ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ピッツァの物語~マルゲリータ

2022年03月30日 | ピッツァの話

映画「かもめ食堂」は、実に楽しい映画だった。
登場人物がそれぞれ、とても魅力的だった。
もっともっとかもめ食堂の先行きを見守りたくなる映画。
かもめ食堂の売りは、ジャパニーズ・ソールフードたる“おにぎり”。
日本人ひとりひとりに、思い入れのある食べ物なのだ。
この映画を観る人は、「私にとって“おにぎり”とは」と、語り出したくなるはずだ。
さて、イタリアのソールフードと云えばピッツァ。
特にピッツァ・マルゲリータは、梅干しにぎりに匹敵するのではないだろうか。
このピッツァ・マルゲリータは、18世紀にマルゲリータ女王に献上し気に入られ、女王の名前をピッツァに使って良いというお許しが出たという。
ピッツァの配色もイタリアの国旗に見立てたのも良かったらしい。
この話はあまりにも、有名な話だが、梅干しにぎりも北の政所とか、淀君とかに献上すれば、北の政所にぎりとか、淀にぎりとか名前を貰えたのではと思う。
シンプルながら奥の深いピッツァ・マルゲリータ。
クアトロのピッツァでも食べながら「私にとってピッツァとは」とか語ってみよう。

※勝手ながらクアトロは、水曜日まで連休させていただきました。

コメント
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