気付けばもうすぐ11月もおわり。今日11月29日は日曜日ですので、いつものとおり、朝からプリキュアと仮面ライダーセイバー見てました。またまた、今朝見たプリキュアの話を書いておきます。
まずは、そろそろ年末が近い=クリスマス商戦の季節ということで、プリキュア関連のさまざまなグッズのCMが、今日番組の合間に流れていましたね。当然ですが、最近出たばかりのキュアアースの持っているハープだとか、4人の合体技に使う注射器みたいな「ヒーリングっとアロー」のCMも流れてました。
それから、本編の話ですが。年末が近づくにつれて、敵の正体がだんだん明らかになってくることと、プリキュアたちひとりひとりのこの1年の成長が描かれること。だいたいそれが例年のパターンなのですが、今回のプリキュアはこの後者のパターン。陸上競技の走り高跳び(ハイジャンプ)に励んできたちゆ(=キュアフォンテーヌ)の成長ぶりが描かれるような、そんなストーリー展開でした。
冒頭の場面は、近隣中学校の陸上部との対抗戦から入りました。この大会、ちゆがハイジャンプで新記録を出して優勝をするのですが、そのときに隣の中学校のツバサちゃんが「次は世界で」と言って帰って行きます。そのあと、ひなた(=キュアスパークル)の姉が営むカフェでプリキュアたちはちゆのお祝いをするのですが、ちゆは「自分よりすごい人がいっぱいいるから」といって、「世界は特に目指していない」と、ひなたの姉の質問に答えます。
その翌日以降、「すこ中ジャーナル」(プリキュアたちの中学校の新聞)の取材が入ったり、練習を見学に来る後輩たちが増えたりと、ちゆへの関心は高まる一方。そんななかで、陸上競技の専門雑誌が「未来をになう若手のホープ2人」の特集ということで、ツバサとちゆの2人のインタビュー取材をすることになりました。
この取材のときに、ツバサはちゆに「似ているのかも、私たち」と言います。ただ、ツバサはどうやら海外に留学するようで…。取材終了後、ちゆに「世界の大会で会えることを楽しみにしている」と伝えます。でも、ちゆは「そんなことは考えていない」と。そのちゆのことばを聴いて、ツバサは「がっかりした。ハイジャンプへの思いはその程度なのか。あなたに負けてくやしい。もっと高く跳べるようになりたい。私のハイジャンプは、お遊びのハイジャンプじゃない」と言って、去っていきます。
そのツバサのことばを聴いて、ちゆは少しふさぎ込みます。そのことを、他のプリキュアたちに気付かれてしまいます。どうやら「お遊びのハイジャンプ」と言われたことが、ちゆにとってはショックだったようです。ちゆは「私は青い空に近づきたいから、ハイジャンプをしていた。それがいけないの?」と言うのですが・・・。周りのプリキュアたちは、「(ツバサは)本当にまた勝負したかったんだね」「(ちゆの)最初のハイジャンプやりたかった思いを大切に」と伝えます。それを聴いて、ちゆは「私は私の思いで跳ぶ」と心に誓います。そのとき、かつて自分の父親と家でハイジャンプの練習をしていた頃のことを思い出します。
次の日、ちゆは陸上部の練習で、「この前の大会よりも5センチ高く跳ぶ」練習を始めます。何度やってもうまく跳べないのですが、すごい気迫です。そんな様子をのどか(=キュアグレース)が見ていて、「ちゆちゃん、たいへんだけど、楽しそう」と感じます。そして…。とうとう、この前の大会よりもさらに5センチ高く跳ぶことに成功します。「これを伝えなきゃ!」といって、ちゆは隣の中学校へ。「今日、私が熱くなれたのは、ツバサのおかげ」と伝えたかったのですが、そのツバサはすでに家に帰った様子。「きっと陸上競技場にいる」と思って、ちゆはツバサを見付けようと思い、陸上競技場へかけだすのですが…。
でも、そこにはシンドイーネが居て、ツバサをギガビョーゲンにしていたのでした。どうやらシンドイーネもまた、キングビョーゲンから「さらに一歩抜け出せ」と求められているようです。ここでちゆと他のプリキュアたちも合流し4人で変身して、ギガビョーゲンに閉じ込められたツバサを助けようとします。
キュアフォンテーヌに変身したちゆは「ライバルを返せ、彼女を返せ」「ライバルの彼女がいるから、私はもっと跳べる」「あなたには、その気持ちがわからないでしょう」とシンドイーネに言います。そして、キュアフォンテーヌとキュアアースで力を併せてギガビョーゲンの動きをとめ、プリキュア4人の合体技を出して、ツバサを救い出します。
ラストの場面ですが、ちゆはツバサに「あのままさよならできない。ライバルなんだから、次に会うのは世界ね。それまでに、もっと高く跳べるようになる」と伝えます。ということで、これで今回のお話はおわりです。