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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

東京では誰もがラブストーリーの主人公になる

2010年06月27日 | Weblog
二日酔いにつき、今日は引きこもりデー。
昨夜は二人でワイン1本空け、他にもガンガン飲んだので、今日は頭がぼんやり。
最近、冷蔵庫の冷え方が悪かったので午後から霜取りをした。ガリガリって。これやっているときって、無心になれる。好きな作業だ。最後、大きな氷の欠片がごっそりと採取できたときの嬉しさと達成感は筆舌しがたい。冷たい氷を手に、暫し恍惚の表情を浮かべてしまう。

布団をベランダで干し、見渡せば夢の島と化した部屋が。
危機を感じたのでちょっこし掃除した。キューバ危機ならぬ我が家危機。
私の掃除には松竹梅コースがあり、気合いを入れた本格的な掃除は松コース、いる場所確保のための掃除は竹コース、気休め的な掃除は梅コースに分類されている。今日は梅コース。こちらの達成感はあまりない。掃除、嫌い。つまらない。誰か掃除の楽しさを教えてくれ。

夜、近くのショッピングセンターへ買い物に行く。

肌着売り場を徘徊していたところ、強烈な女性の声がフロアに響き渡った。どうやら隣にいる男性と喧嘩をしているらしい。
女「まだ帰りたくないの!一緒にいたいの!」
男「おめぇのそういうトコ、うぜぇんだよ!」

別にいいんだが。
…でも、ここ、下着売り場だよ?3枚で980円のパンツの横で喧嘩しちゃうのかい。
集まるオーディエンスを前に、二人は二人だけの世界にどっぷりと居続けた。
唖然としつつ、暫しその修羅場に見とれてしまう私。
「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」とはドラマ「東京ラブストーリー」のキャッチコピーだが、まさかショッピングセンターの肌着売り場でドラマしちゃっている人を見るだなんて。
手にしていたアツギのストッキング(ミラキャラット)を落としてしまうぐらいのガン見してしまった。

霜取りで取った氷に恍惚の表情を浮かべる私は、いつもラブストーリーの主人公ではなく、主人公の友達や同僚などの配役しか回ってこない。「どごかにカンチはいねがーっ!」となまはげ風に上京して早10年。赤名リカの名セリフ「愛しているよ!カンチ」は未使用だったりする。

一日ゆっくりできたので、体力気力共に回復。

来週は株主総会と打ち上げ、工場女子たちとの飲み会、6月の経費の締めと心療内科デーがある。かなりハードな一週間。
地味にドラマチック。

がんばるちん。


東京ラブストーリー