できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(2月27日)のプリキュアの話です。

2022-02-27 18:34:56 | プリキュア話

今日は日曜日。いつもどおり朝、プリキュアと仮面ライダーみて、部屋の掃除しました。ただ、ちょっと疲れがたまってきているのか、口唇ヘルペスがでてきてます。なので、午後からはひたすら寝てました。まあ、こんな日もしょうがないかな~って思います。あしたからたまっている仕事とか、締切迫る原稿の執筆とかがんばります。

さて、今日のプリキュアですが、いよいよ2人目のプリキュア・キュアスパイシーが登場します。もちろん色は水色(青系)で、先週登場した芙羽(ふわ)ここねちゃんがキュアスパイシーになります。パートナーになる妖精は、これももちろん、先週登場したパムパムですね。このキュアスパイシーとパムパムのコンビは、サンドイッチといいますか、パンの妖精がプリキュアを生むかたちになります。ちょうどコメコメとキュアプレシャスのコンビが、「おにぎりの妖精」からプリキュアが生まれたみたいに…。

今日の話の冒頭は、前回の話のおさらいから入ります。まず、パムパムが新しい妖精として目覚めて、はなしはじめたこと。先週はゆいちゃん(キュアプレシャス)とコメコメ、パムパムが、街のなかでここねちゃんに出会ったこと。さらに変身したキュアプレシャスに、ここねちゃんは家まで送ってもらったこと。そんなことがえがかれます。そして、朝食にサンドイッチをひとりで食べているここねちゃんの前に、サンドイッチの妖精(レシピッピ)が現れます。そこへ「おじょ~さま、登校です」と、ここねちゃんの家の執事らしき人が声をかけます。どうやらここねちゃんは、ゆいちゃんたちが暮らす「おいしーなタウン」の高級レストランのお嬢様のようです。

さて、新学期最初にゆいちゃんが登校すると、なんと、ここねちゃんと同じクラスになります。帰宅してそのことをマリさんや自分の母親に話すと、「ここねちゃんと仲良くなれるといいね」と言われます。また、先週から変身できるようになったコメコメは、赤ちゃんの姿になってハンバーガーを食べてます。そして、人間のことばを話せるパムパムは、「ここねに会いたい」と言います。

次の日、学校生活のあいまに、ゆいちゃんはなんとかしてここねちゃんに話しかけるチャンスをさがすのですが…。なかなか見つかりません。そんなときにはなみちゃん(ランランという呼び方もされてますが)に声をかけられ、お昼休みに食堂に行きます。はなみちゃんはソフトクリームを食堂で食べてますが、まあ、満員ですね。きっとこのはなみちゃんが、3人目のプリキュア(黄色系)になりそうな予感ですが…。

「おなかがすいた」と思いながら、それでもゆいちゃんがここねちゃんを探していると、学校の体育館の裏で、走り高跳びにつかうマットをひとりでひっぱるここねちゃんを見付けます。「何をしているの?」とゆいちゃんは声をかけますが、「ひとりでやるから」とここねちゃんはお返事。「おばあちゃんが言ってた。人の力も出汁もあわせるのがミソだって」というゆいちゃんは、ここねちゃんといっしょにマットをひっぱります。すると、そのマットの隅には、飼育小屋から抜け出した子ウサギが居ました。

「芙羽さん(=まだ、「ここね」とは呼べない)やさしい。コメコメを助けてくれてありがとう」と、子ウサギを助けたあと、ゆいちゃんはここねちゃんに声をかけます。さらに「うちに遊びにこない? またみんなに会いたくない?」といって、なんと、パムパムとコメコメも学校にやってきます。そんなコメコメやパムパムをみて、ここねちゃんは「かわいい~」って思ってしまいます。

放課後、なぜかマリちゃんをおいてきて、ここねちゃんとゆいちゃんは、おいしいパン屋さん「ハートベーカリー」にやってきます。いっしょにサンドイッチを選ぶのですが、どれも食べたくて迷います。ここねちゃんはどうやらこの「ハートベーカリー」によく来るようで、「ここでひとりで過ごしているのが好き」といいます。ただ、ここねちゃんにも、サンドイッチのレシピッピがよく見えるようで、ゆいちゃんとふたりで「レシピッピが見える、うれしい!」といって共感します。そこで、勇気をだしてここねちゃんがカレーパンをゆいちゃんと分けて食べようとしたとき…。ブンドル団のジェントル―とウバウゾーが現れ、パンのレシピッピをまとめて奪い取ります。

どうやら今回のジェントル―は、プリキュア出現でレシピッピ集めがうまくいかないため、ブンドル団のボス・ゴータッツが「パンが好き」ということで、パンのレシピッピをとにかくたくさん集めることがねらいの様子。また、レシピッピをたくさんぶんどるほど、ウバウゾーは強力になるようです。

ウバウゾー出現に気付いたので、そこにマリさんが現れ、デリシャスフィールドをつくって、ゆいちゃんとパムパム・コメコメといっしょに入り込みます。でも「わたしも!」といって、なぜかここねちゃんも、そのデリシャスフィールドに入ります。そして、ゆいちゃんがコメコメといっしょに、キュアプレシャスに変身するところを見ます。「どうやって中へ?」と、ここねちゃんの登場に驚くキュアプレシャスやマリさんたち。「お願い、ここから逃げて!」とキュアプレシャスとマリさんは、ここねちゃんに伝えます。「パムパムがここねに会いたいと言わなければ(たたかいに巻き込まなかった)…」と、パムパムは後悔します。

でも、ここねちゃんはパムパムに対して、「あなた、お話できるよね? なぜこんなことになってるのか、教えて」とききます。するとパムパムは「レシピッピが奪われると、食べものの味がなくなる。だから、食べものの味を取り戻すためにたたかってる」と、ここねちゃんに伝えます。それを聴いたここねちゃん、「私もここに残る。おいしいパンが食べたい。一人の時が好き。でも、今はあの子(=キュアプレシャス、つまり、ゆいちゃん)といっしょに居たい。あの子といると、あたたかいものが出る。あの子と大切なものを守りたい!」と言います。それを聴いて、パムパムも「いっしょに守りたい」と言います。すると…。なんと、2個めのハートキュアウォッチがでてきて、それがここねちゃんの腕に。そして、サンドイッチを食べるようなかたちでパムパムといっしょに変身して、キュアスパイシーにここねちゃんが変身します。

ここから先は、今までより強くなったウバウゾーを、キュアプレシャスの500キロカロリーパンチと、キュアプレシャスのピリッとサンドプレス(サンドイッチのように敵を挟み込む)技などで抑え込み、最後はキュアプレシャスの「スパイシーサークル」という技で倒します。

最後ですが…。ウバウゾーを倒すことは「いっしょだからできた、ありがとう」と、ゆいちゃんにここねちゃんは声をかけます。そしてもう一度、ハートベーカリーにもどって、「これからはずっといっしょ」といって、カレーパンを半分に分けて2人で食べます。こんな感じで、今回はおわりました。

ただ、このまますんなりとキュアプレシャス(ゆい)・キュアスパイシー(ここね)の関係がうまくいくのかどうか…。どうやら、次回予告は「ここね、はじめてのお友だち」というタイトルになっていますので、2人のプリキュアのコンビがうまく組めるかどうかで話をつくるみたいですね。まあ、今まで「お嬢様」で「ひとりで過ごす」ことが当たり前だったここねちゃんと、誰とでもなかよくなりたいゆいちゃんとの関係ですからねえ、いろいろ起こるのではないかと…。そこに3人目の黄色いプリキュアが仲立ちするように入ってくるのかなあ。パンとおにぎりの妖精の次は、麺類の妖精がでてきて、黄色いプリキュアとコンビくむのかなあ…なんてことを思いながら、今日の放送分を見てました。

あと、忘れないうちに書いておきます。こんな風に私がプリキュアを見て、ブログを書けるのも、平和な世の中があるからです。一日も早く、ウクライナでの停戦とロシア軍の撤退を求めます。ロシアやウクライナに限らず、世界中のどこの地域であっても、子どもたちが身近なおとなとともに、誰からも攻撃されることなく、安心してアニメを見ることができる日々が来るように。そのことを願ってやみません。

 


ロシアのウクライナ侵攻に抗議し、即時停戦を求めます(その2)

2022-02-26 19:24:10 | 国際・政治

ロシアのウクライナ侵攻に抗議し、即時停戦を求めます。

先ほども「その1」というかたちで、今日フェイスブックに書きこんだ内容を加筆修正して転載しました。今度は「その2」で、やはり今日の午前中、フェイスブックに書いたことを加筆修正して転載します。以下がその転載内容です。

<以下、転載内容>

もうひとつ、思い出したこと。昭和維新とか、日中戦争や近衛新体制とか言っていたあの時代に…。そもそも「革新官僚」といって、積極的に国民総動員体制の建設に加担した役人がいる。あるいは、アジア各地の植民地の傀儡国家や「自治政権」に送り込まれ、現地で「影の支配者」的にふるまった官僚もいる。いまの厚生労働省の前身、「厚生省」も、こういう歴史的な経過のなかで生まれたのでは?

あるいは、弾圧を避けるための世を忍ぶ仮の姿かもしれないけど、「転向した左翼」の人々のなかから、その新体制に協力せざるをえなかった人びともいる。

他方で、「このたびの戦争が国家を改造してくれる。我々の地位や待遇を向上させてくれる」と期待して、その国民総動員体制の建設に積極的に協力した人びともいる。そのなかから「産業報国」みたいな発想も生まれてきたのではなかったかと。

そして「○○占領ばんざい!」とかいって提灯行列やった人々もいるし、そういう風潮をあおるような新聞・雑誌記事書いたり、ラジオ報道やった人々もいる。戦場に赴いて現地取材して、文章書いた作家もいる。戦意高揚の歌曲つくった音楽家もいる。(そういえば、最初の東京オリンピックをやろうとしたのも、この時期では?)

さっきある方のフェイスブック記事読んだとき、このたびのウクライナとロシアの戦争になんか変な期待をしているような、ある著名なソーシャルワーカーのSNS上での発言が話題になっていたけど…。そういうのを見るたびに、1930年代~40年代の日本の思想的な風潮を思い出すのは、私だけなんだろうか?

どの分野の人でもそうだけど…。過去の歴史に照らして我が身をふりかえっておかないと、いまは道を間違えそうな気がする。他の人の批判も必要だけど、まずは私自身が過去の歴史に学ぶ必要があるな~と。あらためてそのことを痛感する次第です。

 


ロシアのウクライナ侵攻に抗議し、即時停戦を求めます(その1)

2022-02-26 19:15:33 | 国際・政治

ロシアのウクライナ侵攻に抗議し、即時停戦を求めます。

下記の文章は今日の午前中、フェイスブックに書きこんだことに加筆修正して、転載するものです。2つの内容を書き込んだので、2回に分けて書きます。

<以下、転載内容>

今から80年か90年ほど前、アジアでの戦争相手国の首都を占領して、その国の政権を崩壊させようとして、その首都で虐殺事件を起こした国がありますね。
その国は、その虐殺事件が起こる数年前から、相手国の東北部に「自治政権」みたいなものつくったり、傀儡国家みたいなものつくって自国の軍隊を「進駐」させたりしましたね。
でもその国は、相手国の長年にわたる抵抗に結局勝つことができず、最終的には世界各国を相手に戦争をすることになり、敗戦を迎えて、新しい憲法をつくることになりました。
 
その新しい憲法をつくるきっかけを与えた占領国も、今から50~60年ほど前、東南アジアの別の国にやはり傀儡政権をつくって、その傀儡政権を支えるとかいって、泥沼の戦争に突入。結果的にその戦争に敗北して、撤退しました。
また、その占領国は、今から30年ほど前にも中東で他の国を巻き込んで戦争を起こしたり、20年ほど前には「大量破壊兵器をもっている」とかいって、政権転覆を狙って戦争を起こしてましたね。その結果、中東諸国に混乱がずっと引き起こされてますね。また、その国に対する反感が、その中東地域の人々に根強くのこっているようにも感じます。
 
そして今、ウクライナの一部地域に「自治政権」をつくって、「それを保護する」という名目でロシアがウクライナに軍を送り込み、戦争がはじまりました。
ロシアにしてみれば、そのかつてアジアで大戦争やった国や、その国を占領した国に対して、「お前らがロシアの批判できるかよ。お前らが昔やったこと、やってみせてるだけだよ」という言い訳をするかもしれませんね。
でもその「昔やったこと」を参考にすれば、ロシアもそのかつてアジアで大戦争をやった国や、その国を占領した国と、同じ道をウクライナでたどるかもしれません。
 
さて、この「かつてアジアで大戦争やった国」と、「その国を占領した国」は、どこでしょうか? みなさんお気づきのとおり、かつての大日本帝国であり、アメリカですよね。
私たちはいま、どこかの覇権主義的な国家の立場に立って、「ロシアへの批判」をするのではなく、「この戦争で深く生活が破壊され、苦しむ人々」に根差して批判したいものです。また、そのことに根差した批判は、かつての大日本帝国の幻想をいまだにおいかけているような日本の政治家や、「世界の警察官」を演じてアメリカの覇権を拡げようとした人々に対する批判とも相通じるはずだと思います。
以上、昨夜寝るときに考えたことでした。
 
<追記>
そのロシアも旧ソ連時代、ナチスドイツのポーランド侵攻のどさくさにまぎれてバルト三国とポーランド東部を「併合」しましたね。ただその旧ソ連も、そのポーランド侵攻のあとにフィンランドに侵攻したら、逆に手痛い反撃をくらった苦い記憶があるはずです。そういうことを想起しないのかなあ、今のロシアの政権?
もうひとつ思い出しました。旧ソ連時代、確か1980年代だと思いますが…。アフガニスタンに侵攻してはみたものの、長年にわたって地元の諸勢力に根強い抵抗を受け、結局「撤退」せざるをえなくなったんですよね。でも、そのときの混乱がいまだにアフガニスタンでは尾を引いている面があるわけで…。そういうことも思い出さないのかな、今のロシアの政権?
いまもしも私が中学校社会科か高校地歴科・公民科の担当教員なら、授業1コマぶっつぶして、こんな話するだろうなあ。大学でもやりたいくらいだな~。新年度・新学期最初の1コマ、どの科目でも授業計画とかの説明済ませたら、短時間だけでもこんな話しようかな?

昨日(2月20日)のプリキュアの話です。

2022-02-21 18:36:15 | プリキュア話

おかげさまで昨日(2月20日)、無事に卒業制作展の本部受付当番の仕事がおわりました。まあ、昨日が最終日だったのですが…。とりあえず人文学部生の卒論展を見て、本部受付の仕事をして…と、最低限の専任教員としてのおつとめをこなすことができました。ちなみに本部受付は、できたてほやほやの新校舎(本館前)に設営されてました。

ただ来場者のカウントとか、入場予約の確認等々、ほとんど「イベント運営スタッフ」みたいなものなので、本部受付を約3時間近くやったら、けっこう疲れましたね。あと、新型コロナ禍のなかでの開催なので、入場者の検温・消毒等のお願いもくり返しやらなきゃいけなかったですしね…(早くおさまってほしいですね、オミクロン株の流行)。

それはさておき、昨日のプリキュアの話書いておきます(プリキュアと仮面ライダーを見るだけ見て、卒業制作展当番に出勤したので)。

いよいよ「デリシャスパーティプリキュア」も3週目。そろそろ2人目のプリキュアが登場する頃なのですが、どうやらこのシリーズはプリキュアがそろうのを「じらす」感じのようですね。ちなみに昨日放送分は、まず先にパートナーになる妖精さん・パムパムを先に登場させて、次の週(2月27日)放送分で青いプリキュア(キュアスパイシー=ここねちゃん)を登場させるという流れになっているようです。

それで本編の話ですが、冒頭はキュアデリシャス=ゆいちゃんの家で、カレーをつくろうという話から始まります。お母さんが定食屋をやっているので、時々、ゆいちゃんが代わりに夕食をつくるのだとか。ただ、冷蔵庫を見たら、ニンジンがないことに気付きます。

そんなときに、マリさんが「新しい妖精が生まれた」といって、パムパムを連れてきます。このパムパムも、いま、キュアデリシャスのパートナーを務めているコメコメも、本当はすごく長い名前なのですが…。ひとまず、この略称でいくようです。また、パムパムは「心の広いおとな」(自称)だそうで、まだ幼児語のようなことばしか話せないコメコメの言うことがよくわかるようです。そして、コメコメが空腹な様子に気付いたパムパムは、プリキュアに変身するときに使うウォッチから、コメコメ専用の料理を出します。また、パムパムによると、お料理の妖精レシピッピがたくさん集まると、なにかいいことが起こるようです。

ただ…。パムパム登場で自分に注目が集まらなくなったコメコメは、ちょっと不満そう。自分もいいところを見せようと思って、買い物かごと財布、そしてゆいちゃんが書いた「にんじん」というメモをもって、どこかへ出かけてしまいます。

一方、「今日のお迎えはここまでで」といって、ここねちゃんが送迎の車から降りてきます。そんなここねちゃんが商店街を歩いていると、買い物かごをもったコメコメに出会います。「にんじんを買いたいのね」と気付いたここねちゃんは、八百屋さんでにんじんを買って、コメコメのかごに入れます。コメコメは大喜びです。でも、マリさんとゆいちゃん、パムパムは「コメコメがいない!」ということで、大騒ぎになります。

コメコメはそのあとも「おいしーなタウン」をウロウロして、家に帰ろうとするのですが…。道に迷って、カラスに襲われたりします。そんなとき、帰り道で再びここねちゃんと出会います。また、ここねちゃんと出会ったコメコメを公園でパムパムが見つけて、人間のことばで話しかけます。ここねちゃんが人間のことばを話すパムパムにびっくりしたとき、そこにゆいちゃん・マリさんが駆けつけて、コメコメの居所を聞き出します。

そのあと、公園にはゆいちゃんの家の隣に住んでいるたくみくんがやってきます。コメコメの持っていたかごを見付けたと、たくみくんが届けてくれたのです。そのかごを見て、ゆいちゃんはコメコメが自分のかわりににんじんを買いに行ってくれたことに気付きます。「がんばってくれてありがとう。おいしいカレーできるよ」と、ゆいちゃんがコメコメに話しかけたその頃…。

黄色い服の女の子(=きっとこの子がそのうち、3人目のプリキュアになるのでしょう)がカレーを食べているとき、お店にブンドル団のジェントル―が現れ、カレーのレシピッピが奪われます。ブンドル団出現にゆいちゃんのウォッチが反応して、カレーのレシピッピを助けにいくことになります。急に走り出したゆいちゃんたちを見て「なんだ、あいつら?」とたくみくんは思うわけですが…。

いよいよジェントル―がウバウゾーを出して街を襲い始めたとき、ウバウゾーとたたかうためにマリさんが人間界とのあいだに「デリシャスフィールド」をはり、そのなかにゆいちゃん・マリさんが入り込みます。その様子を、遠くからここねちゃんが見ています。ゆいちゃんはすぐにキュアプレシャスに変身します。

今回のウバウゾーは、カレーの入った大きな鍋(ずんどう)のかたちをしています。外からの攻撃ではきかなさそうというマリさんのアドバイスに従って、鍋のなかにキュアプレシャスが入り込み、内側から「500キロカロリーパンチ」を繰り出します。そして「コメコメの買ってきたにんじんでカレーをつくる。カレーは笑顔!」といって、ウバウゾーを倒します。そのあと、デリシャスフィールドがもとにもどるのですが…。その場には、なんと、ここねちゃんがいました。「家まで送っていく」といって、キュアプレシャスはここねちゃんを抱えて連れて行きます。ただ「家がわからない…」というオチがつくのですが。

ラストの場面では、マリさんとゆいちゃんが、コメコメの買ってきたにんじんを使ってカレー作りをします。コメコメは寝ていたのですが、カレーができあがると起きてきます。そのとき、コメコメが赤ちゃんのような姿に化けます。パムパムの話では、コメコメは特殊な妖精さんで、いろんな姿に化けられるそうです。そして、コメコメはどうやら、ゆいちゃんのようになりたいようで…。そういって、みんなでおいしそうにカレーを食べてました。でもそのとき、ここねちゃんはひとり、家でステーキを食べてる姿が描かれます…。

ざっとこんな感じで、どうやらパムパムとここねちゃんがもう一度出会って、次回はプリキュアになりそうなんですけど、まだ話を引き延ばすようですね。ちなみに次回は中学校の新学期スタートで、ここねちゃんとゆいちゃんが同じクラスになることと、先ほど書いたとおりキュアスパイシー(青いプリキュア)が登場するようです。ということで、昨日のプリキュアの話、おわります。


最近読んだ本をまとめて紹介(3352冊目~3372冊目)

2022-02-19 18:33:59 | 本と雑誌

またまた最近読んだ本がたまってきたので、以下のとおり、タイトル名や著者名、出版社名程度ですが紹介しておきます。社会科・地歴科関係の本がいくつかあるのと、時期的に阪神淡路大震災関連の本やパンデミック関係の本もあります。あと、タイトルで気付かれると思いますが、今年の大河ドラマ関係の本がちょっと多めですね…。

なお、あしたは日曜日ですが、卒業制作展の本部要員として出勤します。なので、プリキュアや仮面ライダーの話はまた後日、ブログに書くことになります。一応、プリキュアと仮面ライダーを見てから出勤する予定ですけど、ブログ書く時間はなさそうなので…。

3352冊目:松井秀郎編『1964年と2020年くらべて楽しむ地図帳』山川出版社、2020年

3353冊目:関眞興編著『60年前と現在の世界地図くらべて楽しむ地図帳』山川出版社、2021年

3354冊目:木戸崇之・朝日放送テレビ『スマホで見る阪神淡路大震災』西日本出版社、2020年

3355冊目:中野剛志・適菜収『思想の免疫力』KKベストセラーズ、2021年

3356冊目:上杉和央『歴史は景観から読み解ける はじめての歴史地理学』ペレ出版、2020年

3357冊目:若松英輔『14歳の教室 どう読みどう生きるか』NHK出版、2020年

3357冊目:教皇フランシスコ(早野依子訳)『教皇フランシスコ コロナの世界を生きる』PHP研究所、2021年

3358冊目:教皇フランシスコ(カトリック中央協議会訳)『パンデミック後の選択』カトリック中央協議会、2020年

3359冊目:若松英輔・山本芳久『危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて』文春新書、2021年

3360冊目:朝日新聞社編『私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2』朝日新書、2021年

3361冊目:山崎雅弘『第二次世界大戦秘史 周辺国から解く独ソ英仏の知られざる暗闘』朝日新書、2022年

3362冊目:山極寿一『京大というジャングルでゴリラ学者が考えたこと』朝日新書、2021年

3363冊目:酒井敏『野蛮な大学論』光文社新書、2021年

3364冊目:杵島正洋・松本直記・左巻健男編著『新しい高校地学の教科書』講談社(ブルーバックス)、2006年

3365冊目:海野弘『1914年 100年前から今を考える』平凡社新書、2014年

3366冊目:池田嘉郎『ロシア革命 破局の8か月』岩波新書、2017年

3367冊目:大木毅『日独伊三国同盟』角川新書、2021年

3368冊目:岩田慎平『北条義時 鎌倉殿を補佐した二代目執権』中公新書、2021年

3369冊目:呉座勇一『頼朝と義時 武家政権の誕生』講談社現代新書、2021年

3370冊目:坂井孝一『鎌倉殿と執権北条氏 義時はいかに朝廷を乗り越えたか』NHK出版新書、2021年

3371冊目:本郷和人『北条氏の時代』文春新書、2021年

3372冊目:細川重男『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」』朝日新書、2021年

 

 

 


今日(2月13日)のプリキュアの話です。

2022-02-13 18:41:31 | プリキュア話

昨日やっと新シリーズ・デリシャスパーティプリキュアの初回を録画で見たところですが、今日はもう2回目の放送日。今日は朝から予定通りプリキュアと仮面ライダーを見ましたので、今日の放送分のこと、書いておきます。

まあ、前回はおいし~なタウンの定食屋の娘・ゆいちゃん(キュアプレシャス)が、料理の国・クッキングダムからやってきたローズマリー(マリちゃん)と出会って、世界中の料理の味の妖精レシピッピを盗むブンドル団とたたかいはじめる…。そういう展開でした。今回はそのマリちゃんとゆいちゃんの基本的な関係を描くことと、今年のシリーズの「初期設定」にあたる話を描くこと、その2つがストーリーの基本展開でしたね。また、新シリーズ放送開始当初に、おもちゃメーカーが売り出したいのはこのアイテム…というのも、よりくっきりと見えてきました。

まず今日の話ですが、前回の続きで、ゆいちゃんは食べかけのオムライスを家に持ち帰って食べます。取り戻したオムライスのレシピッピがもとどおりになると、味も元通りになります。だからレシピッピが盗まれると、料理の味が失われるわけですね。「ブンドル団って恐ろしい…」と思ったときに、お料理の国クッキングダムの王様がマリちゃんに連絡をしてきます。このとき、プリキュアの変身に使う「ハートキュアウォッチ」が、通信用のアイテムとしても使われます。このハートキュアウォッチと、妖精コメコメのお人形が、当面、おもちゃメーカーの売りたいものでしょうね。

その王様曰く、妖精のコメコメの力で伝説のプリキュアが生まれるというのは、大変喜ばしいこと。また、このハートキュアウォッチは、プリキュアをいろんな場面で助けることになるだろうとのこと。レシピッピも、そのハートキュアウォッチに守られたら、元気を取り戻すようです。

ただ、マリちゃんは王様に対して、「もう、この街(おいし~なタウン)ではいくつかのお店が休みになっていて、レシピッピが奪われている」と伝えます。王様曰く、それをもとにもどすには、「ブンドル団に奪われたレシピボンをとりもどす」ことが大事だとのことです。

その一方で、王様の親衛隊長フェンネルがマリちゃんのネックレスを見て、「これではクッキングダムと行き来できない!」と言います。どうやら前回のたたかいで、ブンドル団のジェントル―にネックレスを壊された様子。「これでは技が出せない…」というマリちゃんやフェンネルに対して、ゆいちゃんは「私がプリキュアをがんばるから、ど~んと任せて!」と言います。そこで、マリちゃんに対して王様は人間界で使える多額のお金を、そのハートキュアウォッチ経由で届けます。

マリちゃんはそのお金で、ゆいちゃんの実家(定食屋なごみ亭)の隣にある「福あん」というゲストハウスに泊まります。このゲストハウスが、前回登場した拓海くんという男の子(=いっしょにゆいちゃんとオムライス食べに行った子)の家のようです。また、ゆいちゃんは自分の母親に「コメコメを預かっていい?」と頼みます。コメコメがなんか不思議なネコのように思えたお母さんは、「ゆいは強い子だから…」といって、すぐにOKをだします。かつてゆいちゃんが捨てられていた子猫を拾ってきて、大事に育てていたことを思い出したようです。ただ、マリちゃんとゆいちゃんは「プリキュアの事や料理の国・クッキングダムのことは(お母さんや拓海くんに)秘密にしておこう」という約束をします。

その翌日。「いつブンドル団が来ても大丈夫。任せてよ!」というゆいちゃんに対して、マリちゃんは「たたかいはそんなに甘くない」「ゆいちゃん、お母さんと仲良くするのよ」といって、コメコメをつれてどこかへ出て行きます。どうやら「福あん」に聞くと、マリちゃんはチェックアウトして、置手紙をして出て行ったようです。その手紙には、ゆいちゃんをたたかいに巻き込みたくないと書いてありました。

そんなとき、街中の空揚げ屋で、黄色い服のらんちゃん(=たぶん、この子が中華料理屋の娘で、将来黄色のプリキュアになるのだと思いますが)がおいしそうに唐揚げを食べているとき、ブンドル団のジェントル―がやってきます。ジェントル―がからあげのレシピッピを奪うと、唐揚げが急にまずくなります。そのジェントル―が現れたことを、ゆいちゃんの持っているハートキュアウォッチが反応して、知らせます。そこでゆいちゃん、大急ぎでハートキュアウォッチが示す場所に向かいます。その途中で、青い服の女の子(=この子がたぶん、将来、青色系のプリキュアになるのだと思いますが)とすれ違います。

ゆいちゃんがその場所に到着すると、マリちゃんがブンドル団の出してきた怪物ウバウゾーと対決しようとしています。そこで、ゆいちゃんはすぐにコメコメの力を借りて、キュアプレシャスに変身して、ウバウゾーと対決しようとします。ただ、そんなキュアプレシャスを、マリちゃんは「やめて!」と止めようとします。「私の力が足りないばかりに…」と申し訳なさそうです。でも、キュアプレシャスは「心配してくれてありがとう。でも、私は見ているだけは無理。誰かのためにがんばる心はいちばん強い。それを信じてる。私はあきらめない!」と、マリちゃんに伝えます。

するとマリちゃんは、「ただ敵につっこめばいいってもんじゃない」「相手は中距離攻撃タイプ、相手のふところに入る」と、キュアプレシャスに策を授けます。どうやらここで、マリちゃんが作戦をたてて、キュアプレシャスが攻撃…という、役割分担ができあがったようです。そして、マリちゃんがウバウゾーの注意を惹きつけている間に、キュアプレシャスがウバウゾーに接近。500キロカロリーパンチを出して倒したあと、プレシャストライアングルという技を出して、唐揚げのレシピッピを取り戻します。

ラストの場面ですが…。「友情の証し」「これからもよろしくね」といって、マリちゃんはクッキングダムのおそろいのグラスを出してきます。そして、ゆいちゃんの家で、山盛りの唐揚げをいっしょに食べます。ゆいちゃんは「ごはんは笑顔」といって喜んで食べますが、ハートキュアウォッチのおかげで、よりくっきり前よりも唐揚げのレシピッピがよく見えるようです。また、そのウォッチのなかに、コメコメの部屋ができました。

まあざっとこんな感じで、マリちゃんとキュアプレシャスの役割分担、当面はおいし~なタウンで奪われたレシピッピをブンドル団から取り戻すこと、そのときにハートキュアウォッチとコメコメのようなエナジー妖精さんの力が必要になること…といったことが、具体的になってきました。

次回はどうやら、次のエナジー妖精・パムパムが登場するようです。パンの妖精のようですね。今回も最後に眠りからパムパムが覚めたところで終わってました。たぶんパムパムは、青いプリキュアのパートナーになるように思うのですが…。ただ、予告編では次回、コメコメが行方不明になるようです。ということで、今回のプリキュアの話、おわります。


やっと2月6日分のプリキュアの録画見ました~新シリーズ「デリシャスパーティプリキュア」スタートですね~

2022-02-12 14:55:16 | プリキュア話

今日は2月12日(土)。やっとさっき、2月6日(日)から放送開始の新シリーズ「デリシャスパーティプリキュア」の初回分の録画を見ることができました。

いや~。今週はほんと、予定がきつかったです…。入試業務で6日は大学に朝から出勤。おまけに今週は、大学や教組関係で、朝から晩までネット会議の日が2日ありました。これに加えて、大学に出向いて新校舎の内覧会に出た日もありますし…。そういう関係で、ちょっとくたびれて、一日何もする気になれず、録画も見ないでぼけ~っと過ごした日もありまして…。やっとさっき、初回放送分の録画を見ることができた次第です。

ということで、さっそく新しいプリキュアの話、書いておきますね。

まず、今回は「世界中のおいしい料理の味を守る」というのが、プリキュアたちの主な役目になるようです。また、そのプリキュアたちと行動を共にする存在として、料理の国・クッキングダムからローズマリーが派遣されます。このローズマリー(プリキュアたちは「マリさん」と呼んでますが)、3人の妖精(エナジー妖精というそうですが…)と共にプリキュアを見付けて、怪盗ブンドル団からレシピッピ(料理の味の妖精)を守ろうとしています。どうやらクッキングダムの王様から、ローズマリーはクッキングダムの国宝・レシピッピを取り戻して、「レシピボン」にもどすよう指令が出されているようです。

他方、今回は初回ですから、このシリーズでメインになるプリキュア・キュアプレシャス(ゆいちゃん)が最初に変身することになります。ゆいちゃんは「おいしーなタウン」という、世界中の料理を集めた街の定食屋の娘、中学2年生。普段は「おいしい<おにぎり>食べさせてあげる」と言われると、どこの部活の助っ人にも行くような、そんな「おにぎり大好きな女の子」です。今回は女子サッカー部がおにぎりをつくって、ゆいちゃんに食べさせて、試合に出てもらってました。どうやらゆいちゃん、スポーツは得意なようです。また、坂道を転げ落ちるベビーカーをゆいちゃんがおいかけて、必死で止める…なんて場面も描かれてました。ゆいちゃん、運動神経はほんとうによさそうです。

そうそう。その坂道を転げ落ちるベビーカーを止めるときに、中華料理の配達に出かける黄色い髪の毛の女の子と、そのゆいちゃんの様子を見守っている青い髪の毛の女の子がでてきました。このふたりがきっと、今後新しいプリキュアになるんじゃないかな…なんてことは、すぐに予想がつきますね。あと、マリちゃんですが、見た目は「イケメン」です。

さて、そのマリちゃんですが、人間界にやってきたのはいいものの、おなががすいて公園でぶっ倒れます。そのぶっ倒れているマリちゃんに何か食べ物を見付けようと、エナジー妖精のコメコメ(どうやらごはんやおにぎりの妖精のようです)が果物屋に行ったとき、買い物に来ていたママさんのベビーカー(赤ちゃんが乗ってる)が坂道を転げ落ちて…。それで、ゆいちゃんが必死でベビーカーを追いかけて、止める。そんなところから、コメコメやマリちゃんとゆいちゃんの出会いがはじまります。

そのおなかをすかせたマリちゃんを、ゆいちゃんは自分の家でもある定食屋「なごみ亭」に連れて行きます。マリちゃんは「おいしいものを食べさせてもらったのに、お金がないのは悪い」というので、ゆいちゃんの母はまりちゃんに皿洗いをしてもらいます。そんなときに、マリちゃんの前に料理の味の妖精が飛んできます。ゆいちゃんにもそれが見えるようで…。この料理の味の妖精が「レシピッピ」。マリちゃんの話では、「子どもの頃にはよく見える料理の妖精で、おとなになると見えなくなる。でも、料理を大事にしている人には見える」のだそうです。

そのあと、なごみ亭に品田たくみくんという、ゆいちゃんの幼馴染が遊びに来ます。たくみくんがオムライスを食べに行くというので、ゆいちゃんもついていきます。おいしいオムライスを食べると顔がにっこりするので、ゆいちゃんは「デリシャスマイル」と言います。でも、そこにブンドル団の一員・ジェントル―が現れ、オムライスのレシピッピを奪います。すると、オムライスの味が急にまずくなります。

そんなジェントル―の姿を見付けたマリちゃんは、「デリシャスフィールド」をつくって、ジェントル―を隔離します。このフィールドの中にいるかぎり、レシピッピを外に持ち出すことができないとか。でもジェントル―はフライパンを怪物ウバウゾーにして、マリちゃんを攻撃します。

そのデリシャスフィールドのなかに、なぜかゆいちゃんが入ってきます。「ど~して入れるの?」とマリちゃんはびっくりするのですが、ゆいちゃんは「泣いてるレシピッピを助けたい」と。おにぎりのレシピッピをゆいちゃんはどうやら昔、見たことがあるようです。自分が何か嫌なことがあって泣いてるときに、おばあちゃんがつくってくれたおにぎり。そのおにぎりを食べたときに笑顔になって、「ごはんは笑顔」とおばあちゃんに聴かされた。そのときに、ゆいちゃんにはレシピッピが見えたようです。だから、「レシピッピは大切」と思って、守りたいと思って、ジェントル―やウバウゾーに立ち向かうのですが…。結局、敵につかまってしまいます。

そんなとき、エナジー妖精のコメコメがゆいちゃんに近づいて、反応します。するとマリちゃん、もしかしたら…と思い「伝説のプリキュアに変身するの!」と、ゆいちゃんに声をかけます。そうすると、ゆいちゃんがコメコメといっしょに変身して、キュアプレシャスになります。ここから先は、キュアプレシャスの「500キロカロリーパンチ」とか、三角おにぎりのようなかたちの「プレシャストライアングル」などの技を出してウバウゾーを倒し、オムライスのレシピッピを取り戻します。こうして、オムライスの味が元に戻る…というところで、初回の話はおわりですね。

ちなみに次回は、どうやらマリちゃんが「ゆいちゃんに頼りっきりではいけない」と決意して、ひとりで怪盗ブンドル団と対決しようとして…。でも、やっぱりキュアプレシャスが必要って展開になりそうですね。他のプリキュアがでてくるまで、もうちょっと時間がかかりそうです。

 


「つまらないものを斬る」話(2)―レベルの低い政治家の「子ども家庭庁」論議―

2022-02-04 20:24:48 | 国際・政治

○以下の内容も、今夜、ツイッターを見てからフェイスブックに書きこんだ内容に手を加えて、転載したものです。ほんと「子ども家庭庁」構想について議論をしている政治家のレベルが「低すぎる」と思います。「もう一度、一から子どもの人権思想を学び直して、顔洗って出直してほしい」と思うのは、私だけでしょうか? このところ、政治家の質の劣化が止まらない感じがしています。

<以下、転載内容>

さっきツイッター見たら、子ども家庭庁設置構想練ってる政治家のなかで、「子どもを個人として尊重する」思想は「マルクス主義」とか言うた人がいるようだ。

あのなあ、そんなこと聴いたら、19世紀末~20世紀初頭の欧米諸国で子どもの人権思想とか、新教育の理論を説いていたような人々、怒るで。エレン・ケイとか、ジョン・デューイとか、コルチャックとか、墓場から怒ってくるんとちがうか??

日本でも賀川豊彦や下中弥三郎とか、20世紀初頭の新教育運動とか子どもの福祉にかかわった人々が、これ聴いたらどう思うか?

そして、国連子どもの権利条約そのもの読めよ。前文からしっかり読んだら、子どもを社会のなかで個人として尊重するという考え方は、市民革命以来のおとなの人権思想のあゆみのあと、20世紀初頭からのさまざまな子どもの権利宣言のあゆみが生まれるなかで確認されてきたことが、はっきりわかるはずだぞ。

ほんと「無知」にもほどがあるぞ。いいかげんにしろ!

せめてもう一回、うちの大学に入り直して、私の「子ども支援論」か「人権教育論」を全部出席して、単位とり直してから子ども家庭庁構想つくりなおせ!(めちゃくちゃこの政治家だけ単位認定基準厳しくして何回も落としてやる…)

…ああ、また「つまらぬものを斬ってしまった」なあ…。


「つまらないものを斬る」話(1)―橋下氏VS大石議員のこと―

2022-02-04 20:19:42 | 国際・政治

また「しょ~もない話やな」とか「つまらぬものを斬ってしまった」と思うようなことですが…。「れいわ」の大石議員に橋下氏が告訴状を送っていた件で、朝からいくつかツイッターでつぶやいたことを、こちらにも転載してまとめておきます。まとめるにあたって、若干手直しをしています。下記のうち○1個分が、ツイッターでの1つの私の発言です。

<以下、転載内容>

○朝ドラみたいに時代劇風に言えば、「また今朝もつまらないものを斬った」ですねえ。夜中~今朝にかけて、また維新関係者(橋下氏含む)がしょうもないことしてるようで…。大石議員はじめ、いろんな方々のご迷惑・ご苦労を考えると、やっぱり私も一言「つまらぬものを斬る」発言しないと、と思います。

○もとから彼を「社会的に評価」してこなかった、むしろ「警戒と批判」しかなかったのが私です。それにしても自分が勝てそうで、なおかつ社会的に目立つターゲットで「こいつしばいといたら、他のやつも黙るだろう」と思う相手しか彼は攻撃しませんね。それこそ「裏番長」か「いじめのボス」の理屈かと。

○そういえば…。学校での重大事故・事件遺族が「真相を知りたい」と亡くなった子どもの周囲の子どもや教職員に話を聞いたり、あるいは学校側に質問状出したりすると、「これ以上は迷惑だ」といって学校側の用心棒みたいな弁護士がでてきますねえ。橋下氏の大石議員を訴えてる動きって、あれにそっくり。

○たぶん橋下氏は「企業側の用心棒弁護士」として、いろいろと動いてきた経験があるんでしょうね。行政だけでなく企業も、いろんな方々から訴えられるときに、弁護士を前に出して法的防御をとることありますから。それを「リスク管理」「危機管理」と言う人もいます。

○私から見ると、かつて「大阪府知事」という権力の座にあった弁護士が、自分の法的知識を使って、「元府庁職員」だった国会議員を、十数年前の知事時代の府庁職員からの批判を取り上げて今頃訴訟を起こすのは、現在「私人」の立場を利用し、時間差でやってる「パワハラ」みたいなものですなあ。

○逆にいうと、橋下氏はそれだけ「過去の自分の失敗」や「これまでの自分への批判」を蒸し返されて、公に出されることを恐れているということ。だとしたら、いろんな人が大石議員支援の立場で、過去の彼の発言の問題を事実をふまえて指摘することが大事でしょうね。とにかく「黙らないこと」が大事。

○ほんとうに自分が府知事や市長時代に大阪でやってきたことに自信があるなら、批判に対して堂々としていればいいのにねぇ。こうやって昔のことを持ち出して批判者に反撃するたびに「それだけ過去にやましいことあったのか?」「そこ指摘されるのがそんなに嫌?」って、逆に私などは思ってしまいますわ。

○あと、府知事や市長時代に自分がやった施策等々が批判されて落ちるような「社会的評価」って、そもそも、なんなんですかね? 周囲の人々のお追従、ごますり、あるいは批判者への威嚇でこれまでできあがっていた「社会的評価」ってことを、逆に自分から告白してしまったようなものです。


実に「くだらない」としか思えない日本維新の会~菅直人さんツイッター発言への抗議のこと~

2022-02-03 20:09:37 | 国際・政治

ほんとうに「実にくだらないことやってるな~」としかいいようがないのですが、やっぱりブログの方にも書いておきます。以下の内容はこの2~3日の間にフェイスブックに書いたことに手を加えての「転載」なのですが、やっぱり日本維新の会の菅直人さんツイッター発言への抗議のあり方は「しょ~もな~」としかいいようがない。そのことをここで記しておきたいので、「転載」しておきます。

<以下、転載内容>

(1)そうそう、吉本新喜劇の台本風に表現すると、(馬場さん)「じゃますんで~」(菅さん)「じゃまするんやったら、帰ってか~」という定番ギャグになると思いますね。例の抗議文問題についてですが(結論的にいえば、こんな感じです)。

(2)ここからが長文ですが、読んでください。以下のヤフーニュース記事へのコメントです。

【速報】「ヒトラー」投稿で維新が菅直人元首相に直接抗議…協議は物別れに(ヤフーニュース、2022年2月1日12時12分配信=もとはFNNプライムオンラインの記事)

「ほんと、しょ~もない連中やな~」と思いつつも、やはりこの件、コメントしておきます。

古い時代の学校の「番長」組織にたとえると、日本維新(大阪維新)って、こんな感じですかね。

<ほんもののワル=裏ボス>

・日本維新の会(大阪維新の会)の裏ボス(裏番長)=橋下氏

<ここから先は、実質、裏ボスの手下>

・「日本維新の会(大阪維新の会)」の表のボス(表面的な番長)=松井市長、吉村知事、馬場共同代表。

・表裏のボスの側近=日本維新(大阪維新)の古参議員(足立氏とか)、あと、日本維新の政調会長とか幹事長。

・表裏のボスにただ付き従っているだけの存在=日本維新のその他の議員。

<裏ボスにいいように使われているだけの存在>

・テレビ局の情報番組で維新推しのコメントをしている著名人(弁護士とか、大学の研究者とか)

さて、今は亡き石原慎太郎氏らに「ヒトラーみたいだ」と持ち上げられたら、裏ボスはそれなりに喜ぶ。

また、自分より強い相手(自民党系の国会議員など)に「ヒトラーみたいだ」と言われたら、文句は絶対に言わない。

でも「こいつはちょろい、すぐにしばけそう」と思う立憲民主党の泉代表とか、「こいつにだけは言われたくない」と思う菅直人さんとかには、「手下」をつかって、裏ボスは抗議文を出させたり、殴り込みみたいなことをかけさせる。

他方でこの裏ボス、自分のネット番組に泉代表を「新型コロナ対応」という別の理由付けをして呼び出し、なにかのきっかけで「ヒトラー発言」問題を取り出して、「いじめたろう」と思う。そのくらい裏ボスに泉さん、「こいつ、ちょろい」と思われてる(裏ボスにとっては「天敵」みたいな共産党と距離を置くようなこというから、この人はなめられてる。いや、自分の手下にできると裏ボスに思われてるかも?)。

そして表のボスたちは裏ボスが「攻撃された」ことに対して、「容認しがたいひどい発言」とか、マスコミやネット界で大騒ぎする。

また、それをテレビ番組などで取り上げさせて、日本維新には付和雷同的なことしかいわないコメンテーターに菅直人さんや立憲民主党攻撃をさせる。

ところが・・・。

ここ数日の間に裏ボス、自分こそ京大の藤井聡さんや旧民主党に「ヒトラーみたい」と言っていたとか、自分より強い相手に「ヒトラーみたい」と言われてもかみつけなかったことなどが、ネット上で拡散されて露呈する。

そのため、「あれは政党間の争いで、俺には関係のないことだ」と、裏ボスが真っ先にこの問題から逃げ出す(自分の旗色が悪くなると、手下をおいて真っ先に逃げ出すのが、この人の常。この人についていくほうが、もはやダメな政治家だと思うのですが)。

ここですでに、表のボス以下、「手下」たちは裏ボスに見捨てられる。抗議文を持っていった日本維新の幹事長、はしご外されて赤っ恥かいているかと思うんですが、ご本人もそれに気付いていない。

また、裏ボス自身、自分のネット番組で泉さんを「ヒトラー発言」でひっかけようとしたけど、まともに相手にされず、逆にやりこめられる。

さらに、世間では「政党の共同代表」という「ご立派」な地位にある馬場氏が、菅直人さんの事務所に行って再び抗議するが・・・。

「結局、お前は裏ボスの使いっぱしりでしかない」「顔洗って出直せ」みたいにまともに応対されず、マスコミの前で恥をかいて帰る。

また、表のボスのひとり・吉村知事も、府知事会見でこの過去の裏ボスの発言等を記者から指摘され、まともに返答できずごまかしに終始する。

また、松井市長なんかは「ぼくがヒトラーなんですか?」みたいな、的外れな話を市長記者会見で言っていたりする。

そして、テレビ番組のコメンテーターとして登壇する研究者や弁護士の維新擁護の的外れぶりが、いろんなかたちで露呈する。

・・・ここまでで、「日本維新(大阪維新)って、ほんとしょうもない。自分からケンカふっかけて、ボロ負けじゃない」「こんな番長にだれがついていくねん?ついていくほうがあかんのとちがうか?」「いつまでも維新擁護のコメントしてたら、あんたら著名人として恥かきまっせ」と、思う人は思うはず。

にもかかわらず、ツイッター上では馬場氏とか、音喜多氏とか、日本維新(大阪維新)系の議員が「立憲民主や菅直人さんがまともに応対しない」とか、自分の支持者(ファン)に向けてのアピールばっかり繰り返している。

こういう表ボスや表ボスの側近(=ほんとうは裏ボスの手下)ら対して、さらに「追撃」的に私などが「おたくら何か勘違いしているのとちがう?実際はボロ負けやのに」というツイートをしている・・・。

これが、私の目から見たここ数日の状況です。

(3)ただ、最近の日本維新(大阪維新)の動きを見ていて、「注意しておいてほしいこと」もあります。そのことも、以下のとおり「転載」しておきます。

ただ、ここ数日の国会中継やほかの場面での動きを見ていて、今後の日本維新(大阪維新)について「注意しなければいけない」と気づいたことがあります。それは…。

たとえば「一知半解」どころか「一知0.1解」くらいの知識と経験しかないのに、たとえば例のネット上での誹謗中傷を受けて亡くなられた方の遺族の要望を受けて、「ネット上の人権問題」などに日本維新が取り組もうとしたり…。

あるいは「本気で気候変動や環境破壊、あるいは貧困の抑止などに取り組むなら、大阪湾に埋立地つくってカジノ(IR)や万博呼んでくるのはおかしいだろ? どこに持続可能性あるねん?」と私などは思うのですが、やたらと日本維新がSDGsを連呼したり…。

とにかく「新しく、話題になるようなことなら、なんでも飛びつけ!」とばかりに、先ほど書いたとおり「一知0.1解」くらいの知識と経験で、人権問題やSDGsなどの課題に「とりくんでいるふり」だけは日本維新がやろうとしていること。

これに「ころっと、だまされる」人がいるだろうな~というのが、私には予想されます。なにしろ先日、吉村知事のところへ、例のネットで誹謗中傷を受けて亡くなられた方のご遺族が要望書もっていったそうですので。

でも、あの党に要望もっていったら、「一知0.1解」くらいの知識と経験で、その要望を「自分らの宣伝」に使われます。気をつけてくださいね、遺族や被害者家族のみなさん。

ただ、そういうあの党の関係者に限って、自分たちは「公平中立」な「実務家集団」とか言いよるんですわ。「どこがやねん?」「ほんまに実務できるなら、今頃大阪の新型コロナの感染拡大、もっとましな状態になってるやろ~」「行政のリストラの実務家集団で、他のことは無理なのとちがうか?」としかいいようがないんですけどね。

以上で、フェイスブックに書いたことへの「転載」おわります。日本維新(大阪維新)の「甘い言葉」や、吉本新喜劇並みの「ウケねらい」の行動には、注意しましょう。まさに「くだらないレベル」の「劇場型政治」をやり続けているだけですから。