このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
先日は、「自転車泥棒」を観た。
イタリア大戦後の多くのローマ市民が貧しい時。
主人公はやっと職にありつくが、仕事に必要な自転車が盗まれてしまう。
途方に暮れる主人公。
息子と共に盗まれた自転車を市中探して廻る。
そこで、垣間見える戦後のローマの貧しい市民の暮らし。
とうとう自転車は見つからず、つらい思いをさせた息子のために、レストランでありったけのお金で食事をする。
カルツォーネとワインだ。
隣のテーブルの家族は裕福そうで、お誕生日のお祝いをしている。
それでも、このカルツォーネとワインは、少年にはご馳走だったのだろう。
コロナとの戦いの今日この頃。
せめてもの、レストランでのお酒も取り上げられてしまう。
早く、この戦いに勝ってクアトロのカルツォーネとワインを味わってもらいたいものだ。
このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
先日は、「ひまわり」を観た。
太陽に向かって咲くひまわりの群生は、これからの希望を思わせた。
しかし、戦争に翻弄され、そのひまわりは戦争に犠牲となった人たちの項垂れる顔に見えてくる。
ひまわりのメロディーと共に、不朽の名作。
クアトロに今日は水槽で活かしたヒラメが入荷。
ヒラメの刺身には、どんなお酒を合わせようかと、これからの希望を思わせた。
しかし、まん防に翻弄され、２８日から酒類が出せないクアトロの父は、その活ヒラメを見て項垂れる。
クアトロの父のため息と共に、不毛の日が訪れようとしている。
このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
先日は、「えびボクサー」を観た。
「えびボクサー」は、いかにもイギリス映画らしいウイットに富んだ傑作コメディー。
全財産をはたいて巨大な海老を手に入れた主人公は、カンガルーと人間のボクシングを真似て巨大海老と人間のボクシングという企画をテレビ局に売り込もうとする。
しかし、中々上手く話は運ばない。
その間のドタバタが笑える映画である。
仕舞いに主人公とその巨大海老は心を通じてしまうのだった。
クアトロのシェフも今日の魚市場で愛くるしい瞳の甘鯛と出会った。
今日の魚市場の魚達の中から目が合ってしまったクアトロのシェフ。
横顔は尼僧のように見える。
そこで尼鯛とも云うのであろう。
つぶらな瞳に、少しえらの張った顔立ち。
おお、オードリー・ヘップバーンの尼僧物語を思わせる。
心が通じてしまいそうで危険である。
このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
先日は、「鉄道員」を観た。
戦後のイタリア社会を舞台に描いた不朽の名作。
古い気質のアンドレアは、仕事帰りに居酒屋で仲間とワインを飲みながらギターを弾いて陽気に唱うのが楽しみだった。
しかし、クリスマスに身重の娘が家に帰っているのに、いつものように飲んだくれてしまった。
その日、娘は流産してしまう。
自分がお酒に溺れずに早くに家に帰ってやれば良かった。
そんな気持ちを引きずるアンドレア。
いつも酒を飲み過ぎてしまうのには、訳があったのだが・・・。
とうとうコロナ対策もお酒の提供やカラオケが自粛なるとか。
お酒や歌を唱うのが悪いわけではないのだが、飲んだり唱ったりして発散しなくてはならない社会の問題もあるのだが・・・。
鉄道員の切ないメロディーが聞こえそうな今日この頃だ。
僕はもうじき８才。
クアトロのお休みに合わせて、今日お誕生日パーティーです。
家がお店をやっていると、本当の誕生日にお祝い出来ないのは仕方がないのです。
お誕生日には、何を食べたいのと云われたので、ばあちゃんのケーキとママのクッキーとじいちゃんのパンをお願いしました。
８才ともなると、このような気配りも大事です。
すると、パパが手作りソーセージを買いに出かけてくれて、ひいばあちゃんが好物のメロンを買ってくれて、もうひとりのひいばあちゃんがお赤飯を炊いてくれました。
お姉ちゃんは、ケーキのデコレーションをしてくれます。
今日は楽しいお誕生日です。
※２１日（水）２２日（木）は、勝手ながら連休させていただきます。
