世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

美しく愛おしいもの

2014年02月06日 23時36分38秒 | Weblog
今日はとても疲れている。
さっきまで書いていた日記がまとまらないので保留にしてしまった。


嶽本野ばら先生が、雪が降った2月4日のブログに「世界は美しく愛おしいもの」と書かれていた。

「ねぇ、君は雪の降るこの世界の景色をどう思うだろう。
 きっと美しいと思うんじゃないだろうか。
 たまにこうして世界はとても美しく愛おしいものへと変貌する。」

なるほど。
しかも私の誕生日に、私が好きなフレーズ「ねぇ、君」である。
ちょっこし嬉しかった。
嶽本先生の言葉には何度救われたか。私が持つマイノリティを「孤高」という言葉に昇華させてくれた。
私が日々弱々しくも視点を失わずに自分を信じて生きていけるのは、本のなかに散りばめられた嶽本先生の言葉に含まれている精神のおかげだと思う。
「人間は一人なの。一人で生まれて一人で考えて、一人で死んでいくの。人は一人でいきられないなんて・・。だったら私は人じゃなくていい。ミジンコでいい。寄り添わなければいけない人間よりもずっと自立してるもの」
という下妻物語の主人公・桃子のセリフは私のモットーである。
世間に流されなくてもいい、自身を貫いてもいいんだよ、と嶽本先生の作品に教えられた。






冒頭の「美しく愛おしいもの」であるが、これは忙しかったり疲れていたりすると見えなくなる。
今の私はその状態にある。
心が鈍くなるんである。

だけど「美しく愛おしいもの」への執着はあるらしく、昼休み、会社の階段に生けられている花をパシャリ☆


帰宅後、紅茶を飲みながらこれを書いている。



世界はきっと「美しく愛おしいもの」に溢れているのだと思う。
それを感じるか否かは心次第というべきか。

明日、世界に散りばめられている「美しく愛おしいもの」が、すんなりと私の心に溶け込みますように。

じゃないと吉熊が叫べない…!!!