世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

春の協奏曲

2014年02月02日 23時15分48秒 | Weblog
寒牡丹を見に、上野東照宮のぼたん苑へ。



牡丹には二期咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、このうち低温で開花した冬咲きのものが古来より寒牡丹と呼ばれている。


雪囲いの下で、ふんわりとした質感をたたえる牡丹。
目に心地よいその様子に、心が穏やかになるのを感じた。










花弁一枚一枚がまるで神様の傑作作品のよう。



華やかさと同時に、凛としたものを感じる。







雪囲いの下で寒さに堪える姿が健気ではないか。可憐な少女の面影を感じるのは私だけだろうか。





吉熊と2ショット。



下の蕾は、上の花を見て、「いつか自分もこんなふうに咲くんだ」と思っているに違いない。
応援したくなる。





蝋梅発見!
何ともいえない綺麗な香りがする。


「吉熊、この花の匂い、嗅いでみなはれ」
「なにこれ!超いい匂い!!」
吉熊、感激の嵐。覚醒したもよう。蝋梅中毒?



五重塔をバックに。



牡丹との共演。




福寿草



梅も咲いていた。







花々が奏でる春の協奏曲が聞こえてくるようだ。

あ、三又も。
この花、本当、不思議な形をしている。どうしてこうなった?と、フワフワした花に聞かずにはいられない。


一句詠んでみた。



牡丹のガーデニング



その下に咲いていた花(名前失念)




水仙と見つめ合う吉熊



三人家族みたいな牡丹



最後、総出でお見送り。
またね!



リニューアルされた東照宮。ぴっかぴか。



灯篭が歴史を伝える。黄色の実が気になる。



上野動物園に出る。園の前のポストがパンダ!!



アメ横をブラブラ。人いっぱい。香港の女人街を思い出す。



銀だこでたこ焼き食べて、その前のアメ横女学園のロケ地で一服して、…楽しい上野散策だった。



やはり花は良い!久々に花と対話ができて大満足。
これから春を迎え、たくさんの花々と出会えると思うと胸がわくわくする。



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KIZUNA

2014年02月02日 21時56分10秒 | Weblog
出掛ける準備をし、「さあ出よう」と思っていた矢先、点けていたテレビが面白そうで鎮座。

NHKアーカイブス「スキージャンプ団体 絆でつかんだ栄」

長野五輪では金メダル確実と期待されたスキージャンプ団体だが、天候の悪化で原田が失速。リレハンメルの悪夢が脳裏をよぎった。1回目を終えて4位の日本。競技が続行できなければ順位が確定してしまう。絶体絶命の窮地を救ったのはテストジャンパーたち。競技再開が可能なことを示すため、降りしきる雪の中、次々に大飛行を決め、金メダル獲得への扉を開いたのだった。



スキージャンプ競技には、テストジャンパーと呼ばれる試験飛躍員がいる。
長野五輪では総勢25人ものジャンパーがいた。
彼らは、ジャンプ競技が安全に行われるように、ケガをしないようにということを、実際に飛んで確かめるといういわば実験台のような存在だ。そのメンバーの一人に前回リレハンメルオリンピックの代表・西方仁也がいた。


原田選手は西方さんの紫のアンダーシャツを着て飛んだ。
手袋は同じく同期の葛西さんから借りたもの。
「お前達と一緒に飛ぶんだ」

そして、日本優勝!!!!!
栄光を勝ち取ったあと、原田選手の「みんなが…みんなが…」という涙の言葉で号泣。
せっかく化粧を終えて出掛けようとしていたのに、涙で崩壊してしまったじゃないか。


スポーツにはめっぽう疎くて、辛うじて相撲しか見ていない私。
オリンピックやサッカーワールドカップなどというものはよく知らない。

16年前、長野でこんな感動があっただなんて!マジで今の今まで知らなかった!!



小惑星探査機はやぶさの時もそうだったが、最近、「みんなで力を合わせて栄光を勝ち取る」みたいなストーリーにめっぽう弱くなった。歳取ったのかな。
絆…KIZUNA…昔は「へっ」と思って毛嫌いしていたのだが、何だか最近、無性にKIZUNAしたくなってきた。
「この勝利はみんなで勝ち取ったんだぜぇ」
「おぅぅぅぅう!!(涙)」
みたいな団体戦。

でも基本的にソロ活動が好きなので、精々、気の合う女5人で熱海旅行でハ~ビバノンノ♪ぐらいがちょうどいいのかもしれぬ。

普段の仕事、経営管理室内で力を結集する機会は、今やっている予算作成ぐらいだ。
各担当科目の予算をひたすら組んで、吉熊上司に見てもらうという仕事。
明日からまた予算漬けの毎日だ。
頑張ろう!!