ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ひとつの死

2018年02月02日 | 新聞から





西部邁さんが亡くなった。極寒の多摩川に飛び込み自殺されたと言う。
この記事を読んだとき「西部さんらしな~」と思いました。勿論テレビの中
でしか知らない方です。それも何年前かに、毎日のように出ておられた時
から、近年はすっかり忘れていた方です。

極寒の水中に、と言うことは、死への最短距離だと思ったからです。氷の
ように冷たい水なら、一瞬にして心臓は止まるのではないか、と計算され
たのではないかと思ったのです。自ずから求めた死であっても、苦しみは
短い方がいいし、人目もないであろう極寒の早朝を選ばれたのだと思いま
した。ただ、この希望は叶えられなかった。物体と化した西部さんを川の流
れが、外洋に運んでくれて、人目に触れることもないであろう、と思われた
のでは無いだろうか?これは誤算だった。西部さんが飛び込むのを目撃し
た人がいたのです。

私には、テレビでは好感度をもってお話を聞いていた方だと思います。
柔和な方と覚えております。

昨年12月に刊行された「保守の真髄」都言う本のあとがきが前代未聞だ
そうです。前半部分は口述筆記してくれた娘さんに当てた遺書、後は「あ
る私的な振る舞いの予定日」となっていた。予定日=自殺の暗示だったの
ですね。

少し時間を置いて読んでみたいと思います。本文は私には難しそうですが。

ご冥福をお祈りいたします。


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