世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

煩悩

2014年02月05日 21時42分41秒 | Weblog
「今日は寒くなりそうです。みなさん、今日はあたたかくしてお出かけください」
と、耳まで真っ赤っかにしたお天気お姉さんが言うように、狂おしいほど絶望的に寒い一日だった。

道を歩いている途中、風が吹くと思わず「うぎゃ」とか言っちゃって、すれ違う人を「え?」という顔にさせた。
最近すっかり堪え性がなくなり、思ったことをすぐに口に出してしまう。困ったものだ。
道を渡るときも「右よし!左よし!」と言っている。脊髄反応生々しい。

会社へと向かう途中、民家の軒先に、雪だるまを発見。
かわいいなあ。作成した人柄を感じさせる。


心配していた路面凍結は、アスファルトの一部にだけ見られた。
曇りガラスを割ったような氷の破片、飴細工の固まる前のような凍った水たまりを見て、「おおおお!すげー」と言いつつの出勤。

今日は雑費の予算を作成した。主にピボットを使って組んでいる。なかなかいい数字が出て満足。
残業してまた寒い夜道を歩く。


先述したように、最近すっかり堪え性がなくなり、思ったことを言うばかりか、行動にも起こしてしまっている。
たしかに心療内科の主治医・クマ医師は私を全肯定してくれているが、それで調子に乗って傲慢になっていないか、自分。
「人当たりがいい」とクマ医師は私を評価してくれているが、でも、それは「だから私は何をしてもいいんだ」とは違うはずだ。

わかてる…わかっているけど…でも。

「暇だと思われているに違いない」「私を下に見ているからあの人は自分の仕事を振ってくるんだ」という疑念はあっけなく確信へと変わり、私を苦しめる。誰もそんなことを私に直接言っていないのに。
確信は私に何の躊躇もなく誤った行動を起こさせる。「どうしたってあなたのことが赦せません。嫌いです」と言わんばかりの行動を今日の私はとってしまった。
帰宅後、それじゃやっぱりいけないよと煙を吐きながら全力で反省。←今ここ。

そして一つの考察を得た。甘えているからだ。「このぐらいしたってかまわないんじゃないか」というハードルを自ら下げているんだ。私は。これでは品格まで下げてしまうぞ、自分。しっかりしろよ。頑張れよ。

ううっ。

「先生、私どうしたらいいんでしょう」
と、早くもクマ医師に泣きつきたい気持ちを抑えつつ、さて、風呂入ってくるか…。
そしてソラナックスとマイスリーのブレンドを飲んで早く寝よう。


昨日、後輩女子Cちゃんからの誕生日プレゼントをいただいた。
SKIN FOODのパックである。
これはありがたい。
これを使ったら肌がうるるんになるに違いない。
…乾いた心は何で満たそうか。


そういえば、昨日、半年前に退職したI江姐さんからバースデーカードをいただいた。
可憐なクマさんのカード。
吉熊、めろめろ。