tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

薄暗いお茶室で何を・・・・

2013-07-19 19:22:46 | 茶の湯
7月19日(金)土用

朝から強い日差しが照りつけて、気温はうなぎ上りです。
今日は土用の入りですが丑の日ではありません。

土用は立秋までの18日間をいうそうで、その期間にある丑の日を「土用の丑の日」といい、今ではすっかり定着して、うなぎを食べる日になっております。

今日は自宅でのお稽古です。

昨日ほとんど掃除など準備は済ませておりますが、もう一度室内をさっとやります。
そして、門周り玄関先などの掃除を済ませて、花を探しにひと回りして揃えてきました。
ひと回りといっても、朝のみずやりの時に、切る花を決めておきましたから早いものです。



タカノハススキ・ホタルブクロ、ソバナ・キキョウ・ベンケイソウの5種

水切りをして直ぐに生けて床の間に運びます。
何となく忙しいようですが、お稽古の前に、大学でお茶をしておりました方が尋ねて来る事になっているからです。

久しぶりに顔を見ましたが、大学時代から変っておらず、今もお茶を続けているそうです。
お稽古前ですので、ゆっくり話も出来ず、またの機会を約束して帰って行きました。

久しぶりに近くに来たので寄ってくれたのです。嬉しいことです。

一服のお茶だけでしたが、喜んでくれました。



軸 瀧 直下三千尺

この時期になるとよく掛けられる軸ですので、説明の必要も無いほどです。只々涼しさをという事だけです。

お稽古に見えた方々が少しでも涼しく感じてくれればと思いながら掛けますが、そんな気持ちを感じていただければよろしいかと思います。



床の間

我家のお茶室は、明り取りが一ヶ所だけですので、ちょっと薄暗く、暗い分だけ雰囲気は上々だと思っております。
ちょっと、拝見には暗いような期がいたしますが、それはそれでよいように思います。

今日も薄暗い稽古場で一日が終わりました。





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