できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(7月28日)のプリキュアの話です。

2019-07-28 10:06:45 | プリキュア話

今日も日曜日ですので、いつもどおり今朝のプリキュアの話を書いておきます。

さて、先週からプリキュアは夏休みモードに入っています。先週のような宿題ネタと、今週のような夏祭りの話、これにあとは海水浴やキャンプ、お泊りの話が登場すれば、まぁ、だいたい夏休みのプリキュアの話はひととおり出そろった感がありますね。

また、先週も書いたように、7月に入って登場した新プリキュア・キュアコスモ(ユニちゃん)と、どうやって他の4人のプリキュアが仲間になっていくのか。そういうことを描く上でも、この夏休みモードの話は大事です。

そんなわけで、今週はプリキュアたちの暮らす観星町の星まつりの話。夜店や花火等々をいっしょに見に行こうと、ひかるちゃん(キュアスター)がユニちゃんをさそうわけですが…。ユニちゃんはどうももう一つ乗り気ではない。

それでもプリキュアみんなで浴衣を来て、金魚すくいをしたり射的をしたり…という具合に過ごすわけですが。でも、ユニちゃんは他のプリキュアと一緒に居られず、どこかへ行ってしまいます。どうやら星まつりのいろんな場面で、ユニちゃんは自分の居た惑星レインボーのことを思いだして、つらくなるようです。

そんなユニちゃんのところへ、ララちゃん(キュアミルキー)がリンゴあめを持ってきます。自分も星まつりははじめての体験で、リンゴあめははじめて食べる…と言いながら、ララちゃんはユニちゃんに語りかけます。

するとユニちゃんは、自分はノットレイダーたちに石にされた惑星レインボー仲間を助けたいと思っていること。プリキュアの姿も、宇宙怪盗ブルーキャットの姿も宇宙アイドル・マオの姿も、全部、本当の自分じゃないこと。こんな気持ちのままで、地球人のなかに居ても全然楽しめないこと。どうしてララちゃんは、地球人の中に居ても楽しく過ごせているのか、と。

するとララちゃんはユニちゃんに、自分も最初はなかなか地球人になじめなかったこと。でも、仲間ができて、いっしょにすごす中で、自分の心の宇宙が広がった…と話します。その話を聴いて、何かいたたまれなくなったのか、ユニちゃんはその場を飛び出してしまいます。

その場を飛び出したユニちゃんですが、今度はテンジョウたちノットレイダーにつかまってしまいます。自分ひとりでテンジョウたちとたたかうつもりで、ユニちゃんはキュアレインボーに変身するのですが、でも、他のプリキュアたちの持っているプリンセスカラーペンがないと使えない技があるので、たちまち追いつめられてしまいます。まあ、ここから先は他のプリキュアたちが現れて、追いつめられたキュアレインボーを助け出して、5人そろって敵を追い払って…という展開でしたね。

そのあとは、星まつりのラストの花火を、ララちゃんの宇宙船のてっぺんにプリキュア5人で登って、いっしょに見るという流れへ。ひかるちゃんに「星まつりって楽しいでしょ?」と聴かれて、「悪くないわね」と答えるユニちゃん。まぁ、こんな感じで、5人の関係が少しずつできあがってきたかな…というところでしょうか。

なお、今日のエンディングの場面で、惑星サマーンからララちゃんの母親らしき人物から、「あなたはどこで何をしているの?」という連絡が入る場面が描かれていました。来週はララちゃんの母親が登場するのかな…と思うと、ちょっと楽しみですね。


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今日(7月21日)のプリキュアの話です。

2019-07-21 09:56:22 | プリキュア話

今日は参議院選挙の投票日ですね。

先ほど投票に行く前に、今朝のプリキュア見ました。なので、まずはそちらの話を書いておきます。

まず、今日からプリキュアは夏休みモードですね。「宿題ちゃんやってる?」とか「やりたくない」とか、そういう会話をプリキュアたちの間でしていましたから。まぁ、例年通り、ピンクのプリキュア(今年だとキュアスター=ひかるちゃん)が宿題できてなくて、他のプリキュアにツッコまれるという筋書きですが…。
それから、どうやらこの夏休みの数回をつかって、新プリキュアのキュアコスモ(=ユニちゃん)を他のプリキュアと近づけ、仲良くして、だんだん仲間に入れていく方向で各回の話をつくっている様子です。ちなみに前回はキュアソレイユ(=エレナちゃん)とキュアコスモの関係でしたが、今回はキュアセレーネ(まどかちゃん)との関係です。

それでですね…。今回は「宿題やりたくない、かき氷たべたいけど冷蔵庫故障中」というひかるちゃんの要望(?)にあわせたのか、プリキュアたちは宇宙船で雪と氷の星・アイスノー星に向かいます。また、どうやらその星には、プリキュアたちの探しているみずがめ座のプリンセスカラーペンもあるようです。

さて、アイスノー星につくと雪だるまみたいなかっこうのユキオに出会います。ユキオの鼻にプリンセスカラーペンがはまっているのですが、ユキオはプリキュアたちに「自分の大好きなイルマを笑わせることができればペンを渡す」といいます。それで、プリキュアたちはイルマを呼んで、氷の空間でツララをたたいて音楽を演奏し、それで笑わせようとするのですが…。イルマはなかなか、笑おうとしません。

ここで、まどかちゃんの迷い、戸惑いが現れます。今回、冒頭のシーンでピアノの練習がうまくいかないまどかちゃんが描かれます。コンクールで入賞はしたものの、何か演奏を心底楽しめない。そんな悩みが描かれます。また、まどかちゃんはユニちゃんに「宇宙アイドル・マオになっているとき、どうやって人をひきつけているの?」と尋ねたりもしていました。

このツララをたたいて音楽を奏でるときもまどかちゃんが演奏するんですが…。まじめな演奏で、どこか面白くない。そんなときにユニちゃんが突然、マオの歌をうたい出し、他のプリキュアたちが手拍子を始めます。それにわせてまどかちゃんがツララをたたくと、イルマが足でリズムをとりはじめる…。このことで、まどかちゃん、自分のピアノ演奏に何が足りなかったのかに気づきます。「自分自身が楽しいと感じていなかった」ということに。

そんなところへ、テンジョウとノットレイダーがやってきて、イルマを怪物ノットリガ-にします。当然、ここで5人のプリキュアに変身するわけですが。その後、そのノットリガ-を退治するために、ユキオは自分の鼻からプリンセスカラーペンを抜いて、キュアセレーネに託します。そして、キュアセレーネとキュアコスモのふたりで交代して自分たちの技を出して、ノットリガ-を退治します。

テンジョウたちが去ったあと、倒れていたイルマのところにみんなが集まります。するとイルマは笑い出して止まらなくなります。どうやらイルマは、いったん自分が笑い出すととまらなくなるので、無理に笑うことを抑えていたのだと。まぁ、これで今回は一件落着という感じですね。

というような次第で、夏休み最初の回のプリキュアはおわりです。次週はまたまた例年のプリキュアの定番ネタ・夏祭りのようです。今年はキャンプや海・山に行くネタがでるのでしょうか…? いずれにせよ、夏の高校野球で関西圏だけ放送スケジュールが変わりますんで(たぶん8月4日、11日、18日のあたりの3回分)、少々順番が入れ替わっても1年間の物語が続くような内容で、この1か月くらいはプリキュアの話が進行すると思います。


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昨日(7月14日)のプリキュアの話です。

2019-07-15 21:38:52 | プリキュア話

昨日、おとといと、またまた学会出張で福島大学に出かけていました。

なので、いつものプリキュアの話も、また一日遅れで書いています。

さて、昨日朝のプリキュアですが、ストーリーの中身的にはお子さま向けというのか、一見、たわいのない話です。

なにしろ、話の出だしが、最近プリキュアの仲間入りをしたキュアコスモ(普段はネコ娘みたいな子、ユニちゃんですが)が、どうもいまひとつみんなになじめていないので、他のプリキュアたちがキュアミルキー(ララちゃん)の宇宙船で「歓迎会をしよう」ということ。

でも、その歓迎会でたまたまキュアコスモの持っていた「宇宙マタタビ」(=なにしろネコ娘みたいですからねぇ)を、プリキュアたちがお世話している妖精フワが食べてしまって…。しゃっくりをするたびに宇宙マタタビの影響なのか、「おなかすいたフワ~」といいながら、フワの分身が増えてしまって、大騒ぎになる。まぁ、そんな展開です。

なにしろ「宇宙人追放」みたいなことをやっている世の中だという設定なので(=しかも、その宇宙人追放の仕事を政府でやっているのが、キュアセレーネ(まどかちゃん)の父だったりする)、キュアミルキーやキュアコスモ、フワが宇宙からやってきたことがバレてしまうと、たいへんなことになります。なので、プリキュアたちは手分けしてフワの分身に何か食べさせるとともに、もとのフワを見つけて、しゃっくりを止めようということになりました。

それでですね…。「こんなことになったのは自分の責任」といって、また一人で解決しようとするキュアコスモに対して、キュアソレイユ(エレナちゃん)が「なんでもひとりでかかえてやろうとしすぎ。みんなでわかちあわなきゃ」と声をかけ、キュアコスモのサポートをしようとする。

フワの分身を見つけてノットレイダーたちがやってきて、カッパードがプリキュアたちを攻撃してきたときも、カッパードを退治しようとするキュアコスモに対して、キュアソレイユや他のプリキュアがアシストする…という展開になりました。

そんなわけで、まぁ、ラストはフワのしゃっくりもおちついて、分身が増えていくことも止まり、無事に騒ぎがおさまるわけですが。

ただ、大事なのは今回、エンディングのシーンですね。

キュアコスモの歓迎会が途中で終わってしまったので、あらためてラストの場面で、プリキュア5人とフワ・プルンス(フワのお世話をしているタコみたいな宇宙人)の7人で1個のドーナツをわけてたべる話になるんですが。

そのドーナツを「私はきょうだいが多いから」といって上手に切り分けたのが、キュアソレイユ。みんなでその切り分けたドーナツを手にもって、もういちど輪にしようとしたとき、キュアコスモが恐る恐るひとかけらをだして、輪のなかに入ろうとするのですが…。そのひとかけらがまだきっちりつながらずに、どこかすき間があいた状態でつながっている。そんなシーンで今回の放送分、おわりました。

「なんか、うまく描けているな~」って思いましたね、このエンディングの場面。他のプリキュアたちになじもうと思っているのだけど、どうやってなじめばいいか、よくわからない。あるときは宇宙怪盗ブルーキャットとして、あるときは宇宙アイドル・マオとして、またあるときはバケニャンとしてノットレイダーたちに潜入して…と。これまでは、ひとりでなんでもやってきたキュアコスモです。ですから「誰かといっしょに何かをする」という、かかわり方がよくわからない。だから、どうしてもすき間ができてしまう。それでも、どこかで他の仲間とつながっている…。そういう状態を、1個のドーナツを7つにわけてプリキュアたちがわかちもったとき、キュアコスモがもっているかけらだけがうまくつながらないという、そんなシーンとして描いたのでしょうね。ほんと、うまいなぁって思いました。

ということで、昨日のプリキュアの話はおわりです。なお、予告編を見る限り、来週からプリキュアの物語は夏休みモードに入るようです。


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昨日(7月7日)のプリキュアの話です。

2019-07-08 19:56:06 | プリキュア話

先ほど昨日のプリキュア、録画でもう一度見ました。この土日、学会出張で出かけていた秋田のホテルでも昨日の朝、プリキュアを見たんですが、再確認です。

さて、昨日のプリキュアは「七月七日の七夕」放送分ということで、それに合わせたストーリー展開になっていました。具体的に言えば、未確認生物(UMA=ユーマ。ネッシーやツチノコなど実在してるかどうか怪しい生物)の研究のために世界各地を旅しているひかるちゃん(キュアスター)の父・陽一さんが、年に1回、七夕の日に家に帰ってくるという、そういうお話。なおかつ、この七夕の日がララちゃん(キュアミルキー)の誕生日でもあるということで、陽一さんも交えて、バーベキューでお祝いをしよう…という流れになっていました。そうそう、UMAについて陽一さんが書いた本を読んだって、まどかちゃん(キュアセレーネ)が言ってましたね。

ただ、その流れに乗りきれない人がひとり。ひかるちゃんの祖父・春吉さんです。陽一さんがUMAの研究のために勤務先の大学を辞めて(=陽一さんは元・大学教員という設定です。陽一さんの書いた黒板を見ていると地理学っぽい…?)旅に出ると聴いたとき、「家族はいっしょにいるべきだ」と反対してから、春吉さんと陽一さんは気まずい関係になったようですね。「私の育て方が悪かったのではないか…」とすら思っている様子です。そんな春吉さん、なぜかララちゃん(ほんとうはララちゃん、惑星サマーンから来た異星人なんですが、ちがう国から来たことになっている)には自分の本心を語れるようで…。

その一方で、実は陽一さんに強く旅に出ることを勧めたのは、ひかるちゃんとその母(陽一さんの妻、マンガ家です)。特にひかるちゃんは「時々さみしくもなるけれども、でも、大好きなことを追いかけているお父さんとお母さんが大好き」だと言います。だから、離れていても家族だ、という意識は、少なくとも陽一さん夫妻+ひかるちゃんにはあるわけですね。

そして、「私の育て方が悪かったのではないか…」とすら思いこんでいる春吉さんのところへノットレイダーが現れて、春吉さんのイマジネーションから怪物をつくりだす。それをプリキュアたちが退治して、倒れている春吉さんを陽一さんが助ける。そこからほんのちょっとだけ歩み寄りがあって、いっしょに七夕の夜のバーベキューを食べる。陽一さん夫妻+ひかるちゃんが楽しそうに星空を見上げて話している様子を見て、ララちゃんに「楽しそうだ」みたいなことを言われて、春吉さんは少し納得する。翌朝、春吉さんも旅立つ陽一さんを見送る…という展開でした。

まぁ、こんな感じで春吉さんと陽一さん夫妻+ひかるちゃんのあいだというかたちで、七夕の夜に、世代間の家族に対する考え方のちがいにどんなかたちで折り合いつけるか…という、ちょっと深い話が今回のプリキュアでは展開したのでした。

あと、今回からキュアコスモも入って、5人での変身とたたかいのシーンが描かれるようになりました。ただ、変身前のユニの姿のときには、まだ他の4人のプリキュアにうまくなじめていないようでもあります。来週はそのユニの歓迎会をするという物語になっていますね。たぶん夏休み頃まで、ユニをどうやってプリキュアの仲間にしていくか…という物語が展開すると思います。

ただ、当面はどうやらキュアコスモ、他の4人のプリキュアたちが合体技を使えないときに、他のプリキュアの持っているプリンセスカラーペンを借りて、自分の技(レインボーパフューム)を使うようです。そして、レインボーパフュームのCMはしっかりと、今回も流れておりました。


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最近読んだ本をまとめて紹介(2906冊目~2922冊目)

2019-07-03 23:20:21 | 本と雑誌

またまた最近読んだ本がたまってきたので、タイトルと著者名程度ですが紹介しておきます。

今回は仕事で必要になって読んだ本が多いのですが…。

2906冊目:亀石倫子『刑事弁護人』講談社現代新書、2019年

2907冊目:佐竹直子『獄中メモは問う 作文教育が罪にされた時代』北海道新聞社、2014年

2908冊目:林典子『フォト・ドキュメンタリー 朝鮮に渡った「日本人妻」―60年の記憶』岩波新書、2019年

2909冊目:早坂隆『ペリリュー玉砕 南洋のサムライ・中川州男の戦い』文春新書、2019年

2910冊目:三井誠『ルポ人は科学が苦手 アメリカ「科学不信」の現場から』光文社新書、2019年

2911冊目:石井光大『虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか』平凡社新書、2019年

2912冊目:伏見憲明『新宿二丁目』新潮新書、2019年

2913冊目:島村英紀『地震と火山の島国 極北アイスランドで考えたこと』岩波ジュニア新書、2001年

2914冊目:明石順平『データが語る日本財政の未来』インターナショナル新書、2019年

2915冊目:明石順平『国家の統計破壊』インターナショナル新書、2019年

2916冊目:野本響子『日本人は「やめる練習」がたりてない』集英社新書、2019年

2917冊目:小澤実・中丸禎子・高橋美野梨(編著)『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章』明石書店、2016年

2918冊目:伊藤桂一『兵隊たちの陸軍史』新潮社、2019年

2919冊目:地球の歩き方編集部『地球の歩き方Plat アイスランド』ダイヤモンド社、2019年(第2版)

2920冊目:貝谷久宣『マンガでわかるパニック症・広場恐怖症』主婦の友社、2019年

2921冊目:貝谷久宣(監修)『パニック症[パニック障害]の人の気持ちを考える本』講談社、2015年

2922冊目:坪井康次(監修)『患者のための最新医学 パニック障害 正しい知識とケア』高橋書店、2015年

 


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