tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

シルエットのお茶室で・・・

2013-07-03 18:45:14 | 茶の湯
7月3日(水)

西日本では大雨で被害がでておりますが、こちらでは時折ぱらつく程度で本格的な雨にはなっておりません。

こんな時いつも、日本は広いなぁ~・・・。と思います。



今日も昨日と同じ花で、ヒヨドリ草・オカトラノウ・ベンケイ草の3種

背の高い花に細身の花入れを選んで生けてあります。
こちらも学生が生けたままですが、ちょっと・・・不安定でバランスもよくありません。

今日も大学へ行って来ました。こちらの大学では、上級生は1人だけで、後は全員1年生ばかりでした。
1年生は、割り稽古といって、お点前を分割して習っておりますので、順番がわかりません。

今日は、昨日の大学と同様に盆略のお点前を無理を承知で始めて見ました。飲み込みの早い人、ちょっと解らない人、何度も繰り返してやっとできるようになりますが、それでもお点前の道半ばです。



1年生が点てました。

やっとの思いでお茶だけは点てて見ましたが、茶が点てられた時には「ワァー美味しそうだ!」と言って褒めてあげます。
テレながらニッコリしておりますから嬉しいのでしょう。

良いところは褒めて、悪いところはしつこいほど丁寧に丁寧に教えます。
解らないところを解らないまま通り過ぎてしまうと、先々困ることが多いいからです。

そんな1年生たちですが、夏を過ぎる頃は1人前の顔をしてお点前を始めますから楽しみです。今のところは、私一人ではどうにもなりませんから、上級生にできるだけ見てもらいます。

上級生も、下級生を見ることにより、自分でできなかったことを思い出しながら教えますから、お互いに向上して行くと思っております。

事実、下級生達をよく見てくれる子は、おや!と思うほどお点前がじょうずに、そして、綺麗になっております。

不思議です。しかし現実なのです。


コメント
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