できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

このたびの解散総選挙に思うこと(その1)~もっと「政治」に厳しい市民の視線を~

2021-10-31 20:00:00 | 国際・政治

このブログには「予約投稿」という機能がついています。いまは10月31日(日)の夜6時過ぎです。

今夜は外食する予定があるのと、自分の心身の不調から「なるべく今は夜、情報端末(パソコンやケータイ)との接触を避ける」ようにしていることもあるので、この「予約投稿」という機能をつかって、このたびの解散総選挙に思うことを何度かに分けて書いていこうと思います。

ちなみに、上記の日時に書いていることなので、まだ総選挙の結果そのものは判明していません。ただ、解散総選挙に至るプロセスからずっと思っていることがあるので、まずはそのことから書いていきます。

(1)「与党+維新」に対して「マスコミも、有権者も、もっと厳しいまなざしが必要」で、これ以上の「甘やかし」は「かえって3党をダメにする」

今回、いちばん解散総選挙に際して思ったのは、このことです。「もっと政治について、特に政権与党と、大阪の首長と議会をおさえている維新に対しては、マスコミも有権者も厳しいまなざしを向ける必要があるのではないか?」と思います。「これ以上の甘やかしは、3党をかえって堕落させるだけだ」とすら思います。

だいたい、なんですか、ここ最近のマスコミ報道? 皇室から離脱して結婚した一女性のことなど、もう放っておけばいい。それより、与党がこれまでどれだけの政策的なミスを行ってきたのか、不祥事のもみけしをおこなってきたのか。「今頃になって新型コロナ対策で給付金だすとかいうなら、もっと前にやっておけよ、政権与党。そのために補正予算組んだんでしょ?」ですよ。

それこそ、自民党総裁選挙の頃にあれだけ大騒ぎしておきながら、なんですか、ここ最近のテレビの情報番組の選挙報道? 一政党の党首選びに時間かけるわりには、肝心の総選挙は「選挙終了後の開票速報特番優先」ですか? いくら公職選挙法などで「公平に」各党を扱わないといけない面があるとはいえ…。この自民党総裁選の騒ぎ方との対比、ひどすぎますよ。

おまけに、ここ最近、与党側は総選挙の勝敗ラインを「与党で過半数」とかいってますが…。ついこの前まで「憲法改正の発議が可能なところまで議席もっていた」与党が「過半数でいい」なんて、「なんて甘えているのか?」ですよ。これって「いままで80点以上で合格にしていたテストを、51点で合格にまでライン下げてくれ」というているような「ダメ学生」の論理ですよ。こんな政権与党、マスコミも有権者も「甘やかし」てはいけません。

大阪だと維新の首長コンビが新型コロナ対応でどれだけミスをしてきたのかとか(雨がっぱの件、イソジンの件、給付金遅れに大阪発ワクチンの話等々)、二度の住民投票で否決されたのにいまだに都構想にこだわっていること、地盤沈下に高潮・津波被害の恐れのある湾岸埋立地での万博・カジノ強行等々(=それこそ「バーチャルでやれ」ですよ。何年か前、大型台風で関西空港が浸水したり、空港連絡橋に船がぶつかってしばらく通れなかったこと忘れたのか?)、掘り起こせばいっぱい批判的に紹介すべきことありますよね。

こういう維新の首長コンビの政治姿勢や、実際の施策(提案)の問題点等々を紹介することなく、「いや~あの市長も知事もがんばってるわ~。テレビによくでてはるし~」とか言うてる有権者と、そういう人々に向けて情報発信しているマスコミ。「いい加減にしなさい!」ですよ。

特に大阪の有権者。ちょっとくらいなにか塾クーポンとか配られたくらいで、「いや~うれしいわ~」とか喜んでるうちに、そのうちにこの首長コンビと維新に「身ぐるみはがされた」らどうするんです? 今の維新の施策で喜ぶのは、まるで「スーパーの店じまいセールで喜ぶ」ようなものです。

もう何年も前から、二度の住民投票を否決するためにがんばってきた人々は、維新の政治の問題点を指摘してきたのです(私も含めて)。その厳しい指摘に耳を傾けることなく、維新の政治の「甘い言葉」に載せられてきたあなた方、その「甘い言葉」を批判することなく垂れ流してきたマスコミ。どちらも「もう、いい加減にしなさい」と思います。「もっと厳しさを出しなさい」と言いたいです。

(2)そもそも与党は自分たちの都合よく衆院解散し、選挙に勝てるよう予算配分もできる点で、野党よりも常に有利。それでも与党が苦戦するのは「よっぽど嫌われている」のでは?

これも今回、言っておきたいことです。首相の「解散権」を使うタイミングは、まさに政権与党の都合次第。また、その解散前に「大型補正予算」を組んだり、あるいは解散後の選挙公約で「給付金支給」をうたったりと、まさに「選挙に勝てるように予算配分もできる」(言い方を変えれば、国の予算を使って、制作を誘導して票集めできる)というのが、与党であることの「うまみ」ですよね。その点で、常に野党よりも与党のほうが、選挙は有利なんですよ。ちなみに、この手法を大阪で効果的に使ったら、維新の手法になるのではないかと思います。

でも、それでもこの総選挙の投票日を前にして、与党と野党統一候補が「接戦」になってきて、「自民党単独での過半数は厳しい」なんていう報道もでてきたりもしている。ということは、与党は「よっぽど、嫌われている」と見なければいけないと思います。たとえ小選挙区・比例代表併用制という選挙制度で、比較第一党ということで与党が勝ったとしても、内実は「ボロボロ」だと思います。

(3)そんなボロボロの与党に大阪で「勝った」としても、維新の政治がいいとは全く思わない。

他方で、この与党のボロボロの状況を前にして、大阪では比較第一党ということで、維新が議席を獲得しそうです。だからといって、大阪で維新がやってきた政治の内実を今まで批判的に見てきた私としては、維新の政治がいいとは「全く」思いません。

私の暮す選挙区からも維新の候補者が立候補しています。ポスターを見たら、吉村知事と2人で写っています。これだけで「この候補者、自分の意見はないのか? 吉村知事の応援だのみか? 大阪から操縦されるロボットか?」と思ってしまいます。実際、西宮市内の人が集まる場所(阪急西宮北口とか)で、吉村知事や松井市長らの応援を受けていたようですね、この候補。

ついでにいうとこの候補、政治家としての実績としてポスターに「子育て」と書いてあります(我が家のすぐ近所にも貼ってあります)。この世の中にはお子さんを授からなかった方々、結婚しなかった人びと、異性愛ではなく同性愛の方々もいます。でも、だからといって、そういう方々で政治家になった人がダメな人とは限りません。「子育て」のなにが政治家としての実績なのでしょうか? このポスターをつくった人、なにか大きな勘違いしていませんか? 多文化共生やジェンダーフリー、多様性が大事にされようとしつつある社会のなかで、この候補やポスター制作者がそういう社会の変化を「なにもわかってない」ことを、このポスターだけで露呈しています。にもかかわらず、ポスターに吉村知事の顔が書いてあれば、投票してしまう人もいる。そういう人、「もっと真剣にものを考えろ!」と言いたい。

「そういう人にすぐなびくような西宮の有権者、もっとかしこくなれ! 政治家見る目もて!」ですよ。いままでだって、あの今村元市長とか、野々村県議(?)とか、いろいろと人物的に問題のある人を選んでしまいましたよね、西宮の有権者って。「もっと私たち自身が政治に対する知性と教養を磨いて、かしこくならないといかんのとちがうか?」と言いたくなります。

(4)選挙結果がどうなろうが、わが街西宮の有権者を含めて、「もっと政治に厳しいまなざしを向けられるように、市民は鍛え直さないといけない」という思いを深めた。

このような次第で、自分の推している候補・政党が今後どこまで伸びるかとか、与党+維新の議席がどうなるかとか、いろいろ気になることも多々ありますが…。

それ以上に、わが街西宮の有権者を含めて、もっと政治に対して厳しいまなざしを向けられるように、私たち市民自体を一から鍛え直さないといけない。そんなことを感じた次第です。

「えらそうなこと言いやがって、あいつ」と言われるかもしれませんが、でも、「アホな市民がいる限り、アホな候補者が当選し、アホな政党が政権を握り、アホな政治が行われ、結局、私たち自身の首を絞める」と思ったら、まずは「自分たち自身を鍛え直して、かしこくならないといけない」と。そんなことを今、強く思います。

これが、このたびの総選挙に思うことの「その1」です。

最後に、若い人たちへ。政治家に簡単にだまされる程度の安っぽい自分をつくるな。逆に政治家に納得いくまで問いかけ続け、ダメ出しできるくらい毅然とした自分を作れ。あえてエラソ~に言っておきます。


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今日(10月31日)のプリキュアの話です。

2021-10-31 12:03:43 | プリキュア話

今日は総選挙の投票日ですが、いつもどおり日曜日なので、朝からまずはプリキュアと仮面ライダー見て、部屋の掃除をしていました。ということで、今日放送分のプリキュアのことをブログに書いておきます。

なお、このたびの総選挙について思うことは、今夜8時過ぎにいったん少し書いて、ブログやフェイスブック、ツイッターなどで発信しようと思います。結果が判明する前に伝えておきたいことが多々ありますので。

さて、今日のプリキュアですが…。まあ、季節的に「ハロウィン」ネタの回になりましたね。ただ「常夏のまち」のプリキュアたちですから、カボチャではなくて、パイナップルでランタンつくったりするようですけどね。プリキュアたちのトロピカる部が主催して、中学校でハロウィンパーティーをやるようです。ただ、まなつ(キュアサマー)の「ひとつのことに夢中になると他のことが見えない」性格が、今回はなにかと問題を引きおこすようです。

そのプリキュアたちの通う中学校のハロウィンパーティーですが、仮装コンテストがあったり、みんなのダンスがあったり、地域の親子におやつ配ったり、パイナップルのランタンをおいたり…という感じです。仮装コンテストですが、みのり(キュアパパイア)はキョンシーに。アスカ(キュアフラミンゴ)はドラキュアらに。サンゴ(キュアコーラル)は海賊に。そしてまなつは「オオカミ人間」に。それぞれ仮装をすることがきまったのですが。ただ、ローラ(キュアラメール)だけは「ゼッタイに優勝を狙う」「私という素材を生かす衣装を」と考えて、なかなか決まらないようです。

その一方で、プリキュアたちの敵・ヌメリ―が落として行った古いヤラネーダが、体育倉庫のなかで眠りから覚めて、生徒や教職員のやる気を奪います。まちに仮装の服を選びに行ったローラがいない間に、古いヤラネーダを残り4人のプリキュアが倒し、ローラのポッドで一応、みんなのやる気パワーを取り戻します。それを使って、キュアサマーがみんなのやる気パワーを戻そうとするのですが…。でも、桜川先生と生徒会長、生徒と校長先生が入れ替わったりして、なんだか上手にやる気パワーがもどりません。そしてもどったやる気パワーも、すぐにしぼんでしまいます。

「なぜ私が帰ってくるのを待たなかったの?」と、キュアサマーはローラに叱られてしまいます。「わたしのせいだ・・・」としょげるキュアサマーに、「ひとりでいつも突っ走るから」とローラはさらに叱ります。そして「みんなの言うとおり、私のバカ!!」とさらにしょげるキュアサマーは、「みんながいつも助けてくれたから、私は何事もうまくいった」とあらためて気付かされます。

そんなとき、チョンギーレが超ゼッタイヤラネーダを連れて、中学校ハロウィンパーティーのお菓子をもらいにきた親子連れのやる気パワーを奪います。5人のプリキュアは再度変身してたたかうのですが、キュアサマーだけは「また自分だけ突っ走って失敗するかも・・・」と、かなり弱気です。でも、他のぷりいきゅあから「大丈夫、まちがいに気付けば直せばいい」「いま、いちばん大事なことは?」と言われて、キュアサマーは「みんなのハロウィンを守ること!」と思い直します。

そして、いつのまにかパイナップルの輪切りをつかって、超ゼッタイヤラネーダに4人のプリキュアは縛られてしまいます。そのほかのプリキュアたちをを助けるために、パイナップルのアタマの部分を回転させてカッターのようにしている超ゼッタイヤラネーダを、キュアサマーがうまく誘導します。そして、キュアサマーの誘導で、超ゼッタイヤラネーダのカッターを逆に利用して、4人のプリキュアは縛られた状態から解放されます。このあとはキュアラメールがみんなのやる気パワーを取戻し、5人の合体技で超ゼッタイヤラネーダを倒します。

超ゼッタイヤラネーダとチョンギーレが去ったあとは、「みんなに迷惑かけてごめんなさ」と、キュアサマーからまなつの姿にもどって、他のプリキュアにあやまります。そして「みんな、ありがとう。ハロウィンでトロピカる!」といって、パーティー再開です。そしてローラは自分の人魚の姿をうまく生かしつつ、「フランケンシュタイン人魚」の姿で、仮装コンテストで優勝します。ただ…。他のプリキュアたちは人魚の姿なので「どこが仮装なの?」とつっこんでいましたが。

ということで、今週はハロウィンネタの回ということで、プリキュアの話はおわりです。ただ来週11月7日の放送は、仮面ライダーもプリキュアもお休みのようです。きっと駅伝かマラソン、ゴルフの中継のどれかがあるんでしょうね。11月14日放送分は、予告編ではプリキュアたちがローラの故郷、人魚の国・グランオーシャンに行くみたいです。

ということで、今日のプリキュアの話、おわりです。


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このたびの総選挙について地元・西宮で思うこと~今日のうちに言っておきます~

2021-10-30 12:33:15 | 国際・政治

このたびの総選挙について、地元西宮にいて思うことを、以下のとおりまとめておきます。以下の内容はすべてここ数日、ツイッターやフェイスブックなどですでに配信済みのことと重なりますが、文章に加筆していたりもしますので、「別物」と思ってください。

<選挙運動のなかに「未来」が見える。こういう候補者・政党を推したい>

なんだかほんとプリキュアの世界観のような話ですが・・・。

でも「みんなが笑って、つながりあえる世界」を創り出すために、どういうことばを紡ぎだしていくのか。
そこが今回の総選挙でも問われているように思います。

私は地元選挙区で、もうすでに「みんなが笑って、つながりあえる世界」をつくろうとがんばってる候補者と、その支援者の陣営を見付けました。

子どももかけよって候補者や応援演説の人の話を聴いたり、投票日まちがっちゃうという我が家の義母の「失敗」もおおめに見てくれたり…。どれだけこの陣営のみなさんに「あたたかさ」を感じたかわかりません。

情勢はどうなるか予断を許しませんが、でも、私は「この人たち」を大事にして、「この人たち」の側に一票を入れようと思います。

<プリキュア的世界観と言われても、分断や憎悪のない社会をつくる候補者・政党を推したい>

「プリキュア的な世界観」って言われるかもしれないけど、対立や憎悪、分断、いがみあいではなく、「みんなが笑って手をつなぎあえる」時空間や人間関係って、とても大事だと思う。そういう時空間や人間関係をつくりだせる(その土台となる制度・政策を含めて)候補者・政党を、私は推したいです。

そしていま自分のすぐ近くに、そういう「みんなが笑って手をつなぎあえる」時空間や人間関係をつくりだせそうな(もうやりはじめているような)、そんな候補者や政党とその支援者がいるなら、その人たちを応援したいです。日本社会のさまざまなひずみを直せるのは、この人たちだと思います。

結局子ども・若者、女性、高齢者や在日外国人の方、障害や病気のある人など多様な人々が、それぞれの地域で、毎日笑って(たまには泣いて)暮らしている社会。それを私らオッサンがあまり出しゃばらず、脇からサポートして見守っている社会。そういうのがいいんじゃないかなって、最近いつも思ってる。

<選挙のときだけが政治じゃない。終わってからも議員や政党は厳しく「監視」する>

過去約30年近くの政治の劣化だけでなく、災害や感染症などによるものも含めて、何度つぶされても、何度でもそこから立ち上がって「みんなで手をつないで、泣いたり笑ったりしあえる社会」をつくる。そういう人々が増えるように。いまこの日本社会を再生しようとしている候補者・政党を支持します。

でも、その方向とは逆向きの政策を提案したり、分断や憎悪を生み出すことしかやらない候補者や政党には、「選挙に落ちて、一から考え方あらためて、でなおしてほしい」と思います。また、そういう考え方の候補者や政党がたとえ当選しても、私は厳しく批判します。

<もういい加減「維新」は「終わり」にしませんか? 19世紀的な世界観に決別を>

それにしても、首長が万博視察でドバイ行きとか、19世紀の富国強兵路線の政治やねえ。さすが維新やな、時代遅れそのもの。21世紀、それもコロナの時代なら「万博もネット活用してバーチャルでやれ」ですわ。その方が予算のムダなくせる、余計な埋め立て地つくらずに済む。

こんな維新の時代遅れの富国強兵路線、開発主義的政治に、若い運動員が集められてるのが、脇から見てたらかわいそうだわ。その先には財政赤字とムダな埋め立て地しかないのに。20世紀末、バブル後の大阪は湾岸開発の負の遺産に苦しんだんだよなあ。それ再発したいの?

維新の手伝いしてる若い運動員さんへ。本当に「身を切る」改革したかったら、まずは党幹部や候補者の発想自体に疑いをもってください。これまで大阪で失敗してきた数々の政策を、この政治家はまた繰り返しやりたがってるだけではないかと。本当の身を切る改革はそこから始まりますよ。

※以上で、フェイスブックやツイッターでここ最近書いたことを手直しして、転載する作業終了です。今日のうちに言っておきたいことなので、ここで書いておきます。


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今日(10月24日)のプリキュアの話です。

2021-10-24 17:26:08 | プリキュア話

今日10月24日は、日曜日。いつもの日曜日と同じく、朝からプリキュアと仮面ライダー見て、部屋の掃除してました。

それにしても「仮面ライダーになった兄弟がバトルしてる」とか、「家族の営む銭湯を守るためにたたかう仮面ライダー」とか。「スタンプおして悪魔と契約して仮面ライダーになる」とか。今回の仮面ライダーの設定がおもしろいんですけど・・・。

まあ本題は今日のプリキュアの話なので、そちらを書いておきます。今日のプリキュアは、「おとなになったらどんな人になりたいか?」「そもそも<おとなになる>ってどういうこと?」がテーマ。まるで中学校のキャリア教育のような話ですが…。でも、その<おとなになる>ことへの敵の「あとまわしの魔女」の館で暮らすエルダちゃんの思いとか、今回は、なんだかプリキュアシリーズ毎年の「謎解き」が徐々に始まっているような印象も受けました。

さて、今回はまず、エルダちゃんが魔女の館で積み木でお城づくりしていると、執事のバトラーがやってきて、「やる気パワーを集めてこないと館に入れない。出て行ってもらう」と言い渡すところから始まります。エルダちゃんは「チョンギーレのつくるゼリーが食べたい。子どものままでいたい。ずっとあそびたい。おとなになりたくない」「子どものままならあそんでいられる」とごねるのですが、結局、館を出て人間の世界、つまりプリキュアたちの暮らす街に出ます。

他方で、プリキュアたちは自分たちの中学校でビデオ撮影の練習中。どうやら中学校にプリキュアたちの暮らす街の役所から依頼があって、「中学生たちの<どんなおとなになりたいか?>インタビュー動画」を街で流すようです。そこでプリキュアたちはひとりひとり、自分の将来の夢を語りはじめます。アスカ(キュアフラミンゴ)はテニスの選手、みのり(キュアパパイア)は図書館や本屋さんなど本にかかわる仕事、サンゴ(キュアコーラル)は「かわいいものに囲まれたくらし」がしたいそうで、「お母さんのやっているコスメショップ手伝う」かも…と。もちろん人魚のローラは「人魚の国の女王」だとか。そんななかで、まなつ(キュアサマー)だけが、「なりたいものが多すぎて困ってしまう」「でも、大事なのは今」「おとなになるってどういうことなのかが、よくわからない」といいます。

ただ、今日はまなつの故郷・南之島から父親が街に出てくる日。父親はスクーバダイビングの最上級試験を受けるために、船で街にやってきたそうです。そこで、まなつと他のプリキュアたちは、まなつの両親に「子どもの頃、どんなおとなになりたかったか?」を聴きます。まなつの父親は、最初「消防車」で次が「パトカー」で、それからやっと人間になって「海賊」で、そのあとが「料理人」と、なんだか不思議なことを言います。他方まなつの母親は、最初はバレエを習っていてバレリーナだったけど、次は飼い猫の病気を治療してくれた獣医さんにあこがれた、中学生の頃はネイリストだった…と。そして両親そろって「夢はいっぱいあった」けど、「大事なのは今」と思って、南之島で結婚して今に至ったようです。その上で、まなつの父親は「未来には無限の可能性がある」と言います。

それを聞いて、プリキュアたちもなんだか安心した様子。サンゴは家に帰って母親に「どうしてコスメショップ開いたの?」と聴きます。みのりは、いったん辞めた文芸部の冊子を見ています。アスカはテニスショップで有名選手のポスターを見ています。ローラは自分は「伝説の女王になる」といい、まなつに「なんになりたいの?」と聴きます。ただ、まなつは「あした、学校で言う」と伝えるだけにします。

一方、魔女の館を「家出」したエルダちゃんは、プリキュアたちの暮らす街で好き勝手し放題。誰もいないスーパーマーケットに忍び込んでお菓子をたくさん食べるとか、「人間界ってたのしい、遊びたい放題」と思います。でも、「チョンギーレやヌメリ―にこのお菓子をあげたい」と、少しさみしい気持ちもわいてきます。そのチョンギーレやヌメリ―は、「腹が減ったらもどるだろう」といいつつ、館を抜け出したエルダちゃんを心配します。そんなエルダちゃんに、なぜか妖精のクルルンが接近するんですが…。「二度とお屋敷には戻らない!」といって、どこかへエルダちゃんは行ってしまいます。

さて、中学生の「なりたいおとな」発表の動画公開日がやってきました。街頭の大画面ビジョンに、ひとりひとりの中学生の「なりたいおとな」のイメージが発表されています。それを街の人も子どもたちも楽しそうに見ているのですが…。そこへチョンギーレがエルダちゃんを探しに来たといって現れ、超ゼッタイヤラネーダの種を渡して「これでやる気パワー集めて帰っておいで」と声をかけます。そこでエルダちゃんは超ゼッタイヤラネーダを登場させ、子どもたちからやる気パワーを吸い取ります。

そのエルダちゃんと超ゼッタイヤラネーダを見付けたプリキュアたちは、さっそく変身。奪われたやる気パワーを取り戻そうとします。でもエルダちゃんは「おとなになるのはばかげている。みんな、エルダのことをおいていく。今がいちばん大事。あんたも同じでしょう?」と、なぜか、キュアサマー(まなつ)に話かけます。キュアサマー(まなつ)は、「たしかに私も、いつだって今が大事。でも、おとなになっても楽しいことはいっぱいある」と言います。そんなとき、街頭の大画面ビジョンに、まなつのなりたいおとなの姿=「おとなになった私が、そのときになりたい自分になる」という発言が流れます。まあ、このあとは、プリキュア5人の合体技で超ゼッタイヤラネーダを倒して、やる気パワーを取り戻します。

プリキュアたちに負けてしかたなく魔女の館に帰るエルダちゃんを、ヌメリ―がやさしく迎えます。やる気パワーがとれなかったからバトラーに叱られると泣くエルダちゃんに、そっとヌメリ―が「はい、これ」といって、へそくりのように隠していたやる気パワーの詰まった瓶を渡します。それをもらって、エルダちゃんは泣きます。他方プリキュアたちは、まなつの発表を聞いて「やっぱり、まなつらしい」と言います。そしてローラにまなつは、「ローラが人魚の女王になっても、みんなずっと友達だよ!」と伝えます。

まあ、こんな感じの物語の展開だったのですが・・・。今回プリキュア側はさておき、エルダちゃんがなぜ「おとなになりたくない」と思っているのか、そもそもエルダちゃんがなぜ魔女の館で暮らすようになったのか、そういうところに私は関心を抱きました。その謎が解き明かされるのは、これからの物語の展開のなかでしょうね。ちなみに、次回はハロウィンの話になるようですね。

そうそう。昨日から劇場版映画が公開されてますので、OPもEDも、ハートキャッチプリキュアと今のトロピカルージュプリキュアのコラボになってました。ハートキャッチプリキュアの4人が、劇場版映画に出ているようですね。

<追記> ここで近況報告をひとつ。おかげさまで、新型コロナのワクチン接種2回、無事に大きな副反応が出ることもなく、先日(10月19日)におわりました。やれやれ…というところでしょうか。

 


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今日(10月17日)のプリキュアの話です。

2021-10-17 12:09:27 | プリキュア話

今日も日曜日。朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除をしてました。ついでに午前中、床にゴザをしいたりしていた夏向きの部屋を、まだスイッチは入れないけどホットカーペットをしくなど、秋冬向きの部屋に少し「模様替え」しました。今朝は雨も降っていたし、気温も今はちょっとひんやりしている感じ。そろそろ衣替えをして、長そでの服に切り替えなきゃ・・・というところでしょうか。

さて、今朝のプリキュアの話ですが、いまが劇場版映画公開間際(次の週末が公開日)。なおかつCMなどを見てますと、今度の劇場版映画には、今の「トロピカルージュプリキュア」に加えて、過去のプリキュアのなかから「ハートキャッチプリキュア」が出てくる様子。なので今回は1つが2~3分程度の「小ネタ話10本」のなかに、その「ハートキャッチプリキュア」のことを織り交ぜているという、なんともまあ「よくこんな回つくったな・・・」と思うような放送回でした。

ちなみにその10本(最後にみのり=キュアパパイアは「全部で11本」とも言ってましたが)の内容ですが…。

・アスカ(キュアフラミンゴ)とまなつ(キュアサマー)が侍になり、刀のような長いリップクリームを塗り合うかたちで対決するような話。

・竜宮城と亀を助ける話(亀だけじゃなく、他の生き物も助ける話になる)。

・その助けた亀と他の生き物が、まなつの家にやってきて、「恩返し」をしようとする(だけど、部屋がいっぱいになってそれができない)という話。

・あとまわしの魔女の屋敷で、ヌメリ―もチョンギーレもエルダも、仕事を全部あとまわしにする。それを止めようとする執事のバトラーも急に本の整理をはじめて、ヌメリ―たちに仕事を頼むのをあとまわしにする。そして魔女自体が、トイレに行きたかったけど、それを後回しにするという話。

・水族館のジュゴンのかわりに、人魚のローラ(キュアラメール)に、サンゴ(キュアコーラル)が化粧品のキャンペーンでつかったぬいぐるみをかぶせて、水槽に入れてみるという話。

・サンゴとアスカがなぜか入れ替わったところに、チョンギーレとヤラネーダがやってくる。プリキュアたちがチョンギーレやヤラネーダとたたかっているうちに、今度はサンゴとチョンギーレが入れ替わって・・・。もう、誰が誰だかわからなくなってくる話。

・地球全体がヤラネーダにされてしまって、プリキュアが変身してたたかおうとするとき、妖精のくるるんも変身してプリキュアになる。だけど・・・それは寝ている間にくるるんが見た夢だったという話。

・「伝説のプリキュアってなに?」と思って、みのりがネット検索していると、ハートキャッチプリキュアの変身シーンの動画を見付ける。「これって大昔のプリキュア?」とかみのりが言っていると…。「失礼ね!」と、キュアマリンが文句を言う。他方で、キュアマリンたちハートキャッチプリキュアの側も、「トロピカルな子の夢を見た」と話し合いをしているという、そんな話。・・・とまあ、ここで劇場版の映画にハートキャッチプリキュアのメンバーがでてくる話とつながるわけですね。

・プリキュアたち5人の合体技「ランドビートダイナミック」に新しい名前をつけようといって、5人のプリキュアとくるるんが思いつきでいろいろ言ってみる。それを全部、落語の「寿限無」の話のようにつないでみると…。それを言い終わって技を出す前に、名前が長すぎて、ヤラネーダがどこかに行ってしまうという話。

・ローラがもっているシャボンピクチャーのなかに、「心霊写真か?」と思うようなものがあった。でも、それはよくみると、サンゴがメイク前に顔のパックをしている写真だったり、くるるんが移動中の姿がぼやけて写っているものだったり…。とにかく「変な写真ばっかり、シャボンピクチャーにしてる」という話。

とまあ、だいたいこんな感じの「小ネタ話」で今回は構成されていました。そして、エンディングで10月23日からの劇場版映画の公開が告知され、エンディングの歌もハートキャッチプリキュア・トロピカルージュプリキュアのメンバー全員で、劇場版映画の歌をうたって、おどって…というバーションになっていました。なお、次回予告では、プリキュアたちそれぞれの将来の「夢」について考えるような、そんなストーリーになっているようですね。

ということで、今回のプリキュアの話、おわりです。


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今日(10月10日)のプリキュアの話です。

2021-10-10 18:50:03 | プリキュア話

今日は10月10日(日)。日曜日なので、いつもどおり朝からプリキュアと仮面ライダー見てました。

そういえば、10月10日は、一昔前なら「体育の日」でしたよね。いまは「スポーツの日」になって、「ハッピーマンデー」で10月第2月曜日へ移動。さらに今年は「祝日移動」で7月のオリンピック開催時に動かされ…。あしたは「平日扱い」で仕事・学校という人も多いかもしれませんね。

さて、今朝のプリキュアの話、いつもどおり書いておきます。今朝のプリキュアは、サンゴ(キュアコーラル)が、ファッションショーのモデルとして初めてステージに立つという話。まあ、「かわいい」ものが大好きだけど引っ込み思案なところのあるサンゴがから、緊張が強くて、ステージにうまく立てるか…ということが焦点になるわけですが。

今日の物語のはじまりは、サンゴの母親がやっているコスメショップに、ファッションショーへの協力依頼が来るところからはじまります。いつもサンゴの母親は、プリキュアたちの暮らす街で開かれるファッションショーのお手伝いをしているとのこと。そんなとき、急に「モデルがひとり足りない」という話がでて…。そのコスメショップに打ち合わせに来たデザイナーが、サンゴに「君ならやれそう。やってみないか?」と声をかけます。ということで、サンゴはファッションショー「あおぞらプリティコレクション」に出て、ランウェイを歩くことが決まります。

そうと決まったら、サンゴはおしゃれなウォーキングの練習をはじめます。その様子を見て、他のプリキュアたちも、トロピカる部の活動としてウォーキングの練習を手伝うとか。また、サンゴといっしょに、他のプリキュアたちも、ファッションショーに出品される服のサンプルを着てみるなどしています。「お客さんに服の魅力を見せながら歩くのを考える」必要があると気付いたサンゴに、母親は「お客さんに『かわいい』を届けるのが、モデルの仕事」と伝えます。

他方で、「あとまわしの魔女」の手下のバトラーは、やる気パワーをてっとり早く集めるチャンスだと言って、「あなたのファッションはすばらしい」等々とおだてて、ヌメリ―と超ゼッタイヤラネーダをファッションショーに送り込みます。

さて、ファッションショーのリハーサルがはじまります。サンゴの出番はラストの方ですが、「最高にかわいい」を見せようとすればするほど、気持ちがあせり、からだがかたまり、サンゴは動けなくなります。他のプリキュアたちはサンゴをはげますのですが、「私は場違いかもしれない・・・」とサンゴは思います。

そのリハーサルで動けなくなったサンゴの姿を、ヌメリ―が見ていました。そこでヌメリ―は、ファッションショーに集まった人々(観客を含む)を前に、超ゼッタイヤラネーダを出して、やる気パワーを吸い取りはじめます。そのことに気付いた他のプリキュアたちは変身して、超ゼッタイヤラネーダと対決します。

そんなとき、到着が遅れていた風船が楽屋に届きます。ファッションショーのラストに飛ばす予定の風船で、もう開演まで時間がありません。間に合わない…と思ったとき、デザイナーがまず1個手にとって、ふくらまし始めます。「これがあったほうが、ステージは絶対にかわいい」と言って、自分でふくらませはじめたデザイナーを見て、他のスタッフも、モデルたちも協力して風船を膨らませはじめます。「これでちょっとでもステージがかわいくなるのなら、やる。ワクワクする」といって風船を膨らませはじめたモデルたちを見て、サンゴはなにかを感じます。そしてデザイナーはサンゴに「かわいいものが大好き。その気持ちがあれば、大丈夫」と伝えます。それを聴いたサンゴは、「ここはちがう世界じゃない。みんな、自分と同じ気持ち」と感じます。

さて、そんなサンゴを挑発するように、ヌメリ―は「あなたがさっき動けなくなったランウェイを歩いて、他のプリキュアを助けられる?」と声をかけます。他のプリキュアたちは、超ゼッタイヤラネーダにつかまって動けなくなっていました。でもサンゴは「私がモデルをやるのは、かわいいが大好きだから!」といって変身して、キュアコーラルになってランウェイを走り、他のプリキュアたちを助けます。

ラストの場面ですが…。サンゴは母親にメイクしてもらって、ランウェイを歩きます。他のプリキュアたちは「サンゴ、トロピカってる!」と思います。「これがファッションショー。この場所、幸せ!」と、サンゴは実感して、今回の放送はおわりです。

来週は予告編を見る限り、いろんな小ネタ話が10個くらいつまった感じの回になりそうですね。あと、もうすぐ劇場版映画の公開です。ということで、今日のプリキュアの話、おわりです。


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今日(10月3日)のプリキュアの話です。

2021-10-03 17:28:21 | プリキュア話

今日も日曜日なので、朝からプリキュアと仮面ライダー見てました。そういえば、今日の仮面ライダーリバイスには、落語家の林家木久扇さんが出てましたねえ。

さて、本題の今日のプリキュアの話ですが。今日は中学3年生・アスカ(キュアフラミンゴ)の修学旅行に、なぜかローラ(キュアラメール)がついていくという、そういうお話。アスカたちは寝台列車で修学旅行に行くので、そのなかにローラがもぐりこんで…。他方で、他のプリキュアたちもなぜか、アスカたちの乗った修学旅行列車を追いかけている。その理由は最後にわかるのですが…。

ローラは「修学旅行ってどんなものか知りたくて、行ってみたかった」と列車に潜り込んだのですが、アスカに見つかります。また、アスカと仲の良くない生徒会長にも、「誰かが乗ってる」と感づかれてしまいます。アスカは「誰もいない」とごまかすのですが…。「あなたは変わってない。もめごとおこさないで」と生徒会長に言われてしまいます。

おまけに、修学旅行列車の車掌に化けるかたちで、ヌメリ―も乗っています。修学旅行生たちのやる気パワーをたっぷりと奪うつもりだったようです。そこでローラとアスカはヌメリ―をうまく誘い出し、途中の駅で降ろしてしまいます。ヌメリ―はその駅にとまっていた貨物列車を「超ゼッタイヤラネーダ」にして、あとを追いかけます。

ヌメリ―をひとまず追い出したあと、ローラは列車の展望室で「同じプリキュアの仲間だから」といって、アスカから生徒会長と不仲になった理由を聴きます。もともとアスカと生徒会長は、小学校時代からの友達で、中学校に入っていっしょにテニス部に入ったとのこと。でも、ダブルスを組んでかなり強くなって、いよいよ地区大会決勝進出というときに、テニス部のある部員が、生徒会長のラケットを壊そうとしていた。その現場をおさえて、アスカは「仲間のラケットを壊そうとするやつは許せない!」とつかみかかろうとするのですが…。

あらためて先生方が調べると「証拠がない」うえに、アスカに「胸倉をつかまれた」という話になってしまう。そこで生徒会長は「あなたを信じないわけじゃない。でも、すぐにカッとなって胸倉をつかんでしまった。そのことで部活自体が活動停止になってしまうかも。だから、今回の大会を棄権することで、先生方と話をつけた」とアスカに伝えます。アスカは「何も悪くないのに大会を棄権するなんておかしい」と生徒会長に言うのですが…。他の部員たちは、生徒会長の意見に賛成します。「こんな仲間なんて、いらない!」といって、アスカはテニス部を辞めます。

そこまで話をし終わった頃に、ヌメリ―と超ゼッタイヤラネーダになった貨物列車が追いつきます。生徒会長が他の生徒を展望室に逃がすのを、「言い争っている場合じゃない」といってアスカは手伝います。でも、展望室に集まった生徒たちから、ヌメリ―はやる気パワーを吸い取ります。そこでローラとアスカはプリキュアに変身して、ヌメリ―とヤラネーダと対決します。その変身後のキュアフラミンゴの姿が、アスカのテニスをしている姿にどこか似ている…。そんなことを生徒会長は感じます。そして、そのあと生徒会長はやる気パワーを吸い取られたのか、眠ってしまいます。

ただ、ローラとアスカの2人のプリキュアでは、やはりヤラネーダに苦戦します。そこに他の3人のプリキュアがなんとか追いついて、5人になります。そこでローラが修学旅行生たちのやる気パワーを取戻し、5人の合体技でヌメリ―たちを撃退します。

ヌメリ―たちが去ったあと、生徒会長は目を覚まします。「あれは夢だったのか…」と、隣に停車している貨物列車を見ます。他のプリキュアたち3人は、「いっしょに泊まりたかった」というローラを連れて帰ります。そして修学旅行列車のアスカの座席には、他のプリキュアたちが届けた枕と、なぜか妖精のクルルンが残っていました。どうやらアスカは枕が変わると眠れないようで、他のプリキュアはそれを届けようと列車をおいかけたようですね。

ということで、今日のプリキュアの話、おわりです。次回はサンゴ(キュアコーラル)のファッションショーデビューの話になるようです。

 

 


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