オーナーの盛り花 秋を感じます
今日のお料理 4種類
マイプレート
8月は夏休みでしたので、2ヶ月ぶりの教室でした。ショリー先生姉妹、オー
ナー、私達も、みんな元気で厳しい夏を乗り越えました。そして久しぶりに元
気に集まりました。全員出席です。
「サムバー」 ツーダル(黄色い豆)と野菜の煮込みカレー
カレーですよ。「ツールダル」と言う黄色い小さなお豆さんと季節の野菜を煮込
んで、それこそ色々の香辛料を加えて煮込むのです。今日のお料理の中で唯
一カレーらしい辛さのあるお料理でした。
「ドサ」 今日は南インドの料理
ショリー先生が「ドサ」を焼いて居られます
「ドサ」をはさんで持っているのではありませんよ
コテでひっくり返した瞬間です 面白い写真でしょう
インドでは朝ごはんにはお米で作ったものを食べるそうで、この「ドサ」もその
一つです。お米(タイ米が一番いいそうですよ)をペースト状にして、一晩置い
て、発酵させた生地を使いますから、手間は手間ですね。ショリー先生の旦那
様は「ドサ」が大好きで、先生は毎朝焼かれるそうです。お料理上手な奥様を
持った旦那様はいづれの国でも、幸せですね。
↑ 「メド バダ」
↓ 「ドーナツ型はこうして作るのよ」とショリー先生の妹さんが示してくださいました。
いつもショリー先生を助けている 良い助手さんです
「バダ」と言うのは豆を団子状にするということだそうです。「ウラッドダル」
と言うお豆さんを一晩水につけて、挽いてレモンサイズに丸めて、伸ばして、
中央にドーナツのように穴を開けて、火の通りがいいようにして揚げます。
叩くように煉るのですが、それは空気を含ませて、自然に軽く膨れるようにす
る為です。軽く空気を含んでいるかを見るために、時々水の中に小さな塊を落
とします。そしてその浮き具合で軽さを見るのです。面白いでしょう。
「ポテト マサラ」
このポテトは「ドサ」との相性がいいそうですよ。「ドサ」で包んで食べます
が、巻いて出来たものを「マサラ・ドサ」と言うそうです。
「オレル」
何だと思います。インドの硬い石でできた、日本風に言えば、ひき臼のような
ものです。これはミニチュアですが、本物はやはりひき臼ぐらいあるそうです
が、日本のひき臼はふちがありませんが、インドの物はおわんのようにふちが
あるそうです。色んな香辛料をつぶすのに使うそうですが、現代はちゃんと製
品化したものを使うので、このような道具も使わなくなったそうです。
昔のインドのお母さんは一日常お料理のをしていたといってもいい生活だった
ようです。日本のお母さんもそうでしたね。独楽鼠のように家族の為に働いて
いました。私達は娯楽の時間も持てる、良い時代に生まれたようです。