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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

ひとまず5月19日のプリキュアの話(もう6月に入ってますが)

2024-06-02 07:52:57 | プリキュア話

気づけば今日は6月2日(日)。ネット上では「今日がプリキュアが放送開始から通算千回めの日」という話が流れていますねえ。ただ、こちらはまだ5月19日の放送分の話すら書けてません。順番を追って書いていくしかないので、まずは5月19日放送分のことから書きます。

なお、今後は時間に余裕がある日に数回分まとめて書いて、「投稿予約」設定を活用して、ブログ公開の日をずらす…なんていうことも試してみようと思います。遅れてまとめて数回分のプリキュアのことを書く時にも「1日1つのプリキュア話」というペースにしたほうが、ブログが読みやすいと思ったので。

それはさておき、本題の5月19日放送分のことですが。この日は「クレヨンしんちゃん」とのコラボ回でした。途中にしんちゃんと犬のシロが登場してきて、こむぎ(キュアワンダフル)・いろは(キュアフレンディ)といっしょになる…という場面が挿入されています。この前日、5月18日には逆に、こむぎ・いろはが「クレヨンしんちゃん」に登場。しんちゃん・犬のシロといっしょにプリキュアに変身する…なんて場面が描かれていました。

この5月19日放送分ですが、まずは登校中のいろは・こむぎのところへ鳥が何かを伝えようとします。その話を聴いているところに、獣医であるいろはの母の車が。いろはの母は、動物園のペンギンが弱っているので、様子を見に行くのだとか。ただ、いろはの母は、人間の姿をしたこむぎを初めて見ます。「なんか、初めて会うって気がしない…」といういろはの母に、いろはは「行ってきます!」といって、こむぎを連れてすぐに立ち去ります。ただ、いろははどうも、母に隠し事はできない感じです。

その登校中にサトル・まゆとこむぎ・いろはは出会います。「家族にないしょはつらい」といういろは。「動物が人間になるのは、普通はありえないこと。でも家族に黙っているのはつらい」というのが、いろはの思いです。

学校に到着すると、同級生の蟹江が「鏡石が光ったから、推しのライブに行けるように願った」といい、それを聴いた猿渡が「クルマのライトが光っただけじゃないの?」と茶化しています。ここは「サルカニ合戦」ですね。その話を聴いたまゆが「鏡石ってなに?」と聞きます。サトルが「姿が映ると願いがかなう石、この街にある」と。こむぎは「いろはと話したいって願い続けたら、コンパクトに姿映して変身できるようになった」ともいいます。サトルは「プリキュアに変身できる秘密とか、ガルガルが出る理由とか、もしかしたら鏡石に絡んでいるかも…」と考えます。

そこで、いろは・こむぎが鏡石を調べようとするのですが、調べてもなにもわかりません。ちょっと調べるのも飽きてきたので、近くの公園のドッグランへ。そこには、ドッグランを走る野原しんのすけと、それをみまもる犬のシロがいました(犬でなくて、しんちゃんが走る設定に注目)。その走るしんちゃんに、犬の姿のこむぎが追い付こうとします。そこへいろは、シロも合流して、結局4人で走ります。走りながら話しかけるこむぎを見て「犬がしゃべった!」と驚くしんちゃん。「アニマルタウンの犬もやりますねえ~」とか言いながら、あっさりと受け入れます。「しんちゃんとつきあうと大変だよねえ」とシロに声をかけるいろは。そんなとき、しんちゃんが「お父さん・お母さん、あっちにいる!」といって、シロを連れて帰っていきます。「またあそぼう!」といってしんちゃんたちを見送るいろは・こむぎ。「おもしろい子だねえ」「しんちゃん、こむぎと話していた」「話せるのは楽しいね」と、いろは・こむぎは思うのでした。こんな感じで、さりげなく「クレヨンしんちゃん」と「プリキュア」のコラボが挿入されていました。

その後、サトル・まゆ・いろは・こむぎは、執事のメエメエをいろはの家に呼び出し、自分たちがプリキュアだということを両親に話したいと、いろはは相談します。「ないしょ、話しちゃだめ!」というメエメエに、サトルは「信頼できる人ならいいんじゃない?」と伝えます。そこへいろはの両親がやってきます。慌ててメエメエはひつじの姿に徹しようとしますが、ついに自分が話してしまって、正体がバレてしまいます。

「ごめんなさい、いままで黙っていて」といういろはに、「こむぎ、話せるの? 話せるのは夢みたい。鏡石の昔話みたい」と、いろはの母親は話します。いろはの両親によると、昔々、人と動物がなかよく暮らせるようにと強く願う動物たちが、神様にお願いをして、鏡石に動物が人と話せることもあわせて願ったのだとか。その後、鏡石には人と話せるように願う動物たちが集まってきたのだけど…。やがて、集まった動物たちの間でもめごとが起こるようになって、鏡石はただの石になったのだとか。その言い伝えだけが、このアニマルタウンに残っているのだそうです。どうやらこんな感じで、「鏡石の秘密」を解くこと=今年の物語の謎解きのようです。

一方その頃、まゆの飼っているネコのゆきのところへ、冒頭の鳥がなにか知らせます。その鳥の巣には、今度は白い髪の色の女の子が現れます。どうやらこの鳥の巣にガルガルが現れた様子。その様子を察知したいろは・こむぎ、そしてサトルは「あとで説明するから!」といって、ガルガルのところへ行こうとします。そのとき、こむぎは犬の姿から人の姿に変身。とうとう、こむぎが人と話せること、人間の姿に変身できることがバレてしまいます。このあとはメエメエが引き受けて、両親に対応することになります。

鳥の巣のところにかけつけると、ガルガルを白い髪の色の女の子が追い払い、まゆを守っていました。「あとはまかせる」といってその女の子が去ったあと、いろは・こむぎがプリキュアに変身します。今回はインコのガルガルのようで、羽根をパタパタして強い風を起こします。また「こんにちは。ガルガル」と、同じことをくりかえし話しつづけます。そしてプリキュアたちのジャンプ力以上に高くガルガルは飛んでしまいます。そこで変身後のキュアフレンディが、キラリンアニマルのコジカの力を借りて、インコのガルガルにジャンプで追いつき、つかまえます。そのあと、ふたりの力でガルガルを浄化、インコをニコガーデンに戻します。

ラストの場面ですが、いろは・こむぎ・サトル・まゆが家に戻ると、メエメエが入れた紅茶をいろはの両親が飲んでいます。「メエメエから話を聴いた。ニコガーデンの動物を助けているのはえらい。なにかかくしていると思っていたけど、誰かのためにがんばっているとわかった。ただ、無理はだめ。なにかあったら両親に相談すること」と、いろはの両親は戻ってきたふたりに伝えます。メエメエはサトルに「プリキュアのことはないしょだから」と伝えます。これで、いろはの悩みは解消です。いろはに「よかったね、受け入れてもらえて」とサトル…。このあと、こむぎが「みんなでおしゃべり、ごはん、ワンダフル!」といって、夕食をいっしょに食べます。

悩みが解消されてすっかり元気になったいろはを見て…。まゆは「これからもプリキュアがんばるって。私もいろはちゃんみたいになれたら…」と、ネコのゆきが聴いているところで話します。そんなとき、鏡石が光る…。ここで、今回の話は終了です。

まあ、物語の流れ的に違和感のないところで「クレヨンしんちゃん」と「プリキュア」のコラボが行われていること、「鏡石の秘密」とアニマルタウン成立の経過を解き明かすかたちで今年の物語がすすむこと、徐々に白い髪の色の女の子の正体がわかる時期が近付いていること(=おそらくこの子がキュアニャミーですが)、そんなことを1本の放送分に詰め込んで、盛りだくさん。それが5月19日放送分でした。ちなみに次の5月26日放送分は、アニマルタウンの赤ちゃんツアーと、どうやらキュアニャミーの正体がわかる話が重なる回になるようです。


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