できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

ひさびさに今朝プリキュアを見ました(8月29日のプリキュア話です)

2021-08-29 19:04:56 | プリキュア話

今日は8月29日(日)。夏の甲子園の高校野球中継の関係で、関西地区のプリキュアの放送スケジュールが大きく変わりました。特に今年は高校野球の期間中、長雨で試合が順延されたりして、高校野球も運営で苦労されたようですが…。

ただ、今日は午後から高校野球は決勝戦(智弁学園対決だったようですが…)。だから関西地区もプリキュアと仮面ライダーの放送がありました。でも、今日、関西地区で放送された内容は、本来は先週の日曜日(22日)に他の地区では放送された分のはず。そして本来、今日、放送予定だった分は、あしたの午前中に放送される見通しです。ちなみに私はあす、毎年やってる家の近所の某大学の集中授業なので、録画で見るしかないか…というところです。

さて、とりあえず今朝のプリキュア(本来は22日放送の分)ですが、毎年恒例の夏休みの「宿題ネタ」の回でした。まあ、毎年夏休み最後の回あたりになると、プリキュアのなかの誰かが「宿題が終わらない」とか、そういう話がでてくるのですが…。今年はプリキュアたちのトロピカる部が、「宿題のできていない子を応援したい」という垂れ幕を校舎に出すという話でした。

ところがその垂れ幕を出したときに風が吹いて…。生徒会長がテレビの生番組でインタビューを受けているところに、その垂れ幕が飛んでいく。生徒会長も学校の池にその垂れ幕におされたせいか落ちてしまって…。生徒会長が激怒。「トロピカる部の活動停止!」なんてことを言い始めます。

その話を、なぜか先ほどのテレビ局の方が聴きつけて、「生徒会VSトロピカる部の対決をしたらどうか?」という提案をします。というのも、先ほどの生番組に寄せられた視聴者の声で、トロピカる部や生徒会長の評判がよかったとのこと。そこでクイズ番組に出て、それで決着をつけたらどうかとテレビ局が提案するわけです。当然、トロピカる部も活動再開をかけて出ますし、生徒会も対抗して出ることになりました。

さて、その番組なんですが…。パンサーの向井さん(お笑い芸人さん)が司会の番組で、自分たちの暮らす街の紹介をしながら、中学生たちがグループでクイズに回答するという番組。雰囲気的に、昔、テレビでやっていた「ウルトラクイズ」みたいな感じです。

今回は全4問で、最初はトロピカる部が正解。次の問題はローラがまちがえて泥に落ちる。3問めはブティックで服の値段を1万円以内で抑えつつ、なおかつたくさん重ね着させておなかまわりを分厚くさせるというもの。これはトロピカる部がサイズでは勝ったものの、金額が少しオーバー。

そして決着は4問め。このままだと生徒会がリードなのですが、4問めに正解すると、トロピカる部が逆転します。「この街の名前は?」という単純な出題なのですが、「早おしクイズ」なので、押しボタンを探さないといけません。どうやらその押しボタンは、プリキュアたちの暮らす街の博物館にあるようで…。生徒会も、プリキュアたちトロピカる部も、みんな博物館めがけてダッシュします。

そのダッシュするなか、トロピカる部の部長・アスカ(キュアフラミンゴ)と生徒会長が抜け出し、押しボタンのところでほぼ同着。どっちが早いか…。そこへ、人々のやる気を感じ取ったヌメリ―とゼッタイヤラネーダが出現します。ゼッタイヤラネーダは、生徒会長やテレビ局の取材陣などのやる気を吸い取るのですが…。プリキュアたちがここで変身。キュアフラミンゴとキュアラメールの力で、やる気パワーを取戻し、ゼッタイヤラネーダとヌメリ―は去って行きます。

生徒会長とテレビ局の取材陣のやる気がもどったところで、早押しボタンをどっちが先におしたか、録画を検証。変身したプリキュアたちの姿は映っていなかったので一安心ですが…。どうやら指先の分だけ、アスカが早かったようです。そこで回答権はトロピカる部へ。アスカが「あおぞら市」と正解を答えて、見事逆転。無事にトロピカる部の存続が決まりました。そのあとは、アスカやまなつ(キュアサマー)、サンゴ(キュアコーラル)等々が、学校とトロピカる部の宣伝を番組のなかでやる・・・というところで、今回の放送分は終了です。

ちなみに次回の放送分ですが、プリキュアたちの学校の桜川先生(トロピカる部の顧問)が、どうやら授業参観を前に緊張している様子。どうも桜川先生のお父さんが授業参観に来るようで…という、そんな予告編でした。

ということで、久々のプリキュアの話、おわります。

 


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自分たち自身の「みっともない姿」をさらけだした大阪市教委・特別顧問・市長―久保校長への「文書訓告」問題に関しての私の意見―

2021-08-21 16:22:41 | 受験・学校

以下の内容は、昨日からすでにツイッターやフェイスブックに書きこんでいる内容に、若干手を加えて書きなおしたものです。

内容は、この春の臨時休校時の大阪市内の公立学校で、ICT活用による学習をめぐって混乱が生じたことに関して、市内のある小学校長・久保さんが市長あてに「提言」を出したこと。この行為に対して、大阪市教委側が「文書訓告」なる対応をしたことについてです。詳しいことは、次の朝日新聞デジタルの記事を参照してください。

松井市長に提言書、小学校長を文書訓告 大阪市教委(朝日新聞デジタル2021年8月20日)

https://digital.asahi.com/articles/ASP8N5F2YP8NPTIL00K.html

なお、以下の内容については、文責は私にあります。どこの団体とか、勤務先とか一切関係ないので。

1:まず、この話を聴いた直後にツイッター・フェイスブックに書きこんだこと

久保校長に「文書訓告」出した大阪市教委上層部と、市教委の特別顧問、そしてそういう人々を任命した市長(以下「あなたたち」と言います)は、ほんとみっともない。こんなことやっていたら、学校現場の教職員も、市教委の末端職員も、ほんま、やる気なくしますわ(もうすでにかなりやる気なくしてると思いますが・・・)。
 
ほんと、<この「文書訓告」は誰に忖度してだしたのか? 議会で維新に市教委幹部が追及されたくないだけ。市長から教育長が文句言われたくないだけ。それだけのための「文書訓告」じゃないのか? 久保さんがええ迷惑や>と思います。
 
それこそ、自分らが施策推進にあたって「ニアイズベター」というなら、まずは校長の話聞きなさい。あなたたち、教育振興基本計画にも確か「ニアイズベター」とか書いていたのでは?
 
こういう対応は、「ニアイズベター」を言ってきたあなたたちの(教育)思想的な「敗北」ですよ。そのこと、わかっていますか? まあ、そこがわからなくて「現場から文句言われて、けったくそ悪い」という気分だけで、こういう「文書訓告」出しているんだと思いますが。
 
こういうみっともないことするなら、私から市長・市教委上層部・特別顧問に「文書訓告」出したいです。
いや、川西オンブズ時代にもどって「勧告および意見表明」でしょうか。
 
2:「ニアイズベター」と市教委が本気でいうなら、「校長の意見」こそ大事にされるべき。
 
なんで久保さんが「文書訓告」なのか? あなたたちに、こっちが文書訓告出したいくらいです。
 
ええ加減にしなさい! 市教委が施策運営にあたってニアイズベターとかいうなら、学校現場の校長の意見をもっと聞きなさいよ。
 
大阪市教育振興計画(令和3年版)の「用語解説」に、
「【ニア・イズ・ベター(補完性・近接性の原理)】住民に近いところで行われる決定ほど望ましい、という地方分権の基本的な考え方」
とあります。
だったらあなたたちより、校長の意見の方が「住民に近い」のではないですか?
 
ただ大阪市教育振興計画(令和3年版)では、この「二アイズベター」で住民に近いところで決定するのは「区長兼市教委教育次長」みたいな位置づけにしてる人です。でも、それがそもそも間違ってるんとちがいますか? 区長がいくら市教委の次長兼務しても、子どもという住民からは遠いと思うのですが。
 
おまけに大阪市学校活性化条例(=それこそ橋下改革でつくった条例)で、校長が法令等にもとづいて学校運営の最終決定を行うって規定しています。だとしたら大阪市の子どもの教育についての「二アイズベター」は、区長(兼教育次長)でなくて、校長が判断するのでないとおかしいでしょう。

そして、その学校現場の校長・久保さんから、「この教育振興基本計画のとおりに現場で動いてみたけど、うまくいきません。なんか根本的に方向性がおかしいのとちがいますか?」的な意見が出されたのが、このたびの一件。だとしたら、本当に変わらなあかんのは、市教委上層部・特別顧問・市長。それが二アイズベターの発想でしょう。
 
でも、そういう指摘した校長に対して、説得力ある教育論を提示できず、逆に文書訓告だしてくる。あなたたちは結局、教育論ではなくて、自分らのもってる権力で黙らせるしか方法がなかった。これは結局、教育思想的にはあなたたちの「敗北」「負け」です。
 
3:大阪市の教育振興計画の策定過程や総合教育会議の議論の内実自体から疑う必要性
 
ただ、これを機会に、ちょっとどこかでまとまった時間とって「大阪市教育振興基本計画(令和3年度)」それ自体と、この計画を審議した総合教育会議(去年秋)の議論の問題点を整理して、きっちり批判しようと思います。私から見たら、いろいろ「問題あり」だなと思うので。
 
新聞記事などによりますと、市教委は「処分理由について、『他校の状況を把握せず、独自の意見に基づいて市全体の学校現場が混乱していると断言したことで市教委の対応に懸念を生じさせたと説明。』さらにSNSで拡散されたことが信用失墜行為に当たるとした」そうです。
 
でも、ちょっと考えてみてください。大阪市内の一校長に批判されたくらいで大混乱するような市教委の対応と、その前提になっている大阪市の教育振興基本計画。それ自体に大きな問題があったり、その「決め方」に問題があったりするんじゃないでしょうか? そもそも「そこに問題があります」という提言が、久保校長の提言ではないのですか? 
 
市教委上層部や特別顧問、そして市長にとっては、「一校長に自分らがつくった計画が批判された。それがけったくそ悪い!」というだけの「文書訓告」ではないのですかね、この対応?
 
あるいは市長の恫喝に便乗するかのような一部大阪維新の市議の「処分」に関する質問が、大阪市の議会であったと聴いています。そういう質問への対応が「めんどくさい」から「文書訓告出してしまえ」みたいな対応をしているんではないですかね? それでいいんですか、大阪市教委の上層部?
 
なにしろ私から見ますと…。去年秋の総合教育会議のICT教育関連の議論も、感染症対策の話も、ほんとうにいいかげんですしね。その分野では実務能力も研究業績もあまりない特別顧問の意見が変に大事にされすぎていて、「これじゃあかんわ」という感じです。
 
たとえば、私よりもはるかにその分野(=後で述べるいじめの重大事態対応のこと)では研究業績も現場実践の経験もなさそうな特別顧問が、この間の総合教育会議や教育振興基本計画づくりのプロセスで、市教委にいじめの重大事態対応、特に調査委員会運営について提案していたりしてますからね。「この特別顧問、なにがわかってるの?」です。
 
それこそ総合教育会議での議論や、教育振興計画づくりの検討において必要があれば、たとえば感染症対策の専門家や、いじめの重大事態対応の先進的な事例の経験者を、特別顧問に加えて呼んで来ればいいのです。なぜ大阪市長や大阪市教委は、そういうことを去年の秋、やらなかったのでしょうか? ちょっと調べれば、誰を呼んで来ればいいかわかったのではなりかせんか?
 
なお、こんなこと言うとすぐ「お前が特別顧問やれ」とかいう批判・非難する人いるから先に言っておきます。
 
私は同じ大阪市の子ども青少年局で保育事故防止マニュアルづくりの仕事もしたし、今も西成区内の中学校に生徒指導の助言で定期的に通っています。かつては大阪市の青少年社会教育の施策づくりの仕事もしました。

だから、大阪市教委の大好きな「ニアイズベター」ってことばの意味からしたら、私のほうが大森特別顧問より、大阪市の公立学校や市教委に「近い(=ニア)」存在かと。だから「お前が特別顧問やれ」とか言う人いたら「もうすでに大阪市教委等々の仕事手伝ってるわ。いつでも交代可能」と、先に言うておきます。
 
4:久保校長をはじめとする大阪市内の教職員・管理職、そして子どもや保護者を応援したい人々へ
 
先ほど、このたびの「文書訓告」のことで、久保校長をあらためて応援するコメントをツイッターで見ました。
 
こんな感じで、久保さんを含む大阪市の教職員・校長と子どもや保護者への励ましの声を。同じくらい「文書訓告」しかできなかった市教委と市長、特別顧問らに批判の声を。それぞれネット経由でもいいので、どんどん強めてください。それが「みっともない姿」をさらけだした教育行政を、鍛えて、しっかりさせる道のひとつです。
 
「みっともない」教育行政は、たとえば形だけのパブリックコメントやるとか、自分たち好みの市民の意見を聴いて「はい、聴きました」とアリバイづくりして、教育振興計画などをつくってきます。でも、それはしょせん「自分たち好みの声」でしかありません。要は「みっともない」教育行政は、見たいものだけ見てるわけです。

「自分たち好みの声」にならされた「みっともない」教育行政は、自分たち好みでない意見や、自分たちの見たくない現実に直面したときに、パニックになりがち。そのくらい打たれ弱くて、それではまともな教育行政の運営できません。なので誰かが日常的に文句言い、見たくないものみせて「訓練」しておかないと。
 
以上が、この2日間ほどの間にツイッターとフェイスブックに書きこんだことに、あらためて手を加えてブログ記事用に直したものです。転送やシェア等はご自由に使ってください。

 


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最近読んだ本をまとめて紹介(3278冊目~3302冊目)

2021-08-13 19:56:13 | 本と雑誌

最近読んだ本をまた二十数冊ですが、ここで紹介しておきます。いつもどおり著者名とタイトル、出版社名と出版年に限定していますが。時期的に8月、どうしても敗戦の日が近づくということもあって、戦争関連の本が多くなりましたね。また、いまの新型コロナ禍の現状のなかで考えなきゃいけないことを扱った本も、引き続き読み進めているところです。あとは、哲学・思想関連の読みやすそうな本、地域振興や教育学関係の本もありますね。

3278冊目:安田武『戦争体験』ちくま学芸文庫、2021年

3279冊目:濱田浩一郎『北条義時 鎌倉幕府を乗っ取った武将の真実』星海社新書、2021年

3280冊目:宇佐美典也『菅政権 東大話法とやっている感政治』星海社新書、2021年

3281冊目:内田樹・姜尚中『新世界秩序と日本の未来』集英社新書、2021年

3282冊目:池田清彦『「現代優生学」の脅威』集英社インターナショナル新書、2021年

3283冊目:横田南嶺ほか『不要不急 苦境と向き合う仏教の智慧』新潮新書、2021年

3284冊目:歴史街道編集部編『日本陸海軍、失敗の研究』PHP新書、2021年

3285冊目:NHK「果てなき殲滅戦」取材班+中津海法寛『幻の本土上陸作戦―オリンピック作戦の全貌』祥伝社新書、2021年

3286冊目:山田昌弘『新型格差社会』朝日新書、2021年

3287冊目:エマニュエル・トッド(大野舞訳)『大分断 教育がもたらす新たな階級化社会』PHP新書、2020年

3288冊目:マルクス・ガブリエル(大野和基インタビュー・編、高田亜樹訳)『つながり過ぎた世界の先に』PHP新書、2021年

3289冊目:枝廣淳子『好循環のまちづくり』岩波新書、2021年

3290冊目:宮崎雅人『地域衰退』岩波新書、2021年

3291冊目:與那覇潤『歴史なき時代に 私たちが失ったもの取り戻すもの』朝日新書、2021年

3292冊目:藤木久志(解説・校訂 清水克行)『戦国の村を行く』朝日新書、2021年

3293冊目:堀川惠子『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』講談社、2021年

3294冊目:山内道雄・岩本悠・田中輝美『未来を変えた島の学校』岩波書店、2015年

3295冊目:長瀬拓也『社会科でまちを育てる』東洋館出版社、2021年

3296冊目:鎌塚優子・大沼久美子編著『「新しい学校生活」のための感染症対策ハンドブック』東洋館出版社、2020年

3297冊目:岡田晴恵『どうする!?新型コロナ』岩波ブックレット、2020年

3298冊目:岡田晴恵『最新知見で新型コロナとたたかう』岩波ブックレット、2020年

3299冊目:鷲谷いずみ『実践で学ぶ<生物多様性>』岩波ブックレット、2020年

3300冊目:宇佐美誠『気候崩壊 次世代とともに考える』岩波ブックレット、2021年

3301冊目:日本原水爆被害者団体協議会編『被爆者からあなたに いま伝えたいこと』岩波ブックレット、2021年

3302冊目:佐藤学『第四次産業革命と教育の未来 ポストコロナ時代のICT教育』岩波ブックレット、2021年


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「あの頃の大騒ぎはなんだったのか?」という検証作業が必要(久々に神戸の教員間いじめ問題関連)

2021-08-12 18:55:53 | 受験・学校

忘れないうちに、今日は続けてブログ記事を書いておきます。今度は2年前(2019年)の秋に「大騒ぎ」になった神戸の教員間いじめ問題関連のことです。

このブログでも、2年前の10~11月頃の記事を見てもらえれば、何度もこの問題を取り上げて論じていたことがわかると思います。

また、2020年に入って「新型コロナ禍」がはじまるまで、私はくり返しこのブログで、この件での「激辛カレー」を食べさせられている映像を流して「大騒ぎ」をつくったマスメディアのあり方や、その「大騒ぎ」を鎮めるための神戸市長や市教委の事務方がとってきた対応に問題があることも書いてきました。

その上で、私は2019年10月のこの事件がマスメディアで取り上げられた当時から、ほんとうにこの学校で暮らし続ける子どもや、そこに子どもを預ける保護者、今後もそこで働き続ける教職員の意見などを聴きながら、学校の再建策と加害教員への対応、被害にあった教員へのケア等々をバランスよく考えていくような調査・検証作業を行って、再発防止策を着実に実施していくことが必要であること。また、そのためには、加害教員の処分問題に特化しているような弁護士ら法律の専門家だけの調査・検証作業ではダメで(=だから神戸市長や市教委事務方の対応ではダメということ)、いじめの重大事態の対応を参考例として、教育学や心理学・精神医学等の研究者・専門職なども交えたチームで検証すべきだということ。そういうことも、このブログで書いてきました。

さて、あれから2年近くたちましたが、先週、こんな記事がでていたこと、ご存知でしょうか?

神戸教員間暴行、加害側2人の「給与差し止め違法」 神戸市人事委(神戸新聞、2021年8月5日付け)

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202108/0014565439.shtml

元教諭2人の休職取り消し 教員間いじめで神戸市人事委(時事通信、2021年8月4日付け)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080401292&g=soc

「えっ、なんのこと????」と思われる方もいるかもしれませんが…。

2019年10月はじめに、この教員間いじめ問題がマスメディアで報道され「大騒ぎ」になったとき、当初、神戸市教委は加害教員とされた教員4人を「自宅待機」にしました。その対応に際して、「こんな教員らに給与払うな!」等々の世論のバッシングが起こり、慌てて神戸市長・市教委らが加害教員らの休職処分と給与支給停止等に関する条例制定(実際は既存の条例の改正手続き)を行い、当時開会中の市議会にかけました。

でも、この条例制定については、市長がいろんな言い訳をするものの…。その時点でも市議会でも異論がでましたし、労働法の専門家などからも批判がありました。それでも市議会でこの休職処分と給与支給停止等に関する条例は、その月末に可決。さっそく加害教員とされた4人の教員にこの休職処分、給与支給停止が行われました。

ところが、その時点で加害教員とされた4人のうち、2人から人事委員会に対して異議申立てが行われました。その異議申し立てが2年かかりでやっと、このとき、神戸市教委が行った休職処分や給与支給停止等に手続き上の問題があったと、人事委員会によって認められたわけです。

ということは・・・。「あのとき、マスメディアでの大騒ぎに便乗して、『早くこの教員らを処分しろ!』だの『給料払うな!』だの言ってきた人々は、いったい、何を考えていたのか? 本当にそこまでする必要があったのか? あらためて検証が必要なのでは?」ということですね。なにしろ神戸市教委の行った2019年10月末時点での4人の教員への休職処分等のうち、少なくとも2人に対しては手続き上の「問題があった」と、人事委員会が認めたわけですから。

いかかですか? 今、冷静にふりかえれば、この人事委員会の判断のとおり、私がこのブログでいろいろ書いてきたことのほうが、当時の「早くこの教員らを処分しろ!」みたいな「大騒ぎ」「熱狂」の方よりも、「妥当なこと」だったと思いませんか?

どれだけ加害教員の行為に問題があったとしても、マスメディアで大騒ぎをして「早く処分しろ」などという論調を煽って、結果的に市長や市教委、そして市議会などに法的に誤った対応をさせた人々がいたのであれば…。やはり、そういう点は神戸の教育世論のあり方の問題として、批判的に議論すべきではないかと思います。

ただし、この人事委員会の判断についても、私は「ほんとうにあのときの市長・市教委らが行った、泥縄式の条例制定自体「問題なし」といえるのか?」という点で、疑義が残るものではあるのですが。

というような次第で、私はあらためて2年前、2019年10月の時点に立ち返って、もう一度この「教員間いじめ問題」での神戸市長・市教委事務方などの対応の問題などを冷静に検証すべきではないか・・・と考えています。


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金メダルかじる暇があれば、いじめの重大事態の再発防止をまじめにやってください、名古屋市長

2021-08-12 18:06:21 | 受験・学校

河村市長がかじった金メダルを交換へ 費用はIOC負担(YAHOO!ニュース 2021年8月12日付け)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a86cf29cbaaff3be4b0c61bb4a5afd3467c0ad5c

こちらの記事、もとは朝日新聞配信記事のようですが、YAHOO!ニュースから紹介しておきます。

多くの方がご存知のとおり、先日終了した東京オリンピックで金メダルをとった選手が名古屋市長を表敬訪問したとき、あの河村名古屋市長がその金メダルをかじったのだとか。「いったい、いいおとなが、なにやってるんだ・・・」としか思えないような、ほんと「お下劣」な行為でしかないのですが。

さて、その名古屋市長あてに、7月30日付けで、いじめの重大事態の再調査委員会報告書が提出されました。その報告書は、下記の名古屋市ホームページで読むことができます。

https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000129720.html

この再調査委員会の報告書の5ページ目に、私の名前がでてきます。再調査委員会が立ち上がるときに、調査のすすめ方や遺族と再調査委員会の関係のつくり方等々、これまでの自分の経験などをふまえて、再調査委員会のメンバーや事務局スタッフなどに講義(レクチャー)をしました。

いつも私は、拙著『新しい学校事故・事件学』(子どもの風出版会、2017年)などをふまえて、例の「ハの字図」や「AB図」モデルをつかいながら、遺族と学校、教委、調査委員会(再調査委員会)などの関係が険悪なものになっていくプロセスを、調査委員会(再調査委員会)レクチャーでは説明しています。この再調査委員会のみなさんも、そのレクチャーを受けて調査に臨み、報告書をとりまとめたものです。

また、再調査委員会が立ち上がる前に、「どうすれば当初の名古屋市教委や学校の調査の問題点を指摘して、再調査にもっていくことができるか?」について、遺族の方と面談をしたこともあります。

だから、この再調査委員会の報告書については、遺族の方及び再調査委員会関係者との関係の両方から、私は名古屋市長及び市教委の両方に対して、「調査結果及び提言の内容をふまえて、きちんと市長・市教委で総合教育会議を開いて協議して、今後の再発防止策を数年かけて実施してください」と思っています。「それが市長及び市教委の責務でしょう?」とも思います。

「ほんとに、金メダルかじってふざけている場合か! 市長としてまじめに職務に専念しろ!」

そう、名古屋市長には言いたくなりますね。

ちなみにいまの地方教育行政の制度上、教育長と教育委員は市長が任命する(ただし議会の同意が必要)かたちをとっています(地方教育行政の組織及び運営に関する法律)。

したがって、教育委員会のトップとしての教育長が再調査委員会報告書提出後、遺族に対して不適切な発言をするということは、市長には「教育長たるべき人を見る目がない。教育長にその程度の人物しか選べないような市長だ」ということでもあります。したがって、あらためていま、教育長及び教育委員の選任をした市長の見識が問われているということでもあります。そのこともお忘れなく。

もうひとつついでにいうなら・・・。こういう「金メダルかじる市長」を「おもしろいおじさんだ」などといって、これまでの市長選挙で投票した名古屋市民。あるいは、事あるごとに話題として取り上げてきたマスコミなども、「ほんとうにこんな市長を選び続けていていいんですか?」と、併せてお伝えしておきます。

そして、名古屋近辺の同業者たる教育学の研究者及び近接領域の研究者・専門職(弁護士、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、心理学や精神医学の研究者等々)たちへ。

「いま、ここであなた方が発言して、名古屋市長と市教委に対して『きっちり再発防止策の実施をしろ!』と言ったり、あるいは、その再発防止策の実施に積極的に協力しようとしなくて、いつするんですか? あなた方が日頃『子どもの人権守れ』とかいろいろ言うてきたのは、なんのためですか?」

このことも、最後にあらためて伝えておきます。日頃、SNSなどで威勢のいいこと言っておきながら、肝心のこういう場面ではさっぱりダメ、まともに市長や市教委に苦言ひとつも言えないような教育社会学者なども、名古屋あたりにはいますからね。


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今日(8月8日)のプリキュアの話です。

2021-08-08 19:51:47 | プリキュア話

気付けば今日は8月8日(日)。日曜日ですから、今朝もプリキュアと仮面ライダーの放送を見ました。

また、おかげさまで無事に前期(=今年度からクォーター制なので、正確には第1・第2クォーターですが)の授業期間も終了。期末レポートの採点などの業務もおわりました。なので、これから他大学の集中授業や研究会での発表などの入る8月23日からの週までは、私も一応「夏季休業」ということになります。

この「夏季休業」期間は、またまた自宅のある兵庫県と、職場のある京都府の両方に「まん延等防止措置」も出ていることもありますので・・・。「基本的には家にいる」ことを前提に過ごします。まあ、買い物とか散歩、あるいは実家の墓参り等々くらいは出かけますけど。それ以外はできるだけ家で本を読んだり、部屋の掃除をしたりして過ごします。

さて、本題の今朝のプリキュアの話ですが・・・。プリキュアもこのところは「夏休み」モード。プリキュアたち「トロピカる部」の合宿ということで、まなつ(キュアサマー)の生まれ育った南乃島にみんなで行くという、そういう物語の展開ですね。そして今回はその島での合宿の最終日、南乃島の祭りがテーマの回です。

まずは冒頭で、トロピカる部のメンバーがまなつの父といっしょにスキューバダイビングをする場面が描かれます。「朝のダイビングは、島の生活の特権」とまなつ父娘は言うのですが…。でも、人魚から人間の姿になると泳げなくなるローラ(キュアラメール)だけが浜辺に居る。そのことを、まなつは気にしています。だから「合宿から帰る前に、ローラといっしょに泳ごう」と声をかけます。

そのあとも、トロピカる部はビーチバレーやカレーづくり等々、とにかくめいっぱい楽しく過ごします。特にまなつは自分の育った島に戻って、元気いっぱいです。ただ帰る前日になって、いまできることを楽しむ「トロピカる精神」をどうやって鍛えるか・・・ということを、あらためてトロピカる部のメンバーたちは考えます。

他方で、この島での合宿最終日には、「南乃祭り」といって、島の祭りがおこなわれるとか。島の人々が石の裏に願い事を書いて、海に投げる。かつてまなつの母は、自分の海の生物の研究のためにこの島に来た日に祭りがあって、願い事を書いた石を海に投げると、さっそく願いがかなったのだとか。「素敵な出会いがあるように」と書いたら、ダイビングをしていたまなつの父といっしょに、今まで見たこともない珍しいタコに出会ったと。

そこで、まなつたちはこの「南乃祭り」に参加するために、まずは村人に浴衣を借りて、そのあとトミばあさんに石をもらいます。みんな願い事を書くのですが、ローラの石だけが不思議な形をしています。トミばあさんによると、それはサンゴのかけらだといいます。そして、まなつは「みんなでいっぱいトロピカる」という自分の決意を石に書きます。どうやら小さな決意や願いのようなものを毎年書いて、海に投げていく。そうすると、この「南乃祭り」の願いは徐々にかなっていくようですね。

一方、ローラの願いごとをみんなが気にするのですが、「秘密」といいます。そして、ローラは海に願い事を書いたサンゴのかけらを投げ込みます。

ところが、そのローラが投げ込んだサンゴのかけらを、プリキュアたちの敵・エルダが拾い上げて、ゼッタイヤラネーダにしてしまいます。また、エルダとゼッタイヤラネーダは、「南乃祭り」が行われている浜辺を攻撃しはじめます。どうやらエルダは、「あとまわしの魔女」の執事バトラーに「夏休み」をもらうために、かつて人魚が南乃島にかくした杯を探しに来たようです。そして、エルダとゼッタイヤラネーダは、島の人々のやる気パワーを奪おうとします。

当然、その様子を見たプリキュアたちは変身するのですが…。ローラの投げ入れたサンゴのかけらがゼッタイヤラネーダになっているので、ローラ(キュアラメール)は他のプリキュアに「背中を見るな!」と言って、自分ひとりでゼッタイヤラネーダを倒します。でも、まなつ(キュアサマー)は、ゼッタイヤラネーダの背中が見えてしまいます。ゼッタイヤラネーダが倒されたあと、ひとまずエルダは杯だけを持ち帰ります。

ゼッタイヤラネーダが倒され、エルダが去ったあと、島での合宿最後の夜になりました。プリキュアたちは船に乗って、海にそれぞれの願い事を書いた石を投げ入れます。船から見える天の川がとてもきれいで、ローラの心にも何かが響いたようです。それが「トロピカる精神」だと、プリキュアたちはみんなで納得します。

その上で…。まなつは船の上で「ローラの願いはかなうよ」と言います。「まだローラと泳ぐ約束ができていないから、あした出発前に泳ごう」とまなつは言うのです。そして翌朝、合宿を終えて島から街に戻る前に、海でのローラのバタ足の練習にまなつは付き合います。どうやらローラはサンゴのかけらの裏に、「バタ足ができるようになりますように」と書いたようです。それを、まなつは見てしまったようで・・・。でも、まなつといっしょにバタ足の練習をして、ローラは少し泳げるようになります。ローラの願いはかなったわけですね。

ラストの場面ですが・・・。「あとまわしの魔女」は、エルダの持ち帰った杯から自分の器に、人びとのやる気パワーを移します。この杯は、何を意味しているのでしょうか・・・。

ということで、今週のプリキュアの話はおわりです。来週(8月15日)は高校野球中継のためでしょうか、プリキュアも仮面ライダーも放送はお休みのようです。次回は、いよいよ夏休みもおわりで、生徒会とトロピカる部がクイズ対決をする話になりそうです。また、秋(10月)の劇場版映画の宣伝もはじまりました。この映画では、いまの真夏のプリキュアが真冬の世界に行く物語になりそうですね。また、ハートキャッチプリキュアのメンバーも登場するようですね。

 


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今日(8月1日)のプリキュアの話です。

2021-08-01 19:08:58 | プリキュア話

気付けば今日は8月1日(日)。日曜日なので、今日も朝からプリキュアと仮面ライダーを見ました。今朝のプリキュアの話を書いておきますね。

ちなみに、先週7月25日(日)は、オリンピック中継のために、プリキュアも仮面ライダーも放送はお休みでした。

ほんとうは7月23日(金)で、一応、私の担当科目の授業が終わったこと。それから兵庫県知事選挙後、7月24日(土)に但馬地域の教職員を相手に講演をしたときに、新しい知事への反応を地元の人たちに聴いたら、あんまり芳しくなかったこと、等々。いろいろ他に書きたいこともあるのですが…。なんか学期末を迎えてホッとしたのか、ちょっと何事にもペースダウンしてます。

というような次第で、今日はプリキュアの話だけで勘弁してください。他のことは、ちょっと落ち着いてから書きますね。

さて、2週前の放送分から、プリキュアたちの中学校の部活=トロピカる部は、まなつ(キュアサマー)の生まれ育った島・南乃島での夏合宿に入っています。今週はその夏合宿での出来事がテーマで、南乃島に伝わる人魚の伝説が軸になっています。

まずオープニングは、合宿初日。まなつの家でプリキュアたち=トロピカる部のメンバーが朝食をとって、「トロピカ体操」をするところからはじまります。

この合宿初日は、まなつおすすめの「秘密のビーチ」にみんなで行くことになっていました。森の中を抜けてたどりついたビーチで、プリキュアたちは泳いだり、ゆったりしたり…。サンゴ(キュアコーラル)は星のかたちをした砂を見付けます。人魚のローラは思いっきり、安心してここでは泳げるようです。

ただ、部長のアスカ(キュアフラミンゴ)は、「せっかく島に来たのだから、合宿らしいことをしよう」と言い始めます。するとみのり(キュアパパイア)は「この島の歴史を知る」という提案を出します。そこでまなつは、島の長老のトミ婆さんの話を聴きに行こうと、他のプリキュアたちに伝えます。どうやらこの南乃島では、代々、年寄りの語り部によって島の歴史が語り継がれているようです。

そこで、プリキュアたちは島で知り合った幼い子どもたち3人といっしょに、トミ婆さんのところへ行きます。そのトミ婆さんが話してくれた村の伝説というのが、「森の人魚」という一風変わったお話。満月の夜に、空を飛び跳ねる人魚の姿を見た者がいるとか。その人魚が、森の洞窟のなかにお宝をもってきたとか。そういう話をトミ婆さんがするのです。

洞窟そのものは島の名所。でも、森の中には水はないのに、なぜこんな伝説はあるのか…。そう思ったプリキュアたちは、さっそく森の洞窟探検をはじめます。でも、その洞窟のなかで、他のプリキュア4人とローラがはぐれます。はぐれたローラはふと、なにげなくパクトが動く方へ洞窟を歩きはじめます。すると、そその洞窟の奥の方で、お宝を見付けます。それはなにかの香りのするパウダーのようなものでした。

一方、その洞窟のなかでは、今までよりもパワーアップした「ゼッタイヤラネーダ」と共に、敵のヌメリ―がまちかまえていました。プリキュアたち4人は、このヌメリ―とゼッタイヤラネーダに出会います。どうやらヌメリ―も夏休み前に、ヤル気パワーを集めてくるようにという指令を「あとまわしの魔女」やその執事たちから受けているようです。さっそく変身して、プリキュアたちはゼッタイヤラネーダと対決します。ただ、このゼッタイヤラネーダはパワーアップしていて、4人のプリキュアたちの技・ミックストロピカルならはじきかえしてしまいます。

そんなところへ、遅れてローラが到着して、キュアラメールに変身します。その変身後、ローラの持っていたお宝が反応して、「パフュームシャイニーリング」になります。そのリングをつかって、ローラは「オーシャンバブルシャワー」という新しい技を出します。この力で、ゼッタイヤラネーダは倒されます。

ゼッタイヤラネーダが倒れたあと、ヌメリ―は洞窟に穴をあけてさっさと逃げていきますが…。そのために洞窟が崩れて、水が入ってきます。またまた他のプリキュアとローラが離れてしまうのですが…。なんと、南乃島の北の浜から森まで海の水が入ってきて、ローラが人魚の姿で月明かりのもと、飛び跳ねてでてきます。その月明かりのもと、飛び跳ねる人魚の姿を、トミ婆さんと村の幼い子どもたちは見てしまいます。これで、言い伝えどおりになりましたね。

エンディングですが、翌朝、ローラは「昔、この島に誰か人魚がやってきて、いい香りのする練り香水をお宝として置いていったのでは?」という話をします。他方「あとまわしの魔女」の館では、執事があの島の洞窟には「やる気パワーの入った杯」(=ローラの見つけた宝物のことでは?)があったこと、昔、自分たち「あとまわしの魔女」の一味のほかに、「愚者のひつぎ」をあけようとした人がいたのではないか・・・という話をしています。どうやら後半の物語の伏線が、この執事の話で出されているようですね。

ということで、今日のプリキュアの話はここでおしまいです。また来週あたりから、関西地区は高校野球中継との関係で、放送スケジュールが通常とは変更になるかもしれませんね。どうしたもんだか・・・。

 


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