tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お菓子は「野辺の蝶」という銘で・・・

2015-03-07 17:08:40 | 茶の湯
3月7日(金)
朝、わずかに降った雨が庭を濡らし、しっとりとした落ち着いた雰囲気を見せておりました。
雲が多くどんよりとしておりましたが、今日も自宅でのお稽古でした。

   

   火が熾きて

釣釜の2日目、ようやく落ち着いて来ました。
釜を雲龍から筒に急遽替えてやって見ました。

雲龍は釜が小さく、口が広いためにお湯の蒸発が早く、お湯が直ぐになくなってしまいますので、筒釜替えて見ましたが、中々落ち着いていていい感じでした。


   

   お菓子

今日のお菓子は、ヨモギハブタエで「野辺の蝶」という春らしい銘が付けられて届けられました。
ヨモギの香りがかすかにする羽二重餅で、中には粒あんが入っておりまして、柔らかなお餅に粒あんが絡み合った美味しさは格別です。

   

   一服

何時ものように、お稽古が終った後に頂きましたが、お菓子の美味しさはもちろんですが、多めに点てたお茶を頂くのは、至福のひと時でもあります。


   

   昨日の花が開き始めた

何時も、昨日、今日と二日間使っておりますが、見事に咲き始めてしまいました。
朝はちょっと開き始めたかな~といった感じでしたが、お稽古が始まり、暖房も利いておりますから、一気に咲き始めてしまいました。

冬の間は、こんな事はありませんが、やはり、陽気が温かくなった事や、椿自身が、春の訪れとともに、咲きたくて仕方がない時期に入っておりますので、今日のような事が見られるのだと思います。

それにしても、時を追うごとに開く椿は自然の成せる業を垣間見たような気がいたしました。
コメント
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