世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

セミの羽化

2009年07月20日 21時39分47秒 | Weblog
昨夜、庭にいた父が私と母を呼んだ。
「セミの羽化が始まっているよ。おいでよ~」

どりどり…?

懐中電灯で照らされた枝下を覗きこむと、なるほど、一匹のセミが羽化の真っ最中であった。
薄緑色の柔らかそうな体を時々「ブルブルッ」と震わせながら、殻から出ようと必死だった。
真っ黒な瞳がアイドル並みにくりくりとしていて大変可愛い。
セミの様子が気になり、その後、一時間ごとにセミの観察をした。
弱々しかった羽は刻一刻と茶色の逞しいそれに変化をし、殻から少しずつ離れていく肢体も先程より幾分大きくなっていた。




セミは数年の間、土の中にいて、羽化をして成虫になったら一週間かそこらで死んでしまう。
だから子供の頃、虫取に行ってセミを取っても逃がしてやるようにと教わった。
…命が短いからという理由で。

今朝、セミはいなかった。
脱け殻だけが残っていた。

今ごろ、初めての空をあの羽で精一杯飛んでいることだろう。
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海は広いな 大きいな~

2009年07月19日 21時39分38秒 | Weblog
北関東自動車道を駆使し、家族と茨城の海へ行ってきた。
ETCは、今回の夏の賞与のプレゼントとして両親に贈呈したものである。
インターチェンジでETC専用通路を通過したときは、ついコーフンして拍手喝采だった我々。

大洗まで、実家から約一時間。
こんな短時間で海まで行けるようになったとは…嗚呼、目尻に涙が浮かんできてしまう。
なんせ、栃木は海なし県。
中禅寺湖を海だと見立てて海水浴ならぬ湖水浴をする人とかいる県である。

小学生の頃は、毎年、お隣にある茨城の海に連れていってもらっていた。
渋滞を避けるため、朝5時ぐらいに家を出発をするのである。
クーラーボックスやパラソル、お弁当、ビデオを持参し、…ちょっとした一大イベントだった。

今でもそうなのだが、私は車に酔いやすい体質だ。
高速道路はOKなのだが、クネクネした山道は10分も乗っていると酔ってしまう。
自律神経がうまく働かないからだ、とはクマ医師の意見。

乗車時間3時間、しかも山々を縫うように走る当時の海までの道のりは地獄であった。家族も「いつ亮子が吐くのか」ということをいつも気にかけていた。
トラベルミンやクールミントのガムを与えられ、開け放たれた窓に向かい真っ青な顔をして車に揺られている私。
…窓から潮風らしき風が入ってきくると途端に元気になる…そんな海への旅だった。

その分、私の中で海というものの価値は向上し、未だにお台場の海を見てもコーフンするようにプログラミングされたんである。

北関東自動車道の開通は非常に嬉しい。
もしもあの頃、これができていたら、吐瀉物にまみれずに海に行くことができたのであろう。でも、きっと私の中で「あ、海ね」ぐらいの価値しか派生しなかったのかもしれない。

我が家はいつも河原子海岸を利用する。
最初は大洗海岸を利用していたんだが、波が荒いので隣の阿字ヶ浦へ、そしてもっと北上し、最終的には河原子海岸を利用するようになった。
遠浅で波も穏やかな海岸である。


サンダルを脱ぎ、波に向かいダッシュ!

ひゃっほ~!

ザッバーン!
スカートの裾がびっしょりになっても、気にしない。
沖の方へ向かっていく。
倒れてこちら側に向かってくる波から逃げる、また沖に向かうを繰り返していた。
たまに波にキックとかしてみる。

楽しい。
非常に楽しすぎる。

母も靴を脱ぎ、一緒に膝下までを濡らしながら海遊びを楽しんだ。
二人の様子をデジカメで撮影していた父。
動画モードになっていて、あとで見たらなんだか…盗撮っぽい雰囲気になっていた。







雨だと予報されていたにもかかわらず、晴れた。
時々見える青空が嬉しい。
波の音、
霞む地平線、
潮風、
そんなものを全身で感じていた。




帰りも高速を使用し、あっという間に宇都宮に到着。
FKDインターパークに寄り、洋服などのお買い物をして帰宅した。

夕御飯は鰻の蒲焼き。
精力がついたぞ~!
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メロンづくし

2009年07月19日 21時39分24秒 | Weblog
マイミクであり中学時代からの友達・あやみちゃんからいただいたメロン。
冷やしていただいた。
甘くて優しい味が口いっぱいに広がった。
う~ん、幸せ~♪
ありがとう!
ごちそうさま!
(お子さん、誕生日おめでとう!)


母が買ってきてくれたメロンパンと夕張メロンゼリー。

朝御飯はメロンづくしだった。
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鉄塔

2009年07月19日 00時00分48秒 | Weblog
雀宮駅に降り立つと、最初に目に入るもの…鉄塔。
小さな頃から見てきた馴染み深いものである。

これを見ると「嗚呼、雀宮に帰ってきたんだ」と思う。
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連休@実家

2009年07月18日 21時24分40秒 | Weblog
朝起きて、100%パイナップルジュースをぐびぐびと飲む。フルーティな味わいに南国を思う。

午後、相棒・吉熊を連れて実家に帰省。
都内を離れ、暫く経つと車窓には田園や住宅地が目立ってくる。
本来ならば、妹・芋子とも一緒に帰りたかったのだが、彼女は忙しくて帰れないらしい。
なので、一人で電車に揺られた。

故郷が近づくにつれて、様々な想いが風景と混じりあっていく。
東京での顔とは違ったもう一つの顔を纏っていくような。もしくは、余計な仮面を一枚づつ剥がしていくような。
自分でもどう解釈していいのかよく分からないような気持ちに浸る。
故郷って不思議なパワーを持っているのだとつくづく思う。
月イチで帰省していても、この不思議な気持ちはいつも押し寄せてくる。

駅に着いてぼんやりとしていたら、自分の出身高校の制服を着た少女を目撃。
地味な紺色の制服だ。
つい、まじまじと見つめてしまう。
かつて、私はあれを着ていた。
嗚呼、自分はあれを着ていた頃に戻れないんだと、少しだけ嫉妬をしてしまう。

今回の帰省の目的は、両親にボーナスの一部を渡すことだ。
半年毎の恒例儀式である。
育ててもらったその間の金額には到底及ばないんだが。
私のいる会社には虚礼廃止を掲げている。お中元やお歳暮という文化がない。
私にとって、この日がお中元の日なのかもしれない。

両親は相変わらず元気だった。

夕御飯は母の手作り餃子。
過去のブログを読み返してみると、帰省時にはほぼ毎回餃子を食していることが判明。…だって好きなんだもの。


そんなこんなで、連休@実家一日目が終わった。
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今夜のうちに

2009年07月17日 21時19分16秒 | Weblog
朝っぱらから雨。
でも会社に到着する頃には空が明るくなり、
降ってくる雫もキラキラと輝きだした。
気温もわりと低めだったので、体が楽だった。

午前中は伝票整理、午後は表作成。
残業をして帰宅。

明日から三連休。
連休が始まる前日って、ココロが軽い。

連休中は実家に滞在する予定。
今夜のうちに、夏旅についての最終の詰めをしてしまおう。
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主任のお仕事

2009年07月16日 22時02分21秒 | Weblog
昇格のシーズンである。
社員同士、様々な噂が飛び交っていた。
「●●さん、係長だって」
などなど。

アラフォーの先輩から一通のメールがきた。
「Excelもろくに使えないあのコが昇格なんておかしい!
許せない!
間違っている!
ガッー!」
と。
それはそれは。
怒りに満ちたメールである。
彼女の鼻息が、携帯の受話器の小さな穴からフンガーと飛んできそうな勢いであった。

ぶっちゃけ、私は自身の肩書きについて、拘りを持っていない。
楽しく穏やかに今の社員生活を送れれば、肩書きなどどうでもいいと思っている。
もうガムシャラになるのは辞めた。
あの歪みが今、精神に支障を来たしていると思うからだ。

でも主任の立場をもらっているので、その分は…と心がけている。

その程度である。
他人に興味がないので他人の肩書きなんて本当にどうでもよい。
頑張ったんだね、と思うだけである。
自分の人生だもの。
他の人のことなど考えている時間は私にはないのである。

与えられたり自ら発見した仕事を精一杯にすることができる環境に居られれば、それでいいいんじゃなかろうか。
その日その日を笑顔で送れることぐらい、大切なことってないと思う。


いただいたメールを熟読しながら、お世話になっている精神科医のクマ医師だったら、この場合、何て言うかな?と考えた。

そして、
「他人の昇格って、貴方にとっていったい何なんですか?」
というような内容のメールをオブラートに包んで送付。

彼女は、何かに気づいたんだろうか。
すっかりご機嫌になった。
で、竹下夢二にハマっていることを切々と述べてきた。
一先ず安心。

最近、悶々としている彼女。
納涼祭と称して、近々接待を開催して差し上げよう。
もしくは弥生美術館デートかな。

…これも主任のお仕事の一環か。
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ソロ飲み

2009年07月15日 21時48分43秒 | Weblog
ボーナスが出た。
支給日の朝は、全体朝礼が行われる。
朝から社長のありがたいお話を聞くんである。
今回の賞与は会社の売上や利益からすると相当厳しくなると目論んでいたのだが、辛うじて前年支給額を上回っていた。
社長、ありがとう。
午前中は彼の朝礼スピーチを文章化。
ライン部門に所属していない社員も、書類作成などの「物作り」をしている。
それらを効率的に行い、利益を上げていこうというような話である。

帰りは賞与日恒例、一人居酒屋。
人生ソロ活動の極みである。
アルコールを含んだ他人の笑いを肴に、一人で飲む。
そして、今後の身の振り方とかを考えるんである。
女が一人居酒屋でお酒だなんて…声を掛けられないのか?
とよく質問されるが、そんな経験、皆無である。
咥え煙草をしながら焼き鳥を串から外す仕草なんて、オヤジそのものであるから。
異質というか、なんというか。

それにしてもホッピーと枝豆、最高★
亮子、生きてて良かった。

飲みながら、社長のことを考えていた。
酒も煙草も賭け事もしない当社の社長。
職人時代からずっと今まで頑張ってきた。
彼の指には想像もできないほどの苦労が滲み出ている。
朝、怒鳴っていることもある。
たまに我が儘を言ったりするけれども、私は社長が好きだ。
朴訥とした彼の性格が堅実経営となり、今の会社ができた。
そして厳しい経済状況の中でもこうやって社員に賞与をくれる。
非常にありがたく思うと共に、彼への尊敬の念が湧き起こる。

「それ相応の仕事をしてるんだから、もらって当然だ」
と言う人もいる。
でも私はそうは思えない。
厳しい会社の内面を知っている。
そこから捻り出したこの賞与だもの。

1円たりとも無駄にはできぬ。
大切に使おう。
そして仕事で少しでも恩返しをしたい。

私に何ができるだろうか。
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オニユリ

2009年07月15日 21時47分26秒 | Weblog
昼休み。
会社を抜けて、デジカメ持参で近所を散策。
通勤途中に気になっていたオニユリを撮影。
独特の斑点がミステリアス。
しかも反り返りすぎだろ?ってな具合。

夏の日差しは強く、その中でオニユリは凛と咲いていた。

花言葉は「賢者」
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キター!

2009年07月15日 21時45分09秒 | Weblog
NHKのニュースを観ていたら、直木賞と芥川賞の選考委員の皆さんが東京・築地の「新喜楽」に集合している様子が映し出されていた。
大好きな林真理子先生も!!!!!
大興奮★
毎日ブログで先生のお顔を拝見しているのだが、動いている様子を見てとても嬉しくなった。

芥川賞は磯崎憲一郎さん(44)の「終(つい)の住処(すみか)」(新潮6月号)に、直木賞は北村薫さん(59)の「鷺と雪」(文芸春秋)に決まった。

芥川賞と直木賞は昭和10年に制定され、その違いは
・芥川賞…純文学短編作品対象
・直木賞…短編および長編の大衆文芸作品対象
ということらしい。

芥川賞を受賞した「終の住処」が面白そう。
読んでみようかな。

嶽本野ばら先生の新刊「祝福されない王国」が今月末に出るもよう。
こっちも気になる。
「哲学的でありながら哲学ではない。象徴主義的でありながら象徴でもない。
寓意に満ち、怜悧な諧謔と浮遊感を持つ新たな野ばらワールドがここに誕生。
敢えていうなら、単なる文学作品。
あとがきにて、このトリッキーな作品集の種明かしとする。」
とのこと。
楽しそう。
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隠しきれない吹き出物 いつしか頬に 生えてきた

2009年07月14日 22時58分30秒 | Weblog
心療内科デー。

ここ最近、不眠の状態が凄まじく、2時間おきに覚醒してしまう。自分の不眠歴の中でも酷い方である。
寝不足のせいか、コンシーラーでも隠しきれないぐらい巨大な吹き出物が頬にできてしまった。(吉熊上司曰く、これは「にきび」ではなく、「吹き出物」らしい…年齢的に)
これがまた痛いし目立つし、気分を凹ますに充分なほどの存在感をアッピールしてるんである。

処方されているマイスリーの他に、在庫のソラナックスを飲むとやっと朝まで眠れる。
翌朝まで眠気が続くが、今のところ、これしか安眠する術がない。
私なりの創意工夫である。それでもいいのか?とクマ医師に相談。
クマ医師もそれでOKと言っているので、暫くはそれで様子を見ることになった。

今日のクマ医師はやや水色っぽいYシャツをお召しだった。
散髪したようで熊々しさ炸裂。
そして今日もタメ語だった。

過去から続く呪縛を消すことはできぬが、過去を「なんでもないよ」と思うようにしようというのが、今日のクマ説法的認知行動療法。
新たなお題である。
教科書も参考書もない、ココロに課せられた宿題だ。

処方は相変わらず、マイスリー、パキシル、パリエット。
そして存在感がいまいち感じられない整腸剤(漢方薬)。


31歳・会社員歴9年目になると色々な悩みや不安が浮上してくる。
人間関係や将来に関する、茫漠なるココロの暗闇。
ビルの路地裏のように、ふとした瞬間に迷い込みそうになる、内なるラビリンス…。
それらを抱えて生きていかにゃいけないんだよなー…。
生きるって本当に大変だ。

その日その日の、やるべきことをやる。
その中で、「何か大切なこと」は発見できるんじゃなかろうか。
人生の宿題は、そんな些事の積み重ねによって答えを導き出せるのだと信じて、明日も生きる。
そう、生きるしかないんである。

31歳。
毎日毎日、31年も生きてきた。
そりゃ、にきびも吹き出物と呼ばれても仕方あるまいな。
と、ダメだと分かっていながらも、頬の患部を触りながら考えてしまう夏の夜である。

今夜はよく眠れますように。


※画像は「熊出没注意」のチョコレート。
コンビニで購入。
甘いものはあまり好きではないのだが、この愛らしさに惹かれ、購入に至った。
明日の昼休みに、吉熊上司と後輩男子タイスケくんと後輩女子Cちゃんに分けて食べよう~♪
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公私ともにお買い物の一日

2009年07月13日 21時17分39秒 | Weblog
社長→●●●ィ~(部長)→吉熊上司→私の順にお買い物の依頼が降りてキター。
「後で良いですよ。暑そうだから…」と優しいことを言いながら、
●●●ィ~の目は「早くね。今すぐ」と言っている。
ヘイヘイホ~。

お日様が燦々と降り注ぐ14時。
チャリを漕いでお買い物~♪
3年ぶりにチャリを漕いだんだが、楽しいのな、あれ。
風がぐんぐんと向かってくるし、風景が早く過ぎていく。
交通面でヒヤッとしながらも、頭上の青空に、
「『時をかける少女』みたいな空だ」
だなんて呟いてみたり。
とても新鮮だった。
ただ、帰社したあと、
「あれ?腕、少し焼けましたね」
という発言に凹んだ…ジャケットを着用すべきだった。
しかも今日は暑くなるというので、珍しくポニーテールにしていたもんだから、首の後ろが心なしか焼けてる。ヒリヒリしてる…ガーン。

退社後は、化粧品を買いに行った。
基本的に資生堂信者なのであるが、口紅だけはコフレドールを愛用している。
RS245の上品なピンクが好き。

販売員さんと気が合い、試供品をどっさりともらった。わーい。
一生懸命さが伝わってくる接客。
商品説明の丁寧さ。
私が人事部長だったら彼女を拉致していたに違いない。
そのぐらい良いコだった。
肌の保湿量を計測してくれたんだが、通常35の数値のところ、私は45らしい。
どんだけ潤ってるんだYO!
無駄な潤い極まりない。

今日は口紅の他に化粧直しミストを購入。
昼休みのメイク直しタイムに、こいつを顔射させるのさ。
(化粧品販売員は、昼休みに一度化粧を落としてまた一から化粧をするらしい…すげー。私がそんなことしちゃったら、昼休みが丸々潰れてしまうわ)

これで明日から顔面テカリなし。
気合い一発!!
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紅花

2009年07月13日 21時15分55秒 | Weblog
会社のロビーには、いつも花が飾られている。
毎週月曜日に花屋の人が来て飾ってくれるんである。
先週は百合。
今週は紅花。

花のすぐ下にある棘に触れてみたが、やはり痛かった。
これを素手で摘み取った昔の紅花畑勤務の人ってスゴい。

経費削減で存在が危ういロビーの花。

無くなってしまったら、やはり嫌だなあ。
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7月13日…ナイスの日

2009年07月13日 06時44分04秒 | Weblog
本日7月13日はナイスの日(映画「時をかける少女」によると)。

画像は5時25分のベランダからの空の色。
目覚めてしまって、なんとなく撮影。

ナイスの日に相応しく、良いことありそうな朝日だ。
…日焼け止め&日傘は欠かせないっぽいけれども。

タイムリープ、できっかな?

今日も一日頑張ろう~♪
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来週一週間を乗りきる準備

2009年07月13日 01時37分55秒 | Weblog
この二日間の休日はとてもゆっくりとできた。

明日からまた戦場へ出陣。

マニキュアを塗り直し、
造顔マッサージを施し、
洋服のアイロンをかけ、
手帳を見て来週のシュミレーション。
これらは日曜日の夜の儀式である。

準備完了。
薬を飲んで、お布団へワープ!
干したので、ふかふか~。

明日も良い日でありますように。

おやすみなさい。
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