ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

エティヴァ・レポート

2010年12月04日 | チーズの話

2_3 クアトロに秋から冬のチーズ、エティヴァ・ダルパージュが入荷しました。
スイスの美しい山々に囲まれたなだらかな丘にはきれいなお花が咲き、のどかなカウベルが響く。
エティヴァはアルプスの少女ハイジで描かれたような風景の中で、昔ながらの製法を守り作られています。
エティヴァは、Estivage=夏の放牧という意味があるように、標高1000メートルから2000メートルの高原で5月10日から10月10日までの間に高原の牧草を食べた牛のミルクからのみ作られたアルプスの山のチーズです。
牛たちは、自然に育った牧草や花しか食べません。
また、山小屋で薪を燃やしてミルクを加熱するのでアルペンの花の香りとロースト香のするチーズとなります。
その後チーズは熟成庫に移されて磨かれ、最低でも135日間の熟成を経て出荷されます。
その生産量も少なくこのチーズの美味しさを知る人も日本ではまだ少ないようです。
でも、私はその美味しさをクアトロで知ってしまいました。

※クアトロは明日5日のディナーは貸切のため一般の営業はお休みとのことです。

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