さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

我が心の灯火

2010-04-13 15:38:13 | 小松則幸
あっという間に一年が過ぎました。

今、DVDのライブラリをPCのHDDにバックアップする作業を
ぼちぼちとやっておりまして、彼の試合も10数試合、保存しております。
いちいちDVDディスクをプレーヤーで再生しなくても、ちょいとクリックすれば、
エネルギッシュだった彼の姿を、たやすく見ることが出来て...何だか変な感じです。


昨年の今頃、何度か書きましたが、彼は強い相手を追い求め、その相手に勝つことこそが
ボクサーたる者の、唯一にして真の名誉である、という揺るぎない信念を持って闘っていました。

相変わらず、試合そっちのけで下らない話題を振りまく一家と、
ボクシングそのものを大切に出来ない、業界の「支配体制」の方々は、
世間からボクシングを見下げられても仕方のない愚かさをさらけ出していて、
私のような者でさえ、時に、ボクシングを見ることに徒労感を持つことがあります。

しかし、彼のような、広く世に知られたわけではない、しかしとても魅力的で、高貴なボクサーの記憶は、
私の心中にある諦観を打ち消し、ボクシングへの敬意、愛情を支えてくれる、確かな灯火です。
彼が命を失っても、その灯火は消えていません。たとえ、何年経とうとも。


22日まで、彼、小松則幸の写真展が開かれているそうです。
いいですねぇ。見に行きたいです。関西でも開催してくれないですかねぇ...(^^)

コメント (2)
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