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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

春の兆しとフェロモンの大量散布

2014年02月26日 | Weblog
日差しと気温が春めいてきた。もわっとする。
するってっと、新卒の制服試着会と個人情報保護法の講義の準備をせねば、と取り掛かる。
本当は三月に個人情報保護士の資格試験を受けたく、だらだらと勉強は進めていたのだが、まだ試験を受ける段階ではないと判断し、今回の試験は見送った。他にも惹かれる試験があり、困ってしまう。
制服の件で業者さんと行き違いが発生。威圧感ぱねぇ営業マンのおっさんには逆らえず。言った言わないの世界の話になってしまうのでやはりメールでのやりとりをすればよかった。敗北。
月の支払い業務は消費税の引き上げに伴い、面倒臭さの極み。
都度、経理マンに相談に行く。誰だよ、増税決めたの。


残業後、帰り道で、昔合コンをした殿方と遭遇。
先輩殿方まーすけさんの友達である。食品の移動販売業の社長さんで、2,3回飲んだことがあるが、男気のある面白い人だ。
自らを「僕は○○(街の名前)の種馬」と称し、張り切って生きている。

私が手を振ると
「おお!亮子ちゃん」
とわざわざ車から降りてきてくれた。
彼はイケメンの類ではないのだが、ものすごく色気がある。ともすれば、あまりのぎらぎらっぷりに目を背けたくなるような、でも指の隙間から覗きたくなるような…。
実際モテるらしい。だよな。

私の好みは、眼鏡をかけた草食系男子で、前髪が7:3に分かれていて、インテリな人だ。
「ハゲタカ」の鷲津政彦のような怜悧な感じが好き。
本を読みながら中指で眼鏡を上げ、「ん?」と小首をかしげる、みたいな。そんな妄想をたまにしている。
彼はその対極に在るといってもいい。しかし、なぜだろ。色気を感じてしまう。
映画「かぐや姫の物語」のクライマックスで迎えに来た月の住人たちのような、無敵感を彼は持っている。


「痩せたな!」
と明るく言う彼。
以前酔いつぶれた私を背負って次の飲み屋に連れて行ってくれたことがある。
そのとき、私は非常に重かったそうで
「俺、君を背負いながらあまりの重さに歩きながら地中に埋まっていきそうだったよ」
とのこと…。
ぷんぷん。

「また飲みましょう」
と言って別れた。

ジャンパーに手袋、マフラーをしながら、直向に働く彼の姿を見て、私ももう少し頑張ろうと思った。
移動販売のアナウンスをけたたましく鳴らしながら、ついでにフェロモンを散布しながら、彼は去っていった。
PM2.5も真っ青の威力である。




日曜の夜から寝不足で心身ともに辛いので今日は早く寝よう。