無念の敗戦から一週間、話題をあれこれ。
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内定、という記事が出ております。
しかしコレ、結局当事者が一方的にあやふやな話をしているだけで、
公式な話では全然無いんですよね。
でっち上げの王座獲得から二年、一度も上位選手と対戦せずに済むという
存在自体が異常事態といえるこの御仁の言うことなぞ、まともに聞けへん、
というのが大方の見方でしょう。
もっともホントにやると決まったら決まったで「どういう算段や?」と
これまた素直に見ることは出来ませんし。
それにしても、これほどボクシングファンから信頼されない選手って、
ボクシングの歴史上でも極めて珍しいですね。
「口でごちゃごちゃ言うたって意味無いんや、出るとこ出たら白黒つくがな、
それがボクシングのええとこや」というような単純な理解が、
私の思うボクシングの魅力のひとつであり、それは今でも基本的に変わっていません。
しかしこれだけ「出るとこ」に出ずに、王者であり続けられるボクサーが存在しうるとは、
かつては考えてみたこともありませんでした。
単に階級が増えたから、団体や王座が増えたから、という話では説明がつかない
異次元の世界に生きる、史上類例無き、ある意味奇跡のチャンピオンです。
ウーゴ・ルイスについては、一発長打があるが穴も隙も不足もちゃんとある、
未完成のスラッガー、という印象です。
見ていて楽しい選手ではありますし、私はけっこ好きだったりしますが。
もしこの試合が実現したら、たぶんTV中継くらいは見てしまうでしょうね。
そのときはメキシコ国旗、小さいのでもいいから、どこかで買わないかんですね(^^)
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日本人ボクサーがリングマガジン王座に認定されました。
長谷川穂積が5連続KO防衛してたときも、1位にはなったけど王座は空位でした。
それを考えると快挙なんですが、やはり?でもあります。
あまり大きい声では言えませんが、ちゃんと試合映像見てはりますか?と
心の片隅に疑念があるのも事実だったりします...。
でもまあ、今後の試合ぶりで、この肩書きにふさわしい試合をしてもらえたら良いですね。
次の相手がどうかはわかりませんが、ソーサ戦、ポンサクレック戦などが実現したら
それらの試合で、五十嵐の真価が問われることでしょう。
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ボクシングの話題あれこれ。
TV番組で、プロからアマから、所属ジムやTV局の垣根を越えてあれこれ一緒に、
ボクシングの話題総まとめ、みたいに取り扱うものって、
考えてみたらほぼ皆無と言っていいでしょうね。
そういう意味では貴重な番組というかコーナーですので、動画紹介しておきます。
長谷川穂積が9分20秒くらいからのところで、スーパーバンタム級転向も
可能性としてはあるかもしれない、というコメントをしております。
フェザー級での世界戦交渉は難航しているようで、そういう方向に舵を切ったのかも。
もし122ポンドで良いコンディションを作れるなら、楽しみですね。
まあ、順番逆やん、という繰り言を(本人にではなく、周囲に)言いたくなるのも事実ですけど。
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キック王者がボクシング転向、ということですね。
最近、この手の話多いですね。
角海老宝石ジムから、というのも。
元々設立の経緯が、日本で唯一のパブリックジムを実現しよう、というものだったジムだから、
どこか普通のクラブ・ジム制度とは毛色の違うところがあり、その時々で活動する
マネージャーの特色が、選手獲得にも現れる、というところなんでしょう。
内情は知りませんが、ファンとしては、バラエティに富んだ人材を見られるのは楽しみではあります。
しかしデビュー戦の相手が、またあの選手。えらい人気者ですね...。
ホントに、皆さんいよいよもって、やることが露骨になってきてます。
リングマガジンベルトは元々ポンサクレックが保持していたものをハロが奪いそれが五十嵐に移ったという経緯なので、特に試合内容や実力などは関係ないはずです。
おっしゃるとおりこれから本当の値打ちが問われてくるのでしょう。
キック世界王者の方については全く知りませんでしたが、なんにせよ良い人材が入ってくるのは大歓迎ですね。
確かに王座の変遷からいえば正当なんですよね。でも他の階級、空位になってるのも多くて、その理由やきっかけが一体何なのか、よくわからない...。
怒られるかも知れませんがフライ級、今は空位でいいんじゃないの、って思ったり思わなかったり...いや、いいんですけどね、今後しっかりやってくれればそれで(^^;)