世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ゆるーく花金

2014年02月21日 23時03分38秒 | Weblog
退職した人からメールで「(あなたがいる会社は)ブラック企業だね」と烙印を押された。変な絵文字付きで。
まーね。たしかにね。そうかもしれない。辞めた自分を肯定したいが故言ったのかもしれないし、私が仕事のことで愚痴ったので同調してくれたのかもしれないが。

だけど。なんでだろう。すげー、もやもやする。何これ愛社精神?何とも思っていなかった同じクラスの男子への想いに気付く女子中学生の心理@風呂場に似た気分で帰宅。

普段、毒を吐きながらも、色々やっているわけ。リストラされる同僚を尻目に「明日は我が身」と怯え、上司が「1」と言ったら「100」を即答できる心構えを持ち、そして日々のルーティンをミスがないようこなしているわけ。株価の動き、店舗からの制服の注文、稟議の進達とかね、もう毎日がカオスなわけ。


そういう自分をも馬鹿にされているような気分になる。こんなことを心療内科で話したら、精神科医クマ医師に「え?なんで?どうして馬鹿にされている気分になるんですか?」と不思議そうな表情で言われそうだが。

そうだよな。そうそう。考えすぎ。ゆるーくいこうな、自分。


いいじゃないか。会社。たしかに給与や休日や福利厚生はアレだけど。
毎日楽しいじゃん。一度は何かで笑っているじゃん。
15年前、履歴書を携えて二次面接で圧迫面接をされつつも笑顔で凌ぎ、三次面接で社長(現会長)と茄子の花の話で盛り上がって勝ち取った内定じゃなかったっけか。あの時、どうしてもこの会社に入りたいと思った自分を裏切ってはいけない。他人に色々言われたって、「ですよねー」で乗り越えろ。ゆるーくだ、ゆるーく。



今日は金曜日。
飲酒でもすっか。
今日はジャンキーなものを体が欲している!!
そんな時はぺヤング!!



普段料理をしないのでぺヤングすら上手く作れない。なんだか水分を切りきらなかったのでラーメンみたくなってしまった。味が薄くなってしまったがドンマイ。マジうめー。やべー。

ソースの臭いが充満した部屋で、げっぷを押し殺しながらの喫煙。
この気だるい感じ、けっこう好き。ゆるーく、ゆるーく。って緩みすぎだろこれ。

自分がいる会社をブラック企業と言われたことに腹を立て、でもそれがきっかけで会社への想いに気付く…三十路後半に足を突っ込んだ迷える子羊が金曜の夜に漂っている。




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