ということで昨夜はG+の生中継、ウェルター級のOPBF&WBOアジアパシフィック、ダブルタイトルがかかった一戦は、若い王者豊嶋亮太が、歴戦の坂井祥紀に判定勝ち。
二冠防衛の豊嶋、まあ実況解説や報道は世界世界と一応言っているようですが、つまりは小原佳太への最上位挑戦者としての地歩をまた固めた、という勝利でした。
そして、それは余計なことを言わずとも、それ自体に十分な価値のあることだ、と思います。
ファイター同士、ショートの攻防が長かったが、ボディブローのヒット数がやたら多かった豊嶋が、坂井の圧力を削ぐことに成功して押し切った、という風に見えました。
坂井はボディを打たせても堪えない自信はあるのでしょうが、だからといって打たせ過ぎ、という、小原佳太戦でも抱いたのと同じ印象でした。
また、ショートで打ち合った際、攻撃の威力と精度でも、相手を圧倒し切るだけのものが示せなかった以上、終盤、ジャブ突いて、当てて離れて豊嶋を捌いた、あの切り替えを、もう少し前のラウンドからするべきだった、とも。
この辺は、ファイターとしての誇りが邪魔をしたのかもしれません。
何しろ生中継、楽しく見ておりましたが、G+番組表を見ると、来月15日もダイナミックグローブは生中継の予定。
スーパーフライ級の日本、WBOアジアパシフィック王者福永亮次が、日本9位の中村祐斗と対戦するカードです。
ただ、この福永、ひょっとすると大晦日にスライド?という可能性もある...んでしょうか。あくまで想像するだけですが。
もちろん、そんな簡単な話ではないとは思いますけども。
ジェルウィン・アンカハスと同じくサウスポーであることも含めると「あってもいい話」ではないかなあ、と漠然と思ったりしますが。はてさて。
もっと嫌がるポーターをKOしたあのクロフォード様がトップ、、ですからね。
小原なら基本、当てて動く立ち方でしょうから、豊嶋がそれにどう対するかですね。坂井と違って一打の威力、キレがありますから。もしそこでクリアに勝てるなら、その先を「可能性」として語ればいい、と思います。今「世界」という言葉を使うのは、順序が違いますね。まあ、承知の上か、深く考えずに言っているのか...どちらにしてもいい加減なものです。