できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今朝(7月30日)のプリキュアの話です。

2023-07-30 18:32:03 | プリキュア話

今日は7月30日(日)。おかげさまで、おとといの金曜日(7月28日)で、私の担当科目の今学期授業が全部、おわりました。このあと期末レポートの採点や学期末の事務仕事、そしてこの時期恒例の教職員組合の学習会、あるいは各地の学校の教員研修の講師の仕事を終えたら、いよいよ私にも「夏休み」到来です。

ただその前に、今学期授業を終わらせてホッとしたのか、昨日と今日、この土日は家でゴロゴロしてます。教職員向けの学習会や研修会の資料づくりとか、遅れている原稿執筆とか、やることは多々あるんですけどね…。

さて、今日も日曜日なので、いつもどおり朝からプリキュアと仮面ライダー見て、部屋の掃除してました。そこで今朝のプリキュアの話、忘れないうちに書いておきます。

まず、毎年そうなのですが、もうすぐ高校野球中継の季節。「これから関西地区のプリキュアの放送どうなるのか?」という疑問があるのですが、ひとまず次回(8月6日)は、高校野球の開会式前にプリキュアの放送をやるようです。ただ、仮面ライダーギーツはまともに開会式に重なるためか、放送はお休みのようですが…。

それから、これも毎年そうなのですが、7月下旬から8月末まで、プリキュアも夏休みの親子を意識したような物語が多くなります。今回もそんな話で、ましろちゃん(キュアプリズム)の両親が、海外から戻ってくるお話。そこに、ましろちゃんの両親を迎えにいくついでに、プリンセス・エルを空港に連れて行って、いっしょにプリキュアたちと飛行機を見ようという話。そして、「空を飛びたい」と願って、航空工学をひとりで勉強していたツバサくん(キュアウイング)の話。この3つの話が絡みます。ただ、よ~く見てると、夏休み中に親子でお出かけする話、パイロットとしてがんばってる母親の話、そして「航空会社のピーチの宣伝?」と思うような絵柄。これが絡んできます。

今朝の話の出だしは、ましろちゃんがネット通話で、海外で仕事をしている両親と会話をしています。それを他のプリキュアたちが、それぞれにしたいことをしながら見守っています。ネット通話を終えたましろちゃんの話では、あさってに両親が一時帰国するとのこと。そこで、アゲハさん(キュアバタフライ)の車に乗って、みんなで「ももぞら空港」に出迎えに行こうということになります。

その「ももそら空港」につくと、プリキュアたちはエルを連れて、パイロットとキャビンアテンダントを見たり、土産物屋を見たり、航空会社のピーチの飛行機の模型を見たり、飛行機のかたちをしたタイ焼きを食べたり…。まずは、空港を楽しみます。エルも「くうこう、すき」と大喜びです。

ひととおり空港ビルの中を見学したら、ツバサくんのあこがれの飛行機が見える空港の展望デッキへ。そこでソラちゃん(キュアスカイ)が「どうして飛行機は空を飛べるの?」と聞くので、ツバサくんは「羽根が受ける風の力で飛んでいる」と説明をします。このとき、ソラちゃんは「ジェットエンジン」を「ジェットニンジン」と聞き間違えたりするのですが…(こういう小ネタで笑いをとっています)。

そのとき、後ろからシャボン玉をとばして、もっと詳しい説明をしてくれる女の子に出会います。その女の子の名前は、天野翔子ちゃん。ツバサくんと意気投合して、ふたりは飛行機の話で盛り上がります。翔子ちゃんは「ママみたいなパイロットになりたい!」と言います。ちなみにこのとき、アゲハさんが考えた苗字をつけて、ツバサくんは自己紹介で「夕凪ツバサ」と名乗ります。

ただ…。「ママの飛行機にはじめてのる」と翔子ちゃんが言いかけたとき、翔子ちゃんは「パパが搭乗手続き中だった」ことを思い出します。そばで待っていなくちゃいけないのに、勝手に展望デッキに来て、迷子になっている。どうしよう…。そんなときに、アゲハさんが「きっと、パパも探しているよ」と翔子ちゃんをなぐさめます。

すると空港内のアナウンスで、迷子の翔子ちゃんをパパが探していることがわかります。プリキュアたちは翔子ちゃんを案内所に連れていき、無事、翔子ちゃんのパパに出会います。翔子ちゃんとパパの話では、パイロットになったママを応援したい、いっしょに空を飛びたいということで、今回、はじめてママが操縦する飛行機に乗るのだとのこと。プリキュアたちは翔子ちゃんたち父子を送り出したあとで、「飛行機って、乗る人の思いもつないでいる」と気付きます。なんかこういうところで、夏休みに家族旅行に出る親子連れを意識した物語になっていますね。

そんなプリキュアたちに、再び空港内のアナウンスが。今度は「ミノトン」が「展望デッキで待っている」とのこと。ミノトンは夏真っ盛りで暑いのに、冬物のコートを着ています。あまりに暑いので、手持ちの扇風機で涼んでいます。その扇風機をランボーグにして、ミノトンはプリキュアたちを攻撃しはじめます。その扇風機のランボーグは黒い雲を呼び、強い風を起こして、飛行機を飛べなくします。ただ、どうやらプリキュアが空港に居るのは、あまりにも強いミノトンから逃げ出すためだと、勝手に思い込んでいるようです。

「このままでは、翔子ちゃんたちの飛行機も、ましろちゃんの両親ののった飛行機も、この空港で離着陸できない」と思ったプリキュアたちは、ランボーグにたたかいを挑みますが、扇風機で風を強くするため、なかなか接近できません。空の上も乱気流がおきているので、キュアウイングも低空飛行しかできません。

そんなとき、ふとキュアウイングは、翔子ちゃんのシャボン玉を思い出します。そこで、キュアプリズムの「プリズムショット」を、シャボン玉がわりに空に向けて打ち出してもらって、乱気流の動きを読み解けるようにします。その乱気流の流れを読み解いた上で、キュアバタフライにパワーアップしてもらい、キュアウイングの空を飛ぶ速度をアップ。最後はウイングアタックでランボーグを浄化します。そのあと、ミノトンは潔く引き下がります。

ラストの場面。再び空が晴れてきて、翔子ちゃんのママが操縦する飛行機が離陸。その飛行機には、翔子ちゃんとパパが乗っています。機体はもちろん、航空会社のピーチの機体です。他方で、ましろちゃんの両親も、無事に帰国。ましろちゃんがプリキュアの仲間を紹介したり、ましろちゃん大好きなお父さんが、ましろちゃんの顔をプリントしたTシャツをつくったり…。そんな楽しい数日間を過ごした様子が描かれます。そして再び「ももぞら空港」から、両親は海外に戻っていきます。ただ、ましろちゃんは「今までは両親と別れるのがさみしかったけど、今は(プリキュアの)みんながいるから大丈夫」と思います。

こんな感じで、夏休みの家族旅行の話、母親がパイロットという話と、プリキュアたちの物語が上手に重なりつつ、航空会社のピーチの宣伝のような回が終わりました。ちなみに、エンディングに登場するプリキュアは、なんとキュアピーチ。次回の予告では、プリキュアたちがミラーパッドのなかに入って、なにかのレッスンを受けるという物語になるようです。ということで、今朝のプリキュアの話、おわります。

 


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最近読んだ本を紹介(3511冊目~3540冊目)

2023-07-24 11:14:08 | 本と雑誌

またまた、最近読んだ本がたまってきました。だいたい30冊くらいになりますかね。本のタイトルと著者名、出版社、出版年だけですが、以下のとおり紹介しておきます。

3511冊目:養老孟司・名越康文『二ホンという病』講談社、2023年

3512冊目:頭木弘樹『自分疲れ ココロとカラダのあいだ』創元社、2023年

3513冊目:戸谷洋志『SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ』創元社、2023年

3514冊目:栗原俊雄『硫黄島に眠る戦没者 見捨てられた兵士たちの戦後史』岩波書店、2023年

3515冊目:平和を求め軍拡を許さない女たちの会関西編『私たちは黙らない!』日本機関紙出版センター、2023年

3516冊目:平井美津子『生きづらさに向き合う子ども』日本機関紙出版センター、2022年

3517冊目:久保敬『フツーの校長、市長に直訴! ガッツせんべいの人権教育論』解放出版社、2022年

3518冊目:大木毅『指揮官たちの第二次大戦』新潮社、2022年

3519冊目:林博史『朝鮮戦争無差別爆撃の出撃基地・日本』高文研、2023年

3520冊目:アレクサンドラ・グージョン(鳥取絹子訳)『ウクライナ現代史』河出新書、2022年

3521冊目:適菜収『安倍晋三の正体』祥伝社新書、2023年

3522冊目:佐高信・森功『日本の闇と怪物たち 黒幕、政商、フィクサー』平凡社新書、2023年

3523冊目:藤井非三四『太平洋戦争史に学ぶ日本人の戦い方』集英社新書、2023年

3524冊目:永田和宏『知の体力』新潮新書、2018年

3525冊目:鈴木エイト『「山上徹也」とは何者だったのか』講談社+α新書、2023年

3526冊目:亀山陽司『ロシアの眼から見た日本』NHK出版新書、2023年

3527冊目:村上靖彦『客観性の落とし穴』ちくまプリマ―新書、2023年

3528冊目:太平洋戦争研究会『写真が語る銃後の暮らし』ちくま新書、2023年

3529冊目:長谷部恭男・杉田敦・加藤陽子『歴史の逆流 時代の分水嶺を読み解く』朝日新書、2022年

3530冊目:神里達博『リスクの正体』岩波新書、2020年

3531冊目:横倉義武『新型コロナと向き合う―「かかりつけ医」からの提言』岩波新書、2021年

3532冊目:塩野七生『誰が国家を殺すのか 日本人へⅤ』文春新書、2022年

3533冊目:半藤一利『昭和史の人間学』文春新書、2023年

3534冊目:金澤裕之『幕府海軍 ペリー来航から五稜郭まで』中公新書、2023年

3535冊目:安成哲三『モンスーンの世界 日本、アジア、地球の風土の未来可能性』中公新書、2023年

3536冊目:及川琢英『関東軍―満州支配への独走と崩壊』中公新書、2023年

3537冊目:石弘之『噴火と寒冷化の災害史』角川新書、2022年

3538冊目:鎌田浩毅『揺れる大地を賢く生きる』角川新書、2022年

3539冊目:原武史『地形の思想史』角川新書、2023年

3540冊目:大木毅『歴史・戦史・現代史 実証主義に依拠して』角川新書、2023年

 


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昨日(7月23日)のプリキュアの話です

2023-07-24 10:11:43 | プリキュア話

昨日(7月23日)は日曜日。朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除をして…まではいつもどおりだったのですが。そのあとはなんだかくたびれてしまって、一日、ゴロゴロして過ごしました。実はこの前の土曜日(7月22日)、久々に東京まで新幹線に乗って、日帰りで出かけました。その疲れがでてしまったようです。ということで、昨日見たプリキュアの話、今日(7月24日)に書いておきます。

さて、プリキュアの主な視聴者層である子どもたちが「夏休み」に入る時期には、プリキュアたちも「夏休み」らしいことをしますね。海に行ったり、山に行ったり…というのが、毎年のプリキュアたちの「夏休み」放送分の常。今年のプリキュアも、プリンセス・エルを連れてあちこちにお出かけするようで…。昨日のプリキュアでは、エルを連れて動物園に出かけてました。

と同時に、昨日のプリキュアを見ていると、プリキュアたちの何気ないエルに対する接し方やことばを通して、子どもたちといっしょにプリキュアを見ている保護者へのメッセージを伝えている様子もうかがえました。そういう点に注目して、昨日のプリキュアの物語を見ていきます。

まず昨日の冒頭ですが、スカイランドの王様夫妻に「運命の子」と言われて、エルを育てることを託されたプリキュアたちの戸惑いが描かれます。一応、保育士の卵・アゲハさん(キュアバタフライ)が、エルの食事の面倒を見ているのですが…。その「食事のメニューはこれでよかったのか?」と、料理をつくったましろちゃん(キュアプリズム)は迷います。「動物園に行くお弁当どうしよう…」と迷うましろちゃんは、ソラちゃんに「なんだかんだいいながら、エルちゃんはバナナとおにぎりが大好き」と聞いて、ちょっと安心するのですが。他方、つばさくん(キュアウィング)は、「エルちゃんを守らなければ…」という思いが強すぎるのか、「動きやすさとの両立」といって、なぜかアメフトのユニフォームとヘルメットで現れたりします。

そんなプリキュアたちは、アゲハさん運転の車で、エルを連れて動物園に出かけます。車のなかで「運命の子とか言われるとドキッとするけど、なんだかんだいいながら、エルちゃんは変わらない」と、アゲハさんは語ります。

動物園につくと、エルはカピパラを見かけて話しかけたり、ゾウやキリンなどの動物に「おいでおいで」と話しかけます。どうやら、エルの言葉数が増えた様子。また、エルは動物の気持ちがわかるようです。動物たちも、プリンセス・エルにあいさつしたりしています。そんななか、寝ているライオンに声をかけたプリキュアたち。突然ライオンが吠えたので、エルは「ねんね、しー」とプリキュアたちに声をかけます。ちなみに「スカイランドの動物たちと、どこか(人間界の動物は)似ている」と、ソラちゃんがいいます。シマウマの線の色が、スカイランドでは水色なのですが…。

さて、動物園でプリキュアたちは、ましろちゃんのつくったおにぎりを食べます。3人のプリキュアたちは「エルちゃんが、もっといろんな力を使えるようにしたほうがいいのかな…」と迷います。それを聞いたアゲハさんは「わからない。でも、このくらいの年頃の子どもを育てているパパ・ママも、みんな悩んでる。子どものいいところを伸ばしたいと思いながら、悩みながら育てている」と伝えます。こういうところで、保育士の卵のアゲハさんらしさと、保護者向けのメッセージが見えますね。そんな悩めるプリキュアに、エルは「いたいのいたいの、とんでけ~」と声をかけます。3人のプリキュアは「エルちゃんを心配させてはいけないなあ」と思います。

おにぎりを食べたあと、今度はエルを連れて、プリキュアたちはウサギなどの小動物のコーナーに行きます。でも、ウサギたちが急に何かにおびえた様子になります。その様子を見て、「外で何か異変が起きている?」とプリキュアたちは思い、動物園の入り口に行きます。

すると…。動物園の入り口に、新しい敵・ミノトンが現れます。このミノトン、自分は「まことの武人。アンダーク帝国最強だ」といい、前に居た敵・カバトンと自分を「あんな下品なやつと、いっしょにするな」と言います。プリキュアたちには「カバトンの兄?」と思われたようですが。また、丸太を1万回もちあげる準備運動をしてから動物園にやってきて、動物園のシンボルの恐竜(ティラノサウルス)をランボーグにします。

そのランボーグの攻撃、特に歯の強さにプリキュアたちが苦戦しているなかで、一匹のウサギが逃げまどっています。そのウサギの前で、エルが「おうち、かえろう」と声をかけています。その様子を見て、キュアスカイ(ソラちゃん)は、ハッとします。最初に自分がエルちゃんを守ろうとしたときのこと、それを覚えている…。そんな風にキュアスカイは思ったわけですね。また、ミノトンも「赤子ながら、あっぱれ」といい、「赤子にきばを向けるのは武人のすることではない。自分はツワモノとたたかう」といって、プリキュアだけを相手にするといいます。

そこでプリキュアたちは、「口の強さに対抗するには、しっぽから」といって、恐竜のランボーグに対してしっぽから攻撃を加えます。そしてしっぽからランボーグの動きを封じるために、キュアスカイにキュアバタフライが援護。ラストはランボーグを、キュアバタフライ・キュアウイングの「タイタニックレインボー」で浄化します。

最後のシーンですが、ランボーグを浄化したあと、ソラちゃんは「けっしてエルちゃんは、あぶないことをしていたわけでない。実は私のマネをしていただけ」と、さっきウサギを助けたときの様子について、他のプリキュアたちに語ります。また、エルは小動物のコーナーで出会った他の子どもに、「なかよし」といって、ウサギの餌をいっしょにあげようとしています。その様子を見て、ましろちゃんは自分の描いた絵本のメッセージが、エルにちゃんと届いていたことを実感します。そして、つばさくんは「不安はまだまだ続くけど、エルちゃんはやさしく育っている。これでいいんだ。ボクたちなりに考えていけば…」と思います。ここで、今回の物語はおわりですね。

こんな感じで、プリキュアたちをエルを動物園に連れていくという物語のなかで、子どもたちだけでなく、子どもとプリキュアをいっしょに見ている保護者へのメッセージをさりげなくちりばめている。そんな放送回が、昨日でした。ちなみに次回予告では、格安航空会社のピーチの飛行機が描かれていました。どうやら今度はエルを連れて、プリキュアたちは飛行機を見に空港へ行くようです。また、エンディングに登場する過去のプリキュアは、キュアブルームでした。

ということで、昨日のプリキュアの話、おわります。


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7月16日(日)のプリキュアの話です(4日ほど遅れました)

2023-07-20 16:19:34 | プリキュア話

今日は7月20日(木)。いまは大学の研究室です。やっといろんな仕事がひと段落して、ちょっと落ち着いてきました。そこで、ここまでなかなか書けなかった7月16日(日)のプリキュアの話、書いておきますね。

さて、この日のプリキュアですが、2月から始まった今のシリーズの物語にひとつの節目が入る回といえばいいでしょうか。プリンセス・エルの両親であるスカイランドの王様夫妻が、バッタモンダーの呪いで眠らされていて…。その呪いを解くために、プリキュアたちはヨヨさん(ましろちゃん(キュアプリズム)の祖母で、スカイランド人の科学者)の教えにしたがって、これまでバッタモンダーがくりだすランボーグを浄化し、ミラーパッドにエネルギーをためてきたのでした。それが、前回までのストーリーです。

そして今回は、そのミラーパッドに満タンにたまったエネルギーをつかって、ヨヨさんが「キラキラポーション」をつくり、それをプリキュアたちがスカイランドに届ける話です。また、前回、プリキュアたちがバッタモンダーとランボーグから救い出したシャララ隊長(スカイランドの王様夫妻らの護衛隊長=ソラちゃん(キュアスカイ)のあこがれの人)も、すっかり体調を回復。プリキュアたちといっしょにヨヨさん、シャララ隊長、プリンセス・エルがスカイランドに戻る…という展開です。

さて今回、みんなでスカイランドにもどって、ヨヨさんはまず、王様夫妻にキラキラポーションを使います。すると王様夫妻は目を覚まし、おおきく成長したエルと出会います。そこではじめて、ヨヨさんからバッタモンダーの呪いのために深くて長い眠りに入っていたことを、王様夫妻は聞きます。そして、おしゃべりできるようになったエルの姿に感激します。

そのころ、スカイランド王国では「プリキュアたちがやってきた」ことで大騒ぎ。「ぜひ一目プリキュアを見たい」という人々の声で、パレードを開くことになりました。ただ…。そのとき、鳥のような、ロバか馬のような…そんな生き物に乗ってスカイランドではパレードをするのですが、ましろちゃんは「初めて乗るので緊張する」と。

一方、シャララ隊長はソラを呼び出して、いっしょに出かけます。「休まなくて大丈夫?」と体調を気遣うソラに、「成長したな」と声をかけるシャララ隊長。「隊長のことばにいっぱい力をもらったから」というソラの向こうで、ましろちゃんも不思議な鳥のような生き物に乗って、歩くことができた姿が見えます。その姿を見ながら、シャララ隊長はソラちゃんに「友が世界を広げる」といいます。

このころ、王様の宮殿では、エルがお絵描きをして、王様夫妻を喜ばせています。そのエルが描いた絵のなかには、プリキュアたちの姿が。エルがプリキュアのものまねをして、プリキュアのことを好きそうに話していたとき、エルの胸から何か光のようなものが出ます。

エルがお絵描きしている間、プリキュアたちはスカイランドでボールドーナツのようなものを食べます。そのドーナツの名前がちがっていたので、ましろちゃんは「やはりスカイランドは人間界となにかちがう」「でもこうやっていっしょに居られるのは、奇跡みたい。ずっと続くといいなあ」と語ります。

そんなとき、王様夫妻がプリキュアたちを宮殿に呼びます。王様夫妻は「大事な願いをあなたたちに託したい」とプリキュアに伝えます。それは「エルを再び、あなたたち(人間の)世界へ戻したい」ということ。王様夫妻の話では、「この子(エル)は運命の子」だと。1年前、美しい夕方の空を王様夫妻が見ているときに、一番星が光って、そのときエルが生まれた。この子がスカイランドを救う子で、いつか旅立ちの日がくること。それまでの「かりそめの親」として、王様夫妻がいるということ。かわいらしくてたまらないけど、でも「かりそめの親」だから、はかない。そのエルに、再び運命の光が出ている。空から降りてきた子だし、人間界には、エルを守ってくれる家があり、家族がある…。そう言って泣く王様夫妻をなでなでするエルに、「なんてやさしい子」と、王様夫妻は声をかけます。そして「アンダーク帝国からの攻撃が続くと思うが、それでもプリンセス・エルを守ってほしい」と、王様夫妻はプリキュアたちに頼みます。

そしていよいよ、パレードの時。スカイランドの王様の護衛隊が先導を務めます。ましろちゃんも不思議な鳥のような生き物に乗れるようになってます。シャララ隊長は「これが最後だ。これからは大切な自分のヒーローを目指せ。いつでも支える」と、ソラちゃんに声をかけます。

そんなとき、ツバサくん(キュアスカイ)が、パレードに向かっている「いじわる雲」を見つけます。晴天の空に、ひとつだけ生まれる雲。この雲がパレードのときにやってきて、雨を降らせるといやなので…。プリキュアたち4人は変身。キュアスカイ・キュアプリズムのアップドラフトシャイニングで、いじわる雲を浄化します。他方、キュアスカイ・キュアバタフライのコンビは、スカイランドの空にエルの顔を描きます。そして、プリキュアたちとヨヨさんは、エルをつれて、もう一度人間界に戻ります。ましろちゃんは「エルちゃんがいったんパパ・ママのところに戻っても…。私たちは家族みたいに過ごしてるし、それがこれからも続くのがうれしい」と思います。

ということで、今回はいったん、今までのスカイランドの王様夫妻にかけられた呪いや、シャララ隊長の傷が治り、プリンセス・エルが王様夫妻のところにいったん戻るということで、前半の話の節目の回になりました。今後は再び人間界にエルとプリキュアがもどって、バッタモンダーたちアンダーク帝国とのたたかいの日々が続くことになるでしょうね。ちなみに7月16日は、キュアプリズムの誕生日だそうです。あと、9月15日からプリキュアオールスターズF(劇場版映画)が公開されるようですね。次回予告ではエルを連れて、プリキュアたちが動物園に行く話のようです。

以上でひとまず、7月16日分のプリキュアの話、おわります。

 

 


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昨日の子ども情報研究センター学習会のお礼

2023-07-17 11:23:14 | 私の「仲間」たちへ

7月16日(日)午後、子ども情報研究センターの学習会(シンポジウム)で基調講演をします。

昨日の子ども情報研究センターの市民研究部会の学習会(シンポジウム)では、ご参加いただいたみなさま(会場参加・ネット参加の両方含む)、ほかの登壇者のみなさま、そして準備いただいた部会のメンバー+子ども情報研究センター事務局スタッフのみなさまに、心からお礼申し上げます。

考えてみれば、この前、あの弁天町の会場で私が話したのは、新型コロナ禍の臨時休校の真っ最中、2020年3月。それこそ『「いじめ防止対策」と子どもの権利』を、かもがわ出版から出して間もない頃でした。それから3年と数か月、まったく弁天町のあの会場には、足を運んでこなかったわけですが…。久々にみなさんにお目にかかれて、よかったです。

また、大学生の頃に社会科教育の授業でお世話になった先生や、定時制高校の講師&野球部監督時代にたいへんお世話になった先生に、何年かぶりにお目にかかることもできました。その定時制高校の講師時代にお世話になった先生からは「住友くんが出ると聞いたから、来たぞ!」というお声かけもいただきました。ありがたい話です。その定時制高校時代にお世話になった先生が、久保敬さん(=市民研究部会のメンバーでもあります)と先日お目にかかって、今日の学習会の話を聞いたとのことでした。

そんな感じで、私にとって今日は、大学生・大学院生の頃からの約30年近く、乳幼児発達研究所から子ども情報研究センターへ名前を変える頃からの自分の歩みをふりかえるいい機会になりました。

思えば、私の川西市の子どもオンブズの取り組みのような子どもの人権救済・擁護、子どものアドボカシーの話も、チャイルドラインでの取り組みも。みんな、この子ども情報研究センターでのいろんな人とのつながりあってのこと。また、そのつながりがあってはじめて、私がこの十数年、大阪市の子ども施策や教育施策に「身を切る改革」が持ち込まれた十数年を見守りつづけたこともできた。さらに、「あきらめない、まけない」と、いつもプリキュアのことばを支えにしながら、この十数年、大阪で切り刻まれた子ども施策・教育施策をどうやって「再建」に向けてもっていくのかを考えることもできた。

そして、今日は兵庫県というか、地元・西宮からも「お仲間」が来てくれてましたが…。そういう兵庫での教組つながりも、実はここ、この子ども情報研究センターでのつながりからさらに発展的につながっている…というところでしょうか。

あと、私のあとに登壇された方々も、「校則を変える取り組みをやろうとした公立中学校教員」「主権者教育で、あえて政治的な論争課題にふみこんだ取り組みをした公立高校教員」「学校統廃合の問題や、さまざまな課題に直面する子どもたちの課題に、保護者の立場からかかわろうとした方」と、大阪のそれぞれの学校で、面白い取り組みをされている方々ばかりでした。「この話、全部、これからの本学教職課程の授業で使えるなー」と。私の方が「得した気分」になりました。
その後、会場に居られた方々からも発言は多々ありましたし、ネット参加の方もチャットでいろいろと意見を述べたりしておられました。

終わったあとの懇親会も、けっこう中身の濃い話ができました。

久々に充実した学習会になって、ほんとうによかったと思います。

あとは、今日お伝えした「おとなのための<社会科>」を、どこで、どうやって始めるか。選挙に投票に行くおとなを増やすためにも、日々の生活の場面で、社会や政治・行政の在り方について、おとな自身が学べる場づくりを。そういう趣旨で「おとなのための<社会科>」という話をしたのですが…。すでに「生野区で!」という話と「西宮で!」という話がありますが、他にも出てくるだろうな…。そうなると、ちょっと日程調整を考えないといけませんね。忙しくなってもいいように、ほかの仕事を上手に片付けて、身動き取れる余地をつくらないと。ということで、今日のご報告でした。

あ、そうそう。今日の会場の後ろの方の席に、ケバイ黄緑陣営の某市議が座っていたようですが…。私からの嫌味の連発に、耐えられたかな? 

「いや~テレビによく出る政治家の〇〇さん。よくがんばってはるわ~」というけど、「大阪の公共施設を<身を切る改革>で切りまくることがんばってる」とか。

「大阪湾岸に南海トラフ地震の津波が来て、水没しそうな土地に税金つぎ込んでる」とか。

いっぱい嫌味言いまくったんですけどねえ。まあ、二度と私の前に顔を出すことないでしょう。神妙な顔して「謙虚に受け止めます」とだけ言って、帰っていきましたから…。ただ、この学習会を出たことをきっかけにして、この黄緑陣営の某市議。離党してちがう陣営に移ったら、それはそれで面白いな~。

※上記の内容は、昨夜、市民研究部会と懇親会の終了後帰宅して、すぐにフェイスブックに書いたことを加筆修正して転載したものです。


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今日(7月9日)のプリキュア話

2023-07-09 22:27:19 | プリキュア話

今日は7月9日(日)。いつものとおり日曜日なので、朝からプリキュアと仮面ライダー見て、部屋の掃除してました。そのあと家で仕事しようかと思ったんですけど、眠くて今日もまた昼寝。最近、よく家で昼寝してますわ。あしたも一日家に居るので、せめて授業準備くらいはがんばらないといけないですね。でないと遅れている原稿執筆とか校正作業に手が回せないので。

さて今日のプリキュアですが、前回からの話のつづきです。プリキュアたちの敵・バッタモンダーがつくったランボーグのなかに、ソラちゃん(キュアスカイ)のあこがれの人・シャララ隊長(=スカイランド王国の護衛隊長)が閉じ込められている。また、倒れたシャララ隊長にバッタモンダーがありったけのアンダークエナジーを注いで、それでなんとかランボーグのなかで生きている状態だということ。それを知ったソラちゃんは、ランボーグもバッタモンダーも倒せなくなり、「ヒーロー失格」と思う。そこまでが、先週の話でした。

今週は、そんな失意のソラちゃんが一度、人間界を去って、スカイランド王国に戻る話。冒頭は学校で国語(古典)の授業を受けているましろちゃん(キュアプリズム)が、授業を上の空で聞いているところからはじまります。どうやらソラちゃんは、学校を休んだ様子。ましろちゃんが帰宅してみると、ましろちゃんがプレゼントした手帳に「私はヒーローになれません」と書置きをして、スカイランド王国に帰ってしまった様子。そのあと、スカイランド王国の実家に戻るソラちゃんが描かれます。

ソラちゃんは実家で両親と弟に迎えられて、「おなかがすいた」ということでシチューをたべます(スカイランド王国ではチシューというようですが)。そこでソラちゃんは家族を前に、こんなことを話します。自分がヒーローになりたいと強く願ったから、プリキュアになるためのミラージュペンが心のなかから出てきた。でも今は、その気持ちがでてこない。夢も、仲間のたてる作戦も信じられない。そうしたら「ヒーローになれない」と思って、ミラージュペンが消えた…。それを聞いた弟はソラちゃんに「絶対にヒーローになるって約束したのに!」と起こります。でも父親は「人が本気で決めたことに口出しはよくない」といって、弟をたしなめます。

一方、ましろちゃんたちは、家を出て行ったソラちゃんをどうやって迎えにいくか、相談します。「私は行かない。ひとりにしてあげたい」というましろちゃんに、「なんのための仲間?」というツバサくん(キュアウィング)。「私、ツバサくんと行ってくるね」といって、アゲハさん(キュアバタフライ)はましろちゃんを置いて、スカイランド王国に通じるゲートをくぐります。そんなプリキュアたちを見て、ヨヨさん(ましろちゃんの祖母=スカイランド人)は、「なりたい私があったけど、その夢がなくなったとき、なにを頼りにしたらいいのかしら…」と、赤ちゃんのプリンセス・エルに語りかけます。ただツバサくん・アゲハさんが、ソラちゃんの家にたどり着いた頃、ソラちゃんは父親と出かけているようでした。

ソラちゃんは、父親(名前は「シド」というそうですが。もしかしてお母さんは「ミファ」でしょうか?弟は「ドレ」ですかね?)と、星空を見上げながら、湖のそばで話します。昔、ソラちゃんが「ヒーローになりたい」と思ったのは、スカイランドの学校のなかでいじめがあったときのこと。そのとき、父親はソラに「自分の心はなんといってる?」と聞きました。すると星空からたくさんの流れ星が降り注いで、そんななかでソラちゃんは「ヒーローになりたい」と誓ったのでした。そんなことをソラちゃんは思い出して、プリキュアに変身するためのボタンを湖に投げようとしたのですが…。

そんなとき、ソラちゃんの母親は、ツバサくん・アゲハさんに「もう少し、時間が必要かも…」という話をしていました。アゲハさんたちは「やさしくて、まっすぐで、すてき。みんな大好き」と、ソラちゃんのことを伝えます。そのころバッタモンダーは、「大好きな友達が苦しんでいるとき(ソラちゃん=キュアスカイ)、もっと苦しくなるんだよなー」といって、次の悪だくみを始めます。

さて、ソラちゃんやアゲハさん・ツバサくんが戻ってくるのを待ちながら、ひとりで待っていたましろちゃんは、ソラちゃんに手紙を書きます。その手紙をヨヨさんに届けてほしいと頼みます。そんなときに、ランボーグが出現。戻ってきたアゲハさん・ツバサくんとともに、ましろちゃんは変身。3人のプリキュアでランボーグとバッタモンダー相手にたたかいを挑みます。

手紙を預かったヨヨさんは、赤ちゃんのエルをつれて、スカイランド王国のソラちゃんの家へ。そこでまきわりをしているソラちゃんに、ましろちゃんからの手紙を渡します。そのましろちゃんからの手紙を読んでいる様子を、ソラちゃんの両親・弟が見ています。

そのましろちゃんの手紙には、ソラちゃんあてにこんなことが書かれていました。はじめてましろちゃんがプリキュアになったとき、ソラちゃんは「自分はもっと強くなる」と言った。今度は私(=ましろちゃん)の番。前よりも強くなったランボーグだけど、隊長さんを助けるのは、私たちに任せてほしい。ソラちゃんは無理にたたかわなくていい。それよりも、元気になってほしい。「ヒーローになれなかった」なんて言わないでほしい。もっと前から、私(=ましろちゃん)にとって、ソラちゃんはヒーローだから…。

その手紙を読んで、ソラちゃん。「たたかわなくて逃げた。こんなヒーローがいていいわけがない。でも、今は行かなきゃ。大事な友だちが待っているから」と言います。すると、心のなかから再びミラージュペンが復活。ヨヨさんから「ランボーグが街で暴れている。時間がない」と聞いて、ソラちゃんは再び戻ります。その様子を見て、ソラちゃんの両親は「笑って送り出そう」「つまづいたら、また戻っておいで」と声をかけます。そして「愛はひとつではない、何度でも生まれる」と、父親はつぶやきます。また、ソラちゃんは「今の私はヒーローなんて口にできない。でも、あなた(=ましろちゃん)がそう呼ぶなら…」といい、「自分には背中を押す人がいる。立ち止まるな、ヒーローガール!」といって、人間界に戻っていきます。

そのあと、バッタモンダーとランボーグを相手に苦戦中の3人のプリキュアのところに、キュアスカイに変身したソラちゃんが戻ります。そのキュアスカイとキュアプリズムが再び手をつなぎ、アップドラフトシャイニングで、ランボーグを浄化。すると、シャララ隊長も助かったうえに、アンダークエナジーを全部吸い取って、ヨヨさんの持っていたミラーパッドも満タンになります。

ランボーグを倒したあと、まだなにかじゃまをしようとするバッタモンダーに「1ミリでも動いたら、絶対に許さない」と、今度はキュアプリズムが言います。その声を聴いて「いい言葉だな、また会えたな、ヒーローガール」といって、シャララ隊長の意識が戻ります。そのあと、キュアスカイはバッタモンダーにとどめをさすのかと思ったら…。「どんなことをされても負けないくらい、強くなる」といって、キュアスカイはシャララ隊長を抱きかかえて、去っていきます。

ヨヨさんの家のベッドの上で休みながら、シャララ隊長は「プリキュアたち、強くてやさしい。これはヨヨさんが育てたの?」と聞きます。ヨヨさんは「むしろ、教えられるばかりです」と答えます。一方ソラちゃんは「未熟なりに、これからも前に進みます。みんなよろしく」とほかの3人のプリキュアにあいさつします。そんなソラちゃんに、ましろちゃんは「もう一度、手帳を受け取ってほしい」と頼みます。その手帳をソラちゃんはもらって「絶対にヒーローになる!」といって、今回はおわりです。

ということで、夏休み前にプリキュアの敵が強力になり、一度、プリキュアたちが挫折する。そこからまた立ち直って、強くなる…という、毎年の物語の展開が、今年も前回・今回も「キュアスカイ=ソラちゃんの物語」として描かれました。次回はシャララ隊長も復活し、ミラーパッドにエネルギー(キラキラポーション)がたまったので、プリキュアたちがスカイランド王国に戻って、エルの両親=王様夫妻を目覚めさせる話になります。どうやら予告編ではそのとき、エルになにか変化があって、新しい技かアイテムが出せるようになる感じです。これもエンディングが先週から変わり、夏休み前に新プリキュアや新アイテム、新しい技が出るという例年のパターンからすると、エルちゃんもかかわった新しい技とアイテムが出る予感がします。

そして、今回のエンディングに登場したのは、キュアドリーム。また、秋の劇場版映画「プリキュアオールスターズF」の広告も出始めました。この「F」が何を意味するのか、そこが気になりますね。プリキュアシリーズ全体のおわりなのか、それとも「オールスターズ」をこれ以上続けるのは、プリキュアの人数が多くて無理だからなのか。いずれにせよ、なんらかのかたちでの「フィナーレ」「ファイナル」の「F」という意味が込められているような、そんな予感がします。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。


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首長部局が文書やメールの隠ぺいしたら、マスコミは教委と同じくらい批判せよ―「不存在」だったはずの大阪港湾局のIR関連のメールが「あった」件に関して

2023-07-03 19:46:41 | 国際・政治

【速報】「存在しないメール」が198通存在した 外付けハードディスクにデータ残る 大阪のIR用地をめぐり『行政と不動産鑑定業者のやりとり』業者と担当者名記載して他社に送信も (ヤフーニュース2023年7月3日配信=もとはMBSニュース)

このニュースについて、先ほどフェイスブックに書き込んだ内容は、下記のとおり。ブログへの転載にあたって、加筆修正しています。

これまで学校事故・事件対応では、「教委・学校の事実隠ぺい」に対して、マスコミ経由でなにかと批判がでてました。でも、首長部局(しかも大阪維新の首長2人が共同運営してる大阪港湾局)だって、「ない、ない」と情報公開請求していた市民側に伝えていたメールが、「実はありました」とかいって、今ごろ言ってるわけですよ。

同じ行政の部署だと考えれば、教委の事実隠ぺいと同様に、今回の大阪港湾局と首長コンビに対して強い批判をしないと、マスコミの在り方、相当に偏っているといわざるをえません。

要するにここで大阪港湾局と首長コンビをたたけないなら、学校事故・事件対応のときなど、マスコミは常に「たたきやすいところたたいていただけ」ってことになりますね。「そんなもの、ちっともフェア(公平)な報道じゃない」と思いますよ、私。

<以下、転載内容=加筆修正済み>

こういうとき、末端の市職員に記者会見で謝罪させて、大阪市長=大阪維新の会幹事長は表にでてこない。記者会見開いて、謝りもしない。いったいどこが「身を切る改革」なのか? 

これ、経過からすると「市民からの情報公開請求に対して、維新市政にとって不都合なメール等を隠ぺいした」と言われてもおかしくない事案。

同じことを学校事故・事件対応でやったら、被害者家族や遺族、その支援者から、教育行政はボロクソに批判されるし、マスコミもたたきまくる(何年か前の神戸市教委の中学校いじめ自死対応でのメモ隠ぺいが典型的)。でも、維新だったらマスコミ、この程度しかたたかない。「なんじゃそれ?」ですよ。

ついでにいうと、同じことを学校事故・事件対応で教委がやったら、首長部局に事務局置いて「第三者調査委員会」で徹底して検証して、問題点明らかにしますよね?

でも、今度は首長部局ですよ。しかも、事情からすると末端の首長部局職員のあいだで、「市長への忖度」が働いてメール等の削除が行われた恐れすらある。そういうときには、市教委に事務局を置いて、首長部局の文書管理の在り方を「第三者調査委員会」で徹底的に検証して、問題点明らかにしたらどうですか? (ほんとうに「フェア(公平)さ」を追い求めるなら、そういうことになりますわね。あるいは、市議会・府議会できちんと検証委員会たちあげるとか…。でも、維新が多数派の大阪市会・大阪府議会だと、議会に「フェアさ」は期待はできませんわ…)

・・・と、このくらいのこと、ほんとうに「公平さ」を求めるのであれば、学校事故・事件対応にかかわってきた人々とか、被害者家族・遺族も言うたらどうですか? せっかくの機会なので、ぜひ、みなさんも発言してください。「首長部局=善、教委=悪」みたいな「神話」から自由になるために。「首長部局だって、市長を忖度して、文書削除とか隠ぺいとかやりかねん」と私、常々思ってきたので。

それから、この首長部局。大阪港湾局ですよね。大阪府・市で共同設置して港湾管理している部署なんだから、大阪市長だけでなく、大阪府知事=大阪維新の会代表も、大阪市長=大阪維新の会幹事長といっしょに、このメール等の管理の問題について謝罪しないといけないんじゃないですか? 大阪府・大阪市で共同設置している役所の部署であることで、最終的な責任の所在があいまいになっているとしたら、「府・市の行政部署の統合ってなんのためにしてるの?」ですよ。


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7月2日のプリキュアの話です。

2023-07-02 22:49:07 | プリキュア話

今日7月2日は日曜日。いつものとおり、朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除。そのあとは昼寝して、夕方から散髪。そのあと大河ドラマ見て、急ぎの原稿書いて…という一日。おかげさまでようやく教育実習校訪問のシーズンがおわったのですが、その間の疲れがいま、どっと出ている感じ。時間があると昼寝してしまいますねえ。原稿書かなきゃいけないのに、なかなかはかどりません。

それはさておき、今朝のプリキュアですが。いよいよ夏休み前で、プリキュアも後半戦に突入というところでしょうか。今日からエンディングの歌がかわりました。6月までに、すでにキュアウイング・キュアバタフライと新しいプリキュアも登場。あとは夏休み前の恒例のパターンからすると…。「新アイテム」か「プリキュア4人の新しい合体技」が登場して、お子様向け新商品が発売されるというところでしょうか。

となると…。これも例年のパターンからすると、夏休み前に敵が一度、プリキュアたちよりも強くなる回がでてきます。そこを克服するために「新アイテム」「新プリキュア」「新しい合体技」のいずれか(もしくはこの3つの組み合わせ)が、例年、夏休み前にでてきます。今回も、ソラちゃん=キュアスカイに焦点をあわせるかたちで、プリキュアに強敵が現れ、苦戦する…という回になりました。

さて今回の話ですが、冒頭はプリンセス・エルがことばを覚えて、キュアウイングやキュアバタフライなどのものまねをしはじめるところからスタート。そのあと、ソラちゃんがヨヨさんたちとともに、スカイランド王国と通信をする場面に切り替わります。スカイランドの王様夫妻(=エルの良心)は以前として寝たまま。王様が目覚めるための「キラキラポーション」のエネルギーを、いま、プリキュアたちがためているけれども、まだ十分にたまっていない。そのようにヨヨさんがスカイランド王国の副護衛隊長に伝えます。

そんなとき護衛隊のベリーベリーが、ソラちゃんに「最近のスカイランドで、シャララ隊長が現れたという情報が集まっている」と伝えます。街中でシャララ隊長を見かけたけれども、すぐに消えるという話。それを聞いて、ソラちゃん・ましろちゃん(キュアプリズム)は「また情報を知らせてほしい」と伝えます。

一方、ソラちゃんは自分の大切な手帳に、はじめてシャララ隊長のことばを書き写します。その様子を、ましろちゃんに見られてしまいます。「まだシャララ隊長のことばを書き写していなのは、意外」ちうましろちゃんに、ソラちゃんは「手帳に書いたことは絶対に守るつもり。でも、その自信がなかった。特に自分がヒーローでいられるか、自信なかった。でも、いまはましろちゃんが背中を押してくれる。今日なら手帳に<ヒーローになる>って書けそう」と答えます。

そのあと、今度は場面が変わって、餃子づくりの材料を買うために、プリキュアたち4人ででかけます。その街中で、ソラちゃんはシャララ隊長の姿を見かけます。急に走り出して、シャララ隊長のあとを追いかけるソラちゃんは、工事現場でシャララ隊長を見失います。するとそこにはバッタモンダーが居て、アンダークエナジーでランボーグをつくりだします。このランボーグも、シャララ隊長のまぼろしも、自分の恨みから生まれたアンダークエナジーでつくったのだ…と。バッタモンダーは言います。それは、バッタモンダーがスカイランド王国に攻め込み、エルを奪おうとしたとき、キュアスカイに止められたこと。そのことにどす黒い恨みを持っているようです。「ヒーローの出番」ということで、ソラちゃんはキュアスカイに変身します。

さて、このランボーグ、剣の使い手なのですが、「剣を使わせないためには懐に入り込んで、こぶしで戦う」といって、キュアスカイはランボーグを攻撃します。ところが、バッタモンダーはさらにアンダークエナジーを集めます。すると、シャララ隊長がしていたマントが、このランボーグに現れます。バッタモンダーの話では、スカイランド王国で倒れていたシャララ隊長を自分が見つけて、このランボーグに閉じ込め、アンダークエナジーを注いだ「シャララボーグ」だとのこと。ここでキュアスカイは、シャララ隊長がかつて「ジュエルの導きでまた出会えた」「ヒーローの出番だ」といったことなどを思い出します。

そうやって過去のシャララ隊長を思い出して、攻撃できなくなったキュアスカイ。そんなキュアスカイを助けようと、キュアプリズムやキュアウイング、キュアバタフライがいろんな技で「癒しの力」をつかって助けようとします。「あのランボーグはシャララ隊長。助けて…」と崩れ落ちるキュアスカイを、キュアプリズムが抱きしめます。

ただ、キュアバタフライとキュアウィングがふたりで、タイタニックレインボーという技でアンダークエナジーを浄化しようとすると…。バッタモンダーがさらにアンダークエナジーを注ぎます。倒れたシャララ隊長にアンダークエナジーを注ぎ、ランボーグにして生かしているので、タイタニックレインボーだけでなく、キュアスカイ・キュアウイングのアップドラフトシャイニング、どちらの浄化の技も使えないことになります。自分たちの得意技を封じられたプリキュアたちは、「隊長を倒すか、隊長に倒されるか、さあ、どっちを選ぶ? 君たちをズタズタにしてやる」と、バッタモンダーに迫られます。

しかし「人間にアンダークエナジーを注ぐのには無理がある」ようで、隊長自身の意思で、あるレベル以上には注げない様子。そのために「今日はここまで」といって、バッタモンダーはプリキュアたちにとどめを刺せずに消えていきます。

そのあと「隊長を救う方法はきっとある」という他のプリキュアに対して、「だめだったらどうする?」というキュアスカイ。「ヒーローはあきらめたらおわる」という他のプリキュアに、「やめて! 私はたたかいたくない」というキュアスカイ。すると、キュアスカイの変身に使うミラージュペンが消えてしまい、ふだんのソラちゃんに戻ってしまいます。ここで、今回の話はおわりです。

こんな感じで、例年、夏休みに入る前に一度、敵が強力になって、プリキュアたちが追い込まれる回がやってくるのですが…。今回がどうやら、その回だったようですね。ちなみに次回は強くなったランボーグに対して、「ヒーローにはなれなかった」というソラちゃんがもう一度、ほかのプリキュアの力を借りて「私たちで救い出そう」と思い直す。予告編では、そういう回になりそうです。そこで「新アイテム」や「新しい4人の合体技」がでるのかどうか…というところですね、次回の見どころは。ということで、今日のプリキュア話、おわります。なお、今回はエンディングに過去のプリキュアは登場せず、ミラーパッドにはキュアウィングがでていました。


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いま例の維新のパワハラ府議問題どうなってますか?―公務員の問題を大阪維新がとやかく言えるのか? 「維新ペディア」を見てほしい

2023-07-01 20:05:41 | 国際・政治

大阪維新の会の「ハラスメント調査」報道に私が言いたい4つのこと (2023年6月17日に私がこのブログに書いたこと)

あれから半月くらいたちましたが、例の維新のパワハラ(セクハラもある)府議って、議員辞職をしたり、大阪維新の会の「除名」処分とかでたりしたんですかね? 続報を知りたいのですけど、ぜんぜん聞こえてこないのですが…。

それどころかこの約半月、大阪維新お得意の「なにかやってる感づくり」のためなのか、マスコミ経由では「高校授業料完全無償化」の問題とか、公明との選挙をめぐる駆け引きのこととか、次々にほかの話題が流れてきます。その結果、この維新のパワハラ(セクハラ府議)の問題が、だんだん「隠されている」感すらでてきました。こんな報道と、こんな大阪維新の会の対応で、ほんとうにいいのでしょうか? 

そんな状況のなかで、大阪維新の会の幹事長で、ハラスメント調査を担ったという大阪市長(=これも地方自治の在り方として「おかしい」と思うんですけど。大阪維新の会は、大阪府知事や大阪市長の「大政翼賛会」なのでしょうか?)が、次のように、大阪市の公務員の不祥事に対して苦言を呈したという記事が、ネットで流れてきました。

後輩の首に包丁・上司にスタンガン…相次ぐ職員の不祥事に「市民の信頼崩れる」 大阪・横山市長が苦言(ABCニュース=ヤフーニュースが配信。2023年6月30日)

「自分らのお仲間の議員のパワハラ問題ひとつ、ろくに解決できない。おまけに<維新ペディア>というサイトで次々に不祥事が明らかにされている。そんな大阪維新の会の幹事長やってる大阪市長に、大阪市の公務員の不祥事のことをとやかくいう資格があるのか? まずは自分たちこそ<身を切る改革>やって、「不祥事起こしている議員を全部切る」くらいのことやってみせろよ、大阪維新の会・大阪維新系の首長? それやるまで、私は<あなた方に対する信頼はない>と言いたい」

こんな風に私は思うのですが、みなさんはいかがでしょうか? ほんと、予想通りといえばそれまでなのですが、「自分たちに甘く他人に厳しい」対応しかできない大阪維新の会ですね。

なお、この機会に紹介しておきます。こちらが「維新ペディア」というサイトです。このサイトを見れば、これまでの維新の議員が起こしてきた数々の不祥事や、維新の施策の問題点・失敗事例などが明らかです。「この政党が今後<野党第一党を目指す>とかいうのって、なにかおかしいんじゃないか? その前に自分らこそ<身を切る改革>やって、ダメな部分を切り落とせ」と言いたくなります。

 

https://ishinpedia.com/ (維新ペディアのページ)

 

 


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大阪の「高校授業料完全無償化」論議で出てくる「教育の質」ということばへの違和感―もう一度、関係者は根本的なところから考え直すべきでは?―

2023-07-01 19:44:16 | 受験・学校

大阪維新の提案する「高校無償化」はいったん止めたほうがいいのでは?―「識者」もそのくらい言おうよ― (2023年6月20日に私が書いたこのブログの記事)

以前もこのブログで、上記の記事を配信しましたが、あらたに思うところがありましたので、下記のとおり書いておきます。なお、下記の内容はフェイスブックに今日書いたことに加筆修正を加えて転載したものです。

<以下、あらためて考えていること=転載部分を含む>

この高校授業料完全無償化をめぐる「教育の質」談義にも、私はずっとひっかかってます。

それは維新や大阪府側にも、私学経営陣や私学に我が子通わす保護者の側にも、そして「自称・高校無償化問題の第一人者」なる研究者たちの側にも。

たとえば国公私立に関係なく、「18歳で若者を<いっぱしのおとな>にするための教養形成」を大阪の高校教育では徹底的にやる。

その内容は、たとえば18歳選挙権と主権者教育、消費者教育や労働者の権利教育、社会保障の権利や手続きに関する理解、外国から来た人や障害のある人など多様な人々とともに生きる社会をどうつくるかとか、差別やヘイトスピーチの問題をどう考えるか、自らの性や健康に関することや多様な家族の在り方、「ウイルスとはなにか?」「核エネルギーをどう考えるか?」「自然環境と災害」といった科学的な学び等々。

内容的にはいろいろ考えられるけど、でも「18歳で若者を<いっぱしのおとな>にするための教養形成」を、大阪の高校では「国公私立」に関係なくやるのなら、「高校教育のその部分は無償化すべきでしょう」と私なら言いたくなりますね。

そういう点では、私のうがった見方かもしれませんが…。

一部の大阪の高校関係者(国公私立に関係なく)のがんばりで、相対的にこういう「18歳で若者を<いっぱしのおとな>にするための教養形成」って、どちらかというと「進学を目指してない生徒の多い高校」のほうが「質の高い」ことやっていて、むしろ「進学実績上げろ」なんてこというてる高校のほうが「低レベル」だったのではないか。私としては、そう言いたくなります。

他方で、たとえば今の大阪の高校授業料完全無償化談義で出ているように…。

「進学実績上げろ」とか「偏差値高い」とか、「グローバル人材養成」とか。そういうことを「教育の質」談義で問題にするなら、「そんなもん保護者負担で、一千万負担しようが二千万出そうが、勝手にやれ」です。また、もしも「そういう進路選びたいけど経済的困難のある家庭」があるのなら、大阪府として責任もって「奨学金だせ」「学費減免してやれ」ですわ。

なにしろ高校生はすべて「グローバル人材」にならなきゃいけないんですか? 「進学校」に通わないといけないんですか? そんなことないですよね。

でも、どの子どももいずれ18歳になって、<いっぱしのおとな>としての教養がないと、この社会でご本人が生きていく上でも困る場合がある。社会全体としても、そういう教養ある<いっぱしのおとな>が増えたほうが、土台がしっかりしたものになる。

だからこそ、大阪府では高校授業料完全無償化で、国公私立に関係なく、高校生を「18歳を<いっぱしのおとな>に育てるための教養形成」をやるというのなら、私は賛成。

でも「グローバル人材要請」とか「進学実績上げろ」とかいう話でこの議論やるなら、「完全無償化はこれ以上、どーでもええわ」「自分らで勝手に一千万でも二千万でも、保護者が負担しろ」「負担できない家庭には、大阪府が奨学金だせ」というしかないですわ。

ただ…。こういう教育内容の問題もからめて、いま、維新や大阪府側も、私学経営陣も私学に我が子通わす保護者の側も、そして「自称・高校無償化問題の第一人者」なる研究者も、十分な議論やれてないですよね?

あたかも「高校教育の質=進学実績や偏差値の高さ」を前提にした議論とか、「グローバル人材育成やるような私学に、経済的困難な世帯の子どもも行けたら、それでいい」とか。そういうレベルで議論しているようにしか、脇から見ていると「見えない」んですよ。「こんな議論の内実で、ほんまにええの?」と、脇から見ていると議論のレベルの低さに「唖然」とします。

ついでにいうと、下記の関西テレビの報道を記事化したものを見ると、はじめて吉村大阪府知事は、私学関係者とテレビの場で対話したとか。大阪維新の「目玉」施策として「高校授業料完全無償化」を実現しようとしているわりには、かなり対応が遅すぎる。

本来、高校授業料完全無償化を早急にやりたかったのであれば、今年春の地方選挙の前から何度も、大阪維新の会及び大阪府として、私学関係者と議論をつめておかないといけなかったのではないですか? そこを「手抜き」しているからこそ、今、いろんな問題が起きているのでは? 

「議会多数派と首長をおさえていたら好き勝手にできる」という思い上がりが大阪維新の会関係者にあるのなら、この私学を含めた高校授業料完全無償化問題が「大きなつまづきのきっかけ」になると思います。

なおかつ、そもそも大阪維新の会や日本維新の会関係者が、全国各地で「大阪の実績を日本全体に」といって「高校授業料無償化」を提案してきた経過があるなら…。「今頃、完全無償化とかいってるのは、いままで言ってきたこととどのように整合性があるのか?」と、私なら問いたくなります。

こういうことを、吉村大阪府知事がテレビ番組に出演したときに「ツッコミ」ひとつ入れられない。そんな大阪のテレビ各局を含む報道各社の在り方にも、私としては疑問を抱きます。

吉村知事 関西テレビ番組で“初めて”私学校長と直接対話 「教育の質は大切、良い制度作りたい」(関西テレビ2023年6月30日配信、ヤフーニュース)

以上でひとまず、あまりにも「唖然」とする議論のレベルなので、私の意見として、大阪の高校授業料完全無償化問題に対して思ったことを、今日も書き記しておきます。


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