昨日の台風20号の影響は少し残るかと思いましたが、そんな心配はよそに富士スピードウェイは朝から快晴。その名のごとく山の上部に雪をかぶった富士山がくっきりと。ここからあんなに富士山がくっきり見えることも大変珍しいそうです。あさ6時丁度に会場入り、ori-oriさん、IW田さんと落ち合い4人でビットを陣取る。少し時間をもてあましたが、いよいよスタートの9時が近づきスタート地点に並ぶ。今回は4時間、7時間エンデューロ、100キロソロの参加者と同時スタート。約2千人近い参加者が一同に並ぶ。凄い迫力。オープニングセレモニーでは招待選手の紹介や、ゲスト走者の俳優・鶴見辰吾氏が挨拶を述べたりする。そして定刻の9時となった。2千人一斉スタートだ。いよいよ200キロの耐久レースが始まった。
今回は補給食として、ジャージのポケットからの入れ出しを減らすため、私としては初めてスペシャルドリンクを作って750ml入りのボトルに入れていきました。中身は液状になっていますが、飲み物ではなく食料に近い物が入っています。そんなわけで水分補給のためのドリンクは後ろの500mlのボトルのみ。無論200キロ走るにはこれでは足りないので、もう一つボトルを準備して、そこに飲み物をあらかじめ入れておきビットに置いておきました。水分が足りなくなったときに素早くビットに戻り、すぐにボトルを交換出来るための準備です。MTBの耐久レースの時に使う手ですね。もちろん固形物も食べたくなるので、それらはポケットに入れておきます。スペシャルドリンクの中身は企業秘密と言うことで…(笑)。
さてレースの内容ですが、今回の当イベントは参加者が多く、昨年より1ヶ月早く定員オーバーとなり早々に締めきられました。そんなわけでバリバリな参加者が多かったのかスタート直後から激しい展開になったようです。エンデューロの人や100キロソロの人も同時スタートという事なので、それらも原因の1つかも知れませんが、1周回目からかなりペースが速かった様です。私もそれらに引っ張られ2周回目はかなりペースが上がってしまいました。1周回7分台で走っていたようです。これでは早々に終わってしまいそう。3周回目からは少しペースを落としました。H井さんもori-oriさんもスタートダッシュで行ってしまいました。追いかけたかったけど脚が追いつかず。マイペースで行くことにしました。
本来は集団走行をした方が楽です。しかし今年もぺーすの合う集団が見つからない。早い集団に無理に付くと終わってしまうし、遅い集団はイライラするぐらい遅い。私は結局一人旅をすることにしました。ビット前の直線コースを42キロぐらいで走った後、下りのコーナーに入ります。ここでは60キロぐらい出ますが、少し向かい風気味だったのかかなり踏み込まないとスピードが出ない。下りが終わるとすぐに登りが始まるので、終始踏みっぱなしでした。後は自分のペースで淡々と走り続けるしか無いですね。時折プロの招待選手が引く大集団が右側を追いこしていきます。彼らは登りが始まるコーナーの前では必ず速度を落とし、登りでも一定ペースを保てるようにしているようです。横で見ていて参考になりました。流石プロの走りは違う、と感心してしまいました。相変わらず空は晴天。富士山が綺麗に見えてます。
淡々と50キロ経過、80キロ経過、ここらあたりが私の場合、身体が温まってきて一番脚が回っていたようです。100キロ経過したのは2時間55分ぐらいでした。この辺で飽きが来ます。100キロソロの人たちがビットに戻るのを見ると「ああ俺も100キロにしておけば良かった」と思ったりします。もうここは我慢しかない。でもやはり疲労も来るせいか少しペースも落ちるようです。130キロ走ったところで一度ビットに入る。トイレと水分ボトルの交換。約4分の停車。再び走行に戻ります。後70キロ。ここから先は消去法で走る距離をカウントして自分を励まします。今回はラップカウントはアテにせず、走行距離を目安に走りました。
ここらで、丁度直線コースになるところが向かい風になったせいか、40キロ以上でていたのがなかなか速度が出なくなった。疲れもピークに達した150キロ経過で約4時間半。ここでポケットから究極の補給食「どら焼き」を出して食べながら走る。こう言うときは好きな物を食うのが一番!。ちなみにパッケージのビニールはあらかじめ破っておきましょう。好きな物を食った後は再び元気が出て脚が回り始める。1周回るごとに後45キロ、40キロ、36キロ、32キロと距離が減って行くことを励みに走り続ける。160キロ5時間を過ぎたあたりになると、もう走っている人は200キロソロの人か7時間エンデューロの人しかいなくなる。エンデューロの人は交代制なので元気ですが、200キロソロの人は皆疲れがピークに達しているようで、回りの人の速度も落ちてくる。話し声なども聞こえなくなり皆淡々と走っている。登りでは皆脚が終わりかけ声に出さない悲鳴があちこちから聞こえて来る様な感じでした。
190キロを過ぎたのは6時間近かった様な…。あと10キロ。もう6時間切りは不可能、昨年のタイムを切るのも微妙になりました。メーターが200キロを指したのは6時間15分ぐらいだったか?一応周回不足防止のため1周保険で走りゴールをしました。そしてすぐに周回確認。するとどうもメーターに狂いが合ったようで、既に2周回前に規定の44周は過ぎていたようです。私は46周してたようです。速報値によると昨年のタイムを30秒切っていたようです。ビットに戻るとH井さんもori-oriさんもIW田さんも既にゴールしていました。どうも2周余計に走っていた私が、逆に皆さんをお待たせしてしまった様です。しかし脚はガチガチ、頭は真っ白、10分ぐらい皆さんに訳のわからないことを言っていたような…。とにかくゴール後にいただける「おしるこ」を早く食べたかった様な…。
記録はどうであれ、200キロ思い切り走れました。なかなか充実感は有りますね。サーキット物は途中で信号待ちもなく、車が飛び出して来たりしないので、そう言った意味では気を遣わず、安全に走れて楽しいです。さてリザルトはどうなったかな?鶴見辰吾には勝っただろうか…?
S720iのデータ
走行距離 207.3キロ
走行時間 6時間32分
平均速度 31.9キロ
平均心拍 161
最大心拍 181
平均回転 83
消費カロリー 4957キロカロリー
リザルト
総合 205位 (1018人出走 574人完走 完走率56%)
タイム 6時間10分01秒
今回は補給食として、ジャージのポケットからの入れ出しを減らすため、私としては初めてスペシャルドリンクを作って750ml入りのボトルに入れていきました。中身は液状になっていますが、飲み物ではなく食料に近い物が入っています。そんなわけで水分補給のためのドリンクは後ろの500mlのボトルのみ。無論200キロ走るにはこれでは足りないので、もう一つボトルを準備して、そこに飲み物をあらかじめ入れておきビットに置いておきました。水分が足りなくなったときに素早くビットに戻り、すぐにボトルを交換出来るための準備です。MTBの耐久レースの時に使う手ですね。もちろん固形物も食べたくなるので、それらはポケットに入れておきます。スペシャルドリンクの中身は企業秘密と言うことで…(笑)。
さてレースの内容ですが、今回の当イベントは参加者が多く、昨年より1ヶ月早く定員オーバーとなり早々に締めきられました。そんなわけでバリバリな参加者が多かったのかスタート直後から激しい展開になったようです。エンデューロの人や100キロソロの人も同時スタートという事なので、それらも原因の1つかも知れませんが、1周回目からかなりペースが速かった様です。私もそれらに引っ張られ2周回目はかなりペースが上がってしまいました。1周回7分台で走っていたようです。これでは早々に終わってしまいそう。3周回目からは少しペースを落としました。H井さんもori-oriさんもスタートダッシュで行ってしまいました。追いかけたかったけど脚が追いつかず。マイペースで行くことにしました。
本来は集団走行をした方が楽です。しかし今年もぺーすの合う集団が見つからない。早い集団に無理に付くと終わってしまうし、遅い集団はイライラするぐらい遅い。私は結局一人旅をすることにしました。ビット前の直線コースを42キロぐらいで走った後、下りのコーナーに入ります。ここでは60キロぐらい出ますが、少し向かい風気味だったのかかなり踏み込まないとスピードが出ない。下りが終わるとすぐに登りが始まるので、終始踏みっぱなしでした。後は自分のペースで淡々と走り続けるしか無いですね。時折プロの招待選手が引く大集団が右側を追いこしていきます。彼らは登りが始まるコーナーの前では必ず速度を落とし、登りでも一定ペースを保てるようにしているようです。横で見ていて参考になりました。流石プロの走りは違う、と感心してしまいました。相変わらず空は晴天。富士山が綺麗に見えてます。
淡々と50キロ経過、80キロ経過、ここらあたりが私の場合、身体が温まってきて一番脚が回っていたようです。100キロ経過したのは2時間55分ぐらいでした。この辺で飽きが来ます。100キロソロの人たちがビットに戻るのを見ると「ああ俺も100キロにしておけば良かった」と思ったりします。もうここは我慢しかない。でもやはり疲労も来るせいか少しペースも落ちるようです。130キロ走ったところで一度ビットに入る。トイレと水分ボトルの交換。約4分の停車。再び走行に戻ります。後70キロ。ここから先は消去法で走る距離をカウントして自分を励まします。今回はラップカウントはアテにせず、走行距離を目安に走りました。
ここらで、丁度直線コースになるところが向かい風になったせいか、40キロ以上でていたのがなかなか速度が出なくなった。疲れもピークに達した150キロ経過で約4時間半。ここでポケットから究極の補給食「どら焼き」を出して食べながら走る。こう言うときは好きな物を食うのが一番!。ちなみにパッケージのビニールはあらかじめ破っておきましょう。好きな物を食った後は再び元気が出て脚が回り始める。1周回るごとに後45キロ、40キロ、36キロ、32キロと距離が減って行くことを励みに走り続ける。160キロ5時間を過ぎたあたりになると、もう走っている人は200キロソロの人か7時間エンデューロの人しかいなくなる。エンデューロの人は交代制なので元気ですが、200キロソロの人は皆疲れがピークに達しているようで、回りの人の速度も落ちてくる。話し声なども聞こえなくなり皆淡々と走っている。登りでは皆脚が終わりかけ声に出さない悲鳴があちこちから聞こえて来る様な感じでした。
190キロを過ぎたのは6時間近かった様な…。あと10キロ。もう6時間切りは不可能、昨年のタイムを切るのも微妙になりました。メーターが200キロを指したのは6時間15分ぐらいだったか?一応周回不足防止のため1周保険で走りゴールをしました。そしてすぐに周回確認。するとどうもメーターに狂いが合ったようで、既に2周回前に規定の44周は過ぎていたようです。私は46周してたようです。速報値によると昨年のタイムを30秒切っていたようです。ビットに戻るとH井さんもori-oriさんもIW田さんも既にゴールしていました。どうも2周余計に走っていた私が、逆に皆さんをお待たせしてしまった様です。しかし脚はガチガチ、頭は真っ白、10分ぐらい皆さんに訳のわからないことを言っていたような…。とにかくゴール後にいただける「おしるこ」を早く食べたかった様な…。
記録はどうであれ、200キロ思い切り走れました。なかなか充実感は有りますね。サーキット物は途中で信号待ちもなく、車が飛び出して来たりしないので、そう言った意味では気を遣わず、安全に走れて楽しいです。さてリザルトはどうなったかな?鶴見辰吾には勝っただろうか…?
S720iのデータ
走行距離 207.3キロ
走行時間 6時間32分
平均速度 31.9キロ
平均心拍 161
最大心拍 181
平均回転 83
消費カロリー 4957キロカロリー
リザルト
総合 205位 (1018人出走 574人完走 完走率56%)
タイム 6時間10分01秒