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角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

新たな祭り名物。

2008年08月27日 | 地域の話


今日の草履は、彩シリーズMグループ23cm土踏まず付き〔4000円〕
青基調の小花プリントをベースに、合わせは同系の青です。可愛らしさに青特有の涼しさが出たと思います。平生地はこちらです。



今日の角館は真夏に逆戻りしたかのような暑さ、お盆過ぎに一度ストーブがあってもイイなぁと思える寒さを体験した角館人には、なかなか堪える気温でした。

「角館人」と言えば、いよいよお祭りに向けた準備が急ピッチです。18台の曳山も飾り付けに熱が入ってきましたし、学校では「参加願い」の届出用紙が配布されています。
実演席横のテレビでは、お盆明けからお祭りビデオを流しています。立ち止まるお客様の多くは、『あらっ、角館にこんなお祭りがあるのっ』。毎年聞かされるこの言葉、角館のお祭り知名度はまだまだですなぁ。

あきんど塾の仲間で“盟友”でもあるさんさん企画サン。今年のお祭りでは一風変ったゲストが店頭を飾ります。それは「似顔絵描き」なんですね。“画伯”はこちらもあきんど塾の仲間であるMARIKOさん、お父上が経営するデザイン事務所で働く二十代の女性です。

広告等のデザインではすでに実績を持つ彼女が、今夢中になって練習しているのが「似顔絵」なんです。しばらく前に半分冗談で、『お祭りで似顔絵描けばイイねがっ』と言っていたのが、この十日くらいでトントンと話が決まりました。
似顔絵コーナーには、作品の展示が必要です。すでに何人かの展示用は出来上がっているようですが、その仲間のひとりに草履職人を入れてもらいました。それがこちらです。



トップページにある「分身たち」とはまた違うタッチの草履職人、お祭り期間はさんさんサン店頭に置かれ、その後私の実演席に帰ってくることになります。角館草履の実演席がまたひとつ賑やかになりますね。

お祭りでの似顔絵描きが人気になれば、やがて「お祭り名物」になるかもしれませんよ。関心のある方は、早いとこ今年のお祭りで描いてもらったらいかがでしょ。

コメント (2)
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