できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

7月24日のプリキュアの話

2022-07-26 11:25:29 | プリキュア話

今日は7月26日(火)。本来なら授業日ですが、午後から所用のため大阪市内の小学校に行くため、休みをとっています。昨日も眼科の定期検査のために、一日家に居ました。でも、やっぱりこのところドタバタしていて、7月24日(日)のプリキュアの話をブログに書くのが遅れました。今から簡潔にですが、まとめておきます。

さて、7月24日のプリキュアの話ですが、まずは7月に入ってあまねちゃん(キュアフィナーレ)がプリキュアに変身するようになって、今は後期OD・EDにも少しだけ顔を出すようになっていますね。たぶん高校野球シーズンが終わったら、新しいOP・EDに切り替わって、秋の劇場版映画の宣伝もはじまるのでしょうけど・・・。

物語の内容面でも、当面は高校野球シーズンがおわるまで、新メンバーのあまねちゃんと他のプリキュアの関係づくりが中心的な課題になる話でまわすようですね。なので、7月24日の放送分も、ここねちゃん(キュアスパイシー)とあまねちゃんの関係が軸になります。

その7月24日の内容ですが、まずは、ここねちゃんの父母が、自分の中学校のお友だちをお店に招待したいというところから始まります。ここねちゃんの家は、プリキュアたちの暮らす「おいしーなタウン」の高級レストラン。湖のそばで、お城みたいな感じの「レストランデュラク」が、そのレストランです。ただ、学校の食堂で定食のおかわりをたのむゆいちゃん(キュアプレシャス)や、昼食のあとにソフトクリームをほしがるらんちゃん(キュアヤムヤム)の様子を見ていると、あまねちゃんは「マナー大丈夫か?」と心配になります。

そこで、あまねちゃんが講師になってのテーブルマナー講座が行われますが…。当然ながら、ゆいちゃん・らんちゃんはヘトヘト。あまねちゃんの出題に全問正解できたのは、ここねちゃんだけ。そんなプリキュアたちの様子を見て、マリさんは「レストランに行くドレスを選んで、みんなでテンションあげよう」と声をかけます。

実際にドレスを選ぶためにお店に行くと…。今度はコスメやファッションに関心のあるここねちゃんが、大喜び。「ここねちゃんには、そんな一面もあるのか」と思うあまねちゃんです。でも、そこでもらんちゃんはパンダの着ぐるみを選んでしまうので…。やはりあまねちゃん・ここねちゃんから「レストランに行く服は、食事を楽しむもの。まわりが嫌がるようなことをしない」という話になり、結局、パンダの髪飾りをらんちゃんはすることになります。そんなここねちゃんのサポートに、あまねちゃんは「お礼を言いたい」と。「このままだと、ゆいちゃん・らんちゃんをマナー嫌いにするところだった」「ここねちゃんは、両親と離れていても、大切なものを受け取っている」とあまねちゃんがいうと、ここねちゃんは「ありがとう」といいます。実は、レストランに行く日に、ここねちゃんの父母は海外出張でいないのだそうです。

その後、レストランに行く当日がやってきます。らんちゃんはマナーが気になって、とても緊張しています。でもお店に入って、お客さんたちが笑っている様子を見て、緊張する必要がないことがわかって、ほっとします。

そんなレストランに料理の妖精レシピッピがとびかっている様子を見て、ブンドル団のナルシストルがモットウバウゾーを連れて現れます。その様子を、陰からたくみくんもタキシード姿で正装して見ています。当然、ここでマリさんがデリシャスフィールドを出し、プリキュアたち4人も変身して、モットウバウゾーとたたかうのですが…。苦戦します。

なんとか他のプリキュアを守ろうとキュアフィナーレがモットウバウゾーに立ち向かうのですが、そのフィナーレを、キュアスパイシー(ここねちゃん)が援護します。「さっき、フィナーレ(あまねちゃん)に言われたことばがうれしかった。自分が両親から大切なものをうけとってるなんて、思っていなかった。フィナーレには、思いやりがある」と。そして、キュアプレシャス・キュアヤムヤムに、変身したブラックペッパー(たくみくん)が苦戦しているところに、キュアフィナーレとキュアスパイシーのコンビが加勢して、モットウバウゾーを追い払います。ただ、キュアフィナーレはあらためて、「ブラックペッパーってなにもの?」と思います。

ラストの場面ですが…。レストランに少し遅れて、あまねちゃんの双子の兄がやってきます。また、再びタキシード姿に着替えて、たくみくんもやってきます。たくみくんは、ゆいちゃんのドレス姿を見て、ちょっと見とれてしまいます。そしてレストランで食事をしているある幼い女の子が、プリキュアたちを見て「お姉さんたち、きれい」とドレス姿をほめたところで、マリさんが「じゃあ、みんなで踊りましょう」といい、音楽が流れます。ゆいちゃんとたくみくん、あまねちゃんとここねちゃんがペアになって踊ります。・・・と言う感じで、今回の話はおわりました。

次回予告は、今度はらんちゃんがお気に入りの和菓子店が閉店になるので、このお店の味をどうやって守るのかという話になるようです。こうやって今までのプリキュアとあまねちゃんとを関係づけながら、徐々に劇場版映画公開に向けて、プリキュアたち4人の関係を育てていくのでしょうか。あと、徐々にブラックペッパーの秘密とか、後半の物語の軸になる話題も伏線のようにでていますね。

ということで、7月24日のプリキュアの話、おわります。もうすぐ8月、高校野球シーズンですね。ネット配信で今年はプリキュアを見ようかな? たぶん関西圏は高校野球シーズンになると、日曜日の定例のプリキュアの放送、曜日変更とかありそうなので・・・。

 

 

 


7月17日のプリキュアの話

2022-07-23 23:19:37 | プリキュア話

この数日はほんとどたばたすることばかりで、たいへんでした。今学期授業は残りわずかなんですが、学内業務でいろいろ急いで対応することがでてきましたし、今日も関大堺キャンパスで教職講演会に出て話をするなど、いろんな用事が入りました。そんなわけで、ブログの更新が遅れてしまいました。

さて、これから書くのは7月17日(日)朝のプリキュアの話です。前回(7月10日)から、生徒会長のあまねちゃんがキュアフィナーレになったので、あらためて4人になったプリキュアの関係づくりが当面のテーマですね。今回はあまねちゃんの兄=双子ですけど、この双子の兄たちの誕生日ケーキ作りをプリキュアたち4人+マリさんでするという話です。

まず冒頭、あまねちゃんも入って、プリキュアたち+マリさんでフルーツポンチをつくっていっしょに食べる場面が描かれます。また、そのときに、プリキュアたちからあまねちゃんへのプレゼント(メイク用品でした)が渡されたり、あまねちゃんはプリキュアたちに「あまね」って呼んでほしいと伝えたり・・・。あと、料理の王国のクッキングダムに、新しいプリキュア誕生の報告をするとか、そういう場面も描かれてました。ちなみに、オープニングの動画にも、歌の背景にちらちらっと、キュアフィナーレがでてました。まあ、新しいオープニング動画ができるまでの「つなぎ」だと思いますが・・・。

そのクッキングダムへの報告の場面で、あまねちゃんから「ブンドル団のアジトは人間界とは異なる空間にあって、ブンドル団はそこと人間界とを行き来している」などの情報も伝えられます。また、あまねちゃんは「過去はなかったことにできない。でも、これからはみんなとがんばる」と、クッキングダムの王様に誓うような話も出されます。そして、マリさんは「これからもっとブンドル団についての手がかりを探す」と、クッキングダムの王様に伝えます。ただ、シナモンという人物が盗んだと思っていたもの=クックファイターになるための石?を、ブラックペッパー(実はたくみくん)が持っていたので、マリさんは「本当にシナモンが盗んだのか?」とも思い始めているようでした。

それから、学校の場面に切り替わります。生徒会長を辞めようとおもっていたあまねちゃんでしたが、会長を続けることにします。また、他のプリキュアたちに、双子の兄たちの誕生日祝いのケーキをつくりたいので、いっしょに考えてほしいと伝えます。そして、スポンジの部分をあまねちゃんが用意するので、生クリームとチョコ、2種類のケーキのデコレーションをプリキュアたちが手分けして作ることになりました。

ちなみに、ゆいちゃん(キュアプレシャス)・らんちゃん(キュアヤムヤム)の2人組がチョコを、あまねちゃん(キュアフィナーレ)・ここねちゃん(キュアスパイシー)の2人組が生クリームを、それぞれ担当です。ただ、どんなフルーツを生クリームに載せるかでもりあがるあまねちゃん・ここねちゃんに対して、ゆいちゃん・らんちゃんはつまみ食いばかりしているような感じです。

そのうちに休憩時間を迎え、「そもそもどうしてケーキは2種類つくることになったの?」という話になり…。あまねちゃんから他のプリキュアたちは、「昔、兄たちがどっちのケーキを食べるかで大ゲンカして、それ以来、誕生日には2種類ケーキをつくることになった」と聴かされます。また、その双子の兄たちも登場して、「今年のケーキが楽しみだ」と言われます。

そんななか、ケーキの妖精レシピッピを奪うために、ナルシストルが強力なモットウバウゾーを連れて現れます。プリキュアたち4人は、ケーキの記憶が人びとから消されないように、変身してナルシストルとモットウバウゾーとたたかいます。ただ、やはり今回もモットウバウゾーの力が強く、キュアプレシャスがピンチになる…そうすると、ブラックペッパーが現れて、プレシャスを助けようとします。でも、今回はキュアフィナーレがいるので、プレシャスはブラックペッパーの助けを借りずに、キュアフィナーレの援護でなんとかピンチを切り抜けます。そんなブラックペッパーの姿を見て、マリさんは「シナモンなの?」「シナモンに謝りたい」とつたますが…。ブラックペッパ―は「別人だ」と伝えます。

その後、なんとかプリキュアたちが協力してモットウバウゾーを倒し、ナルシストルを追い払ったあと、ケーキ2種類が完成します。そこへ、妖精パムパムたちがつくった「4人のプリキュアたちのケーキ」も出てきます。「4人になってがんばっていること、特にあまねちゃんへのプレゼント」として、妖精パムパムたちがつくったようです。「みんな、ありがとう」といって、そのケーキを受け取ったあと、「誕生日ケーキができた」と双子の兄たちを呼んで、一緒にケーキを食べるところで、今回は終了でした。

そうそう。エンディングの歌のところにも、キュアフィナーレが少しだけ登場していました。おそらくこちらも、後期エンディングができるまでの「つなぎ」だと思います。また、あした(7月24日)放送予定分の予告では、ここねちゃんの実家のレストランで、プリキュアたちみんながランチを食べる話になり、マナーが問題になる…という展開のようですね。まあこんな感じで、しばらくは4人のプリキュアたちの関係づくりがテーマになりそうです。あと、秋の劇場版映画が今年は9月の連休に公開されるようで…。それは「お子さまランチのテーマパーク」が舞台になる映画のようですね。

ということで、前回のプリキュアの話、ここでおわっておきます。

 

 

 


最近読んだ本の紹介(3397冊目~3420冊目)

2022-07-10 18:51:51 | 本と雑誌

またまた最近読んだ本がだいぶんたまってきたので、本のタイトルと著者名、出版社名程度ですが、ここで紹介しておきます。

3397冊目:渡辺浩平『第七師団と戦争の時代 帝国日本の北の記憶』白水社、2021年

3398冊目:福岡伸一『ゆく川の流れは、動的平衡』朝日新聞出版、2022年

3399冊目:佐々木賢『戦時下の日常と子どもたち』青土社、2021年

3400冊目:戸井田克己『大館村物語 新生の大地・湖底のふるさと』ナカニシヤ出版、2020年

3401冊目:適菜収『それでもバカとは戦え』日刊現代/講談社、2021年

3402冊目:池田考司・杉浦真理・教育科学研究会編『みんなでつくろう!SDGs授業プランーソーシャルチェンジのための公共・総合的な探究の時間』旬報社、2022年

3403冊目:西谷文和『安倍、菅、維新。8年間のウソを暴く』日本機関誌出版センター、2020年

3404冊目:西谷文和編『自公の罪維新の毒』日本機関誌出版センター、2021年

3405冊目:西谷文和編著『聞くだけの総理言うだけの知事』日本機関誌出版センター、2022年

3406冊目:若松英輔『はじめての利他学(学びのきほん)』NHK出版、2022年

3407冊目:西垣通・河島茂生『AI倫理 人工知能は「責任」をとれるのか』中公新書ラクレ、2019年

3408冊目:美馬のゆり『AIの時代を生きる 未来をデザインする創造力と共感力』岩波ジュニア新書、2021年

3409冊目:與那覇潤『過剰可視化社会 「見えすぎる」時代をどう生きるか』PHP新書、2022年

3410冊目:斉加尚代『何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメンタリーの現場から』集英社新書、2022年

3411冊目:八木澤孝明『裏横浜―グレーな世界とその痕跡』ちくま新書、2022年

3412冊目:朝治武『全国水平社1922―1942 差別と解放の苦悩』ちくま新書、2022年

3413冊目:是枝裕和、ケン・ローチ『家族と社会が壊れるとき』NHK出版新書、2020年

3414冊目:福岡伸一『新版動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』小学館新書、2017年

3415冊目:福岡伸一『新版動的平衡2 生命は自由になれるのか』小学館新書、2018年

3416冊目:適菜収『ニッポンを蝕む全体主義』祥伝社新書、2022年

3417冊目:石破茂ほか『自民党失敗の本質』宝島社新書、2021年

3418冊目:山本茂実『松本連隊の最後』角川新書、2022年

3419冊目:有田芳生『北朝鮮拉致問題 極秘文書から見える真実』集英社新書、2022年

3420冊目:廣瀬陽子『強権と不安の超大国・ロシア 旧ソ連諸国から見た「光と影」』光文社新書、2008年


7月10日のプリキュアの話

2022-07-10 10:41:54 | プリキュア話

今日は参院選の投票日ですが、日曜日でもあります。いつものとおり朝からプリキュアと仮面ライダーリバイスを見て、さっきまで部屋の掃除をしてました。ということで、今日もいつもどおりプリキュアの話を書いておきます。

さて、いよいよ今日からキュアフィナーレ登場です。キュアフィナーレは、かつてブンドル団の仲間・ジェントル―だった生徒会長のあまねちゃん。今日はそのあまねちゃんが、過去の自分の悪事と向き合って、もう一度自分にとって大事なことをつかみなおして、キュアフィナーレに変身できるようになる…というのが、物語の大きな流れです。

ちなみに、番組中のCMでは、もうキュアフィナーレの使うアイテム(おもちゃ)を売り出し始めていますね。また、秋の劇場版映画(今年は9月の連休始まりのようですが)の告知もはじまりました。ただキュアフィナーレは一応、料理の締めくくりのデザートということで名前がついたようですけど…。私はプリキュアシリーズ全体がこれでフィナーレを迎えるのではないかと、ちょっと不安を抱いています。

さて、今日の物語ですが、冒頭はまず先週の続きで、他のプリキュアたちから「プリキュアになってほしい」とすすめられたあまねちゃんが、「自分にはなれない」と断るところからはじまります。理由は「自分がジェントル―としてやってしまったことを、自分で許せない」から。フルーツパフェの妖精(レシピッピ)が自分に話しかけてくれても、レシピッピに自分は話しかけてもらえる資格はない。あまりにもジェントル―だった頃、多くの人とレシピッピを傷つけてしまった。自分のからだにジェントル―の記憶がしみついているから、自分で自分を許せない…。あまねちゃんは、そういうわけです。だから、生徒会長も辞めたいというわけですね。

でも、マリさんや他のプリキュアたちは、あまねちゃんに「ほかほかハート」の結晶が現れたのは、「料理への愛情があるから」だといいます。そして「あまねちゃんは、今のままでいいの?」と問いかけます。その様子を見て、あまねちゃんの双子の兄たち(=フルーツパーラー経営)は、「あまねに心を許せる友達がいて安心」「あの子はみんなに心配をかけたくない、頑固な子だから」「でも、あの子はみんなのことを思っている。みんなの笑顔をつくりたいと願っている」といいます。

そんなとき、フルーツパフェのレシピッピが、あまねに話しかけようとします。そこへ、ブンドル団のナルシストルが現れ、またまた、いつもよりも強力な怪物「モットウバウゾー」を登場させます。どうやらナルシストルは、過去にあまねちゃんがジェントル―だった頃に使ったウバウゾーを組み合わせて、強力な怪物に仕上げたようです。その怪物の力で、フルーツパーラーでパフェを食べていた人たちの思い出が奪われるのですが、でも、あまねちゃんは「ほかほかハート」の結晶の力で、思い出が奪われません。ただ、そのモットウバウゾーに、あまねちゃんはつかまってしまいます。

そこで、プリキュアたちはマリさんにデリシャスフィールドをつくってもらい、変身します。あまねちゃんはナルシストルとモットウバウゾーに、「自分のために誰かが傷つくのはもう嫌だ、やめてほしい」「私はみんなを傷つけた、笑顔にしたいと思ったのに」と語りかけます。そんなあまねちゃんに、プリキュアたちは「生徒会長の心はまっすぐ。料理に愛されている」といって、なんとか助け出そうと働きかけるのですが…。今まで以上に強力なモットウバウゾーの攻撃で、なかなか近くに寄れません。

プリキュアたちはここで相談して、キュスパイシー・キュアヤムヤムがモットウバウゾーの攻撃を止めている間に、キュアプレシャスがモットウバウゾーがつかみこんで離さないあまねちゃんを助け出そうとします。「大丈夫、きっとできる」とマリさんもプリキュアたちに声をかけます。そんなプリキュアたちに「君たちがケガをする必要はない。私は自分のジェントル―だったことが許せない」と、あまねちゃんは伝えます。

でも、そういうあまねちゃんにキュアプレシャスはおばあちゃんの言葉を伝えた上で、「過去は変えられないけど、未来はつくっていける。あまねちゃんは、あした、どんな自分になりたい?」と話しかけます。するとあまねちゃんは、モットウバウゾーの手のひらで握りつぶされそうになりながら、「私はみんなを笑顔にしたい、パフェのようになりたい」と言います。すると「ほかほかハート」の結晶からパフェに関する人々の記憶がもどり、レシピッピもでてきます。そして、あまねちゃんがパフェのレシピッピと、「みんなを笑顔にしたい。こんな私に力を与えてほしい」といったとき、あまねちゃんはキュアフィナーレに変身できるようになります。そんなとき、キュアプレシャスとマリさんの合わせ技で、モットウバウゾーの握りこぶしが開き、あまねちゃんが自由になります。

あまねちゃんはナルシストルの目をじっと見つめながら、「私は目をそらさない。過去のしたことにも、(ナルシストルたちの)悪事にも」と言って、キュアフィナーレに変身。「クリーミーフルーレ」というアイテムをつかって、「デリシャスフィナーレファンファーレ」という技を出して、モットウバウゾーを追い払います。キュアフィナーレは、そのたたかう姿が「華麗だ」と、キュアヤムヤムやキュアスパイシーに言われます。

ラストの場面ですが、もう一度フルーツパーラーにもどって、あらためて4人になったプリキュアでがんばる話をします。他のプリキュアたちも「よかった」とか、ごはんやパン、麺類のプリキュアのあとにデザートのプリキュアがでてくるので、「夢がある」(キュアヤムヤム)とか言います。そして、あまねちゃんにはハートフルーツのペンダントが。このペンダントのなかにパフェのレシピッピが居るのですが、どうも口調がかなりえらそうで…。でもその様子を見て、あまねちゃんに笑顔が戻ります。そんなあまねちゃんの様子を見た双子の兄たちは喜び、安心します。

ちなみに次回予告ですが、そのあまねちゃんの双子の兄たちの誕生日に、フルーツのケーキをつくる話になるようですね。

ということで、やはり今年も「かつて敵の一員だった子が改心して、プリキュアの仲間になる」という展開で、夏を迎えました。ここからしばらくは、キュアフィナーレのおもちゃを売りながら、秋の劇場版映画がはじまるまでの間、4人の関係をつくっていくプリキュアの物語が進むのでしょう。ただその間に夏の甲子園の高校野球が入るので、どういう展開になるのか…。それと、先ほども書いたように、このキュアフィナーレ登場で、プリキュアシリーズは今年度でおわりになるのかどうか。このあたりがとても気になりますね。

では、今日はここでプリキュアの話、終了です。


あしたは参院選、そして昨日の安倍元首相の衝撃的な事件について(追記あり)

2022-07-09 20:03:13 | 国際・政治

あしたは参院選の投票日ですね。

我が家の近所の選管ポスターの掲示版を見るたび、「なんでこないにアホばっかりでてるねん?」「なんでこないに極右しかおらんねん?」「どうしてこんなコバンザメ政党ばっかりやねん?」って感じです。私から見たら、投票したいと思えるような「まとも」な選挙区候補者は数少ないです。

特に、たぶん私らは選挙で落ちるけど、一票入れてくれたら○円の助成金もらえるとかいう某党のポスターなんて…。内容もさることながら、極右系の女性候補もいっしょに出ていたりなんかするから、もう、ゼッタイに見たくないという感じです。

ほんと「こんなのばっかり出てくるくらい、日本の有権者の政治に対する問題意識や興味・関心が劣化してしまったのだなあ」と思うのが、今回の参院選です。

もちろん投票日はあしたですから、いまの時点でできるだけ「まし」な選択をしていくしかないし、「なくしちゃいけない政党」もあるので、そういう観点から投票の中身を考えたいと思いますが。

でも政治情勢的に、私が思う方向には「この状況を一年や二年でそう簡単にひっくり返せるとは思わない」です。もう何年かかるかわからないけど、地道に種まいて、芽が出るまで育てて…ということを繰り返すしかないと覚悟決めてます。

なので、私はやはりこの関西圏での教育や子ども施策の領域に腰を据えて、たとえ奇人変人と言われても周囲に迎合せず、「こんなもん、おかしいもんはおかしいねん」と言い続けて、そのことに気付く人、理解していただける人を増やしていくだけです。

それにしても…。政治資金面で疑惑のある政党や候補者とか、電車の女性専用車両にたすきしたまま乗った画像をツイッターにアップしていた男性候補者とか、自分の嫌いなよその国の人権問題には熱心なくせに日本国内の多様なな立場の人々の課題にはほんと無知・無関心な政党・候補者とか。「あんたらなあ、もう一回一からやりなおしてこい」と言いたくなります。

それから、昨日の衝撃的な事件について。

亡くなった安倍元首相のご冥福をお祈りします。と同時に、犯行に至った人の事情や背景などをきちんと捜査して、法的に適正な手続きをとってほしいこと。また、生前の安倍元首相に関する数々の問題についても、亡くなった後もきちんと事実解明し政府・与党として説明すること。このことを求めたいです。

いま、私がいえるのは、この3つのことだけです。それ以外については、当面は推移を見守るつもりで、今夜以降もひたすらいままでどおりの情報発信を続けます。

※以上の内容は、昨日~今日にかけてフェイスブックに書いた内容に少し手を加えて、転載したものです。

<追記>

先ほど食事時に娘(高3)と話したところ、娘たちの世代は物心ついた頃から「首相=安倍さん」というイメージが強く、亡くなられたことで「同情票」を入れてしまいそうだと言ってました。

また、ある政党と自分とのマッチングアプリをスマホでやっているときに、娘は「これ、結果が<維新支持>って出やすくなるように設問や選択肢が誘導されている」と思ったそうです。政党マッチングアプリをするときも、そのアプリが本当に信頼できるものなのかどうか、みなさん要注意です。今後、大学の授業(たとえば社会科公民科教育法)のなかでメディアリテラシーの話をするときに、「政党マッチングアプリには要注意」という話をしようと思います。子どもや若者が政治に騙されないようにするためにも、こうしたことを知っておくことは大事だと思います。

 


7月3日のプリキュアの話です。

2022-07-03 16:54:03 | プリキュア話

今日は7月3日。日曜日です。気づいたら2022年も半分終わりましたし、梅雨が短くて「あっというま」だった感じです。連日、大学のある京都も、自宅のある西宮も、猛烈な暑さでからだがまいりそうです。

さて、今日も日曜日ということで、朝からプリキュアと仮面ライダーリバイス見てました。いつもどおり、プリキュアの話を書いておきます。

前回予告のとおり、今週からいよいよ生徒会長のあまねちゃんが、キュアフィナーレになるという話がでてきます。ただ、もともとブンドル団のジェントル―として動いていたあまねちゃんですから、その罪悪感に悩んで、すんなりとプリキュアになるというわけではありません。CMではもうキュアフィナーレのおもちゃが売られているようですが…。今日の物語の展開では、あまねちゃんのキュアフィナーレへの本格的な変身と登場は来週以降になりそうです。(ついでに、名前が「フィナーレ」というのも、少し気になりますね。「これでプリキュアシリーズもおわりか…」と思ってしまいます)

今日の物語は、まず、朝早くから武道のけいこをするあまねちゃんの姿が描かれます。次に料理の王国クッキングダムに、新しく光り輝くハート型の結晶が生まれたことが知らされます。どうやらこのハート型の結晶から、プリキュアたちが変身するときのパートナーの妖精たちも生まれたようです。クッキングダムの王と女王は「ひとまずプリキュアにとって重要」ということで、この光り輝くハート型の結晶を、マリさんのところへ送り届けます。

そのあと、プリキュアたちが学校に登校すると…。そこには、病気明けで久々のあまねが登校している姿が見えます。人気者の生徒会長なのですぐにみんなに取り囲まれますが、まずは「私を救ってくれてありがとう」と、あまねちゃんはプリキュアたちを見付けて声をかけます。その姿を見て、プリキュアたちは「元気になってよかった」と思います。

続いて、マリさんのところに、光り輝くハート型の結晶が届きます。そこからフルーツパフェのレシピッピが出てきます。どうやらいろいろとあまねちゃんと話がしたそうなのですが、他のプリキュアたちのパートナーの妖精のようには、まだうまく話せない様子。ただ、「デザートの頂点にたつパフェ」のレシピッピとして、常にあまねちゃんを見守っていたいので、自分をあまねちゃんのところへ連れて行くように…と、プリキュアたちに頼んでいるようです。

そこで、パフェのレシピッピをつれて、プリキュアたちはあまねちゃんの家=スイーツショップに行きます。そこではあまねちゃんの双子の兄が仕事をしていて、「あまねは店の奥にいる」といいます。あまねちゃんはどうやら生徒会の副会長に「会長を辞める。自分は会長にふさわしくない。あなたに新しい会長をお願いしたい」と伝えたかったようです。

でも副会長は「フルーツポンチのお礼をしたい」と、あまねちゃんに伝えます。副会長がピアノのコンクールでうまく演奏できなくて落ち込んでいたときに、あまねちゃんがそっとフルーツポンチを出してくれたことを覚えていて、「だから今度はあまねちゃんを自分が助ける番」「あのフルーツポンチで自分はまた頑張る気になれた」というのです。でも、あまねちゃんは「もう決めたことだから…」といって、断ります。プリキュアたちはそのあまねちゃんの様子を見て、「まだジェントル―だったときのことを気にしているのでは?」と思います。また、そんな様子を、パフェのレシピッピも見に来ていました。

そんなあまねちゃんのフルーツパーラーの様子を、ブンドル団のナルシストルがのぞきこんでいます。そのナルシストルの存在に、買い物帰りのたくみくんが気付きます。ナルシストルはそこでいつもより強力なモットウバウゾーを出して、副会長のフルーツポンチの記憶を奪います。そこで、マリさんは光り輝くハート型の結晶を「あなたにあずける」といって、デリシャスフィールドを出し、プリキュアたちの変身を促します。

ただ今回のモットウバウゾーは、しゃもじとおたまを組み合わせたもの。いつもより強力で、プリキュアたちは苦戦します。そこで、たくみくんもブラックペッパーに変身して、キュアプレシャス(ゆいちゃん)を助けようとしますが…。たくみくんも苦戦します。「おたまとしゃもじのつなぎ目が弱点!」とマリさんが気付いて、キュアヤムヤム(らんちゃん)やキュアスパイシー(ここねちゃん)が攻撃。つなぎ目を外して、なんとか最後は3人の合体技で浄化することに成功します。

ラストの場面ですが…。この光り輝くハート型の結晶は、みんなのやさしい気持ち、ほかほかハートの結晶だと、マリさんは説明します。これがあるということは、あまねちゃんにはプリキュアになる資格があるってことだとも言います。そして、他の3人のプリキュアは、今回の苦戦をおもいだして、あまねちゃんに「力を貸してほしい。いっしょにレシピッピを守ってほしい」とお願いします。でも、あまねちゃんは「すまない。自分にはその資格がない」といって、断ります。

今回はここで終わったのですが…。先にも述べたとおり、すでにCMにはキュアフィナーレのおもちゃがでていますし、来週の予告でもキュアフィナーレがでています。なので、次回はあまねちゃんが過去にジェントル―だったときの罪悪感を乗り越えて、どうやってキュアフィナーレに変身するのか。そこが大事な物語展開になりますね。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。