2025冊目はこの本。
佐藤博志・岡本智周『「ゆとり」批判はどうつくられたのか 世代論を解きほぐす』
(太朗次郎社エディタス、2014年)
「ゆとり」教育なるものが導入された経過や教育政策上の意義などから見て、「ゆとり」世代なるものが誤解に過ぎないということをきちんと論じたこの本は、とても重要。
と同時に、90年代末~2000年代初めにかけて、「ゆとり」教育路線批判をやった教育論者、教育学研究者の議論に対しても、もっと突っ込んだ批判をしてほしかった・・・という思いもある。
「ゆとり」批判はどうつくられたのか: 世代論を解きほぐす
佐藤博志・岡本智周『「ゆとり」批判はどうつくられたのか 世代論を解きほぐす』
(太朗次郎社エディタス、2014年)
「ゆとり」教育なるものが導入された経過や教育政策上の意義などから見て、「ゆとり」世代なるものが誤解に過ぎないということをきちんと論じたこの本は、とても重要。
と同時に、90年代末~2000年代初めにかけて、「ゆとり」教育路線批判をやった教育論者、教育学研究者の議論に対しても、もっと突っ込んだ批判をしてほしかった・・・という思いもある。
「ゆとり」批判はどうつくられたのか: 世代論を解きほぐす