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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

だいぶん間がとんでしまいました。まずはプリキュア話から(2)11月19日分

2023-11-27 19:28:58 | プリキュア話

先ほどは11月12日放送分のプリキュアの話を書きました。今度は11月19日放送分のことを書きます。

11月19日放送分は「〇〇の秋」がテーマの回。スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋…。そういうことをプリキュアたちが食卓で話をしているときに、プリキュアたちの暮らすソラシド市の絵本コンテストがあらためて開かれることを知ります。ましろちゃん(キュアプリズム)は、それを知って再チャレンジしようと考えます。

食事が済んだあと、他のプリキュアたちがおなかいっぱいになってゴロゴロしているときに、ましろちゃんは次の絵本のテーマをどうするか、悩み始めます。新作でコンテストに出たいし、やる気もある。でも、テーマが決まらない…。

そんなときに、エルが「あかいはっぱ!」というので、みんなで紅葉の季節の公園に出かけようという話がまとまります。そこでましろちゃんもついていき、落ち葉拾いをはじめます。少し肩の力がぬけたましろちゃんの様子を見て、他のプリキュアたちはエルを連れて散歩に出かけます。ましろちゃんはひとり、落ち葉の絵を描きます。散歩の途中、別の場所で、他のプリキュアとエルたちは、落ち葉アートをつくります。ただ、冷えてきたので「そろそろ帰ろうか?」と、アゲハさん(キュアバタフライ)がエルたちに声をかけます。

一方、その公園にはホットドック屋のキッチンカーがでていて、美大生・紋田(=かつての敵・バッタモンダー)がアルバイトしています。紋田はお客さんと子どもたちに親切に接するとともに、キッチンカーの主に「毎日手伝ってくれてありがとう」と感謝されます。「よかったら食べて」といって渡されたホットドックを食べながら、「生活費ぎりぎりで苦しいだけ」「なんとかアンダーク帝国にもどりたい」と紋田は思います。そんなとき、目の前にカバトン(=これもかつての敵)の焼き芋屋が通ります。カバトンもおちぶれたし、アンダーク帝国に戻れない。自分だけはなんとか戻りたい…。そう思う紋田の前に、ましろちゃんが現れます。

ましろちゃんが一生懸命落ち葉の絵を描く姿を見て、紋田は「がんばってもうまくいかあいことある」「夢がかなうのはひとにぎりだけ」「夢なんてみないほうがいい。落ち葉みたいに消える」と言ってしまいます。ただましろちゃんは、「紋田さん、なにかつらい思いをしてる。なんだか苦しい感じ…」と伝えます。それを聞いた紋田は「落ち葉を見ていると、そんなみじめな気分になる」と返します。ましろちゃんは「落ち葉はみじめじゃない。寒い冬を越えるために土になって、木の栄養になっている。落ち葉、私は好き」と答えます。それを聞いて紋田は走り出します。走り出した紋田を、ましろちゃんは追いかけます。

そんなましろちゃんと紋田の前に、スキアヘッドが現れます。スキアヘッドは紋田に「なぜ生きている? 落ちこぼれのくせに、目障りだ。力のないものに存在価値なし」と告げます。それを脇で聞いたましろちゃんは「やめて! そんな風に言わないで!」とスキアヘッドにきっぱり言います。そのあと、スキアヘッドはキッチンカーをキョーボーグにします。「紋田さん、逃げて!」とましろちゃんが言ったところへ帰る途中の他のプリキュアたちも集まり、みんな変身します。

「強い者が勝つ、弱い者に価値ナシ」といって攻撃をしかけるスキアヘッドとキョーボーグ。「そんなことない!」というキュアプリズム。ただ、キッチンカーのパラソルを使った攻撃で、プリキュアたちは苦戦します。「方法はある!」というキュアプリズムがプリズムショットを打ち、他のプリキュアたちと協力してパラソルの動きを止めます。そのあとは、5人の合体技でキョーボーグを浄化します。

浄化後、スキアヘッドに「力のない者も、力をあわせれば強くなる」というプリキュアたち。また、スキアヘッドに「どうしてこういうことをするの?」と問いかけるキュアスカイ。そんなキュアスカイに「未熟」「愛する方が望んでいる」という言葉だけ残して、スキアヘッドは去っていきます。もうすぐ年末。毎年のプリキュアのラスボス登場前に、そろそろ「謎解き」が始まったようなひとことですね。

ラストの場面ですが、ましろちゃんは「絵本のテーマが決まった」と言います。「葉っぱは散ったけど、おわりじゃない」「絵本のテーマは、苦しむ人を元気づけるものにしたい」と。そしてプリキュアたちが家に帰ると、栗の炊き込みご飯が待っていました。他方で紋田は「落ち葉が好き」といったましろちゃんの顔を思い浮かべながら、「敵のオレをかばっても、なんにもならないのに…」と思います。

ということで、この11月19日放送分は、いよいよ年末、今年のプリキュアの「謎解き」とラスボス登場、そしてかつての敵との和解みたいなものがはじまる予感のする物語でした。ちなみにエンディングのダンスはキュアウィング。11月26日分の予告では、スキアヘッドに「未熟」と言われたキュアスカイの物語の様子。また、スカイランドの護衛隊長シャララが久々にでてくるようですね。


だいぶん間がとんでしまいました。まずはプリキュア話から(1)11月12日分

2023-11-27 17:33:56 | プリキュア話

今月はほんと忙しくて…。だいたい日曜日の朝にプリキュアも仮面ライダーも見られない状態。後日、ネット配信でプリキュア、仮面ライダーを見ている状態です。とにかく、休みが取れない…。

11月5日以降の約3週間ですが、この間の土日に教組の研究集会に出席したり、名古屋に出張したり、入試業務が入ったりしてました。また、火曜~金曜は通常どおりの授業+定例の会議。月曜日はクタクタで何もする気になれず一日寝ていた日もありましたが、それとは別に、夕方からネット会議が入った日もありました。まあ、こんな調子で、あわただしく3週間が過ぎて、いまはへとへとな状態です。

ただ、そろそろ何かブログを更新しなくちゃ…ということで、まずは11月12日分、11月19日分のプリキュアの話を書きます。まだ11月26日放送分の動画は見ていないので、後日書きます。それでは先に、11月12日放送分のことから書きます。

この11月12日放送分は、ツバサくん(キュアウィング)とプリンセス・エル(キュアマジェスティ)の関係が軸。スカイランドの「賢者」として認められるため、最近、ますます本を読んで勉強をしているツバサくん。そんなツバサくんに遊んでもらえないエルは、ちょっと不満。そういうところから話が始まるようです。なにしろプリキュアに変身する前のエルは、まだまだ幼児ですから…。

この回の物語は「研究したいことがある」と言って、本ばかり読んでいるツバサくんの脇で、他のプリキュアたちが結婚式特集のテレビ番組を見るところからはじまります。ソラちゃん(キュアスカイ)は、スカイランドの結婚式のことを話します。スカイランドの結婚式はダンスでお祝いして、結婚するふたりが村人たちみんなに大声で「結婚します」と叫ぶのだとか。そういう話を聴いて、エルは「結婚ってなに?」と聞きます。アゲハさん(キュアバタフライ)は「ず~っと仲良くする約束のこと」とエルに返事をします。するとエルは「ツバサと結婚する!」と言い始めます。

それを聞いてツバサくんは、「ぼくがプリンセスと結婚!!」とびっくりします。エルはする気まんまんです。他のプリキュアたちはエルが結婚式のまねをしたいのだと思い、ケーキを焼き、部屋を飾り付け、きれいなドレスを用意します。その脇でひたすら本を読むツバサくんを見て、エルは心配します。アゲハさんはそんなエルに「大丈夫、ツバサくんはもどってくるからね」と伝えます。

さて、いよいよ結婚式のまねの開始。ヨヨさん(ましろちゃん=キュアプリズムの祖母)がエルとツバサくんの誓いの言葉を聞き、記念写真をみんなで撮ります。そのあとケーキ入刀を行い、みんなでパーティーをします。そのパーティーの片づけをしたとき、エルはツバサくんに「結婚したから、ず~っといっしょ!」と伝えます。それを聞いたツバサくん、「プリンセスは本気…。一日寝たら終わるっていう話じゃないの?」と戸惑います。ここからツバサくんの想像が膨らんで…。ツバサくんの両親には「結婚はまだ早い」と言われ、スカイランドの王様には「結婚なんて許さない」と言われる姿がアタマに浮かびます。「ボクには荷が重い…」と。眠りについたツバサくんは、夢のなかでそう思います。

翌朝、ツバサくんはエルに起こされます。なかなか起きないツバサくんに腹を立てたエルは、ツバサくんが読んでいた大事な本を隠します。起きてきたツバサくんは、本がないことに気付きます。プリキュアたちみんなで本を探すとき、ふとツバサくんがエルに「本を見てない?」と尋ねます。するとエルは「隠してないもん!いやいや!」といってにげまわります。そのエルの手には、ツバサくんの本が。「大事な本を返して!」というツバサくんに。「ぷぅ~」ってふくれっつらしたエルが「きらい、ツバサ、大嫌い!」の一言を伝えて、本を返します。

「いっしょうけんめい勉強しているだけなのに、わけわからない。なんで本を隠した?」というツバサくんに、アゲハさんが…。「エルはさみしいの。いっしょにあそんでくれたツバサくんが、今は本ばかり読んでいる。ツバサくんがいなくてさみしいの」と伝えます。「エル、つまんない。ツバサとあそびたい。だから結婚したい」と。そういうエルに、「プリンセス、ごめんなさい」とツバサくんは謝ります。

そんなとき、街の教会にスキアヘッドが現れ、教会の鐘からキョーボーグをつくりだします。プリキュアたちは変身して、キョーボーグとたたかいます。その教会の鐘に、キュアマジェスティが閉じ込められます。そんなキュアマジェスティを「守ってみせる!」といって、キュアウィングがキョーボーグに攻撃をしかけます。「ナイトとして失格。もうさみしい思いはさせない」というキュアウィングに、キュアマジェスティはちょっと「キュン」とした感じになります。そして、キュアウィングとキュアマジェスティの力で、キョーボーグの動きを封じ込めます。そのあとは、プリキュア5人の合体技でキョーボーグを浄化します。

ラストの場面ですが、あらためてツバサくんはエルに対して「ナイトとしてずっと守る」ことを誓います。また、これからもいっしょにあそぼうと声をかけます。それを聞いたエルは「ずっといっしょ、なかよし」と喜びます。ちなみにエンディングのダンスは、キュアマジェスティ。また、次回予告ではましろちゃんの「絵本の秋」に美大生・紋田(=かつての敵・バッタモンダー)が絡む話が伝えられました。

ということで、11月12日放送分の話はおわり。次は11月19日分のことを別に書きます。

 


11月5日のプリキュアの放送はお休み。10月29日分のこと書きます。

2023-11-06 22:57:22 | プリキュア話

また数日、ブログの更新が途切れました。ほんとこの数日も忙しかった…。なにしろ10月29日(日)は幼稚園関係者相手に子どもの権利条約の学習会。10月31日(火)~11月1日(水)は1泊2日で、大学の授業を休講にして、長野県内の中学校で教育実習中の学生の様子を見に行きました。11月2日(木)は学園祭準備日の休講ですが、兵庫県の猪名川町教委のお仕事。11月3日(金・祝)は学園祭。昨日11月5日(日)は、自分が理事を務めている教育学系の学会で、理事会と研究集会(ただしネットで)がありました。そして今日(11月6日=月)も、朝から大阪市内の小学校でお仕事です。一見「休み」のように見える10月30日(月)や11月4日(土)も、家で授業準備などしてましたからねえ。結局、休みがあんまり取れない状況です。この状況が11月いっぱい続きそうです。

そんな状況なので、プリキュアのブログを書くのも遅れているのですが…。ただ昨日11月5日、プリキュアの放送は駅伝中継のためにお休み。なので、10月29日の放送分のことを今から書いてもちょうどいい感じです。そこで、今日は10月29日放送分のことを書いておきます。

この10月29日分(以後「今回」と略)ですが、時期的にやはり「ハロウィーン」の話になりますね。今回は、プリキュアたちといっしょに暮らすヨヨさん(スカイランド人の科学者で、ましろちゃん=キュアプリズムの祖母)が、魔法使いのおばあさんになる話でした。

今回はまずOPで、プリキュアたちの暮らすソラシド市に「魔女の館がある」ということ、その魔女がヨヨさんであること、そして「ハッピー・ハロウィーン」というメッセージが流れます。

そのあと、保育士プリキュアのアゲハさん(キュアバタフライ)と子どもたちの様子が描かれます。子どもたちといっしょにかぼちゃのお面をつくるなかで、アゲハさんが街でハロウィーン・フェスタがあることなどを話しています。ただ子どもたちは、この街にホンモノの魔女の館があると聞いて「ちょっと、こわい」といいます。でも、よくよく保育園の子どもの話を聴いてみると…。丘の上の家で、おばあさんと赤ちゃんと女の子たち、そして丸い鳥(=ツバサくん、キュアウィングですね)がいるのが、魔女の館だとか。また、魔女は河原で青い石を集めていたとも子どもたちは言います。それを聞いて「それって、私の家!」と、アゲハさんは思います。

家に帰ってアゲハさんが他のプリキュアたちにこの話をすると、ましろちゃんが「たしかに、おばあちゃんは魔女っぽい」と思います。そこでプリキュアたちは「いっそ、この家を魔女の家にしてしまおう」と思いつきます。魔女はヨヨさんにやってもらって、他のプリキュアはみんな、カボチャのおばけに仮装。「この際、とことんなりきろう」「子どもたちにお菓子を配ろう」と考えます。

そんなプリキュアたちとヨヨさんが待つ家に、保育園の子どもたちがやってきます。「大魔女が待っている…」と少しこわがった子どもたちは、それでも「トリック・オア・トリート」と言います。それを聞いたヨヨさんは「とっても元気ですねえ」といって、お菓子を配ります。子どもたちはヨヨさんの持ち物を見て「魔法の道具」と言って喜びます。そんな様子を見て、ましろちゃんは「ハロウィーンは特別。いつもとちがう出会いがあって、みんなの笑顔が広がる魔法みたい」と思います。

一方、そのころ…。かつてのプリキュアの敵・バッタモンダーも、なぜか「キュアパンプキン」になって街中でいたずらをして、プリキュアたちの悪い噂を流そうと考えます。街中で行われているハロウィーン・フェスタの会場で、お菓子をあちこちで勝手に食べまくって、ひんしゅくを買います。ただ、子どもたちに「こんなの、プリキュアじゃない。偽物だ」と言われて、バッタモンダーは食い逃げをします。

そこへヨヨさんとプリキュアたちが通りかかり…。子どもたちから「プリキュアの偽物がでて、お菓子が全部食べられた。魔女の魔法でなんとかしてほしい」と頼まれます。そこでヨヨさんは新たに持ってきたお菓子を子どもたちに渡します(ましろちゃんの話では「買いすぎたお菓子」だそうですが)。プリキュアたちとヨヨさんからお菓子が届いて、子どもたちは大喜びします。

子どもたちがお菓子をもらって笑顔になった姿を見て、バッタモンダーはいじけます。そんなバッタモンダーを見つけて、「ここにキュアパンプキンがいる!」と子どもたちが言ったとき…。もうひとりの敵・スキアヘッドが現れて、カボチャのキョーボーグがでます。

「キュアパンプキンって、あなたのせい?」と聞くキュアスカイ(ソラちゃん)に対して、スキアヘッドは「なんのことだ?」と言います。そのあとキョーボーグは次々にお菓子でプリキュアたちを攻撃して苦しめます。ただ「まだ自分は<トリック・オア・トリート>と言ってない。お菓子がほしい」と思うキュアスカイたちに反撃され、「みんなでそれを言おう」と力を合わせたプリキュア5人の合体技が出ます。こうしてカボチャのキョーボーグが倒されて、スキアヘッドは消えます。

ラストの場面ですが…。街の人たちにバッタモンダーは追いかけられます。他方、プリキュアたちにはヨヨさんからあらためてお菓子が渡されます。魔女のヨヨさんからプリキュアたちへお菓子が渡される…そんな場面を、街の子どもたちが見ている。そこで今回の放送分はおわりました。

次回ですが、キュアウィング(つばさくん)がプリンセス・エルと結婚式ごっこをする話のようです。また、EDではキュアバタフライが出ていました。ということで、10月29日放送分のプリキュアの話、おわります。