不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

久々に「今日(6月28日)のプリキュア」の話を書きます。

2020-06-28 12:18:25 | プリキュア話

今日(4月19日)のプリキュアの話です。

以前「今日のプリキュア」の話を書いたのは、4月19日(日)だったのですね。

この間、新型コロナウイルス感染拡大防止との関係で、新しいプリキュアの収録ができなかったようで…。

そのために、2月以来の今年のプリキュアの再放送を約2か月近く繰り返してきてました。

ようやく今日、6月28日放送分から、本編のプリキュアの話にもどります(そのために先週、6月21日には4月19日放送分を再放送していたのですが)。

さて、前回4月19日放送分から、敵のビョーゲンズに新しいキャラクター・バテテモーダが登場しました。また、ビョーゲンズの力が強くなってきたので、のどか(キュアグレース)・ちゆ(キュアフォンテーヌ)・ひなた(キュアスパークル)の3人のチームワークをよくして、もっとパワーアップしていく必要にも迫られました。ただ、そんななかで、ひなただけがあまり自信なくて、「プリキュアやめようか…」という気分になっている。そんなところから、今日の6月28日放送分がはじまります。

まあ、例年、敵が強くなるたびにプリキュアたちが一時的に自信を失い、お互いに支え合ったり、あるいは何か新たな力にプリキュアが目覚めたりしながら、だんだん強くなっていくんですけどね。今日の放送分も、そういうストーリー展開になっていました。

まず、今回放送分は、ヒーリングアニマル(見た目は子犬)のラテを、一応「飼い主」ののどかがちゆといっしょに、動物病院に連れていくところからはじまります。その動物病院は、ひなたの実家。今回はひなたの兄ではなく、父が獣医としてラテを診察。「今のところは体調に問題がないけど、繊細な子だね」と、ひなたの父はのどかに伝えます。そんな場面を見たあと、ひなたは他のふたりに自分がつくったジュースを出し、いっしょに飲みながら、「(父も姉も兄も)なんでもできちゃう」「プリキュアやめようかな…」なんてことを言い始めます。

ひなたの一言を聴いて、のどか・ちゆや「地球のお医者さん見習い」の妖精さんたち(ラビリン、ペギタン、ニャトラン)も驚きます。ひなたは「だって苦労してがんばって、やっとビョーゲンズを浄化したら、また現れる。もっと強くなるし、人数も増えた。がんばる意味があるんだろうか。すぐにやめたいっていうわけではないけど…」と言います。また、「自分は兄や姉のようにいろいろがんばるけど(ダンスとか)、なにをしてもダメ」というホンネも、ひなたから語られます。

そんなひなたのホンネを聴いて、ちゆは「結果が出ないと迷うこともある。でも、そんなときは周りがどういっても・・・」と。どうやらちゆは、自分が熱心に取り組んでいる陸上競技(走り高跳び)のことを思い出しながら、ちゆなりにひなたの気持ちを理解しようとしたようですね。

そんなとき、ラテの体調がおかしくなります。またビョーゲンズが街中に現れたようです。ただ一見、平和な風景で、どこにビョーゲンズがいるのかわかりません。ただ、ビョーゲンズが現れたらしい場所では強烈な静電気が発生して、機械や車が動かなくなります。また、妖精さんたちの前髪もその強烈な静電気で逆立つようです。

そして、プリキュアたちが、ひなたの姉が移動式ジューススタンドの車の中に閉じ込められて、出られない姿を見たとき…。ひなたにのどかは「メガビョーゲンを探そう」と声をかけます。「さっきのジュースおいしかったよ」とのどかが言い、「とにかく動いてみよう」とちゆが言ったところで、ひなたの決心がつきます。そしてひなたがスマホで検索してみると「ドローンがおそわれた」ことと、そのドローンがUFOのような扱いでネット上で騒がれていることがわかりました。そのドローンが、どうやら今回のメガビョーゲンの様子。駅よりも北の方にドローンが移動した様子なので、プリキュアたちもそちらに急ぎます。

どうやら今回は新入りのバテテモーダをつれて、ビョーゲンズの一員・グアイワルが「先輩の仕事を見せてやる」と言って出撃した様子。「こうやってドローンをメガビョーゲンにして街中を飛ばせば、広い範囲にナノビョーゲンを飛ばしてむしばむことができる」とグアイワルは言い、「オレの子分になれ」とバテテモーダに語ります。

そんなバテテモーダとグアイワルの前に、3人のプリキュアが現れます。今回は放送再開ということもあるのでしょうか、かなり変身シーンに時間をとっていましたね。そしてキュアスパークルに変身したひなたは、「浄化するよ、絶対」と言います。どうやらメガビョーゲンになったドローンのなかには、「雷のエレメント」が閉じ込められているようです。

「私は、雷だけはこわかったことがない」というキュアスパークルに対して、「頑張っても意味ない」とバテテモーダは言うのですが…。キュアスパークルは「あいつだけは動きを止めたい」と。そこでキュアフォンテーヌの技でメガビョーゲンを凍らせて固めてしまい、動けなくして封じ込めます。そして、3人の合体技(トリプルハートチャージからの「プリキュアヒーリングオアシス」)を出して、今回の敵を「浄化」浄化します。

「浄化」後の街中は強烈な静電気もなくなり、平穏に戻ります。また、プリキュアたちは「雷のエレメントボトル」を手にして、ラテの体調を戻します。これで6本めのエレメントボトルですね。あと3本くらいでてきそうな感じがします。そして、車のなかに閉じ込められていた姉も動けるようになり、プリキュアたちに「ジュース、ごちそうするよ」と伝えます。その様子を見て、ひなたは「あたしもがんばれば、誰かを助けられる。意味なくなんかない」と言って、今回の放送分はおわりですね。

まあ、こんな感じで、今回の放送分のように、毎年のプリキュアはどこかで必ずといっていいほど敵が強くなるたびに、誰かが自信喪失したり、やる気が弱ったりするんですが…。その都度、他のプリキュアたちに支えられたり、自分で何かに気付いたりして自信を取戻し、やる気を復活させて、敵に立ち向かっていきますね。

今回はひなた=キュアスパークルでしたが、次はちゆ=キュアフォンテーヌかもしれないし、のどか=キュアグレースかもしれません。あるいは3人まとめて自信喪失になることも、やる気が弱ったりすることもあるかもしれません。

ということで、今後の展開がどうなっていくのか、引き続き、見守っていきたいと思います。新型コロナ対応で放送できなかった分の扱いがどうなるのかも注目したいところですし…。ちなみに次回は、プリキュアたちが暮らす街でおまつりがあるようです。そこで何が起きるのだろう…。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪市の学校での「フェースシールド」着用に思うこと ~首長以上に「専門家たち」と「現場」がもっと積極的に発信してほしい~

2020-06-16 19:56:37 | 受験・学校

子どものフェースシールド注意を (NHK関西NEWSWEB 06月16日 18時01分)

このNHKのニュース記事なんですが、「やっぱりねぇ。そこまでの感染症対策は、いまのところ必要ないよね。たしか文科省のつくった学校再開に向けての文書(「学校の新しい生活様式」の文書)にも、マスク着用はさておき、フェースシールドをするところまでの対策は、確か入ってなかったように思うし…」っていう感じです。

まあ、それでも、おそらく大阪市の松井市長は「100%感染防止ができるって方法が無い限り、飛沫を防ぐためにフェースシールドはやり続ける」みたいなこと言い続けて、小児科医会の言うことを無視しようとするでしょう。(言い出したら聴かないというのか、絶対に自らの誤りを認めないというのか…。ツイッターなんかではよく「現職首長は結果がすべて」とかおっしゃることもあるようですが…)

でも、学校現場レベルでは今後、小児科医会からの提言を尊重し、「ここではもう、無理してフェースシールドする必要はないよね」と思う場面があれば、そこから徐々にフェースシールドをはずしていく。そうやって、市長の「要請」という名の「強要」を、学校現場レベルでの「無効化」していくことが大事になると思います。

また、その学校現場レベルでの「無効化」作業を、市教委(合議体の市教委と、事務局全体及び4ブロックに分かれた事務局含む)は「追認」することが大事だと思います。少なくともそういう現場レベルでの「無効化」作業を市教委は「じゃましない」でいただきたい。それが市教委の「見識」だと私は思います。

ただ、私がそのこと以上に気にしているのは…。

市長が「フェースシールド、学校でやるぞ!」といったときに、大阪市の専門家会議ではどんな意見が出たのでしょうか?

いま、こうやって小児科医会から批判・異論が出ている以上、大阪市の専門家会議に出ている感染症対策の専門家たちは、自らの見識に照らして、「それもそうだな」と小児科医会側の提案を受け入れてそれを支持するのもアリだし、「いや、やはりこの場面にだけは限定して使ってくれ」と言うのもアリです。

どっちにしても、感染症対策に関する医学的な見地から、自らの意見を、松井市長の言うことなんか脇に置いて、大阪市の専門家会議として、小児科医会側に示すべきでしょうね、いますぐ。それができないようなら…。

「あんたら専門家会議って、ただ、松井市長の言うたことを追認する役割するだけの集団か? それやったら、専門家会議の役割り果たしたとは言われへんのとちがうか? ど素人の首長(いや、議員も大臣も、およそ政治家といううものはすべて)は思いつきで(もっというと、そのときの気分と自分に批判が来るかどうかの風向き次第で)、好き勝手なこと言うもんやで。「そんなことを求められては困る」時はそう言わないと、専門家としての見識示したとは言われへんよ」と、この際、ひと言っておきます。

あともう一つだけ追加して言っておきますと…。

「この際、学校現場からも、子どもも迷惑してるし、保護者も困惑しているし、教職員も使い勝手悪くて困ってる。こんなもんいらんわ!」と、フェースガードについて思う子どもや保護者、教職員がいるなら、どんどん大阪市内から声をあげていって、小児科医会と連携してほしいと思います。

なにしろ「現職の首長は結果がすべて」だとおっしゃる方のようでもありますので、間違った提案、間違った施策については、きちんと今の大阪市の「現職の首長」である方に「後始末」まで「すべて、やっていただく」のがスジだと思いますから。

<追記> この内容は先ほどこのNHKのニュースについて、フェイスブックで書いたことにいろいろと追記して、ブログ記事化したものです。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のぼやき(その2)~人間や社会・文化の「急には変えられない部分」も大事にしてほしい~

2020-06-09 10:01:37 | 今日のぼやき

「今日のぼやき」の2つめ、書いておきます。これもここ最近、よく思うことです。

さっき郵便局に行く前にラジオの国会中継を、ほんの数分だけ聴きました。ただ、早く郵便物を出したくて、ラジオのスイッチをすぐに切ったので、続きの議論はわかりませんが・・・。

さて、そのときに登壇していた与党の某議員の質問内容から察するに、この方はこのたびの新型コロナ感染症を機会に、より経済効率に応じて人・もの・金・情報をフレキシブルに動かせる社会を構想したいようでした。わずかな時間しか聞いていないので、私の理解のまちがいや聞き間違いもあるかもしれませんが。

でも、残念ながら、そもそも人間も社会も、私から見ていると、この議員さんが思っているような存在ではないと思います。人の暮らしも心も、そう簡単に、急には変われないかと。また、そういう人間が居りあって生きている以上は、人のつくりだす社会のなかにも「そう簡単に、急には変われない」部分がたくさんあるのではないかと。

まるで為替市場か株式市場で相場価格があがればお金をつぎ込み、価格が下がればお金をひっこめるかのように、人間の暮らしや心が自由自在に、フレキシブルに動かせるような、そんな社会への変革をこの議員さんが今、新型コロナ感染症を機会に考えているのだとしたら…。「そんなこと無理だし、やっちゃいけない」と言いたくなります。

そもそも、農作物も工業製品、建造物といった物質的なものは、情報やお金のようには、簡単につくりだせないものでは? だいたい、それが簡単にできるのだったら、このたびの新型コロナ感染症で、病院のベッドに人工呼吸器や医療用ガウンの不足、さらにはマスク不足なんて事態も起きなかったでしょう。また、今頃は新型コロナ感染症の特効薬も、予防薬というか、ワクチンなんかもできているでしょう。残念ながら、人間のもっている技術開発力を含めたマンパワーと、それをささえる資源は、「有限」です。それほどフレキシブルに動かせるものではありません。

ましてや上記の「物質的なもの」以上に、「人間」という存在はそう簡単に生まれないし、動かせないわけでしょう。だからこそ少子高齢化社会や人口の過密化・過疎化が進展しているわけですよね。また、今回の新型コロナ感染症の対応でも、各地で医療従事者の不足、過重労働や疲弊が起きてしまったわけですよね。ましてや、ある日突然「お前、新型コロナの患者の治療に関する研究をしろ」と私に言われても、無理ですよ。人文系、それも教育学系の研究と実践したことしかないわけですからね、私。

本気である分野に関する研究や実践を活性化し、人を育てようと思ったら、もう何十年も前から人とお金とモノをつぎ込んで、ある程度の失敗も予算が無駄に終わる可能性も「こみ」で、「それでも、これをやっておかないと、後々とんでもないことになる」と思ってやらないと…。それこそ敗戦後日本の医学のなかで、特にここ最近の約20年位のあいだ、いままで感染症対策にどれだけの人とお金とモノがつぎ込まれてきたんですかね? その結果が、この現状じゃないんですかね? そんなに研究も実践も、人材育成も、株式市場や為替市場を動かすような感覚で「フレキシブル」な対応、できないですよ。

そう考えたら、私が先ほどの国会中継を聴いている限りでしかないのですが、この質問していた議員さんの議論の前提においているその構想自体に、そもそもの無理がある。というか、その構想を支えている人間観や社会観などに、そもそも無理があるというしかない。

というか、「人間の心もからだも、そして、そういう人間が折り合って成立している社会も、もともと、そんなにフレキシブルな対応ができるようにはつくられていないですよ。だからこそ、経済効率最優先で動こうと、フレキシブルに人・カネ・モノ・情報を動かすことだけを新型コロナ後の社会の構想として考えていると、必ず失敗しますよ。むしろ、その『逆』のことを考えておかないと、かえって社会も人も安心して暮らせないって思うんですけど」と、この議員さんにはまず、伝えたくなりました。

あ、ついでにいっておきますと、このことは「教育」や「学校」についてもいえますからね。「学校改革」とか「教育改革」について論じるのが大好きな人、教育や学校の「改革」ファンタジーにとりつかれているような人が、左派・リベラルの人にも右派、保守の人にも多数居ますが…。

なかには「オルタナティブな教育」とか言うている人々も、身近なところにけっこういます。で、そういう人たちと仲良くつきあっていきたい気持ちも、こちらにはないわけでもないのですが…。

でも、その「改革」とか「オルタナティブ」とかいうことの時間のペースを、「100年」という単位で考えるのか、「10年」なのか、「1年」なのか、「1か月」なのか、「あしたから」なのか。そういうところで見ていくと、「私、この人の言う改革やオルタナティブなペースには、とてもついていけない。もうちょっと、ゆっくり考えてほしいなぁ。それ、100年かかってどこまで実現するかって単位の話だよね~(だからこそ「急がないで、ぼちぼち、できるところからゆっくり変えていこうよ…」)」と思うときがありますね。

なにしろ…。「人間なんて、急には変われないよ」「だからこそ古代ギリシャの哲学とか、ブッダの思想とか、孔子の本とか、イスラムの教えやキリストの教え等々が、今もなお読まれているわけで」「それこそ日本の古典文学だって、現代社会を生きる私たちの心情にも相通じる何かがあるから読み込めるわけだよねぇ」と。「古典」がわりと好きな私などは、そう思ってしまうんですよね。

だから、「教育」でも「学校」でもそうなんですが、急に「あれを変えよう」とか「これを変えたい」とか言い出すような人たちには、「もう、つきあっていけないな~。疲れるわ…」と思うことが増えてきました。私は私のペースで、人間や社会・文化のそう簡単には変えられない、変わらない部分を見つめながら、のんびり、じっくりとものを考えていきたいなあって思います。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のぼやき(その1)~ネット学習よりも心身の健康保持、それを大事にしてほしい~

2020-06-09 09:38:55 | 今日のぼやき

このところ毎週月曜日午後に、週1回だけ大学に顔を出すようにしています。

いくら「在宅勤務」でネット経由の「代替授業」を前期中にしていればOKと言われていても、たとえば所属学会の年会費の請求書とか、購読雑誌の定期購読料の請求書(なんか請求書ばかりですが・・・)が研究室に届いていたりして、その諸経費の支払手続きなどは大学で書類をつくり、ハンコを押して担当部署に出さないといけないもので・・・。

ただ、そうやって週1回大学に顔を出すようにすると、その日、少なくとも大学との往復の道中くらいは、否応なく「代替授業」の準備等々、パソコン前から離れることになります。これがどうも、私の心身の健康保持にはとってもいい感じです。

ず~っと朝から晩まで「代替授業」の準備や対応のためにパソコンに向かっていると、本当に心身ともにクタクタになります。授業準備をする私の側もクタクタでしょうけど、ネット経由で送られる各科目の諸課題に対応している学生たちは、きっと、もっと大変でしょう。おそらく「もう、心身ともにまいりそう・・・」という学生が居てもおかしくないだろうなぁって思います。私自身も、ほんと、まいりそうですから。

なので、学生も私も、今は「心身の健康保持」こそ大事にしようねと思って、まずは寝る前にツイッターに下記の文章を書き、それをフェイスブックに手を加えて転載しておきました。そして今朝は、そのツイッターやフェイスブックに書いたことを、あらためてブログに書きました。何かの参考にしてください。

○以下、昨夜寝る前にツイッターとフェイスブックに書いた内容

さっきも書きましたが、今日は結局代替授業の準備を1科目分もしなかった。そのために心身ともに快調。私ですらこうだから、たぶんネット経由で代替授業の課題に追われている学生たちのなかにも、相当「しんどい」状態の学生がいると思う。どうか上手に学生たちも休養日をつくって、休んでほしい。あなたたちの健康が大事。

いつもネット経由で毎回、学生に代替授業の課題を送るときに言うように、「他の科目の課題に追われてしんどいときは、私の科目の課題は後回しにしていい。学期末にまとめてやっていいから」って本気で思う。いまはとにかく、学生たちみんなの心身の健康保持が最優先。

とにかく心身の健康保持ができて、元気な状態が保てたら「そろそろ課題やるか~」って思える日もくる。私もあしたはちゃんと代替授業の用意をする予定。とにかく学生のみなさん、代替授業の課題に追われて、パソコンやスマホに向かいすぎてくたびれたら、一度そこから離れて、しばらく休んでほしい。

と同時に、そういう心身の健康保持の観点や学生・教職員の疲労度への配慮もなく、「ネット授業」を安直に「いいもの」のように持ち上げている一部関係者や、その関係者の声を拾ってすぐ記事等にする報道関係者には、「ええ加減にしろ」と言っておく。

少なくとも私はこの新型コロナ対応という状況下で「しかたなく」ネット環境に適応したかたちで「代替授業」をすすめてる。こういうスタイルが大好きで、やりたくてうずうずしていた連中もいるだろうが、私はそういう人ではないし、そういう連中にうさんくささを感じ、距離を置いてきたタイプです。

なので、私は今後も、学生・子どもや教職員、保護者等ネット配信の授業になじめない人たちに関心を寄せ続けるっとともに、そういうのにすぐに飛びつく人たちのうさんくささには常に距離を置き、「どうすれば極力、疲れ貯めずにネット学習につきあえるか」を考えたいと思います。

○以上でおわり


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近況報告を兼ねて、最近読んだ本の紹介です(3091冊目~3106冊目)

2020-06-07 11:24:15 | 本と雑誌

今日は日曜日ですが、いまはプリキュアも仮面ライダーも「再放送」しかできない時期。新型コロナ対応の関係で、新しい放送分を収録できないようですね。もうちょっとしたら収録も再開されるとは思うのですが、それまでは過去の放送分の編集(仮面ライダー)やほんとうの再放送(プリキュア)を見ながら「待つ」しかないですね。ということで、ここのところ、プリキュアの話をブログに書いていない次第です。

まあそれはさておき、4月上旬の「緊急事態宣言」発出以来、うちの大学も前期授業の大部分の「代替授業」(=要するにネット経由の授業)実施になり、私も「在宅勤務」の日々が続いております。「緊急事態宣言」が解除されても、前期授業で実技系の必修科目を中心に、「どうしても学内でやらなきゃいけない」科目から順番に、日時や人数などを限定しながら今後、授業を再開していくので…。私の担当科目のような「教職課程の講義科目」の教室での授業(=「対面授業」と呼んでますが)の再開は、いちばん「後回し」ですね。

なので、この約2か月近く、電車に乗って京都にあるうちの大学に行く機会も減りました。どうしても自分のハンコをおさなきゃいけないような経理の書類を出すときと、放っておくとたまっていく一方の郵便物を取りに行くときだけですからねえ、最近、大学に顔を出したのは。となると、毎日の通勤電車のなかが最も本を読む時間だった(特に新書本や文庫本、ブックレット等を読む時間だった)私の読書量も、かなり落ちている感じです。

「いいんかなぁ、これで・・・」とは思うのですが、4月後半に一度体調を崩して医者にかかったときに「ちょっと働き過ぎです」と言われ、「これからはできるだけセーブする方向で動いてください」と言われたところです。まあ、当面は「在宅勤務」を逆手にとって余計な仕事を断り、つきあいたくない人間関係をセーブするようにして、心身ともに無理しないようにしようと思っています。

ということで、近況報告を兼ねた最近読んだ本の紹介です。3091冊目~3106冊目まで、16冊分になりますね。またいつものとおりタイトルと著者名、出版社程度の紹介だけしておきます。

3091冊目:片山杜秀『皇国史観』文春新書、2020年

3092冊目:岡崎守恭『遊王徳川家斉』文春新書、2020年

3093冊目:水野一晴『世界がわかる地理学入門―気候・地形・動植物と人間生活―』ちくま新書、2018年

3094冊目:三浦展『都心集中の真実―東京23区町丁別人口から見える問題』ちくま新書、2018年

3095冊目:角岡伸彦『ふしぎな問題』ちくま新書、2016年

3096冊目:長谷部恭男『憲法の良識 「国のかたち」を壊さない仕組み』朝日新書、2018年

3097冊目:齊藤忠光『地図とデータでみる都道府県と市町村の成り立ち』平凡社新書、2020年

3098冊目:長谷川直子編『今こそ学ぼう地理の基本』山川出版社、2018年

3099冊目:富田啓介『はじめて地理学』ベレ出版、2017年

3100冊目:富田啓介『あれもこれも地理学』ベレ出版、2020年

3101冊目:岡田加奈子『養護教諭ってなんだろう?―その魅力とこれからの養護教諭の専門性とは―』少年写真新聞社、2015年

3102冊目:夏苅郁子『人は、人を浴びて人になる』ライフサイエンス出版、2017年

3103冊目:西智弘編著『社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法』学芸出版社、2020年

3104冊目:山口二郎・杉田敦・長谷部恭男編『立憲デモクラシー講座 憲法と民主主義を学びなおす』岩波書店、2016年

3105冊目:NHKスペシャル取材班『憲法と日本人 1949-1964年 改憲をめぐる「15年」の攻防』朝日新聞出版、2020年

3106冊目:静岡県養護教諭研究会編著『養護教諭の活動の実際(第2版)』東山書房、2013年


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする