世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

マザコンロッカー(中二病末期)の日々

2010年06月01日 23時14分01秒 | Weblog
後輩女子Cちゃんは近日中に婚姻届を出すらしい。
「どっちの苗字になるの?」
と尋ねてしまうあたり、やはり自分は夫婦別姓賛成派だと激しく自覚してしまう。名前を変えるだなんて、死んでも嫌だ。しかし、独身主義者(過激派そして原理教)の私にはそんな予定なんぞない。そんな可能性が発芽しようものならば、根こそぎ踏み潰してやるぜ。ヘイヘイ。ビバ、人生ソロ活動。

定時後。
「寂しいなあ」
と吉熊上司が呟いた。
Cちゃんは誰からも好かれる子で、直属の上司の吉熊上司も可愛がっている。そんな部下が結婚するのだから、感慨も一入である。私だって寂しい。

「もしも私が結婚したら、吉熊さん、寂しがってくださりますか」
と私は吉熊上司に上目使いをしながら尋ねた。
寂しがって欲しい実は寂しがり屋の…わ・た・し。

「いやー、喜ぶよ。一人で野垂れ死なないでよかったねって」

いや、それは違う。私は一人で死にたい。孤高に寄り添うような死が、あらゆる死の中で一番甘美だと信じて疑わない年頃。「あらま、亮子さんって…もしや中二病?」などと笑われようとかまわない。そんなの今に始まったことではない。中二病、上等。32歳だけども。

「私は一人で野垂れ死にたいです。それがロックです」
と鼻息荒く得意げに宣言したら、後輩男子タイスケくんが「ぷ…」と吹き出した。全くもってカツオ甚だしい。

吉熊上司は、
「一人で死ぬときは部屋の鍵を開けておけよ。何日も腐乱臭がしていたら周囲の人が迷惑だろ。開けるとき簡単に入れるようにしておけよな」
と進言。

もういい!
わ~ん!

こんな風に苛められるだなんて、ロックじゃないよ~。
腐乱したときのことなんて考えていなかったよ~。

会社を出ながら母ヨーコたんに電話。
「もしもし?あ、亮子で~す。最近ゆっくりと話せなくて寂しかったよう。ママ~」
とスネオばりに報告。
そんな私をゲラゲラと笑う母ヨーコたん。いつもならば「ふん!」と突き放すのに、今日は珍しく甘えさせてくれた。私がクマならば、たぶん、笹鳴きしていただろう。グルグル…グルグル…。

母と一通りの会話をし、喫茶店でリフレッシュ兼夕御飯。


てか、昨日とほぼ変わらない画像。
そして変わらない毎日…。

たまには花の画像を。
今週の会社の花(ロビー)は、トルコキキョウ。


明日も良い日でありますように。
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