世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

降り積もる思い出

2014年02月08日 19時59分38秒 | Weblog
休日の雪はけっこう好き。
特に今回の雪は凄い。
窓を眺めていると、「ここはどこだ?」と思うほどのブリザードが吹雪いていて、圧巻。
すげー!マジすげー!!

なにしろ16年ぶりの大雪。

16年前…1998年1月15日の大雪。私はその日、成人式を迎えた。
明け方、髪のセットと着付けを終え、雪が積もった美容室の外階段を降りる際に転びそうになった。
父の車で親戚回りをするとき、スリップした。
雪でできた着物のシミ抜き代金6,000円。
成人式の後の同窓会のあと、みんなで歩いた西田川沿いの雪道。

忘れられないあの雪の日。
あれから16年である。信じられない。少し前のことだと思っていたら16年も月日が降り積もっていただなんて。

そんなこんなに想いを馳せつつ、また雪を観賞。
うん。降ってる。

さらさらしている!粉雪だ。


吉熊に雪だるまを作ってあげた。
「僕の新しいお友達!!」



昨日、インスタント食品を買ったにもかかわらず、コンビニまでお出かけ。
誰かが歩いた場所ではなく、誰にも踏まれていない箇所を選択して歩く。
踏みしめる度に足裏でする、キュッ…キュッ…の音が心地よい。



道端で遊ぶ幼児、それを見守るお母さん。
「人が通るから、ほらどきなさい。…すいません」
「いえいえ。本当、凄い雪ですよねー」
なんて、話す。

また、少し先では中学生と思しき男子達が上半身裸で雪合戦をしていた。
「元気そうでいいですね」
「あざーすっ」
青春だな。

コンビニで食品を購入し、振り込みをする。
そしてまた雪道を歩き、帰宅。

雪の日はやはりテンションが上がる。
非日常的な雰囲気がテレビから漂う。
そして白を纏った風景のいつもとは違う顔。

16年前。ただでさえ非日常的な降雪と人生の記念日・成人式が重なったのだから、忘れられないのも無理はない。


雪のおかげでゆっくりできた。
明日はお出かけしよう。

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これはこれで

2014年02月08日 14時18分41秒 | Weblog
で、世間をにぎわせている佐村河内守氏にゴーストライターがいた件。
去年、この人の特集番組を観て、ブログに記した。

2013年04月13日「気ままな土曜日」


あの日の私はあの番組に感動を覚えた。
しかし、あの放送内容はウソだった。
なんだかガッカリである。

でもよくよく考えてみると、私はあの音楽に感動したのではなく、全聾というハンディキャップを背負った(とされる)彼が作った曲という「背景」に感動していたのだなと今になって気付いた。

全てが明るみになった今、純粋に「交響曲1番」という「曲」を、新垣隆氏が作った「曲」だと認識しながら聴くと、なぜだろう、ゴーストライターとしてもきちんと作曲という仕事に真摯に向き合った新垣氏の人柄や音楽に対する愛を感じる。
これはこれでいいんじゃね?と思う。
作品には罪がない。出生が複雑なだけ。

佐村河内 守さん 作曲 HIROSIMA 第3楽章 後半


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