どうも、あの部署とは折り合いが悪い。当社の「〇通課」。たしか今年に入って何度か言い争いをしたのもあの部署相手だ。
今日なんて
「稟議書がまだ下りないんだけど。いつになるのか」
と内線にて喧嘩腰で言われた。
「私は社長ではないので決裁が下りる日まで予測できません。社長次第です」
と答えた。だって本当のことだもの。決裁権限は私にない。社長にあるのだ。その社長に部長を通して何度か下ろすよう私は常々アクションを起こしたのだが、一向に下りない。
そしたら、
「じゃあ支払いとかってー、総務に任せていいんですよねー?」
とか言い出すんである、その〇通課の女。
知らねーよ。
なんでうちの部署がおたくの部署で購入したものの支払いまでをしなけりゃならんのだ?
てめぇの落とし前ぐらい自分でつけろよ、アンポンタン!
何年、うちの会社にいるんだよ!?
という胸の内がつい言葉の端々に出てしまった…。
一応、いつも穏やかで良い子を装っているのに…。
あー。
もう!!!!
苛々する。
定時上がりに喫煙所にて立て続けにヤニを入れたが収まらず。
明日、もう一度部長に相談するか。
帰りに本屋に寄った。今、私を虜にしている惑星探査機はやぶさの本が出てないかな~という淡い期待を胸に。残念ながらナッシング~だったのだが、宇宙についての本を見つけた。文芸書ならばホイホイと購入するのだが、こういった類の本はなぜか買うのに躊躇ってしまう。「私に理解できるのか」「今の私はただ宇宙ブームに乗っているだけじゃないのか」…という不安が胸を錯綜するんである。
しかし先日の帰省で両親からお小遣いをもらったことを思いだし、購入に至った。
「宇宙のすべてがわかる本」
さっそく近くの喫茶店で読む。
嗚呼、宇宙ってなんて広いんだろう。
星ってどうしてこんなにも美しいのだろうか。
こんな空間やものがこの世に存在していたなんて、知らなかった。
その本を夢中で読む私は小学生男子のようだったに違いない。
カラー写真に写し出されている海王星の美しさといったら!
嗚呼、ブラックホールの神秘って!
感動の連続だった。
愛しのはやぶさについてもちょっこし書かれていた。
45億年前の歴史がつまった小惑星イトカワに行った意味とかやっと理解できた。
そして、アポロ。
私が生まれる前に人類が月面に着陸していたって…スゴい!
地球から38万4400キロも離れている月。
今夜もぼんやりと浮かんでいるあの月に行くだなんて、勇気あるなあ…宇宙飛行士。
怖くはなかったのだろうか。
たまらん。
たまらんぞう。
この本。
いつも宇宙を感じていれば、些細なことで苛々しないで済むんだろうなあ。
今日なんて
「稟議書がまだ下りないんだけど。いつになるのか」
と内線にて喧嘩腰で言われた。
「私は社長ではないので決裁が下りる日まで予測できません。社長次第です」
と答えた。だって本当のことだもの。決裁権限は私にない。社長にあるのだ。その社長に部長を通して何度か下ろすよう私は常々アクションを起こしたのだが、一向に下りない。
そしたら、
「じゃあ支払いとかってー、総務に任せていいんですよねー?」
とか言い出すんである、その〇通課の女。
知らねーよ。
なんでうちの部署がおたくの部署で購入したものの支払いまでをしなけりゃならんのだ?
てめぇの落とし前ぐらい自分でつけろよ、アンポンタン!
何年、うちの会社にいるんだよ!?
という胸の内がつい言葉の端々に出てしまった…。
一応、いつも穏やかで良い子を装っているのに…。
あー。
もう!!!!
苛々する。
定時上がりに喫煙所にて立て続けにヤニを入れたが収まらず。
明日、もう一度部長に相談するか。
帰りに本屋に寄った。今、私を虜にしている惑星探査機はやぶさの本が出てないかな~という淡い期待を胸に。残念ながらナッシング~だったのだが、宇宙についての本を見つけた。文芸書ならばホイホイと購入するのだが、こういった類の本はなぜか買うのに躊躇ってしまう。「私に理解できるのか」「今の私はただ宇宙ブームに乗っているだけじゃないのか」…という不安が胸を錯綜するんである。
しかし先日の帰省で両親からお小遣いをもらったことを思いだし、購入に至った。
「宇宙のすべてがわかる本」
さっそく近くの喫茶店で読む。
嗚呼、宇宙ってなんて広いんだろう。
星ってどうしてこんなにも美しいのだろうか。
こんな空間やものがこの世に存在していたなんて、知らなかった。
その本を夢中で読む私は小学生男子のようだったに違いない。
カラー写真に写し出されている海王星の美しさといったら!
嗚呼、ブラックホールの神秘って!
感動の連続だった。
愛しのはやぶさについてもちょっこし書かれていた。
45億年前の歴史がつまった小惑星イトカワに行った意味とかやっと理解できた。
そして、アポロ。
私が生まれる前に人類が月面に着陸していたって…スゴい!
地球から38万4400キロも離れている月。
今夜もぼんやりと浮かんでいるあの月に行くだなんて、勇気あるなあ…宇宙飛行士。
怖くはなかったのだろうか。
たまらん。
たまらんぞう。
この本。
いつも宇宙を感じていれば、些細なことで苛々しないで済むんだろうなあ。