トマトとラスパドゥーラのパスタは、トマトとラスパドゥーラと云うチーズのシンプルなパスタ。
しかし、その味わいは奥が深い。
そのポイントのひとつは、トマトをたっぷり使っているところ。
トマトの旨味成分グルタミン酸が他の食材の旨みと融合して、相乗効果の旨みを発揮する。
そう、旨みの倍返しだ。
また、トマトの持つ栄養価も高く評価されている。
トマトの赤い色素リコピンの効能は特に注目されている。
リコピンは抗酸化作用が非常に強い。
抗酸化作用とは体のサビを防ぐことである。
体がサビてくると動脈硬化やガンを引き起こすという。
また、リコピンは花粉症、熱中症にも効果があるという。
そして、このパスタの美味しさのポイントには、ラスパドゥーラと云うチーズにもある。
栄養価については、タンパク質やアミノ酸、ビタミンも豊富で敢えて語るまでもない。
美味しいだけではない「トマトとチーズのスパゲッティ」を食べて健康になりましょう。
ただし薬ではないので、このパスタを食べればすぐに病気が治ったり、健康増進になるというものではありません。
ただ、美味しくて栄養のある食事があなたの体質改善に繋がるかもしれません。
そのきっかけになりそうなパスタなのであります。
蒸し暑い今日のような日に来店してくれるお客様には、冷製のトマトとラスパドゥーラもある。
そう、夏の恩返しだ。
開高健の「地球はグラスのふちを回る」では、主人公が究極の美食を求めて旅をする。
行き着くところ、真夏の日照りの中、カラカラに喉を渇かせて、岡山の桃にたどり着く。
その桃の瑞々しく美味しいこと。
これぞ究極の美食だろうか。
クアトロの父もその桃の味にあこがれた。
GoTo企画で、岡山へ行くのも良いかもしれない。
そして、クアトロの「地球はクアトロのふちを回る」では、あなたのカラカラに乾いた喉と、心を癒やす究極?のデザート“桃のデザート”を用意した。
良く熟した桃と桃のソルベでソースを作り、フレッシュの瑞々しい桃にそのソースと、ミルク素材のアイスクリームとを合わせる。
開高健にも食べさせたかったデザートだ。
「地球はグラスのふちを回る」では、あらゆる美食を尽くした果てに、山の湧き水にたどり着きこれこそが究極だったと云うことになる。
その境地にたどり着く前に、GoToクアトロで“桃のデザート”を体験しよう。
東京の方も感染防止に配慮していただければ歓迎である。