tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

稽古の準備は灰形が終われば・・・

2013-07-04 18:31:11 | 茶の湯
7月4日(木)

今日も西日本では豪雨による、道路の冠水など被害が出ているようです。
朝は薄曇でしたが、時折雨がぱらついたり、お日様が顔を覗かせたり目まぐるしいような一日でした。

我家では、明日からのお稽古に備えて、炭を出したり、風炉の灰形を作ったり、道具の入れ替えをしたり、夕方まで掛かってしまいした。



掃除の前に灰形を完成させる

一番難儀だったのは、やはり灰形でして、今日みたいに湿気の多いい日は灰が何となく重くなり、灰匙のゆうことを聞いてもらえません。

灰匙を引くたびに筋がくっきりと入ってしまい、中々思い通りに行きません。
これさえ出来上がれば、後の仕事は時間が解決してくれます。

灰形ばかりは、どんなに時間を掛けても、掛ければかけるほど綺麗な灰形は遠のいてしまいます。
手短にさっと仕上げるのが理想ですが・・・・

お家元の業躰さん方は15分くらいで仕上げているそうです。たくさんの風炉の灰形を一人でなさいますので時間を掛けられないとの事です。

ちなみに今日の灰形は35分くらいかかりましたか・・・途中で、「これでいいや!」と思ったところで終わりです。諦めですね・・・。



キキョウ

珍しくもありませんが、キキョウが咲き始めました。

キキョウといえば、秋の七草の一種ですが、こんなに早く咲き始めるなんて思いも寄りません。我家のキキョウは園芸店で購入したものですから園芸種なのでしょう。

色も形も野に咲いている種と全く変わりませんが、ひとつだけ違うところがあります。
私の見た草原のキキョウは、いつも一本だけで咲いておりました。

草原の中でひと際目立つ紫色をつけて咲いておりました。
私は専門家ではありませんから、よく解りませんが、草原に孤高の気高さと気品を漂わせて咲いているキキョウが好きです。


コメント (4)
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