ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

神戸港の日本丸

2009年02月09日 | テレビから

            赤い神戸ポート・タワーと白い日本丸  




            右:フィギュアヘド 船の守り神





主人がテレビで神戸港に日本丸が入港するのを見たらしく「帆船見にいこか?12日まで滞在するで~」と言うので、ネットで調べてみました。

独立行政法人 航海訓練所と言うところが、帆船のスケジュールなど載せていた。私は同じ見るなら「セイルドリル(帆を張る訓練)」を見たいと思ったので、電話してみた。「何時セイルドリルしますか?」「港内ではしません」「12日の出航には帆を張って出て行きますか?」「いいえ、港内では入港のときも帆は張っておりません。特別な日に張ることがあるだけです」若い女性のようでしたがてきぱきと答えてくれました。

残念ながら帆を張った姿は見る事が出来ないようです。主人に伝えると「帆が無いなら、余り期待せんときや~」と言いました。でも一応神戸に行くことにしました。

初めて現物を見た帆船は「奇麗!」と思いました。帆柱だけで残念でしたが、それでも十分に優雅でした。幾何学的な美しさを感じました。2.600㌧といいますから、大きなタンカーを見慣れていた私にはオモチャのように小さく見えました。それでも帆船としては、世界最大級だそうです。そして優雅さでも名をはせているようです。

帆に風をはらんだ姿はどんなに奇麗だろうかと、頭の中で想像しました。でも私の疑問、今の船は帆船では無いのに、何故?帆船で練習するのでしょうね。この船も勿論エンジンを積んでいるのですが、昔の航海はこんなものだったと、「古きを訪ねて」と言うか、航海の基本を体験する為でしょうか。確か卒業の航海はハワイでしたよね。でもこんなに小さいと良く揺れるでしょうね。

右から左からと写しました。隣に居た「神戸港から神戸空港沖まで 45分の観光船」に乗ろうと言うので乗りました。船に乗るのは四国遍路で四国に渡る時に何度かフェリィーを使いましたが、それ以来ですから、7年ぶりでしょうか。

久し振りの神戸港です。船会社に勤めていた頃は船が入ると、時々連れて行ってもらいました。船が何万トンと大きいですから沖に停泊しています。そこまで小さな船(サンパンといいましたね)で行きます。ですから海の上のタラップを登るわけです、スカートでね。マリリンモンローではありませんが、風が吹き上げても片手は手すりを掴んでいますからね、片手で抑えるわけですよ、足の下は海ですよ。良く怖くなかったな~と今にして思います。「サンキストオレンジ」の魅力でしょうか。その頃はまだ「サンキストオレンジ」は一般に売られていませんでした。若き日の懐かしい思い出です。
                               (970回)
コメント (2)
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