できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

最近読んだ本の紹介(3421冊目~3442冊目)

2022-08-26 22:33:11 | 本と雑誌

またかなり読んだ本がたまってきたので、著者名と書名、出版社名程度の紹介をしておきます。今回は若松英輔さんの本が多いですね。なんかこのところ、若松さんの書くものが、自分のこころにしみるところがあるので…。

3421冊目:若松英輔『いのちの秘儀 レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え』亜紀書房、2022年

3422冊目:若松英輔・和合亮一『往復書簡 悲しみが言葉をつむぐとき』岩波書店、2015年

3423冊目:若松英輔『言葉の羅針盤』亜紀書房、2017年

3424冊目:若松英輔『種まく人』亜紀書房、2018年

3425冊目:若松英輔『言葉の贈り物』亜紀書房、2016年

3426冊目:若松英輔『亡き者たちの訪れ』亜紀書房、2022年

3427冊目:若松英輔『生きていくうえで、かけがえのないこと』亜紀書房、2016年

3428冊目:小山哲・藤原辰史『中学生から知りたいウクライナのこと』ミシマ社、2022年

3429冊目:森山円香『まちの風景をつくる学校』晶文社、2022年

3430冊目:松場登美『過疎再生 奇跡を起こすまちづくり』小学館、2021年

3431冊目:平田オリザ『ともに生きるための演劇』NHK出版、2022年

3432冊目:小島庸平『サラ金の歴史』中公新書、2021年

3433冊目:山崎雅弘『太平洋戦争秘史 周辺国・植民地から見た「日本の戦争」』朝日新書、2022年

3435冊目:栗原康『サボる哲学』NHK出版新書、2021年

3436冊目:浜崎洋介『小林秀雄の「人生」論』NHK出版新書、2021年

3437冊目:坂井孝一『考証鎌倉殿をめぐる人びと』NHK出版新書、2022年

3438冊目:渡邊杉菜『スギナの島留学日記』岩波ジュニア新書、2014年

3439冊目:西垣通『ビッグデータと人工知能』中公新書、2016年

3440冊目:千葉雅也・國分功一郎『言語が消滅する前に』幻冬舎新書、2021年

3441冊目:萬年一剛『富士山はいつ噴火するのか? 火山のしくみとその不思議』ちくまプリマ―新書、2022年

3442冊目:伊勢武史『2050年の地球を予測する』ちくまプリマ―新書、2022年


8月21日(日)のプリキュアの話です(今日動画配信で見ました)

2022-08-26 21:19:38 | プリキュア話

今日は8月26日(金)。来週には学校の2学期がはじまりますね。甲子園の夏の高校野球大会も終わったし(仙台育英高校の優勝ですね)、私も来週月曜日・金曜日、そして再来週の月曜日は他大学での集中授業です(1日5コマで大変ですが)。まあそんなわけで、勤務校のお盆休みはおわりましたが、いまは集中授業の準備や月末締め切りの原稿への対応などにおわれております。

それから、おかげさまで8月20日(土)~21日(日)の子どもアドボカシー学会、無事におわりました。特に21日は午前中、この学会の創立大会での記念シンポジウムに登壇するというお役目でした。無事に終わってなによりです。ただ…。もともとこの学会の会長の堀正嗣さん(熊本学園大学)は、大学院生時代からお世話になり、川西の子どもの人権オンブズパーソンや子ども情報研究センターの活動でもお世話になった人。なので、学会に顔出したら「知り合いばっかり」という状態でしたね。「なんや、あんたもおったんか~」みたいな感じでした。

さて、そういう状況ですが…。このところは「動画配信」でプリキュアと仮面ライダーリバイス、大河ドラマを見ることが続いています。21日は上述の通り、子どもアドボカシー学会のためにプリキュアを見ることができなかったので(高校野球はこの日、休養日でした)、先ほど動画配信で8月21日放送分のプリキュアを見ました。さっそく、コメントしておきます。

まず、やはり高校野球中継での関西圏の放送予定変更を意識しているのか、「夏休み中だけど、あまり順番が入れ替わっても差支えのないストーリー」で、今回の放送分の内容はつくられていましたね。

要するに夏休みの定番の「宿題」ネタの回。いまのプリキュアのなかではゆいちゃん(キュアプレシャス)とらんちゃん(キュアヤムヤム)が勉強が苦手で、夏休みの宿題がぜんぜんすすまない。だから、勉強が得意なあまねちゃん(キュアフィナーレ)とここねちゃん(キュアスパイシー)が、2人の宿題を手伝うというお話。特に数学の宿題が苦手で、なかなかできない2人を、ここねちゃん・あまねちゃんがあの手この手で手伝おうとする。そんな感じでしたね。

ただ、その基本的な枠組みに、「宿題おわったらピザパーティー」という話をからませて、ピザパーティーを待つ間に、プリキュアたちのパートナーの妖精さんたちがケンカして、仲直りして…。そういうお子さま向けの展開を絡ませてました。妖精さんたちがプリキュアの宿題終了を待つあいだに、「だるまさんがころんだ」とか「ままごと」とかして遊んでいるのですが、パムパムとコメコメがけんかして、パムパムが「もうあそばない!」と言ってどこかへ飛び出してしまう…。まあ、そんな展開です。

もうこれで今回の放送分の内容を紹介したようなものなのですが、一応続きを書きますと…。家を飛び出したパムパムがピザ屋の前を通ると、そこでブンドル団のナルシストルにつかまってしまう。あまねちゃんとマリさんがパムパムの行方が気になって探しにいくと、ナルシストルがパムパムを人質にとって、ピザ釜からモットウバウゾーをつくりだす。そのモットウバウゾーの攻撃が、変身後のあまねちゃん=キュアスパイシーの動きを止める。ナルシストルも人質にとったパムパムのことを出してきて、キュアスパイシーを脅す。でも、意地っ張りのコメコメは、「パムパムなんて助けない」とか言い出す…。

そんなときに、モットウバウゾーに追いつめられたキュアフィナーレが、コメコメに「パムパムが大切な友達なら、いま、どうしたい?」と声をかけます。「あやまりたい、たすけたい」というコメコメが、ナルシストルに突進。ナルシストルはびっくりして、人質にとっていたパムパムを手から放してしまいます。

そこへ、他の3人のプリキュアとブラックペッパーがかけつけます。ブラックペッパーは苦戦する3人のプリキュアを、デリシャスストーンを上手に使って助けます。一方、キュアフィナーレにナルシストルは「おれさまが一番強い」と言いますが、「ナルシストルの弱点は、すぐうぬぼれること」といって、キュアフィナーレは自分の技をかけて、ナルシストルに一撃を加えます。そして、3人のプリキュアがピザ釜からつくったモットウバウゾーを浄化して、ピザのレシピッピ(妖精)を取り戻します。

ラストのシーンでは、コメコメとパムパムが仲直りして、プリキュアたちのピザパーティーがはじまります。コメコメはますます食欲旺盛で、たくさん食べるとその分、成長していきます。この成長に、なにか大きな意味があるのかな…とか思ったりします。秋から年末にかけて、この成長したコメコメが何かやってくれそうな感じがします。

他方で、ブンドル団にも新たな動きがあるようです。ナルシストルがなにか怪しげな玉を手にしたところで、今回はおわりました。「次は本気の遊びを考える」という言葉を、ナルシストルは残していましたので…。

ということで、8月21日放送分のプリキュアの話は、これでおわりです。次回8月28日放送分も、その次の9月4日放送分も、おそらく動画配信で見ることになると思います(どちらも出かける予定が入っているので)。なお、次回はプリキュアたちがキャンプに行く話。これも夏休み恒例のお話ですね。海に行くか、山に行くか、毎年でてきますので…。ただ、プリキュアたちの敵・ブンドル団は、秋の劇場版映画公開に向けて、徐々に強くなってきそうな感じです。


8月14日(日)のプリキュアの話です(動画配信で見ました)

2022-08-18 19:39:53 | プリキュア話

今日は8月18日(木)。成績提出期限目前で、学生の期末レポートの採点に昨日・今日と追われております。「もっと早くやっておけば…」と思ったりもするのですが。でも大学の仕事が夏休みに入ったら、まずは「のんびりしたい」という気持ちが先にたって、ゴロゴロする日が続きました。でもまあ、なんとか今日中に今学期の担当科目全部の成績を出して、あしたの午前中にはパソコン入力したいところです。でないと、あしたは亡き父の命日。亡くなって13年目です。実家に帰らないといけない…。

さて、甲子園の高校野球も今日は準々決勝。8月14日(日)放送予定のプリキュアも仮面ライダーリバイスも、どちらも動画配信で見ました。関西地区はまだ甲子園中継の時期なので…。ということで、8月14日放送分のプリキュアの話、書いておきますね。

さて、この8月14日放送分は、ここねちゃん=キュアスパイシーの親子関係がテーマですね。日頃仕事が忙しくて、ひとりで家で過ごすことの多いここねちゃん。ここねちゃん自身も、両親の側も、どちらも「どうやって相手とかかわっていいかわからない」というのが、率直な悩みだったようです。

今回放送分は、まず、プリキュアたち4人がゆいちゃん=キュアプレシャスの家に集まり、みんなでミートソースのパスタをつくるところからはじまります。そこへ「味覚の鋭い、神の舌」というかたちで、料理評論家のここねちゃんの母親が紹介されている記事をもって、ゆいちゃんの母親が現れます。「有名人なんだ~」と他のプリキュアたちはびっくりするのですが、ここねちゃんは「でも父母ともに普段、家にいないから…」と。「だったら、さみしときもあるかもね」とあまねちゃん=キュアフィナーレがつぶやいたとき、ゆいちゃんの家に、ここねちゃんの母親が現れます。

ここねちゃんの母親曰く、急に出張がキャンセルになって、しばらく家に居ることになったとのこと。ゆいちゃんの家にここねちゃんが来ていると聴いたので、訪ねてきた。しばらくここねちゃんといっしょに過ごせる…とのこと。ミートソースづくりでここねちゃんが笑ってる顔を見て、「あんな顔で笑うなんて」と、ここねちゃんの母親は思います。ここねちゃんがパンが大好きなことも、あらためて朝食をいっしょに食べて、ここねちゃんの母親は知った様子です。

他方で「父母と話をするといっても、何から話せばいいのか…」と。ここねちゃん側も父母といっしょに家にいるようになって、困惑している様子。朝食が済んだら、さっさと「宿題があるから」といって部屋に戻ります。そこで、ここねちゃんの父母は、「最近のここねのことを調べてみよう」と思い立ちます。

さて、肝心のここねちゃんですが…。父母といると「緊張する。ずっと一人に慣れていた」といいます。「はじめてゆいちゃんの親子を見て、こんな親子もあるんだって思った」とも、ここねちゃんは言います。そんなとき、あまねちゃんは「自分も兄たちに甘えたりする」と。そしてふと、ここねちゃんは幼い頃、自分が父母と外出したとき、「ボールドーナツ」を食べたいとねだったことを思い出します。でも、そのときに誰かに「甘えん坊、わがまま」と言われて、「その日以来、遠慮するようになった」と。

今度はここねちゃんの母親ですが、ゆいちゃんの母親に、「あんな笑顔(=ミートソースつくっていたときの笑顔)が家でも見られたら…」と相談をもちかけます。「でも、ここねちゃんが両親に感謝しているメッセージには、うそはないと思う」「ごはんは笑顔。まずは、いっしょになにか食べて見たら?」と、ゆいちゃんの母親は伝えます。

そのあと、ここねちゃんと出かけた母親は、「ボールドーナツ」のお店の前を通ります。「いっしょに食べない?」と母親はここねちゃんに声をかけます。2人でいっしょに「ボールドーナツ」を食べるだけなんですが…。母親はとても喜びます。ただ「神の舌の人がいる!」と人々が「ボールドーナツ」のお店に集まってきたので、ちょっと落ち着かない感じです。

そんなところへ、ボールドーナツのレシピッピを奪うために、ナルシストルとモットウバウゾーが現れます。当然、プリキュアたちとブラックペッパーも集まり、ナルシストルやモットウバウゾーと対決しますが、苦戦します。でも、変身後のキュアスパイシー(ここねちゃん)は、自分と母親が同じようにボールドーナツのことを覚えていて、同じような気持ちでいたことに気付き…。「私たちの思い出を取り戻す!」と言って、モットウバウゾーに反撃します。そして、プリキュアたち4人とブラックペッパーの力で、モットウバウゾーを倒します。

ラストの場面ですが、もう一度、ここねちゃんは母親とボールドーナツを食べます。そこへ、ここねちゃんの父親が、新しいリップを買ってもってきます。どうやらここねちゃんの送迎の運転手さんに、好きなリップを売っているお店を聴いたようです(でも、ここねちゃんはすでに同じリップをもっていたのですが、それはないしょ)。そこで、3人でボールドーナツを食べます。「ここねのこと、教えてほしい」「自分の気持ちを伝えるのは、わがままじゃない」と、父母からここねに伝えます。そして朝食時、ここねちゃんは父母とサンドイッチをつくって、いっしょに食べます。「ごちそうさま、ここね」といって、3人とも笑顔で今回のお話はおわりです。

ということで…。少々高校野球中継で関西地区の放送日が変更になっても、特に大きな支障がでないような物語の展開で、この8月14日の放送分はおわりました。ちなみに次回の放送分(8月21日)は、プリキュアの変身のお手伝をする妖精たちのあいだで、どうやらケンカが起きるみたいですね。ただ、8月21日も私、学会出張なんで、動画配信で後日見ることになりそうですが・・・。


8月7日放送分のプリキュアの話です(動画配信で今日見ました)

2022-08-13 20:55:00 | プリキュア話

おかげさまで私も8月10日(水)から、本格的な夏休みに入りました。とはいえ、持ち帰っている各科目の期末レポートの採点(同業者は「採点の祭典」といいますが)があって、「やらなきゃ、やらなきゃ…」と思うほど、別のことがしたくなる。そんな3日間を過ごしていますが。まあ、その間に持病の定期検査があったり、来週末(8月20日、21日)に開催予定の子どもアドボカシー学会創設記念シンポジウムの発表レジュメつくったりもしていましたが…。

さて、例年だと高校野球中継の期間中、プリキュアの放送は関西地区だけお休み(延期)です。なので、今年もしばらくプリキュアのことをブログに書くのをやめておこうかなとも思ったのですが。でも、よく考えたら「見逃し配信」というかたちで、毎週のプリキュアの放送分をネットの動画配信で流しているんですよね(1週間限定ですが)。そこで、高校野球中継で見られなかった8月7日(日)の放送分、この分を今日、動画でみたので、ブログにコメントを書いておきます。ちなみに8月7日は私、オープンキャンパスの仕事で出勤していたので、どっちにせよ動画配信で見るしかなかったのですが…。

では、8月7日の放送分です。この日はたくみくん=ブラックペッパーから、ゆいちゃん=キュアプレシャスへの淡い恋心を描く回でしたね。そこに、たくみくんの実家が営むゲストハウスに野菜を届けてくれる八百屋さん夫婦ために、プリキュアたちとたくみくんが思い出のクレープの味を再現するという話が絡む…という展開でした。

冒頭ですが、まず、前回分の続きのようなかたちで、ブラックペッパーがプリキュアたちを助けようとする場面が描かれます。ただ、そのブラックペッパーに変身してプリキュアたちを助けようとする自分にたいして、たくみくんは「俺って余計なお世話しかしてないかも…」と悩んでいます。また、マリさんに「(ブラックペッパーって)シナモンと関係ある?」と言われたことも、たくみくんの悩みのひとつ。「もしかして、父さんのこと?」と思っているようです。

そんな風に悩んでいるたくみくんが公園を通りかかったとき、2種類のクレープをもった八百屋さんに出会います。八百屋さん曰く、「伝説のクレープ屋」や閉店になってしまったけど、入院中の妻に大好きなクレープをとどけたくって、どちらを届ければいいかと思って、困っていると。そんな八百屋さんに、たくみくんは「自分に任せて!」といいます。

他方、プリキュアたち4人は、みんなで巨大なパフェを食べています。妖精のコメコメも、人間の幼児に変身して、パフェを食べさせてほしい…とゆいちゃんに頼みます。どうやらこのパフェ、プリキュアたち4人のアイデアを全部詰めてつくったものの様子。そんなパフェを食べているところに、たくみくんがやってきて、「伝説のクレープ屋の味を再現するのを手伝ってほしい」と、プリキュアたちに頼みます。

その「伝説のクレープ屋」ですが…。「お店が開店してから数分で売り切れるような人気のお店で、ワゴン車でやっていた」お店だとのこと。完璧に同じものを再現するのはむずかしいけど、やれるだけやってみよう。そういって、たくみくんはクレープの生地づくりからはじめます。その手つきが「手馴れている…」と、プリキュアたちは感心します。そして、生地が焼けるたびに、ゆいちゃんたちに食べてもらう。「もう少し粉を調節したほうがいい」と言われるたび、たくみくんは強力粉・薄力粉やバターの量などを加減して、だんだん「伝説のクレープ屋」の生地に近い味を再現しようとしていきます。そんなたくみくんの様子を見て、あまねちゃん=キュアフィナーレは「案外、世話焼き」と思います。

その後、たくみくんががんばって、かなり「伝説のクレープ屋の味」に近いものを再現して、八百屋さんにクレープを届けます。ですが、八百屋さんは「入院前の妻と大げんかしたから、どうやってクレープをもって行けばいいか…。でも、たくみくんの思いもむだにしたくない…」と伝えます。そんなとき、たくみくんは「また俺、余計なことしたかも…」と思うのですが、そこでプリキュアたちから「メッセージを添えよう!」という提案が出ます。そこで八百屋さんはクレープにメッセージを添えて、たくみくんといっしょに病院へ行きます。

病院へ行くと、八百屋さんの妻が「クレープ、おいしい!!」と言って、うれしそうに食べてくれました。また、八百屋さんの妻は「あの手紙読んだら、怒れない」「昔もこうやって、クレープもってきてくれた。やさしいガキ大将だった」と。そんな病室に、クレープの妖精レシピッピが現れます。

ですが、そんなクレープのレシピッピを狙って、ナルシストルとモットウバウゾーが現れます。ナルシストルは前回のたたかいぶりをみて、ブラックペッパーなら、プリキュアの前に倒せるかもしれないと思っているようです。

ナルシストルとモットウバウゾーが現れたので、当然、プリキュアたちも集まって変身します。そこにたくみくんもブラックペッパーに変身して現れるのですが、ナルシストルに「じゃましに来ただけだろ?」と言われてしまいます。また、今回のモットウバウゾーは、前のモットウバウゾーと形が似ているけど、少しサイズが大きくなった分、強力になったとか。ナルシストル曰く「見た目は少しのちがいでも、パワーアップした」と。

でも、ブラックペッパー(たくみくん)は、「たとえ迷惑でも、みんなの大事な思い出は返してもらう。前と同じ手は通用しない」「ごはんは笑顔を守りたい」といって、モットウバウゾーとナルシストルに攻撃をします。そこへキュアプレシャス(ゆいちゃん)も協力。ふたりの合わせ技で、モットウバウゾーを追いつめます。そして、ラストはキュアスパイシー・キュアヤムヤムとキュアプレシャスの3人の合わせ技で、モットウバウゾーを倒します。

ラストの場面ですが…。妖精のコメコメが「ゆい、だいすき」と書いたメッセージカードを、ゆいちゃんに渡します。幼児になったコメコメは、ひらがなが書けるようになったようです。他方で、たくみくんの家には、八百屋さんからどっさりと、段ボール箱いっぱいの野菜が届きます。そして八百屋さんにたくみくんは、「君の悩みも解決したようだな」と言われます。たくみくんの部屋には、「ブラックペッパーありがとう」と書いたキュアプレシャスからの手紙がありました。そのあと、ひとり自分の部屋で誰かに手紙を書くここねちゃん=キュアスパイシーの姿が描かれました。

次回(8月14日)放送分は、そのここねちゃんの母親が登場。ここねちゃんとその母親の「ボールドーナツ」の思い出がテーマになるようですね。どうやらこのところ、「食べ物にまつわる記憶」がテーマになっていますね。と同時に、プリキュアの誰かひとりと、別のプリキュアかブラックペッパーとの関係をていねいに描く。そんなストーリーになっているように思います。これで高校野球中継の時期をつなぐのでしょうね。

ということで、今日見たプリキュアの動画配信分の話、おわります。次回も動画配信で見ることにします。

 

 

 


7月31日のプリキュアの話(また遅れてしまいました)

2022-08-06 10:22:22 | プリキュア話

今日は8月6日(土)。広島原爆の日。家で聴いているラジオからは、高校野球の開会式の中継が聞こえてきます。おかげさまで7月末で今学期の私の担当科目の授業はおわったのですが…。この1週間、たとえば姫路、加古川、神戸で教職員相手に子どもの権利条約の話をしたり、大阪市内の小学校でお子さんを亡くされた遺族の話を聴いたりと、この1週間ドタバタしてました。なので、7月31日(日)のプリキュアの話、ブログに書くのが遅れました。いまから書くのは、7月31日のプリキュアのことです。

まず今回=7月31日放送分も、あまねちゃん(新登場のキュアフィナーレ)と他のプリキュアの関係づくりが軸になる話でしたね。今回はらんちゃん(キュアヤムヤム)とあまねちゃんの関係、これがテーマです。

さて、らんちゃんは自分の家がやっている中華料理屋(実質ラーメン屋?)の「ぱんだ軒」の新メニュー=かき氷に悩んでいます。「なにか<ぱんだ軒>らしいもの、<ぱんだ軒>特製って感じのメニューにしたい」というのが、らんちゃんの悩み。そんなとき、らんちゃんは近所のなじみの和菓子屋・はごろも堂さんが近々、閉店になることを知ります。「近くのデパートに和菓子屋がたくさん出店するから、もう閉店する」と聴いて、らんちゃんはなんとか宣伝しようと頑張りはじめます。

そこで、らんちゃんは生徒会長のあまねちゃんに、校内放送で「はごろも堂閉店」を伝えてほしいと頼みます。それはかまわないけど…という話になるのですが、「一度、みんなでお店に行こう」ということになり、プリキュアたちははごろも堂に行きます。そこでプリキュアたちは宇治金時のかき氷を食べます。「このお店で食べられるのがいいね~」という話になって、らんちゃんは宇治金時を食べた感想を「口のなかに京都がひろがる~」と、キュアスタ(インスタグラムのようなもの)に書き乞います。他のプリキュアたちは、「かき氷でこんな表現が出るとは…」とびっくりします。

一方、あまねちゃんは、はごろも堂で「水無月」を食べます。昔、氷室で氷を保存していたことに見立てた和菓子で、あまねちゃんは「食の歴史を調べることが大事」と話します。それを知ったらんちゃんは「はごろも堂60年の歴史を守る!」と言い始めます。

ただ…。翌日、らんちゃんに対して、あまねちゃんは「キュアスタにはごろも堂のことを書くのはいいけど、校内放送はやめよう。はごろも堂さんの事情もあるし、私たちが干渉すべきことではない…」と言い始めます。それを聴いたらんちゃんは腹を立てて、「自分で伝える!」と言い返します。

そのあと、ここねちゃん(キュアスパイシー)やゆいちゃん(キュアプレシャス)は、「はごろも堂さんに<どうして閉店するのか?>を一度、聞いてみる?」と、らんちゃんに伝えるのですが。でも、らんちゃんは「自分がまちがってるっていうの?」と言い、はごろも堂閉店を知らせるチラシをつくって、配りはじめます。その結果、閉店前にお客さんが何人か集まり始めるのですが…。

実際にはごろも堂さんにらんちゃんが行くと、「もう閉店は決めたことだから。もう年だから。でもありがとう。はごろも堂の味がみんなの記憶に残れば、それで十分」と言われます。

そこへ、そのはごろも堂の和菓子の記憶を奪いに、ナルシストルとモットウバウゾーが現れます。他のプリキュアたちもらんちゃんが心配でかけつけます。当然、ここでマリさんがデリシャスフィールドをつくり、プリキュアに4人は変身。モットウバウゾーと対決するのですが…。かき氷にする前の氷のように、モットウバウゾーにプリキュアたちは凍らされてしまいます。そしていよいよかき氷にされそうになったとき、キュアプレシャスを救うために、ブラックペッパーが現れます。それでプリキュアたちはピンチを脱します。

「はごろも堂の思い出を守りたい」というキュアヤムヤムに対して、「その思いは私も同じ」というキュアフィナーレ。この2人のコンビが、このあと、モットウバウゾーを退治します。ただ、キュアフィナーレはすぐに去ろうとするブラックペッパーに、「あなたは何者?」と尋ねます。「ただ助けたいから、助けているだけ」といって、ブラックペッパーは去って行きます。

ラストの場面ですが、はごろも堂の店主のおばあさんは、プリキュアたちや他のお客さんたちが集まったことで、「最後にみんなが食べに来てくれて、町の歴史としてみんなの記憶に残る」と喜びます。また、らんちゃんがはごろも堂のことを書いたキュアスタを、店主のおばあさんはこっそり見て、「ありがとう」と言います。らんちゃんは「キュアスタに書いたら、はごろも堂の記憶はずっと残る」と思って書いたようです。

ところで、今回からエンディングの歌が変わって、プリキュア4人のバージョンになりました。次回はブラックペッパーの存在が問題になる回のようです。ただ、あす8月7日(日)の放送は、高校野球中継の関係でお休みのようです。ということで、また遅れてしまいましたが、7月31日のプリキュアの話、おわります。