できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

6月26日のプリキュアの話です。

2022-06-26 09:40:09 | プリキュア話

おはようございます。今日6月26日も日曜日。さっきまでプリキュアと仮面ライダーリバイス見てました。まあ、早起きして部屋の掃除もしていたんですけどね。ということで、今日のプリキュアの話、早いうちに書いておきます。

まず、先に次週予告の話から。生徒会長のあまねちゃんは、今回のシリーズ冒頭、ジェントルーの姿でブンドル団にあやつられ、料理の妖精レシピッピを奪う活動をしていました。でも、あまねちゃんはプリキュアたちに倒されたのち、ひたすら寝続けていたのですが…。次週予告を見ると、いよいよ復活するようです。ただ、生徒会長を辞めるとかやめないとか。そのことと「あまねちゃん=4人目のプリキュア」という話がどうやら絡むようですね。あまねちゃんも他のプリキュアと一緒で「レシピッピの姿が見える」ので、予想通りといえばそうなのですが…。どういう形で物語に復帰して、プリキュアの仲間になるのか(ならないのか)楽しみです。もうすぐ7月、新プリキュア登場の時期ですし…。

その上で、今週のプリキュアですが。キュアヤムヤム=らんちゃんがメインになる話です。らんちゃんが、食べものの話題になると夢中になってしまう自分って「変なの?」と悩む回ですね。いつも投稿しているキュアスタ(=インスタグラムみたいなもの)に、らんちゃんが卵サンドの画像と味を語る文章を投稿している姿を、高木君という同級生に見られて「変なやつ」と言われるところから、今週の話はスタートします。

らんちゃんは高木君に「変なやつ」と言われて落ち込みます。どうやら昔、らんちゃんは小学生の頃、あまりにも食べものの話が好きすぎて、その話ばかりしてまわりから浮いてしまい、友達がいなくなった時期がある様子。でも、食べものの話をしたい気持ちが抑えられず、キュアスタをはじめたようです。でも、キュアスタやっていることを、らんちゃんは今まで誰にもないしょにしていたようで…。

他方、高木君は「らんちゃんは、どうもサンドイッチと会話していて、サンドイッチのことばがわかるみたい」とか、いろんな変なことをあちこちで言いまわっている様子。それを知ったゆいちゃん(キュアプレシャス)は、そういう変なことを言わないように高木君に忠告するのですが…。らんちゃんは落ち込んだまま、学校から帰宅します。

そんならんちゃんを励ますために、ゆいちゃんはここねちゃん(キュアスパイシー)やマリさんを誘って、家でラーメンづくりをしようとらんちゃんを誘います。最初は元気のなかったらんちゃんですが…。実家が中華料理屋のらんちゃんは、おいしいスープの取り方から他のプリキュアたちに指示を出して、結果的には「食のオーケストラ!」とか言いながら、おいしいラーメンを完成させてしまいます。このあたり、らんちゃんのセリフがまるでテレビの情報番組の食べ歩きのレポーターみたいだなぁって思うのですが。

さて、ラーメンづくりで元気になったらんちゃんは、他のプリキュアたちに「ありがとう」といいます。そんならんちゃんに、マリさんは「変ってステキ」とか「みんな、好きなものがちがうだけ。好きなものは好きって言えばいい。(お料理が好きって)それも才能」と伝えます。それを聴いて、らんちゃんはますます自信がわいてきます。

そんななか、ゆいちゃんの母親が帰ってきて、「あした学校にいくとき、高木君に弁当を持って行ってあげて。私がつくるから」と伝えます。ゆいちゃんの母親曰く、高木君の家もご両親がお店をやっていて、お兄さんが家事全般を担っていたとか。でも、そのお兄さんが大学に進学して、一人暮らしを始めることに。それで、高木君は家でいつもひとりだと。その話を聴いて、ここねちゃんは「高木君は、なにかさみしいのかも…」と気づきます。

その後、街中の定食屋の前で、らんちゃんは高木君を見付けます。高木君は定食屋に入って、肉じゃがの定食を注文して食べ始めるのですが、なんか変な顔をします。らんちゃんがその様子を窓の外から見ていたときに、ナルシストルがモットウバウゾーをつれて、肉じゃがのレシピッピをうばいます。ここで、遅れてかけつけた他のプリキュアとともに、らんちゃんは変身します。

モットウバウゾーは今回も強力で、プリキュアたちは地面に押し付けられて動けなくなるのですが…。らんちゃんが変身したあとのキュアヤムヤムは、自分で自分に技をかけて地面を掘り下げ、モットウバウゾーの攻撃を避けて、他のプリキュアを助けます。そのあと、キュアプレシャスの1000キロカロリーパンチと、キュアヤムヤムの決め技で、モットウバウゾーを倒します。

ラストの場面ですが…。らんちゃんは高木君の食べている定食屋に戻り、肉じゃがを一口食べさせてもらいます。高木君は「なんか甘みが足りない…」というのですが、らんちゃんは「それはきっと、玉ねぎの甘み。高木君のお兄さんはきっと、玉ねぎをしっかり炒めてから肉じゃがつくっていたのだと思う」と伝えます。そして翌日、らんちゃんから聴いたとおり、しっかりと玉ねぎを炒めた肉じゃがを入れて、ゆいちゃんの母親がつくった弁当が中学校に届きます。それを食べながら、「ご飯大好き」というらんちゃんに、「変だけど、かっこいい」と高木君はいいます。どうやら高木君のお兄さんは一人暮らしを始める前、家事をやりながら高木君のバカ話を聴いて、いつも笑っていたようです。

ということで、らんちゃんが中心になっての今回のストーリーは、おわりです。ただ、毎年思いますが、主役のピンク系とまじめな水色系だけだと単調になりがちなプリキュアの物語を、今年のらんちゃんのような黄色系のプリキュアを入れることで、物語の幅ができているような感じがします。だから、黄色系のプリキュアは毎年「変な感じ」の子だったり、「なにか個性的な子」だったりしますね。それこそマリさんの言うとおり、黄色系のプリキュアは「変だからおもしろいし、ステキ」なんですよ…。

 

 


6月19日のプリキュアの話です。

2022-06-20 11:45:24 | プリキュア話

ほんとうは昨日のうちに書くべき内容だったのですが、昨日はもうくたくたで、ブログ書く気になれなかったので…。今から昨日(6月19日)のプリキュアのこと、ブログに書いておきます。

なにしろこの1週間、教育実習校訪問や大阪市内の小学校の保護者会に出るとか、自分が理事を務める学会の理事会・総会・年報編集委員会(ネット)があるとか。通常の授業の仕事以外にもいろんな仕事があって、我ながらよく「生きていたな~」って感じです。特に教育実習校訪問は「朝1時間目(8時半頃着)の予定で名古屋の中学校」なんていうのもあって、4時半起床、5時半に家を出て、6時半新大阪発の新幹線に乗る…ということもしました。でもまあ、2年数か月ぶりに日帰りですけど、新幹線に乗りました。新型コロナ禍のなか、なかなか新幹線に乗って遠出ってできてませんでしたからね。

ということで、本題のプリキュアの話ですが。今回はプリキュアたちの通う学校の食堂設備が「点検」ということになって、「お弁当持参」の日ができたこと。担任の先生の提案で、「この日はみんなでピクニック気分で、校庭でお弁当を食べよう。それでクラスみんなで仲良くしよう」ということになったこと。ここから物語がスタートします。本来だと1カ月ほど前、5月中旬~下旬くらいの放送内容だと思うんですが(=システム障害のために約1カ月、プリキュアの放送ができていないので)、まあ、学校の遠足シーズンに絡む話ですね。

それで、3人のプリキュアのうち、ここねちゃん(キュアスパイシー)が、このピクニックにものすごく乗り気になります。なにしろクラスの多くの生徒たちから「いっしょに弁当を食べよう」と誘われて、ここねちゃん「自分も弁当をしっかりつくる!」という気分になります。そこで、ゆいちゃん(キュアプレシャス)・らんちゃん(キュアヤムヤム)といっしょに、ゆいちゃんの家でポテトサラダをつくって、弁当に入れようという話ができます。

さて、そのポテトサラダづくりですが、高級レストランのひとり娘・ここねちゃんには、運転手の轟さんがいつも学校の送り迎えをしてくれます。その轟さんが買い物にもつきあってくれて、食材の買い出しをしたものもゆいちゃんの家に運んでくれます。その様子を、先週から「ブラックペッパー」に変身して、プリキュアたちを見守ることにしたたくみくんも見ています。

他方で、せっかく3人で集まったのに、らんちゃんは「ソロもぐちゃん」を名乗る人のグルメ投稿サイトを見ています。「ひとりで食べ歩き」の情報をらんちゃんは見ていて、興味津々なのですが…。「ちゃんとポテトサラダをつくろう。集中して」と、他のふたりに言われてしまいます。そんななか、ポテトサラダづくりを手伝っているマリさんに、ゆいちゃんは「ブラックペッパーって誰?」と聴いたり、「また逢えたらいいね」と言ったりもしています。

翌日、つまり「弁当持参の日」当日。学校に向かう車のなかで、ここねちゃんの両親が弁当作りに感心していたことを、ここねちゃんは轟さんから聴かされます。また、ここねちゃんの様子が気になるのか、パートナーの妖精・パムパムが車に乗り込んでついていくのですが…。車内で寝てしまい、そのままパムパムが寝ているまま、轟さんが車の整備点検に出してしまいます。

そのお昼時の弁当タイム。らんちゃんは実家の中華料理屋特製のチャーハンをもって来て、おいしそうに食べています。その脇で、ここねちゃんは大人気で、落ち着いて自分のポテトサラダのサンドイッチも食べられないくらい、ひっきりなしに同じクラスの生徒たちが集まってきます。だんだん、ここねちゃん、他の生徒たちの対応に疲れてきた感じすら見えます。そんななか、車を点検に出した轟さんは、おいしそうにひとりでピザを食べます。

「みんなで楽しく過ごすことばかり考えていて、肝心の(ポテトサラダのサンドイッチを)たべることを忘れていた。まずは食べることを楽しまないと」と思うここねちゃんを、帰り道、運転手の轟さんは海沿いのホットドック店に連れて行きます。

ここで轟さんは、驚くことを伝えます。ネットで「ソロもぐちゃん」を名乗って、グルメサイトを運営しているのは、轟さんだということ。また、食べることの楽しさに気付いたのが、このホットドック店で、ホットドックと野菜の彩りがきれいだと思ったこと。大切なのは自分が楽しめているかどうかで、ひとりになっておいしいものを食べていると、そのことを料理が教えてくれる…と。そういって、轟さんはここねちゃんにホットドックを渡して、どこかにしばらく離れていることにします。轟さんに渡されたホットドックを食べたここねちゃんは、「おいしい」と思います。そこへパムパムも合流します。やっと目が覚めて、車の整備工場から出てきたようです。

そんなここねちゃんのところに、なぜかナルシストルが現れて、コーヒーメーカーのかたちの「モットウバウゾー」を出して、ホットドックのレシピッピを奪おうとします。遅れて2人のプリキュアとマリさんが追いつき、3人でプリキュアに変身。マリさんの用意したデリシャスフィールドで、モットウバウゾーと対決します。でも、モットウバウゾーの力が強くて、キュアプレシャスやキュアヤムヤムは苦戦します。そんななか、「轟さんの大切なホットドックの記憶を奪ったモットウバウゾーとナルシストルを許せない」といって、キュアスパイシーは、なんとかモットウバウゾーを自力で倒します。その様子を遠くから「ブラックペッパー」が見守っていて、「今日は手伝うことなし」といって去っていきます。

ラストの場面ですが、もう一度プリキュアたち3人とマリさんで、ホットドックを食べます。「まずは自分が楽しまなきゃ」と、あらためてここねちゃんは確認します。そんなとき、らんちゃんは「ソロもぐちゃん」のサイトを見ると、なぜかそこにパムパムが写っていたことを確認します。「パムパムは、ソロもぐちゃんに会ったの?」と。そこで今回の話はおわりです。

まあ、こんな感じで、前回や今回、そして次回は、ひとりひとりのプリキュアたちのことを見つめる物語になりそうですね。次回はキュアヤムヤム=らんちゃんが「私って変なのか?」と悩む話になりそうです。ということで、今回のプリキュアの話、おわります。

 


53歳の誕生日を迎えて思うこと

2022-06-20 11:38:41 | 私の「仲間」たちへ

実際には先週土曜日が誕生日だったので、もう2日ほど過ぎてしまいましたが…。とうとう53歳になってしまいました。その誕生日の夜、フェイスブックに書きこんだことに手を加えて、こちらにも転載しておきます。いまの正直な自分の気持ちです。

<以下、誕生日の夜に思ったこと=転載分です>

自分は、正しいことばかりしてきたわけじゃない。

まちがいも、汚れたこともいっぱいしてきた。

この53年、苦労もいっぱいしてきたし、させられてきたし、誰かに苦労もさせてきた。

誰かに謝ってほしいこともあるけれども…。

それ以上に「お役に立てずに申し訳ない」「迷惑かけて本当に申し訳ない」と、いろんな方々に謝らなければならないことも、たくさんある。

ただ…。

「生きて、生きて恥をかけ」

「死んでとれる責任などない」

「俺たちは機械じゃない。恥をかくのは人間の特権」

宇宙戦艦ヤマト2202の土方艦長のこのことばを大事に、あしたからも精一杯生き抜きます。

そして、たくさんの過ちや失敗を積み重ねながらも、いろんな人々に詫びながらも、それでもなお、幸せになることをあきらめずに、今の自分に精一杯できることをやって生き抜く姿。

その姿を、これからおじょ~を含め、後に続く若い世代に見せていく。そうやって、次に続く世代が育つ環境を整えていく。

そのことが、今の私のやるべきことなんだなあ…って思います。

53歳の誕生日にあらためて思うことを、ここで記しておきます。

<以上で転載おわり>

 

 


6月12日のプリキュアの話です。

2022-06-12 17:31:24 | プリキュア話

昨日は久々に西宮勤労会館での学習会。30人くらいの人が参加されてました。「やってよかったな~」って思いました。なにか今度はもう少し少人数で、教育学の古い本を読む学習会をやってみたいですね。もちろん、今回のように「(大阪)維新の教育施策を問う」みたいなテーマでも、電車での移動が可能な近畿2府4県各地であれば、日程調整と私の休養日確保次第で、昨日みたいな学習会、お引き受けしますけどね。

さて、今日は日曜日。朝からプリキュアと仮面ライダーリバイスを見て、部屋の掃除してました。ということで、今朝のプリキュアの話を忘れないように書いておきます。

先週、ゆいちゃん(キュアデリシャス)を助けることを決心したたくみくん。そのたくみくんが、公園でともえちゃんという女の子から告白されている場面を、ゆいちゃん・ここねちゃん(キュアスパイシー)・らんちゃん(キュアヤムヤム)とマリさんで見てしまう…というところから、今日の物語がスタートします。ちなみに「初恋の味」と名前のついたキャンディーかグミみたいなお菓子(スイートクリスタル)を、公園でいっしょにたべようと、プリキュアたちが話をしていたときに、たくみくんに出会ったわけですね。

さて、そのあと告白したともえちゃんは、「だれかにこの話を聴いてほしかった」といって、プリキュアたちにたくみくんを意識しはじめたいきさつなどを話し始めます。どうやら学校の食堂で「目玉焼きに何をかける?」という話をともえちゃんが他の友達としていたとき、たくみくんも隣のテーブルで同じような話をしていたこと。そのときに、たくみくんもともえちゃんと同じで「ケチャップとマヨネーズをかける」と言っていたこと。そして、自分は自信がなかったのに、みんなの前で自分の食べものの好みを堂々と言えるのはいいな~って、たくみくんに思ったこと。そんなわけで、初めて勢いで告白して、返事を聴かずに逃げてきたということでした。それで…。マリさんからのアドバイスで、「このまま放っておいたらだめ。ちゃんと返事を聴く」ということになりました。そして公園で一緒に、プリキュアたちとマリさん、ともえちゃんで、スイートクリスタルの「初恋の味」を試したら…。まあ、それぞれにちがう味がした、ということでしたね。(ちなみに同じころ、ブンドル団でもセクレトルーとナルシストル―が、スイートクリスタルを食べてました)

その後、たくみくんはゆいちゃんの家=定食屋に行き、夜の定食を食べようとしたら、先に来ていたマリさんに呼びとめられます。マリさんはたくみくんに「ゆいちゃんのこと、いつ頃から好きなの?」「でもさっき、公園で他の人に告白されているところを見た」といきなり話しかけます。「返事はどうするの?ゆいちゃんも公園で見ていたよ」というマリさんに、「おせっかいな人だ」とたくみくんは言います。「俺が本当に聴きたいのは…」と、どうもマリさんに聞きたかったことがある様子。ただ、そこにゆいちゃんが現れ、「いつのまにふたりは仲良くなったの?」と声をかけます。そしてマリさんはたくみくんに「恋は人を悩ませるけど、成長もさせる」と言います。それを聴いたたくみくんはひとり部屋に戻って、スイートクリスタルを食べると、苦い味がします。マリさんのことを「悪い人」とは思わないけど、「自分は自分でゆいちゃんを助けないと…。でも、自分に何ができるのか?」というのが、今のたくみくんの気持ちのようです。

さて、そんなたくみくんを脇に置いて、プリキュたちはマリさんたちと街に出ます。どうやら生徒会長=あまねちゃんが復活したら、みんな友達になりたい様子。その友達になるきっかけとして、なにかプレゼントを買いに行こうと思ったようです。そんなプリキュアたちがおなかがすいて、パスタ屋に入ると、そこにはともえちゃんが居ました。みんなでトマトソース(たぶんミートソース)のパスタに目玉焼きがのっているのを注文して食べるのですが、目玉焼きの食べ方はそれぞれにちがいました。そして、マリさんからあらためて「自分の<好きだ>って気持ちを大切に」と、ともえちゃんに声がかけられた頃…。ナルシストルとモットウバウゾーが現れ、パスタのレシピッピと、ともえちゃんの思い出を奪います。

そこで3人はマリさんの用意したデリシャスフィールドでプリキュアに変身し、たたかいはじめますが…。そこにたくみくんも追いかけて、入り込みます。また、ナルシストルはマリさんが「観察眼は鋭いけど、たたかえない」という弱点に気付きます。そこで、モットウバウゾーがマリさんを攻撃しようとしたとき…。キュアデリシャスがマリさんをかばおうとします。そんなキュアデリシャスを、「ブラックペッパー」と名乗る男の子が守ろうとします。このブラックペッパーがデリシャスストーンをもつ「クックファイター」であることに、マリさんは気づきます。また、マリさんは過去のクックファイターの誰かのことを思い出します。でもこのあとは、キュアデリシャスのパンチ(500キロカロリーが最近は1000キロカロリーのパンチになってます)と、プリキュア3人の合体技(ミックスハートアタック)で、モットウバウゾーを倒して、ナルシストルを追い払います。そして、キュアデリシャスは「あの人、助けてくれた…」と、「ブラックペッパー」のことが気になります。

ラストの場面ですが、プリキュアたちの前に、たくみくんからのお返事を聴いたともえちゃんが登場。「握手したけど、ふられた」「かなしくなんかない!」といいながら、大泣きしているともえちゃんに、「甘酸っぱさが特盛」といって、またスイートクリスタルを食べます。ちなみに次回は、学校の遠足でピクニックにいくので、はじめてのピクニックでここねちゃんが弁当づくりに励むようですね。

まあ、そんなわけで、今日のプリキュアが終わったわけですが…。「クックファイター」というかたちで、プリキュアをサポートする男の子が登場しました。おそらく(というか、ほぼまちがいなく)、たくみくんがこの「クックファイター」なのでしょうね。また、マリさんもこの「クックファイター」のひとりで、いまはなにか分け合って戦えない…というところでしょうか。「プリキュアをサポートする男の子」登場という設定が、今までのシリーズとは少しちがう展開かな…というところでしょうか。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。

 

 


6月5日のプリキュアの話です。

2022-06-11 10:32:00 | プリキュア話

今週も教育実習校訪問と授業、そして学会や研究会などにおわれて、ブログを書く余裕がなかなかありませんでした。やっと時間がとれたので、この前6月5日(日)の朝に見たプリキュアの話をまとめておきます。

まず冒頭ですが、ブンドル団の一員・ジェントル―からあまねちゃん(生徒会長)に戻ったあと、あまねちゃんはひたすら寝ているようです。プリキュアたちが学校を休んだあまねちゃんのお見舞いに家に行くと、双子のあまねちゃんの兄がでてきてそう伝えます。

他方、たくみくんはゆいちゃん(キュアプレシャス)に、マリさんとの関係を聴きます。でもゆいちゃんは「それどころではない」といって、カレー屋の新メニューの話をしたり、ふたりの父親が久々に戻ってくるという話をしたりします。ちなみに、たくみくん・ゆいちゃんは、家も隣どうし。おまけにふたりの父親は、同じ遠洋漁業の船に乗っているようです。

さて、たくみくんは以前、父親から渡された不思議な箱のことを思い出します。「父さんに聴きたいことがある」と。「次の航海は長くなる」と聴かされていたのですが、父親は海に出る前に、手短にたくみくんに「これを詳しく話す時間はないが、クッキングダムのデリシャスストーンだ。石がお前を選んだ。この石をなくささないように大切に保管しろ。石のことはお母さんも知っている。ただ、この石はおいそれと使ってはいけない」と伝えます。そしてたくみくんは、その石がどうやら、マリさんのペンダントにある石と同じものだということに気付きます。

一方、たくみくんは、ゆいちゃんの家に行きます。ふたりの母親もいっしょのようです。どうやら港に入る前に、パソコン通信でふたりの父親が連絡をしてきたようです。たくみくんとゆいちゃんが父親たちと連絡をとりあっているあいだ、妖精のコメコメはここねちゃん(キュアスパイシー)やらんちゃん(キュアヤムヤム)が面倒を見ています。おなかがすいたコメコメは、一方で「ゆいちゃん、お話できてるかな?」と心配しながらも、らんちゃんからおにぎりをもらって、自分で食べます。赤ちゃんのコメコメから、徐々に成長しているようです。

そのたくみくん・ゆいちゃんの父親たちですが、「門平さん(=たくみくんの父)ともっと話したかった~」と、たくみくんの母親がいいます。ここからは、たくみくんの両親の出会いから結婚に至る話がでます。どうやらたくみくんの家=ゲストハウスの前で、腹ペコ状態の門平さんが倒れていて、それをあんさん(=たくみくんの母)が助ける。そのあと、ゲストハウスで住み込みで働くように門平さんはなるのですが、あるとき「ここを辞める。あなたとはいっしょになれない」といって出て行こうとします。でも、その門平さんを引きとめて…という話なのですが。そして「今は離れ離れだけど、思い出のシラス丼さえあれば…」といって、今日の食事はシラス丼になります。門平さん独自の味付けがシラス丼にあるようです。また、あんさんには「昔からたくみは、ゆいちゃんが大好きなんだよね~」と語ったり、「昔、ゆいちゃんとたくみくんは、おばあさんに作ってもらったおにぎりをおいしそうに食べていたね」という話を聴きます。それを聴いて、ゆいちゃんはいつもの「ご飯は笑顔」という話をします。

このあと、おいしーなタウンのシラス丼の店に、ブンドル団の新たなメンバー・ナルシストルがやってきて、レシピッピを奪い取る新しいメカ「モットウバウゾー」を出してきます。このモットウバウゾーは、レシピッピだけでなく、人びとの食べ物に関する記憶も奪ってしまいます。ナルシストルとモットウバウゾーが登場したあと、あんさんは門平さんとの思い出のシラス丼の味がわからなくなります。ナルシストルは「たのしく料理食べるやつ、むかつく」といいます。

そんなとき、ゆいちゃんのもっている時計(プリキュアに変身する時計)がなります。ゆいちゃんはシラス丼の店に急いでかけつけ、らんちゃん・ここねちゃん・マリちゃんと合流。ナルシストルとモットウバウゾーに出会います。そこで3人は、マリさんのつくったデリシャスフィールドでプリキュアに変身、ナルシストルとモットウバウゾーと対決します。そんなゆいちゃんのあとを、たくみくんが父親からあずかった石をもって追いかけ、デリシャスフィールドのなかに入ります。

このモットウバウゾーは、いままでのウバウゾーよりも強力。キュアヤムヤムやキュアスパイシーの攻撃を弾き返してしまうし、なにか怒らせてしまうと、モットウバウゾーがパワーアップします。ただ、なぜかデリシャスフィールドのなかで倒れてきた石に、モットウバウゾーがはさまれて身動きとれなくなります。そんなときに、プリキュア3人の合体技「ミックスハートアタック」を出して、モットウバウゾーを倒すことに成功します。

しかしいったい、誰が石を倒したのでしょう? ラストの場面では、「お前は自分の意志で怪物とたたかっているのか。ならば、おれはお前の笑顔を守る」という、たくみくんのゆいちゃんへのひとりごとが語られます。

・・・こんな感じで「プリキュアたちを助ける男の子」として「たくみくん」が登場するという、そういう今までのプリキュアシリーズとは少しちがう展開が今後、どうやら見られそうです。いつ頃からたくみくんが「プリキュアたちを助ける」存在として、プリキュアたちの前に現れるのか。それが楽しみですね。もしかしたら4人目のプリキュア(毎年、夏ごろに登場しますが)よりも、このたくみくん、物語を左右する大きな存在になるかもしれません。ちなみに次回は「初恋ってどんな味?」というタイトルの回で、予告編を見る限り、たくみくんがゆいちゃん以外の女の子と話している場面が描かれたりするようです。

ということで、6月5日分のプリキュアの話、おわります。