世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

年の功、バンザイ

2021年01月26日 23時34分08秒 | Weblog
同僚との会話。
昔いた、彼の上司で、数年前に退職した某部長について。
某部長はすんごく横柄で自分勝手でモラハラの王様だった。
ついたあだ名はキム・ジョンイル。略してジョン。

そんな彼が前の会社で想像を絶するような邪悪な社長にこき使われていたことを今日初めて知った。

某部長がその社長と一緒に満員電車に乗っていた時のこと。
どうしても座りたい社長はつり革に掴まりながら、隣で立っている某部長にこう言った。
「なあ。前に座っているこいつ、どの駅まで乗るか賭けようぜ」
と。
またある時は、
「俺、吐きそう。おえ…」
とわざと座っている目の前の人に聞こえるような声で某部長に言ってみたりしていたらしい。
いずれも目の前に座っている人は立って移動をするので、その社長は座れるという…。

なんともむごい話である。
そんな過酷な状況にいたら、某部長の性格が歪んでいたのも仕方がないことなのかもしれない。

色んな人がいて、「この人、おかしい」と思うことがたくさんある。
でも、「もしかするとこういう背景があって、こういう性格になってしまったのかもしれないのでは?」と、その人の後ろにある事柄を推測・想像するぐらいの余裕を持てたらなと思う。




退社後、マンションのポストに投函されていたチラシで知ったインド料理店に行ってみた。
チーズナンとバターチキンカレーをチョイス。


ふんだんに使われたチーズがたまらない。溢れている!


インド人の店主の接客も丁寧だったし、美味しかったのでまた来よう。



風呂、母との電話を終えて、ヒュッゲタイム。
京都のお香とお茶でリラックスをする。


京都…そう、去年の今頃は、奈良・京都にいた。
嶽本野ばら先生のお誕生日の前夜祭に参加するべく。

そして今日は嶽本野ばら先生の53歳の誕生日。
おめでとうございます。




実際に会えなくても、野ばら先生が紡ぎだしてきた作品を通して、いつでも野ばら先生に会えているような気になっている。
だから寂しくない。
私ぐらいの年齢になると、脳内で野ばら先生を再生させ、勝手に会えているかのように錯覚する「イニシエーション」を展開できるのじゃよ。
年の功、バンザイ。