世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ソロ飲み

2009年07月15日 21時48分43秒 | Weblog
ボーナスが出た。
支給日の朝は、全体朝礼が行われる。
朝から社長のありがたいお話を聞くんである。
今回の賞与は会社の売上や利益からすると相当厳しくなると目論んでいたのだが、辛うじて前年支給額を上回っていた。
社長、ありがとう。
午前中は彼の朝礼スピーチを文章化。
ライン部門に所属していない社員も、書類作成などの「物作り」をしている。
それらを効率的に行い、利益を上げていこうというような話である。

帰りは賞与日恒例、一人居酒屋。
人生ソロ活動の極みである。
アルコールを含んだ他人の笑いを肴に、一人で飲む。
そして、今後の身の振り方とかを考えるんである。
女が一人居酒屋でお酒だなんて…声を掛けられないのか?
とよく質問されるが、そんな経験、皆無である。
咥え煙草をしながら焼き鳥を串から外す仕草なんて、オヤジそのものであるから。
異質というか、なんというか。

それにしてもホッピーと枝豆、最高★
亮子、生きてて良かった。

飲みながら、社長のことを考えていた。
酒も煙草も賭け事もしない当社の社長。
職人時代からずっと今まで頑張ってきた。
彼の指には想像もできないほどの苦労が滲み出ている。
朝、怒鳴っていることもある。
たまに我が儘を言ったりするけれども、私は社長が好きだ。
朴訥とした彼の性格が堅実経営となり、今の会社ができた。
そして厳しい経済状況の中でもこうやって社員に賞与をくれる。
非常にありがたく思うと共に、彼への尊敬の念が湧き起こる。

「それ相応の仕事をしてるんだから、もらって当然だ」
と言う人もいる。
でも私はそうは思えない。
厳しい会社の内面を知っている。
そこから捻り出したこの賞与だもの。

1円たりとも無駄にはできぬ。
大切に使おう。
そして仕事で少しでも恩返しをしたい。

私に何ができるだろうか。
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オニユリ

2009年07月15日 21時47分26秒 | Weblog
昼休み。
会社を抜けて、デジカメ持参で近所を散策。
通勤途中に気になっていたオニユリを撮影。
独特の斑点がミステリアス。
しかも反り返りすぎだろ?ってな具合。

夏の日差しは強く、その中でオニユリは凛と咲いていた。

花言葉は「賢者」
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キター!

2009年07月15日 21時45分09秒 | Weblog
NHKのニュースを観ていたら、直木賞と芥川賞の選考委員の皆さんが東京・築地の「新喜楽」に集合している様子が映し出されていた。
大好きな林真理子先生も!!!!!
大興奮★
毎日ブログで先生のお顔を拝見しているのだが、動いている様子を見てとても嬉しくなった。

芥川賞は磯崎憲一郎さん(44)の「終(つい)の住処(すみか)」(新潮6月号)に、直木賞は北村薫さん(59)の「鷺と雪」(文芸春秋)に決まった。

芥川賞と直木賞は昭和10年に制定され、その違いは
・芥川賞…純文学短編作品対象
・直木賞…短編および長編の大衆文芸作品対象
ということらしい。

芥川賞を受賞した「終の住処」が面白そう。
読んでみようかな。

嶽本野ばら先生の新刊「祝福されない王国」が今月末に出るもよう。
こっちも気になる。
「哲学的でありながら哲学ではない。象徴主義的でありながら象徴でもない。
寓意に満ち、怜悧な諧謔と浮遊感を持つ新たな野ばらワールドがここに誕生。
敢えていうなら、単なる文学作品。
あとがきにて、このトリッキーな作品集の種明かしとする。」
とのこと。
楽しそう。
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