ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

子育て支援の現金支給はダメよ!

2009年08月03日 | 新聞から
               「ムクゲ」 色々  咲き場所色々








実は以下の文章は土曜日(8月1日)に書いたものなんです。
公開して直ぐ「今日は遍路記の日だ!」と気が付いて慌てて非公開にしました。
時既に遅く10数人の方が読まれたようです。本当に呑な事でした。



昨日の新聞(7月31日)にこんな投書が出ていました。
『義務教育に支援が必要か?』民主党の子育て支援に対する意見だと思う
のですが…。今日の新聞に(8月1日)子供一人当たり月額2万6千円と出て
いました。

元短大非常勤講師の私と同年代のこの方は言います『義務教育の時は
大きな支出もなく3人の子供を育てた記憶があります。日本の教育制度に
感謝していました。それ以後の教育は個人の力と考えで受ければ良いのです。
中学卒業後、仕事につく人も居ます。義務教育中の子供に支援を行う事に
私は首を傾げます。民主党は塾の費用を支給するという事なんでしょうか。
なんだか、塾を奨励しているようにも感じられます。学校の先生も、生徒の
学力向上を塾に任せていくのでしょうか。公立学校の先生方のご意見を、是非
お伺いしたいと思います』

月額2万6千円ものお金を(資金源があるものとしても)支給するというのは、
どういう根拠からはじき出されたものなんでしょうか。そんなにまでして、
子供を増やさなけれならないのでしょうか?

小さな島国の日本に1億1千万人が住んでいます。機械化で人手も要らなく
なっています。各国の人口はフランス6000万人、イギリス6000万人、
ドイツ8200万人、イタリア5800万人、ニュージーランドにいたっては
415万人なんです。でも一国を成しているではありませんか。如何して日本の
マスコミは「大変だ!少子化だ!」と事あるごとに叫ぶのですか?少々減り続け
たとしても心配ないと思うんのですが、自然に任せれば良いのではないのですか。

フランスでは子供4人以上産めば事実上各種手当てだけで生活が可能になると
いうのです。この制度の為に低所得層の人口が増えているといわれています。
これは変だと思いませんか?

子供は「愛しい」と思い「育てたい」と思って生むものだと思うのです。
お金さえ渡しておけば生むだろう、と言う考えはおかしいですよ。そんな事を
すれば日本だって働かなくても生きていける方法として、子供を産む人が増え
たら如何でしょうね、ゆがんだ子育てが生まれる土壌が出来ませんか?

お金を直接手渡すのではなく、保育所を増やして無料にするとか、大学までの
教育費を無料にするとか、子供がやってみたい事が無料で出来る施設を作る
とか(私は「ゆとり教育」とは休みになった土曜日に子供の好きな事を自由に
経験する期間にするのかと思っていました)そうすれば元気なお年寄りも経験や
知識が十分役立てる出番があると思っていました。もっと良く考えて「子育て
支援」をしてあげてください。何に使っても良いと言う現金の支援はよい結果に
結びつかないような気がします。

塾は元々は、平均的教育では足りない受験の為にあったと思うのです。昔は担任
の先生が放課後見てあげる事もあったそうです。今は補習的な塾が増えて、学校
の先生も、おちこぼれても塾で追いついてくださいと思っておられるのでしょうか?

今の先生方は教える事以外の雑用が多いそうですが、どんな事を? 本職をさて
置いて、雑用で疲れるなんておかしいですね。雑用処理の事務方を増やせば済む
のではありませんか、現金支給をしなくとも、子供のための使い道は幾らでも
あると思いますよ。

子供が生まれたら、食べさせる位は親の責任の範囲で良いのではないですか。
子供を産みたくない理由として、お金の事よりも、こんな社会が不安で産めない
という意見も多いように思いますが…。

『お金さえやっとけば』と言う考えは止めていただきたいと思います。




          これって八重咲き?それとも突然変異の畸形?


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする