ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

元禄光琳模様

2007年01月20日 | 一寸そこまで
            尼崎緑化植物園
       紅白のナンテン活けるとこうなります
           活花も良いですね

今日は「センター試験」ですね。昨年より多い受験生だそうです。入学先さえ選ばなければ、今年から全員入学できるそうですね。「だからこそ、いい学校への競争は熾烈になる」と主人も言っていました。その現れでしょう。以前は「共通一次」と言いましたね。長男がその初年度だったんです。あの頃は国公立だけに必要だったと思いますが、今は私立も利用する大学が増えたようですね。

ピッコロシアター(兵庫県立尼崎青少年創造劇場と言う長~い名を持っています)に「元禄光琳模様」を見に行ってきました。この劇場は劇団も持っています。

「近松賞」:尼崎市は日本が世界に誇る劇作家・近松門左衛門とゆかりの深いところから「近松のまち・あまがさき」をテーマに文化振興に努めています。近松の功績を顕彰(けんしょう:隠れた功績や善行等を讃えて広く世間に知らせる)するとともに、次代の演劇界を担う優れた劇作家を世に紹介し、新たな演劇作品の発掘、劇作家の育成を目的として、「近松賞」正式名は「近松門左衛門賞」を平成12年に創立し、13年から隔年で実施しており、「元禄光琳模様」は尼崎市制90周年記念・第2回大賞受賞作品。

久々知の「広済寺」に門左衛門の墓がある。作品を歌舞伎で演ずる時は歌舞伎役者が、人形浄瑠璃では人形とその太夫さんが、必ず墓前に額ずくという。我家の墓も「広済寺」にある。寺の隣に「近松会館」があり、その隣は静かな公演「近松公園」がある。

墓に参っている時に「近松さんのお墓は何処でしょう?」と訊ねられた事がある。皆さん大きな墓を想像して訪れるので探しあぐねるのである。ほんとに小さな墓なのです。

ご招待を頂き、切符が届けられた時に、お隣はみねこさんと知らされましたので、早速お電話して、ご一緒する事にしました。お会いするのは何ヶ月ぶりでしょうか?嬉しい付録付です。

待ち合わせ場所から、思ったより早く着き、道路を隔てた向に植物園がありますので、温室にご一緒して頂ました。温室といえども花影は少なく、ほんの少し写して来ました。

この作品は光琳の生涯を描いたものです。光琳が好色で、才能を安売りし、時代の波の浮き沈みに弄ばれた生涯を描いています。作家は保戸田時子氏、第2回受賞作品といえども平成13年の受賞作は無しですから平成15年の受賞作品が初めての作品という事になります。平成17年度も受賞作品無しですから、選考(せんこう:多くのものの中から良い悪いを考えて選ぶ事)は厳しいようです。今年もその年に当りますが、この賞が全国的に有名になり、良い作品が続々と集まり受賞作が出ると良いな~と考えます。楽しみに待っています。

今日のお話には付録があります。劇中、咳き込んで身の細る思いをしました。用心して「喉あめ」を舐めていたにも関わらずです。それより凄かったのは再三の注意にも関わらず、突然「携帯のズンドコ節」が鳴り出した事です。動作の鈍い人らしく、中々鳴り止みませんでした。

もう一つ、みねこさんが「毛の襟巻き」を落としたと言うのです。「温室が暑かったので外した」温室のトイレに見に戻ろうか、それよりまず受付に届けておこうと行きましたら、なんと、迷子の毛の襟巻きちゃん、みねこママを待っていたではありませんか!通路に落ちていた襟巻きをちゃんと届けてくださったのです。尼崎は住み良い所です。本日もハッピーな一日でした。





コメント (2)
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