ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

全国凧揚げ祭り

2007年01月08日 | 一寸そこまで
            姫路公園競馬場
          十二支の「いのしし」凧は
      姫路市役所一階ロビーに飾られていたもの
        見島(みしま)の「鬼ようず」は左

7日は密かに楽しみにしていた日、でも天気予報はよくない。前日には強風だ雨だと言い出した。もし予報がずれて8日成人の日が雨だと気の毒だから、仕方が無いかと半ば諦めていた。でもやはり気になるので「当日中止は何時解りますか?」と電話をした。「7時ごろには解りますので・・・」とハローダイヤルを教えてもらった。

朝起きて、電話したが出ない。仕方が無いので姫路競馬場に電話した。直ぐ出たが「今の所、中止とも何とも連絡は入っていない」と言う。風はどんどん強くなる。暫くしてハローダイアルに「行われます。800基が参加します」しめしめ実行あるのみ。初めは風が強いし、行かないといっていた主人も行く事になった。

先に玄関を出た主人が「もう一度電話してみ、雪やで」見ると強い風に煽られて、よこなぐりの雪だ。驚いてもう一度電話、しかし「行われます」と言う答え。姫路駅に着いたら「中止の張り紙」覚悟で、雪の中を行く。所が、加古川では青空が覗き日が差してきたではないか。「晴れ女」の面目躍如と言うところか。

「北条行き」のバスに乗り「競馬場」で降りた途端、ポツリポツリと雨が、瞬く間に傘を差さずに居れないくらいの雨が・・・持ち上げられて投げ落とされた気持ち。「屋根のある所に行って昼食(姫路駅でおにぎりを買ってきた)にしよう」と食べていると、又、アッという間に陽が差してきた。

会長さん(周りの人がそう呼んでいた)がボソボソと説明してくれる。「凧には弱風凧と強風凧があって、大きな凧は強風に弱いので、今日はダメかも、弱風凧には良い風で、見てください、今年初参加の若松凧が上っているでしょう」教えられた方を見ても、あまりに高すぎて絵柄など全く見えない。山口県見島の鬼の連凧、ムカデ凧など、連凧が勢い良く上っていく。凧は徐々に上るものと思っていたのに、風にのると一気に上昇する。うっかりすると私のカメラでは写らない。

網干の50畳凧は強風に煽られ、滞空時間数秒で落下大破した。16畳の凧も落下。壊れた凧を整理している人に聞くと「落ちた時涙がこぼれた」と言っていた。長い時間かけて組み立てたのに、私達も「まだかまだか」と待っていたのにね。

私は最後まで居たかったのに、主人が「帰ろう」と言うので帰ることにした。「私凧あげした事ない」「して見るか?」売店で小さな凧を売っている「初めてなんですけど、今日はどんな凧があがりやすいですか?」「今日の風は連凧が良いです」大枚600円で買う。

一回目数秒で落下。主人に叱咤激励されながら、再挑戦「糸を繰り出せ」「手を動かせ」「ひっぱれ」。面白い、手袋を嵌めてないので手が痛い。ぐんぐん上る、左右の同じ凧を見る。高い高い、私の凧が一番高い。相手は子供である。言葉の理解度が違う。子供であろうと「私の方が・・・」と競争心が沸く。私は完全に子供にかえっている。家に帰って、糸の長さを調べると250メートルまで伸びていた。それ以上糸が食い込んで伸びなかったのである。初体験としては大成功!

写真を撮るとき、何時ものように周りを見回して写真を趣味にしている人の集まっている所に行く。そして、成るほどと思うアングルに構えるが、カメラが違う、一見して良いカメラだわ。老いも若きも。羨ましいのでそのグループから離れて、自分の感性で、自分のカメラに合ったアングルを狙う。う~ん、やっぱり欲しいよ、良いカメラ!
コメント (8)
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