世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

芋子の誕生日会

2010年06月26日 23時10分04秒 | Weblog
妹・芋子の誕生日会。
芋子は今月17日で30歳になった。
ほぼ毎日徹夜、栄養ドリンク多量摂取の芋子。今日は久々に時間を作れたので会うことに。
場所は新宿のザ・ワインバー
星空のように輝く夜景を観ながら、二人でグラスを重ねた。






小さい頃、私にいじめられても半べそをかきながら私の後ろをトコトコと付いてきたあの芋子が三十路だなんて。信じられない。
学生時代は一緒に図書館へ。
大人になったらたまにこうして飲む。
妹というより、親友かもしれない。
そんな芋子も今やデザイナー。
大手メーカーの広告をデザインしている。

誕生日プレゼントはブタの写真集「プリティ・イン・ピンク―女の子って素敵! 」とランバンの香水。
芋子はブタ好き。



19時入店で閉店の23時までどっぷりと滞在。
奥の窓際のソファー席の居心地は最高。
「亮ちゃんの話、さっきから『はやぶさ』と『クマ』の話題しかなくてつまんない」と言いつつも、しっかりと私の話をきいてくれる芋子。
彼女はきっと『はやぶさ』と『イトカワ』の違いを知らないと思う。





お誕生日おめでとう。
あなたが妹で本当に良かった。
共に三十路をエンジョイしましょう。
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「HAYABUSA  - BACK TO THE EARTH -」

2010年06月26日 23時09分50秒 | Weblog


念願の「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を観た。
14時からの「さいごの恐竜ティラン」を観終えてすぐにまたプラネタリウム入り口へ並ぶ。15時半からの開始まで30分もあるのに、入り口前には長蛇の列ができていた。円の形をした列が二重にも三重にも膨らんでいた。やはり満席とのこと!
すげーよ、はやぶさ。
「最も愛された探査機」の異名は嘘ではないと実感。

入口の前にははやぶさコーナーが設けられてあった。


麗しきお姿。




イオンエンジン、萌え。


宇宙コーナー


ストーリー(ホームページより)
2003年5月。日本は小惑星探査機「はやぶさ」を打ち上げた。
その使命は、小惑星に着陸し石を採取して地球に持ち帰ること。
この人類史上初の試みを達成するべく、「はやぶさ」は目的地「小惑星イトカワ」に向け長い旅にでた。 「はやぶさ」が持ち帰ろうとしている小惑星の石は、太陽系誕生の秘密をとくカギを握っている。地球が、そして太陽系が誕生したのは46億年前。
だが、その時代の石は、地球には存在しない。一方、小惑星には太陽系誕生時の記録が残っていると考えられているためだ。20億kmの旅のすえ、2005年11月、「はやぶさ」はいよいよ「イトカワ」への着陸を敢行した。しかし、未知の世界への着陸は思い通りにはいかない。
機体にもダメージの疑いが・・・しかし、このままで地球に帰るわけにはいかない。
態勢を立て直し、2度目の着陸に挑戦。成功したかに見えた直後、「はやぶさ」を最大の危機が襲う。「はやぶさ」は2010年、無事に地球帰還を果たせるのか。数々の困難に立ち向かい、太陽系誕生の謎をさぐる「はやぶさ」の波乱と感動に満ちた探検の旅が、臨場感あふれるCGでドームいっぱいに広がります。



頭上いっぱいに広がる宇宙をはやぶさと一緒にイトカワへと進む。臨場感たっぷりで乗り物酔いしやすい私は、最初だけ目眩を覚えてしまった。
東京~大阪間を15秒で進むことができる…というはやぶさの速度を、日本地図の上をはやぶさに飛ばせて説明する方法がとても分かりやすかった。

ミッション途中でイトカワ(表面温度が高い)に軟着し、相当のダメージを負ったはやぶさ。
でも諦めないで二度目に挑戦。
この時点で体はボロボロになっている。
心の中で声援を送らずにはいられなかった。

篠田三郎の渋くて優しい語り口調がとても良かった。
「はやぶさ。君は…」という問い掛けはドラマ「高校教師」の真田広之のよう。

スイングバイのあたりより、目から汁が出そうだったのだが、ラストの「さあ還ろう。懐かしい地球に」の一言で涙腺決壊。リクライニングで横になっているので、溢れ出した涙はそのまま耳の後ろまでだーだーと流れていった。髪の毛びっしょり。
地球に放たれたカプセルが涙で滲んでよく見えなかった。はやぶさは流れ星に、そしてパラシュートに乗ったカプセルはヘロヘロと砂漠に落下。その上をハヤブサとおぼしき大きな鳥が名残惜しそうにずっと飛んでいる。この時点で嗚咽を堪えるのが困難。涙腺制御不能。周囲の観客席からも啜り泣きの声がちらほらと。隣の席の子連れのお父さんなんて何度も涙をぬぐっていた。

本編終了後、川口プロジェクトマネージャーのコメント動画が流れた。
照明が点き始めた頃、どこからとも無く観客席からは拍手が起こった。

近くのプラネタリウムでは26分バージョンの上映しかされておらず、43分バージョンが上映されている府中まで来た甲斐があった。朝、早起きして午前中にチケットを買い、早めに並んだので後方の比較的良い席を取れた。

なぜはやぶさがこんなにも愛されているのか。なんだか分かった気がする。
機械だから人格は宿っていないとは分かっていつつも、その健気な姿に人は愛を感じるからだと思う。
人だから、生み出せた技術。
人だから感じられる愛。
人でいて良かった。
健気でひたむきなはやぶさの姿にはたくさんのことを教えてもらった。

はやぶさ。

ありがとう。

HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】


ネットを彷徨っていたらこんなものを発見

【BACK TO THE EARTH見て ミッション達成度】

とりあえず見に行った(この手の映画観るのは俺的初)……50点
ラスト、はやぶさが○○するシーンで号泣…………………100点
エンディングの「宙よ」のメロディに堪え切れずに滂沱……150点
篠田三郎の渋い声で決めゼリフ「地球に還ろう」で感泣…200点
イトカワタッチダウンに目がうるうるしてぼやける…………250点
スイングバイの表現に感動して涙が溢れ出す……………275点
開始二分でM-V見て、もう泣いた …………………………400点
遠くから来て、開場前に模型を見ただけでウルッ…………500点

私のミッション達成度は275点。
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「さいごの恐竜ティラン」

2010年06月26日 23時09分31秒 | Weblog
観るつもりはなかったのだが、博物館の人の薦めで「はやぶさ」の他に「さいごの恐竜ティラン」も観た。原作は直木賞作家の村山由佳。

「お涙頂戴ものはちょっとね」と思っていたのだが、これが予想以上に良かった。
今井美樹の優しい語りがなんとも言えない。ドラマ「想い出にかわるまで」の沢村るり子役のときと変わらない澄んだ声だ。

【ストーリー】時代は白亜紀末、夫と子供を失ったお母さんザウルスは敵であるT-REXのたまごを育てることから物語は始まります。「ティラン」と名づけられたその子は母思いの優しい恐竜に育ちます。やがて隕石の飛来で気候が変動し、草食恐竜であるお母さんはついに力尽きてしまいます・・・・。群がろうとする同類T-REXたちを前に、「ティラン」は死闘を繰り広げます。


夫と子供を亡くしたお母さんザウルスの悲嘆の暮れっぷりに胸を痛めた。
たまたま見つけたティラノサウルスの卵。一度は憎さのあまり踏み潰してしまおうと思ったのだが、お母さんザウルスにはできなくて、結局は育てる決意をする。

私だったらできるだろうか。
家族を殺した種族の子供をあんなに慈しみを持って育てること。

母思いのまま大きくなったティランと若干老けたお母さんザウルスが一緒に歩く姿は、とても微笑ましく心が和んだ。血が繋がっていない、まして種族は違っても親子関係は成立するということを知った。
最後、ティラノザウルスとしての本能よりも、受けた愛情によって形成されたティランの人格を感じさせるシーンで涙が出そうになってしまった。

さいごの恐竜ティラン 予告


府中市郷土の森博物館 あじさいまつり

2010年06月26日 23時09分14秒 | Weblog
府中市郷土の森博物館へ。
目的はプラネタリウムで開催されている「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」
チケット完売の恐れがあったので午前中に到着。

時間があったので庭を散策してみた。
「あじさいまつり」








吉熊はこの紫陽花が気に入ったもよう。


お決まり「アフロクマ」




歴史ある建物が復元建築物として点在。
旧島田家住宅(商家)


壁に掛けてあった黒龍堂の看板。
私が愛用しているクリーム。
歴史ある商品だったのね。


旧府中町役場庁舎
大正デモクラシーって感じの建物。


窓辺で黄昏てみる。




旧府中尋常高等小学校校舎前の紫陽花
今日のベストショットかな。


一日いても飽きない広大な公園だった。