「もっと自分でトロピカる(=やりたいことをやる)ようになっただけ」と言います。他方で、他のプリキュアたちは「まなつになにかと引っ張られているうちに、みんな、一歩踏み出してしまった」と。

そんななか、着ぐるみが暑すぎて、サンゴが倒れてしまいます。「いっぺんやってみたかったんだ~」といいつつも、でも「これ以上無理はできない」ということで、涼しい部屋でサンゴは水分補給をして休憩することに。そしてサンゴは、「あらためてシンデレラの本を読み直した。シンデレラが魔法使いのおばあさんからもらった本当のものは、新しい運命を自分で切り開く勇気だと思う」と、ゆなちゃんに伝えます。それを聴いたゆなちゃんは、「今度は私にやらせて!」といって、サンゴが着ていた着ぐるみをきて、店の前で化粧品のキャンペーンを始めます。ここでゆなちゃん、なにか、ふっきれたようですね。

そして、実際に新作映画「いやされない彼女」のロケが、あおぞら中学校ではじまります。サンゴの母親がゆなちゃんのメイクをするのですが…。サンゴの母親はゆなちゃんに「メイクはなりたい自分になるためのお手伝いをするだけ。最後に踊るのは、あなた」と、背中を押します。そして、ゆなちゃんが登場するシーンの撮影に入ると…。なんと、ものすご~くおとなっぽくて、性格のきつそうな顔のメイクで、ゆなちゃんが登場。それを見たプリキュアたちは「これなら、いける!」と思います。

でも、そんな大事な撮影開始の場面でプリキュアたちの敵・ヌメリ―が現れて、撮影用のカメラをヤラネーダという怪物にして、映画の撮影スタッフのやる気を奪い始めます。当然、プリキュアたちは変身するのですが、ヤラネーダの攻撃をはね返す方法が見つからず、苦戦します。そんななか、サンゴが変身したキュアコーラルがひとりで「みんな、あきらめたりなんかしない! 映画はみんなのやる気の結晶!」といって、とにかく攻撃を防ごうとします。そうやってキュアコーラルがヤラネーダの攻撃をしのいでいる間に、他の3人のプリキュアがメイク用の大きな姿見の鏡を持ち出し、ヤラネーダの攻撃をヤラネーダ自身に反射させます。そして、ヤラネーダが自分の攻撃でくらくらしている間に、キュアコーラルのロッドで最後のダメ押しの攻撃をして、ヤラネーダを退治します。

ラストの場面ですが…。後日、映画が公開されて、ゆなちゃんの悪役ぶりが評判になっていることが、テレビで伝えられます。そのテレビの情報番組の1シーンに、映画のエキストラとして、プリキュアたちもちらっと出ていました。「メイクってすてき」と、あらためてプリキュアたちは思ったようです。他方で、ヌメリ―たちはプリキュアがだんだん強くなってきたことに対して、「あとまわしの魔女」が考案した新たな怪物「ゼンゼンヤラネーダ」をだす計画を相談します。

ちなみに次回予告ですが…。何事にもヤル気いっぱいのまなつが、急に何事にもヤル気がでなくなる様子。その一方で、プリキュアたち4人の合体技(ミックストロピカル?)も来週、でてくるようですね。

ということで、今日のプリキュアの話、おわります。


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今日(4月18日)のプリキュアの話です。

2021-04-18 15:49:12 | プリキュア話

今日(4月18日)も日曜日。いつものとおり、朝からプリキュアと仮面ライダー見てました。今日のプリキュアを見た感想等々をブログに書いておきます。

さて、ひとまず4人のプリキュア+人魚のローラと妖精のくるるんと、今年の「トロピカルージュプリキュア」の基本メンバーがそろったので、ここから先はしばらくの間、プリキュアたちの誰かに焦点を当てて、その性格や家庭環境などを掘り下げていく話になっていくようですね。

また、前回は人魚のローラとみのり(キュアパパイア)に焦点があたりましたが、今回はまなつ(キュアサマー)とあすか(キュアフラミンゴ)に焦点をあてたようです。この2人に焦点をあてるために、「お弁当作り」がストーリーの軸として選ばれたように思いました。

まず冒頭の場面ですが、まなつ自身がまだ寝ているような早朝から、まなつの母親がお弁当作りをしている姿が描かれます。まなつが起きた頃には、まなつの母親は職場である水族館に「新しい深海魚がきたから」といって出勤します。

その日のお昼時。プリキュアたちの通う「あおぞら中学校」では、お弁当の時間。プリキュアたち「トロピカる部」は最初の活動に何をしようか、お弁当を持って校舎の屋上で相談することになります。でも、まなつは自分の弁当をひろげてびっくり。なんと、ごはんだけが2段重ねになっていたのです。どうやらまなつの母親はおかずだけの2段重ねを持って行ったようで…。

そこで、他のプリキュアたちからまなつはおかずをもらいます。みのりは「からだにいいもの」ばかりを弁当に詰めているようで、モロヘイヤ等々。サンゴ(キュアコーラル)はお花のような感じの、見た目のかわいらしいおかず。そんななか、あすかのつくった出しまき卵の味が、まなつにとっては抜群においしかった様子。あすかは父・兄・あすかの3人くらしで、「家族は助け合おう」といって、家事を分担して暮らしているとか。弁当作りはあすかの仕事で、この出しまき卵も含めて、弁当は自分でつくったとか。

そのあすかの話を聴いて、まなつは「今、いちばんやりたいことをやる部活」として、「トロピカる部」の最初の活動に「お弁当作り」を提案します。理由は「自分もお弁当をつくって、お母さんを助けたいから」と。そこで土曜日に学校の家庭科室を借りて、あすかに料理を習って、みんなでお弁当づくりをすることになります。ちなみに人魚のローラは「女王さまはお弁当なんてつくらないのよ。味見なら…」と言って、見物するだけになるようですが。

さて、肝心の土曜日。「妖精のくるるんをお弁当でつくろう」ということになり、家庭科室でプリキュアたちのお弁当づくりがはじまります。ピンク色のでんぶをごはんにまぜて、くるるんのかたちにしたり、ブロッコリーをゆでたり…。みのりは慎重すぎて、なかなか思い切って卵を割れずに一苦労。そんなみのりを見かねて、ローラが卵を割るのを手伝って、卵の殻までボウルに入れてしまうなどの失敗も起こります。

「こんなにたくさんのおかずを、お母さんは一人でつくっているんだ。あすかさんもすごい」と、あらためて感心するまなつに対して、あすかは「家族には元気でいてほしい。だからがんばれるんだよ」とか、「作り置き可能なおかずは、冷凍しておけばいいんだよ」「気楽につくりなよ」とか返事をします。そんなプリキュアたちの様子を、顧問の桜川先生がちらっとだけ、見に来ます(そのとき、人魚のローラのしっぽが見えてしまうハプニングも起こりますが…)。

その後、完成した弁当をもって、海がよく見える景色のいいところで、プリキュアたちはお昼ごはんを食べようとします。そこへ「あとまわしの魔女」の手下のチョンギーレとヤラネーダが現れて、海辺の人々のやる気パワーを吸い取ります。当然、プリキュアたちは変身してヤラネーダとたたかうのですが…。なぜか今回は力が出ません。どうやらおなかがすき過ぎて、力が出ないようです。

そこで、人魚のローラがプリキュアたちに提案します。一度、ヤラネーダを冷凍して動けなくしてしまう。そのあいだに、お弁当を少しだけでも食べてしまおうと。そのローラの作戦通りにヤラネーダを凍らせている間に、お弁当のなかの好きなモノから食べるまなつ・サンゴ・みのり、好きなモノを最後にとっておくあすかと、性格が分かれるのですが…。とりあえず、一口二口、すぐに食べられるものを食べて、パワーを回復させたプリキュアたちは、ヤラネーダを倒し、チョンギーレも去っていきます。

ヤラネーダたちが消えたあと、再びプリキュアたちは、「作った人の気持ちを感じた弁当っておいいしい」といいながら、残ったお弁当を食べます。ただ…。いざ実際に妖精のくるるんを前にして、ごはんをピンク色のでんぶでそめて「くるるん弁当」を食べようとすると、みのりはなんとなく食べるのを躊躇してしまうなぁ…なんて話しをします。

そしてその日の夜、まなつは仕事から帰ってきた母親を前に「夕食は私がつくる」と言い、昼間、トロピカる部で習った料理を母親に披露します。そしてまなつは母親に「あしたから弁当は自分でつくる」というのですが…。母親は「ありがとう、まなつ。でも、どうしてもっていう日だけでいいよ」と返事をします。これで今回の物語はおわりです。ちなみに予告編を見る限り、来週は、学校でどうやら映画撮影が行われるようですね。

まあ、こんな感じで、当面はプリキュア4人とローラの関係の深まりとか、ひとりひとりのプリキュアたちの性格を掘り下げたり、家庭環境を描いたりしながら、物語を作っていく様子が伺えます。また、そのプリキュアたちの家庭環境も、たとえば今回のあすかのように父子家庭だったり、まなつのように母親のほうが娘といっしょに都会に出て働き、父親は自宅のある南の島で漁師を続けるとか。いろいろと各家庭に事情がありそうですね。そういうひとりひとりのプリキュアたちのがんばる背景にも、しばらくの間。注目する必要がありそうです。

 


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最近読んだ本をまとめて紹介(3237冊目~3256冊目)

2021-04-17 14:27:12 | 本と雑誌

前に「最近読んだ本」を紹介したのが2月20日のこと。そこからもう2か月近くたちました。またまた20冊ほど読んだ本がたまったので、「最近読んだ本」を著者名と出版社名、タイトル程度ですが、紹介しておきますね。ここ最近、ちょっと本を読むペースが落ちている感じ(月10冊程度かな?)です。もうちょっとあげていきたいところですねえ…。

3237冊目:丸山俊一+NHK「欲望の時代の哲学」制作班『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』NHK出版新書、2018年

3238冊目:丸山俊一+NHK「欲望の時代の哲学」制作班『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するⅡ』NHK出版新書、2020年

3239冊目:丸山俊一+NHK「欲望の時代の哲学」制作班『マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る』NHK出版新書、2020年

3240冊目:丸山俊一+NHK「欲望の時代の哲学」制作班『マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」』NHK出版新書、2021年

3241冊目:マルクス・ガブリエル、中島隆博『全体主義の克服』集英社新書、2020年

3242冊目:エマニュエル・トッド(堀茂樹訳)『問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論』文春新書、2016年

3243冊目:エマニュエル・トッドほか(聞き手・編 鶴原徹也)『自由の限界』中公新書ラクレ、2021年

3244冊目:エマニュエル・トッド『グローバリズム以後 アメリカ帝国の失墜と日本の運命』朝日新書、2016年

3245冊目:玉木俊明『移動・交易・疫病 命と経済の人類全史』星海社新書、2020年

3246冊目:安藤優一郎『江戸幕府の感染症対策』集英社新書、2020年

3247冊目:鈴木浩三『パンデミックVS.江戸幕府』日経BPマーケティング、2020年

3248冊目:山本太郎『抗生物質と人間―マイクロバイオームの危機』岩波新書、2017年

3249冊目:小塩海平『花粉症と人類』岩波新書、2021年

3250冊目:広中一成『後期日中戦争 太平洋戦争下の中国戦線』角川新書、2021年

3251冊目:小島健輔『アパレルの終焉と再生』朝日新書、2020年

3252冊目:別府正一郎『アフリカ 人類の未来を握る大陸』集英社新書、2021年

3253冊目:伊藤亜紗編『「利他」とは何か』集英社新書、2021年

3254冊目:広井良典『人口減少社会のデザイン』東洋経済新報社、2019年

3255冊目:ウスビ・サコ『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』朝日新聞出版、2020年

3256冊目:中島岳志『自分ごとの政治学』NHK出版、2021年


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4月11日(今日)のプリキュアの話です。

2021-04-11 11:45:47 | プリキュア話

先ほどはクォーター制度導入最初の授業週を終えた話を書きましたが、今度はいつもどおり、今日(4月11日)は日曜日なので、プリキュアと仮面ライダーを見た話です。特に今日放送分のプリキュアの話を書いておきます。

さて、先週放送分で一応、プリキュアたち4人が部室をつくり、生徒会長にも認めてもらった上で、「トロピカる部」という活動を開始しすることになりました。今週からはそのトロピカる部の活動の様子を描いていくことになるわけですが…。まあ、今日の放送分の出だしは、いきなり「浜辺でプリキュアたち4人がランニング」という場面でしたね。

それで、ランニングを3年生のあすか(キュアフラミンゴ)がしきり、まなつ(キュアサマー)が喜んでついていくわけですが。でも、いまさら「トロピカる部ってなにする部なの…? 運動部なの?」と、ランニングが苦手なサンゴ(キュアコーラル)やみのり(キュアパパイア)が言う。「みのりやサンゴは運動不足じゃないの?」とあすかが言う。そんな展開から、今日の放送分はスタートしました。

そんな浜辺をランニングするプリキュアたちは、アザラシのような生き物を見付けます。人魚のローラの話しでは、これは人魚たちの国の妖精で女王さまのペット「くるるん」だとか。その「くるるん」はなにかを訴えているのですが、ローラはよくわかりません。みのりが「もしかしたら、おなかすいているんじゃないか?」と気づいて、ローラの持っていた貝殻クッキーをあげると、「くるるん」は喜んで食べます。「どうしてわかったの?」とローラが聴くと、みのりは「たぶん長い旅をしてきたから、おなかすいているんではないかと…」と。

その後、貝殻クッキーを食べて安心した「くるるん」に、ローラが「どうして浜辺に来たの来たの?」と尋ねると、どうやら人魚たちの国の女王さまから、ローラにお届けものがあったのだとか。でも、そのお届けものをどこかで「くるるん」がなくしてしまった様子。そこでプリキュアとローラは、そのお届け物を探すことになります。ちなみにローラはこのとき、「きっとそれはプリキュアたちのパワーアップアイテムだわ。女王さまの期待にこたえなければ…」と思います。

でも、プリキュアたちが浜辺を手分けして探しても、ローラと「くるるん」が海のなかを探しても、そのお届けものは見つかりません。そんななか、みのりだけはなぜか林の中を探そうとしています。「どうしてそっちに行くの?」と思っていたら、みのりが風呂敷包みのようなものが木の枝にひっかかっていたといって、それを持ってきます。どうやら「くるるん」が持ってきたお届けものは、その風呂敷包みだったようです。みのりは「くるるんは海流のなかで包みを落としたけど、それが浜辺に打ち上げられて、誰か人間に拾われる。拾った人はきっとわかりやすいように、木の枝にくくりつける」と思って、林の中を探したようです。「どうしてそんなことを考えたの?」と聴くローラに、「本から得た想像力。本を読んで、他の人の求めているものを想像する力がついたから」とみのりは答えます。

そうやって女王さまからの届け物を手にしたプリキュアたちのところに、「後回しの魔女」の手下のエルダが現れます。ただ、エルダはまだ自分が「お子さま」だということで、「おとなみたいな責任ある仕事は任されたくない。おとな扱いしないで」とごねていました。そこで、魔女の執事のバトラーから「おだちんをあげる」と言われて、人魚の女王がローラに渡そうとしたものを奪い取るために来たようです。

そんなエルダは、浜辺の貝殻を巨大なヤラネーダにして、プリキュアたち4人に攻撃をしかけます。ですが、その対応にプリキュアたちは苦戦します。その一方で、エルダはローラと「くるるん」に、女王からの届け物を渡せと言います。「これはプリキュアのパワーアップアイテムだから渡せない」というローラに、「だだこねてやる!」というエルダ。でも、実際にローラがその包みを開いてみると、中からでてきたのは、人魚の国のおいしいお菓子ばかり。「おだちんとして、それをもらってやる」とエルダがローラたちを攻撃しようとしたときに、キュアパパイア(=みのり)が現れます。

キュアパパイアは「人魚の女王さまからの大切のおくりもの。ローラにとって大切なもの。それは絶対に渡さない」と、ローラたちを前にしてきっぱりと言います。そして、他のプリキュアたちと相談して、まずロープをつかって、巨大な貝殻からつくられたヤラネーダを倒します。ヤラネーダが倒されたので、エルダはしかたなく去っていきます。

ラストの場面ですが、どうやら届いたのは、先ほども書いたとおり、人魚の国(グランオーシャン)の名物のお菓子ばかり。それをプリキュアたちとローラがいっしょに食べます。どうやら人魚の女王は、がんばっているローラをねぎらおうと思って、それを届けたようです。そんななか「くるるん」はローラのもっていたアクアポットをつかって、「シャボンピクチャー」という画像を撮り始めます。どうやらローラのもっていたポットは、カメラのかわりにもなるようです。そして、ローラがプリキュアたちといっしょにお菓子を食べているところを、「くるるん」は「シャボンピクチャー」に撮ります。その画像は、ローラが元気にしているかどうかを心配していた人魚の女王さまのところにも届きます。また、「くるるん」はグランオーシャンにはもどらずに、アクアポットのなかに入ります。「帰りたくないんだね」と、ローラもその気持ちをくみ取れるようになりました。

まあ、こんな感じで…。今回の物語は「くるるん」という妖精の存在を仲立ちにして、ローラが他の人の気持ちをわかるようになる「成長」を見せる。また、その「成長」を助けたのは、みのり=キュアパパイアという仲間の存在だった。そういう物語のようです。こんな感じで、ローラと他のプリキュアたちとのかかわりのなかで、お互いがお互いを育てていく様子が、これからしばらくの間描かれるように思います。

ちなみに次回予告では、あすか(=キュアフラミンゴ)が自作の弁当を学校にもってくるので、それをまねして「トロピカる部」として弁当作りにチャレンジするという、そういう話になるようですね。

ということで、今日のプリキュアの話、おわります。

 


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新年度からの4学期制(クォーター制)導入後、最初の授業週が終わった話

2021-04-11 11:31:46 | 私の「仲間」たちへ

今日は4月11日(日)。いつものとおり日曜日で、朝からプリキュアと仮面ライダーセイバー見てました。あとで今朝のプリキュアの話を書きますが・・・。

その前に近況報告を。おかげさまで、おとといの金曜日、新年度最初の授業週の8コマの授業を無事に終えることができました。

ちなみに、今年度からうちの大学は「4学期制」(いわゆる「クォーター制度」。略称はQ)を導入しました。だから今までのような「前期」「後期」のセメスター制ではなくて、第1クォーター(1Q、4月から6月初旬までの8週)・第2クォーター(6月2週目から8月初旬までの8週)というかたちで授業運営をしていくことになります。各Qで完結するように15回の授業を週2回ずつ行う科目があったり、ある学部ではひとつのQを全部、フィールドワークなどの体験型の活動に使ったり…。まあ、そういうことをやりやすくするための工夫ですね。

ただ、私の担当科目(=教職課程科目ばかりですが)は、1Qに1コマ・2Qに1コマという開講形態で、2つのQ連続で15回授業をやって単位認定するパターンの科目ばかりです。だから、今までのような「前期」セメスターでの授業運営と、私自身は「実質的にはなにも変わらない感じ」です。

それと、初回授業の感想をコメントカードに書いてもらったのですが…。学生たちのなかには私の授業科目を対面で受講できることを「待ち望んでいた」ようなコメントがけっこうあって、読んでいてこっちが涙がでるくらいうれしかったです。

「住友さんの担当科目を1回生の頃から受講したかった」とか、「住友さんの教職の科目が週3回もあってラッキー」とか、「住友さん大好き! だって授業聴いているだけで、ああ、なんかこの先生、私たちのことわかってて授業してくれてること伝わるから」とか。そういう内容のコメントカードを読むと、「ああ、この子たちのために、もうちょっとだけ、大学の教員で居よう」という気持ちになりますね。

今年でちょうど、うちの大学の教員になって20年目になります。50代に入って、去年からなんだかだいぶん心身に疲れがでてきたのか、無理のきかないからだとこころになってきました。でも、学生たちに支えてもらいながら、「もうちょっとだけ、教職課程の担当教員続けてみよう」と、そんな気分になったクォーター制度最初の1週間でした。

 


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4月4日(今日)のプリキュアの話と、無事に入学式や新入生ガイダンスが終わった話。

2021-04-04 17:45:45 | プリキュア話

おかげさまで4月1日(木)に、私は本学の「国際文化学部人文学科所属」というかたちで新しい辞令をいただきました。また、4月1日には本学の入学式(午前・午後の二部制。国際文化学部は午後)、そして国際文化学部の新入生ガイダンスを4月2日・3日とこなしました。

いよいよあす4月5日(月)から2021年度前期の授業開始。私は例年通り、2021年度前期は、火曜日~金曜日と大学に出勤します。ただ、2022年度以降は国際文化学部のカリキュラム進行に合わせて、教職課程科目の時間割配置も変わるかもしれないので…。もしかしたら出勤曜日も変わるかもしれませんね。

さて、今日(4月4日)も日曜日なので、いつもどおり「お休み」で、朝からプリキュアと仮面ライダーを見ました。そこで、今朝のプリキュアの話を書いておきます。

ちょうど先週、中3のあすか=キュアフラミンゴが登場して、今年の「トロピカルージュプリキュア」の4人がそろいました。今週からはいよいよ、プリキュア4人と人魚のローラの5人での活動がスタートします。今日の話は、その5人の活動のベースになる「部活」の話です。要するに、中1のまなつ=キュアサマーがずっとやりたがっていた「部活」をどうするか…。その話ですね。

結論から言えば、中3のあすかを部長、担任の桜川先生を顧問にして、プリキュアたち4人で前回放送分で片づけた部屋を使って、新しい部活「トロピカる部」をつくるということ。また、その「トロピカる部」は、「いま、自分たちが大切だと思うことをいっしょうけんめいやる部」として、まなつの希望が通るかたちになるのですが…。まあ、そこに至るまでのプロセスが描かれているのが今回の放送分です。

まず冒頭ですが、片付いたばかりの部室のなかで、まなつを中心に「どんな部活にするか?」という話し合いが行われます。ただその時点で、桜川先生が顧問を引き受けてくれること(=どんな部活なのかもわからずに)、中3だからという理由であすかが部長になることが決まります。また、人魚のローラは部活に参加するけど、「生徒じゃない」から部員ではないという扱いです。

「とにかく学校の放課後を楽しく過ごしたい」「あれもやりたい、これもやりたい」というだけのまなつに対して、生徒会長はそんな部活の申請書は受け取れないと却下します。また、中2のみのり=キュアパパイアは「まずは計画を立ててみよう」と提案し、まなつはひととおりやりたいことができるように計画をたてるのですが…。「やりたいことをしぼりなさい」と、生徒会長に却下されます。

そこで、まなつは他のプリキュアたちやローラに「自分がトロピカれることを書いてみよう」と提案。すると、みのりは「読書」。あすかはテレビゲームのキャラの「うさこ」と仲良くなること。ローラは「人魚の女王さまになるレッスン」。そして、サンゴ=キュアコーラルは「コスメ部」という具合に、みんなバラバラな提案ばかり。一応「コスメ部がよさそう」となって、生徒会長に申請書を出すのですが、「この校内でのお化粧は禁止。このままでは部活の中身が決まらないので、あすの放課後までに決めること、できなければこの話はすべて却下」と申し渡されます。

なかなか部活の中身が決まらないまま翌日の午後を迎え、生徒会長にどう言おうか悩んでいるプリキュアたちですが…。そんなとき、校庭で何かを探している卒業生たちは出会います。その卒業生たちは10年前の卒業生で、どうやら古いペンギンの置物を探している様子。その置物のなかに、自分たちだけの宝物を隠していて、10年たっても友達でいられたら、その置物から宝物を出そうと約束していたそうです。

ただ…。その置物は、どうやら先週、プリキュアたちの部活の部屋にあったものといっしょに、リサイクルセンターへ持って行った様子。また、そのリサイクルセンターに電話すると、街中のリサイクルショップがペンギンの置物を買って行ったとのこと。まなつは「いま、いちばん大事なことをする!」と決めて、他のプリキュアたちに呼びかけ、街中のリサイクルショップを走り回り、ペンギンの置物をさがします。

そして最後の1軒になったとき…。そのペンギンの置物が、ヤラネーダに変身します。どうやら先週、ヤラネーダになる「素(もと)」を、その置物のなかに忘れていた様子です。また、「後回しの魔女」は自分たちの手下を使って人々のやる気パワーを集め、そのやる気パワーで世界を乗っ取ろうとしているようです。ちなみに今週はエルダというメイド風の手下が登場してましたね…。ただ、プリキュアたちにじゃまされて、手下たちも困っているようです。

ただ、プリキュアたちはそのヤラネーダになったペンギンの置物をもとにもどし、そのなかにあった宝物を卒業生たちに届けます。それはペンダントに入った、卒業生たちが中学生の頃の写真でした。「友情の証し」とその卒業生たちは言ってました。その卒業生たちの姿を見て、まなつは「今、自分たちが大事だと思うことをやる部、今を楽しむ部」として「トロピカる部」と名づけ、それで生徒会長に部活の申請書を出します。

「こういう申請だと、きっとまた、生徒会長ともめるだろう…」と思っていたら、そこに卒業生たちが現れて、「私たちからもお願い。この子たちの活動を認めてほしい」と生徒会長に頼み込みます。その結果、「ひとまず書類は受け取ります。ただし活動を取り消すこともあります」ということになり、なんとか「トロピカる部」としての活動がスタートできることになりました。

ということで、これでプリキュアたちの学校生活の拠点「トロピカる部」と部室ができあがりました。いまやプリキュアたちも「部活=自主活動。自分たちの自治の場」なんですね。それから、この生徒会長がかなりクールで、何かといまプリキュアたちと絡んでくるし、前回放送分ではあすかと何か因縁がありそうな感じです。もしかしたら、まだ水色系のプリキュアがでていないので、今後、この生徒会長がそこに入ってくるのかも…なんて、ちらっと思ったりもしました。もちろん、その因縁がなんなのか次第ですけど(今後の物語の展開のなかで明らかになるでしょう)。

ちなみに来週予告では「くるるん」という妖精が、人魚の世界から人間の世界に現れるようです。

ということで、今日のプリキュアの話と、国際文化学部スタートの話。2つまとめてのブログ記事、終了です。


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