http://mainichi.jp/area/news/20130426ddf001040003000c.html
(体罰・暴言:被害5000人、生徒・児童の3%、教員申告の6倍―大阪市教委アンケ 毎日新聞大阪夕刊2013年4月26日)
こちらの記事、紹介します。4月26日の毎日新聞夕刊に出ていました。
この調査が実際にどういう形で進められたのか、まずは詳細が知りたいところです。
それとともに、実際に教育行政に申告された教員の体罰・暴言等の1件の背後に、少なく見積もっても5~6倍の申告されていないケースがある、ということも、この結果からは見えてきます。
このところ子どもの人権に関する教員研修などでは、私は教員などのおとなが「よかれ」と思ってしていることでも、子どもの側から見たらまた違って見える、ということに気づけるかどうか、という話をしています。
そういうおとなと子どもの認識のズレに、教員の想像力が及ぶかどうかということを、今後も積極的に言う必要があるなあと、あらためてこの記事を読んで思いました。
と同時に、やはりこれだけの数の教員から子どもへの体罰・暴言等の問題が出てくるというのは、そういうことをする方向に教員が追いやられていくような形で、大阪市の学校教育になんらかの構造的な矛盾がる積もり積もっているとも考えられます。
つまり、「教員がますますキレやすくなる」ような構造に、大阪市の学校はどんどん追いこまれているのではないか。あるいは、「教員が学校で子どもにキレまくっている」状況を「隠す、表面的に取り繕う」ような状況が創られているのでないか。そういうことも考えられるのです。はてまた、「教員が学校で子どもにキレまくっている」ことによって、「とにかく、学校がなんとか表面的にでも落ち着いていれば、それでよし」というような、そんな雰囲気になっていないかどうか・・・。
とすれば、やはりこの間の大阪市の教育改革、特に橋下市政以降の教育改革が持つ抑圧的な性格などを、体罰・暴言等の問題と関連づけながら、あらためて問題にしなければいけないのではないか・・・と思えてなりません。なにしろ、ついこの前までは、体罰容認、何かあったら殴ってでも言うこときかせると言っていた方が、市長をされているのですから。
(体罰・暴言:被害5000人、生徒・児童の3%、教員申告の6倍―大阪市教委アンケ 毎日新聞大阪夕刊2013年4月26日)
こちらの記事、紹介します。4月26日の毎日新聞夕刊に出ていました。
この調査が実際にどういう形で進められたのか、まずは詳細が知りたいところです。
それとともに、実際に教育行政に申告された教員の体罰・暴言等の1件の背後に、少なく見積もっても5~6倍の申告されていないケースがある、ということも、この結果からは見えてきます。
このところ子どもの人権に関する教員研修などでは、私は教員などのおとなが「よかれ」と思ってしていることでも、子どもの側から見たらまた違って見える、ということに気づけるかどうか、という話をしています。
そういうおとなと子どもの認識のズレに、教員の想像力が及ぶかどうかということを、今後も積極的に言う必要があるなあと、あらためてこの記事を読んで思いました。
と同時に、やはりこれだけの数の教員から子どもへの体罰・暴言等の問題が出てくるというのは、そういうことをする方向に教員が追いやられていくような形で、大阪市の学校教育になんらかの構造的な矛盾がる積もり積もっているとも考えられます。
つまり、「教員がますますキレやすくなる」ような構造に、大阪市の学校はどんどん追いこまれているのではないか。あるいは、「教員が学校で子どもにキレまくっている」状況を「隠す、表面的に取り繕う」ような状況が創られているのでないか。そういうことも考えられるのです。はてまた、「教員が学校で子どもにキレまくっている」ことによって、「とにかく、学校がなんとか表面的にでも落ち着いていれば、それでよし」というような、そんな雰囲気になっていないかどうか・・・。
とすれば、やはりこの間の大阪市の教育改革、特に橋下市政以降の教育改革が持つ抑圧的な性格などを、体罰・暴言等の問題と関連づけながら、あらためて問題にしなければいけないのではないか・・・と思えてなりません。なにしろ、ついこの前までは、体罰容認、何かあったら殴ってでも言うこときかせると言っていた方が、市長をされているのですから。