世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

妹と甥っ子

2021年01月10日 23時34分54秒 | Weblog
10時に起床。

「森の王者 ツキノワグマ
~母と子の知られざる物語~」

が再放送されているよと母から教えてもらい、久々に見た。

次郎というツキノワグマと彼女を見守るカメラマン横田さんのドキュメントだ。


2017年1月16日 身も心も

前回見たのは2017年1月。…まだ甥っ子が生まれていない。
今日、この番組を見て、どうしてもツキノワグマの母子が妹と甥っ子に見えてしまい、途中、辛かった。
気持ちの遣りどころがわからなくて、吉熊を抱きしめながら見た。

番組に出ていた横田さんはHPをお持ちのよう。
今度じっくり拝見しよう。

=横田ワールド=



夕方、苺(とちおとめ)と酒を持って妹宅へ。手作り餃子をご馳走になった。超絶美味。





そして妹にポチっておいてもらったレッセパッセのコートとご対面。フワモコしてて、かわいい。




妹宅に保管してあった両親の京都のお土産を今日やっと受け取ることができた。
松榮堂のお香、鳥獣戯画のハンカチ、よーじやのあぶらとり紙…ありがとう!


松榮堂のお香、深くて繊細な香りがする。今度ネットで買ってみようかな。
今まで京都で買うお香は香彩堂の「祇園の華」一択だったのだけれども。



甥っ子(もうすぐ4歳)はもうすっかり一人前。
吉熊を隠すという意地悪をしたと思えば、苺を食べながら「リョーコ、これ、美味しいよ」と囁き、次の瞬間にはプラレールを持ってきて「一緒に遊ぼうよ、リョーコ」と誘惑してきたりするんである。

飴と鞭を巧みに使い分けている。
ちょっとしたホストのようである。
妹宅が「夜の街」と化している!

一番びっくりしたのは、じゃんけんをする際に甥っ子が「後だし」という知恵を付けていたこと。
私がパーを出そうとしたら、数秒後に迷いながらチョキを差し伸べるんである。
いったい誰に似たの!?

帰る際、妹と甥っ子が外まで送ってくれた。
私が角を曲がると、甥っ子の「リョーコ!リョーコ!リョーコオォォォォオオオ!!」という泣き声が背中を刺す。
その声は夜の帳が下り始めた住宅街を切り裂き、そして僅かに妹宅の方向に移動していくのが見なくても分かった。
胸が痛むが、必至で宥める妹も大変に違いないからと心を鬼にして、私はまっすぐ駅の方へ歩みを進めた。

次に会うときはどんな表情を見せてくれるのだろうか。

甥っ子ホストは。


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